三姉妹を連れて北欧４カ国個人手配その７：一人はこだわり自閉ちゃん：４日目カウナス→トラカイ→ヴィリニュス　トラブル続きのリトアニア

2018/07/19 - 2018/07/26

カウナスの宿からタクシーチャーターを依頼してトラカイ～ヴィリニュスへの続き
ところでこのタクシーチャーターはいくらなの？最後にようやくはっきりします
出発前、日本から予約しようとカウナスタクシーのＨＰへメールを送ったら別会社が
「私なら望みをかなえられます。２００ユーロでどうですか？」
とぼったくってきたチャータータクシーの会社もあったけど
さていくらになったのか…

その後は思い描いたように観光ができずトラブル続き
英語が通じない、通じにくいのは本当に厳しいです
もうこんな国いやや、とあまりにうまくいかなくてつぶやきました
とはいえ物価は安いし料理は美味しかったので
旅程さえスムーズに進めば好印象で終わっていたかも
ただ子連れだとそのトラブルがしんどさ倍増されて
ようやく次の国に行けた時に心底ホッとしました
子連れにはタリンやリガなどある程度環境整備されている街の方が楽です
トラカイは行くのが大変ですが行ったらとても楽しめるし
１時間では時間が足りませんでした
トラカイはクルーズもしたいから３・４時間は欲しい

４日目の行程は
カウナス→トラカイ→聖ペテロ＆パウロ教会→三つの十字架の丘→バスターミナル
→ヴィリニュス観光→空港からバルティックエアーでタリンへ
ターミナルで荷物預ける予定が狂ってそこからグダグダです
いろんなトラブルが積み重なったリトアニア旅行記です

・フィンランド・バルト三国旅行計画
https://4travel.jp/travelogue/11314651
三姉妹を連れて北欧四カ国個人手配
その１　ビジネスクラス機内　
https://4travel.jp/travelogue/11382761
その２　リガ散策　前編　
https://4travel.jp/travelogue/11383720
その３　リガ散策　後編
https://4travel.jp/travelogue/11384100
その４　チャーター移動　リガ～ルンダーレ（～十字架～カウナスに続く）
https://4travel.jp/travelogue/11384878
その５　チャーター移動後編　ルンダーレ→十字架→カウナス
https://4travel.jp/travelogue/11385947
その６　杉原記念館・カウナス、リトアニアは難所
https://4travel.jp/travelogue/11386184
その７　トラカイ→ヴィリニュス→タリン　トラブルばかり
https://4travel.jp/travelogue/11396165　　（この旅行記）
その８　タリン→エケロライン　うっかりトラブルあり
https://4travel.jp/travelogue/11398135
その９（最終）　ヘルシンキ→ロヴァニエミ→帰国　サンタが２人！？
https://4travel.jp/travelogue/11399869

エリア ビリニュス(リトアニア)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 4.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 2.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 乳幼児連れ家族旅行
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 鉄道 タクシー 徒歩 飛行機
• 航空会社: エアバルティック
• 旅行の手配内容: 個別手配

トラカイに着いたところからの続き
この看板からトラカイバスターミナルや電車の駅まで
ディズニーのウエスタンリバー鉄道みたいな乗り物が出てるそうです
他の旅行記で見たら２ユーロでしたが
乗ってないので今の料金はどうなのかは知りません

トラカイ城～！！
子連れで歩かずに個人旅行でここに来れた！！
感無量です

この時９時５０分頃ですが大型バスが何台が着いていて
他の人は団体バスで来ているようです

湖に浮かぶお城
ドラクエのお城とも紹介されてます
中世の雰囲気がしますね

お城に行くまでに橋を２回渡ります
岸には船がいくつか停まってます

家族で来れた記念に

一応タクシーの運転手さんには「１時間」と伝えてますし
タクシーを頼んでくれた宿の人にも「１時間の観光」と伝えてます
それでも直接コミュニケーションできないのは不安が残ります

