スロバキア・ウィーン・ザルツブルク、10泊11日の家族旅行（3/7: ウィーンのシェーンブルン宮殿＆クロイツェンシュタイン城編）

2018/08/13 - 2018/08/15

妹家族が遊びに来てくれることになり、どうせウィーンまでお迎えに行くならばと前倒しで４泊、スロバキアのブラチスラヴァとウィーンを親子４人で回ってきました。
その後ウィーン空港で妹家族と落ち合い、ウィーン１泊、ザルツブルク４泊、最後にウィーン１泊して妹達を見送り、帰宅しました。
天気にも恵まれ、一時ほどの猛暑ではなく、雨も降らず、いい観光日和となりました。

旅行記3冊目は、ウィーン（クロイツェンシュタイン城＆シェーンブルン宮殿） 編です。

8月13日、ブラチスラヴァからウィーンに入り、計2泊しました。泊まったホステルには言いたいこといっぱいあるけど(▼へ▼ﾒ)、行きたいお城も行ったし、日本食も二日連続で食べられたし、まぁ良しとしましょう。
この旅行の裏テーマ、お城探索、は続きます。（=*＾-＾*=）

エリア ウィーン(オーストリア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 1.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

古城検索をしていて見つけたこのクロイツェンシュタイン城。偶然ウィーンの近くと知り、これは是非行かねば！と思い、今回のルートに組み入れました。

クロイツェンシュタイン城 城・宮殿

ウィーン西駅から地下鉄と S-bahn（郊外列車）を乗り継ぎ、約1時間で最寄り駅、Leobendorf Kreuzenstein 駅に到着。そしてそこから徒歩約40分・・・他にバスとかないのかい・・・。タクシーも走ってません。地元の人が使うUBER みたいなのがあるみたいですが、使い方がわからなかったのでひたすら歩きました・・・。

このお城はガイドツアーでないと入れないお城。最終ツアーは3時とのことで、駅から間に合うよう一生懸命歩きました。

1115年にはこの地にお城があった記述が見つかっています。それがこのクロイツェンシュタイン城の前身だそうです。
13世紀半ばにこのお城はハプスブルク家の所有となりましたが、16世紀と17世紀には所有者が何回も変わりました。
1645年、30年戦争の時に、スウェーデン軍に破壊され、廃墟となりましたが、1702年にこのお城を手に入れたフォン・ウィルチェック家の子孫、ヨハン・ネプムク・ウィルチェックが1874年に再建を始めました。

美術品や武器のコレクターでもあったウィルチェックは、ヨーロッパ各地を回って気に入った建物の一部や家具を購入し、このお城を作り上げました。
色々な建物を組み立ててお城に作り上げたその根性、及びそれを成し遂げた建築家、偉い！

チャペル入り口。妊娠中のマリアとエリザベス、だそうです。珍しいよね？

ウィルチェックが建築当時自ら植えた菩提樹（樹齢120年！）と、ベネチアから運んできた井戸。ちなみに、このお城は小高い丘の上にあるので、井戸の深さは60mとか！
この建物左側部分は、14世紀、ベネチアにあった部分だそうです。

逆方面（入り口）から菩提樹と井戸～。建物正面からお城内部のツアーが始まります。

このお城は個人所有とのことで、内部は写真撮影禁止・・・。でも 公式HP で色々な説明や写真も見られるので、興味のある人は探してみてくださいー。
50分程でツアーは終了。色々なことに詳しいガイドさんでした。

お城の外にはレストランがあり、ウェイターさんとウェイトレスさんがこんな中世風の衣装でお料理を持ってきてくれます！写真撮れなかったけど、ウェイターさんが持ってるペンは、羽ペンでした！

観光＆お食事の後、40分の道を駅に向かって歩きます・・・行きはわかりやすい車道を行ったけど、帰りは森の中を通ってみました～。
この日の万歩計は25243歩でした・・・。
（ブラチスラバで足にマメを作ってしまったので、ウィーンで朝イチにウォーキングシューズ買いに行って正解でした・・・。）

帰りの地下鉄（地上走ってたけど）で、フンデルトヴァッサーがデザインしたシュピッテラウゴミ焼却場を見かけました！

翌日、15日。妹達がウィーンに着くのは夕方なので、お城探検ツアーの一環として、シェーンブルン宮殿へ。

シェーンブルン宮殿には、ウィーン西駅から路面電車1本で行けます！地下鉄の駅より宮殿に近いし、地上を走るのでお勧め♪

シェーンブルン宮殿の門。この左側にチケットセンターがありますが、チケットを持っている人、宮殿には入らず庭園だけの人は、そのまま中庭を突っ切っていきます。

当初は私一人で行くつもりで（子供達と夫は技術博物館とかに行かせようと思っていた）、内部のチケットを一人分だけオンライン購入していたのですが、皆一緒に行くことになったので、まずシェーンブルン宮殿の庭園内にある、グロリエッテを目指すことにしました。

歩いて20分程、とのことだったので、一生懸命歩きます。ミニトレインや馬車でも行けるようですが。

大昔、シェーンブルン宮殿に入ったことはあるのですが、このグロリエッテには来なかったので、是非一度来たかったんですよね～。

ここにミニトレインの停留所があります。乗り降り自由な1日券が8ユーロとか。

3.8ユーロを払ってグロリエッテに登ります。ちなみに螺旋階段です。

登ると上のテラスに色々案内板があり、それを眺めながらウィーンの町を見晴らすことが出来ます。

グロリエッテ、最上階からの眺め。丘の上にたっているせいもあって、結構見晴らしがいいですよね。

まっすぐ行くとビル街ってのがなんか不思議です・・・

グロリエッテの麓からの市街地の眺め。

グロリエッテにはちょっと登ったテラスもあり、無料で登れます。まぁ登った、と言っても、これしか階段ないけどね。

その登ったところからの眺め。グロリエッテの麓からと、そうそう変わりませんね・・・。

グロリエッテで家族と別れ、一人宮殿を目指しました。結構な距離、ありますね！

宮殿のテラスから、内部がすこぉし覗けます。

いよいよ宮殿に入ります。
今回悩んだあげく、ファストパスも兼ねているシシィチケットをオンラインで購入しておきました。普通のグランドツアーチケットは17.5ユーロですが、シシィチケットは29.9ユーロ。ただし、このシェーンブルン宮殿のグランドツアー、王宮のシシィ博物館、そして王宮家具博物館の３つに入れます。そして1年間有効なので、他の博物館を見にまたウィーンに来なくちゃ。(笑)
チケットがない方は、宮殿の門のところにあったチケットセンターで購入出来ます。でも結構並んでいましたー。

ガイドツアーの入り口。右側の列が、通常のチケット保持者の列。
左側、誰も並んでいないところが、シシィチケット保持者が入れる入り口です。
シシィ博物館も行く方は、シシィチケットがお勧め！王宮やシェーンブルン宮殿でも買えますが、オンラインでも買えます。
少し安くなるだけでなく、このように列に並ばなくても好きな時に入れます！