足こぎボートも色鮮やかにいくつかありました
まだ時間前なので営業してないです
トラカイ城は１０時に開門です

水辺だからかカモもいっぱい
子供たちがカモに気を取られて足止め

１０時の開門に合わせて他の団体客は次々と橋を渡ってお城へ
…まぁ少し時間を空けた方が団体とかぶらないかもしれないけど
１時間しかないから早く進みたい

スライム「早くしないと置いていくよ」

？！！
スライムがあらわれた！！

トラカイ城がドラクエ城ということで
スライムを持ってきてみました
わざわざスクエニカフェで買ってきましたよ

湖も綺麗です

「僕の城は最高だろ？」
しばらくスライムがお送りします

「この桟橋も美しいだろ
毎日多くの人が僕の城に来るんだ」

＊ドラクエのような城と言われてますが
スライムの城ではありません

本当にきれいな湖です
ここはもっと滞在時間がほしかった
湖のクルーズをしたかったし
お土産屋さんもゆっくり覗きたかったです

「さて観光客も行ったしそろそろ行こうか」

イメージ的にはドラクエ３の冒頭の城でしょうか
主人公が母と一緒に王様に会いに行くシーン

ちなみにそのままだとこんな外観
リトアニア観光ではここは一番オススメですね

城門

その隣の塔

要塞でもあったようなのでここで敵を食い止めれるように
弓矢を通す穴があるとか

湖クルーズの案内板

やりたかったなぁ

さて城門から中へ入ります
右上に紋章？が見えます

門をくぐって左に料金所があります
いくらか忘れました
２０ユーロで家族いけたかと思います

料金所からすぐ前にある広場に拷問器具
体が小さいと簡単に抜け出せそうです

助けて―
これも手の部分が子供だと簡単に抜けるので
脱出は容易
私でも手が抜けたので女性なら脱出可能です

桟橋とスライム

年期を感じさせる壁

建物の中央スペースになります
大きな吹き抜けみたいな感じ

壁沿いの通路から部屋に入れるようです

「僕のお宝だよ」

スライムがこんなにお金持ちなわけないです

中世のお金ってどんな単位だったんでしょうね
今はユーロだけど
２０１５年まではリトアニア通貨はリタス
それ以前はソ連や統治されてた国の通貨だったんでしょうか

「僕のともだちさ！」

この城の本当の持ち主に向かって
友達と言い張るスライム

「ぼくの友達の『さまようよろい』だよ」
さまよってないし
普通に人間が入ってます

雰囲気ある教会

スライムを置くと
ドラクエの世界観が強まります

礼拝堂で祈るスライム

「こっちはキラーアーマーだよ」

ステンドグラスが反射している鎧

たくさん小部屋があって展示物も多いです

トラカイ…外観だけで充分だという意見もありますが
せっかくここまで来たんだし
入場するだけの価値はあると思います
子連れでも楽しめました

「じゃあぼくの案内は終わるね」

スライムは逃げ出した！！！

縮尺図かな

３階まであって小部屋は１つの階に４つほどあったので
１０部屋以上はあったのではないかと思います

部屋と部屋の移動が外に面した通路になってて
これが結構狭い！
大人すれ違うのがやっとですね

通路を通ってたら団体が来たので小部屋に移動

民族衣装も展示されてます
カライメ族でしたっけ

…さっき逃げたスライムは三女につかまって強制的に仲間入りです
スライム逃げてぇええ
そういえば桟橋のところで三女がスライム落として転がって
前から歩いてきた人の方が「落ちる！」とびっくりして
助けてくれようとしました
落ちる手前でギリギリ拾えましたが
スライムは三女から逃げ出したかったのかもしれません

３階から螺旋階段があります
降者専用で一方通行らしいです
見てのとおり狭いし解放感はないので
普通に外階段で降りました

１階の真ん中に映ってるところへ３階の螺旋階段はつながってます
右の木の階段が趣があって好きなので子供と手をつないでおりました

小部屋も見て帰りましょうか

さっきの螺旋階段
閉所恐怖症の人には向いて無さそう
暗くて狭そうです

チケット売り場近くの広場に戻ってきました
リトアニアの色を表す旗

チケット売り場の建物含む広場

中世の鎧を着た人がおばあさんをエスコートしてました
重そうだし大変そう

湖上ではＳＵＰをしている人たち
不安定な水面でバランス取るから
全身の筋肉使いそうです

stand
up
paddle
で頭文字を取ってＳＵＰ（サップ）らしい

クーラーボックスにキビナイを入れて販売していました
「豚・鶏・チーズ」の３種類で２ユーロか２．５ユーロでした
試しに２つ買ってみたけど予想以上に美味しくて
５人それぞれに買えばよかった！！と後悔

長女が食べてるのは豚
あったかくておいしい
この後次女と三女にチーズをあげましたが争奪戦でした
チーズはカッテージチーズみたいなチーズ
豚や鶏のようにどっしりした味の方が美味しかった

ここは本当に景色が良くて
クルーズしなくても湖畔をゆっくり散歩するだけでも楽しそうです
やっぱり３時間ぐらい欲しかったなぁ

戻る時間も含めると１時間はきつい
１０分ほどオーバーして着きました

一瞬「おじさんがいない！？」と焦りましたが
より近いところに停め直しただけでした

ここからヴィリニュスへ

雰囲気あるトラカイ周辺
もっと便利な場所だったらここに泊まりたかったなぁ

太陽光発電
荒野みたいにスペースが余ってるから有効利用ですね

ちなみにリガ→カウナスは
「おぉ牧場は緑～♪」のイメージ
リトアニアは「嵐が丘」のイメージ

マップで予想していたのと違う方向に行ったので焦りましたが
おじさんは高速に乗る方を優先したようです

…それにしてもおじさんの車のガソリンがＥに近いというかほぼＥなんですが
ガソリン大丈夫なんでしょうか？
といってもリトアニア語しか話せないおじさんなので
聞く手段がなく
うん、きっとガソリンメーターが壊れているとか
実は逆にいっぱいガソリン入れてるとか
意外とガソリン持つとか
大丈夫だろう…うん…

言葉を飲み込んで無理やり納得する私

ヴィリニュス空港に先に荷物を預けてから聖ペテロパウロ教会
と宿の人に伝えてましたが
空港はスルーされました…

まぁ…荷物は後でもバスターミナルでも預けられるんだけど
こういうちょっとした行き違いで言葉が通じないのは困る
さらに「ここで預けてたらスムーズだったのに」というトラブルが後に

街に入りました
ヴィリニュスにシャープが！！
以前シャープ社員さんでドバイに駐在していた人とドバイ旅行の後で話が盛り上がりましたが
海外にたくさん支店があるんですね

シャープ今後どうなるんだろうな
両開き冷蔵庫が好きなんですが経営陣が変わっても残ってほしい
もちろん日本製で、と願ってみる

それにしても落書きがここにも
バルト三国って書けるところにはとりあえず落書きをするんだろうか

リトアニアの建物
…とやっぱり落書き

杉原桜公園にも行きたかったけど
コミュニケーションできないのであきらめる
グーグルビューで見た時に近い景色が見れたから一応撮っておく

杉原氏のプレートがあるようです
…まぁそれだけだと子供らがぎゃーぎゃー騒いだり
または走り出して収集着かなくなりそうなので
杉原氏の功績を称えて車内から祈るだけにします

リトアニアのバス

バスって便利なんだろうけど
言葉の通じない国では事前予習がめっちゃ必要
バス停がどこか、とか
切符の買い方、とか
１日しか滞在しない国ではそこまで調べる方が大変

聖ペテロパウロ教会に着きました

旅行記で白壁の彫刻が有名な教会

おぉ！これがそうか！

だけど日曜日のためかちょうどミサをやっていて
とても中に入って写真を撮る雰囲気ではないです
入口で少し写真を撮っただけで退散

教会を出ると子供たちは教会前で鳩をおいかけて遊んでましたが
ベンチに小汚い恰好の人が寝てるし
その周りを走るの心配だからやめてー

５分ぐらいで切り上げて次に行くことに

ゲディミナス城と伝えていたのですが
連れてきてくれたのはこちら
グーグルビューで見ていたのとは違う感じが…？

ところでこの標識って何？
進入禁止の標識に落書きしたのかな

運転手さんは「右、リフト、ゴー」
って言ってるし観光客も数人右の坂道から降りてきてるので
とりあえず行ってみましょう

…めっちゃすごい傾斜の坂道だった
この坂道は…きつい

傾斜のきつい坂道と最後に階段を上ると

これは…３つの十字架の丘！

ゲディミナス城って言ったのになぁ
まぁこっちも景観で有名だしいいか

綺麗

この景色はきれいだった
ヴィリニュスの街が一望

リガははっきりした色だけど
ヴィリニュスはセピア色の世界って感じ
この後行くタリンはこじんまりした都会

ゲディミナス城の方を見てみた
さっきも車で通る途中で見たけど何か違和感が…

日曜日のお昼で観光客が誰もいない！
塔にも誰もいない

これは…ゲディミナス城は休みなのかな
それでそこが休みだからこっちに連れてきてくれたのかな

帰国して旅行記を見ると長い間（少なくとも３月の旅行記からずっと）休みだったらしい

代わりに３つの十字架の丘から
ヴィリニュスを一望できる景色を見れてよかった・・・

森とセピア色の建物のヴィリニュス

展望台は円になっていて
景色は半円状態で見れるのでいろんな角度で撮る

３つの十字架　正面

展望台はこんな感じ
柵が大人の腰までの高さなので注意

遮る物が無いので景色が存分に楽しめる
ゲディミナス城よりこっちのほうが景色良かったんじゃないかな
そう思うと得した気分

帰りの車でゲディミナス城の入口付近を撮ってみたけど
やっぱり工事している様子

おじさんは出発前にどこかに電話
すると英語を話せる女性が出て
「次は空港？バスターミナル？どっち？」と英語で聞かれた

街に入る前に空港行けたら荷物預けたかったけど
街に来ちゃったからそれならターミナルに荷物預けて観光しようと
「バスターミナル」と答えた
それを電話口の女性が伝えてくれたようでバスターミナルへ

…しかし、ここから小さいトラブル続出で
結果的には空港で降ろしてもらった方が良かった

バスターミナルへ向かう途中

ヴィリニュスは観光スポットが教会ばかりなので
子供にはちょっときついかなぁ

そう思って欲張らずに
「夜明けの門」と近くの「パンケーキ専門店」
に行けたらいいや、と思っていた

教会で結婚式をしていた

バスターミナルで
「…で、このタクシーチャーターはいくらでしょうか？」と聞くと
よくわからない答え
おじさんは英語は多少理解はできるようなのだけど
話すのができない模様
書いてもらうと「４０」と書かれて

（４０ユーロ！？ちょっと安すぎないか？
うーん…安いところに頼むから、とは言ってたけど
それでも安すぎるから５０出そうか）

５０ユーロを出したけどおじさんはきょとんとした顔

おじさんはもう一回先ほどの女性に電話をかけて私に受話器を渡す
「トータルは１２０ユーロよ」
あぁ…それなら予想通りの良心的な料金
１２０ユーロを渡すとにっこり笑ってくれた
ありがとうサンタクロースに似てるおじさん！！

このタクシーツアーまでは順調だった
しかしここからトラブルが…

「駅はコインロッカーみたいだし言葉通じない国だからコインロッカーにしようよ」と駅のコインロッカーに行くと
大きいロッカーが全て鍵が壊れている
他の旅行者は小さいロッカーに小分けして入れてるけど
スーツケースがあるから分けられない
ロッカーが１ユーロで安いのに使えない！！

じゃあバスターミナルに戻ろう
奥の方に対人で預かってくれるところがあるって旅行記に書いてたから

大きい荷物を引きずって戻ったら
「スペースがいっぱいだから無理」

えぇ～～！！！？
もうどうすりゃいいのさ
チャーターが終わって１３時半
荷物預けてパンケーキでランチしてちょうどいいね♪
って思ってたのに荷物預けられなかったらどこにも行けないじゃん！！
夜明けの門まで歩いて６分ぐらい
大きいスーツケースと大荷物２つを車いすで運ぶにも限界がある！！
カウナスみたいに車いすがスムーズに押せる道じゃなく
ヴィリニュスの道路はガタガタ
とても大荷物抱えて移動できない

色々考えて
駅もバスターミナルも無理なんだから
空港に行こう、と行くことにした
ネットで調べても空港で荷物を預けられるかどうかわからなかったけど
どうせ観光できないんだし
１９時のフライトで行く必要はあるんだし
とりあえず行ってみよう

３０分に１本しかないから
考えてる間に行ってしまったようで
次は１４時５分の電車
あぁもうお腹空いたよ…

空港線だけ離れたプラットホーム
だけど途中で飛行機のマークが描かれていてわかりやすい

リトアニアの電車の謎仕様
ドア開けてすぐ階段

これ空港線だよね
なんでスーツケース想定してないの！？

一応ドア付近に係員がいて荷物あげを一緒に手伝ってはくれるけど
４段階段あるのはきつい
しかも一段一段が高い

利用者は少ないのでドア付近の席へ

ちなみに料金は７歳未満は無料
４人でも２ユーロちょいだった

リトアニアを調べてる時にもウェブで見たけど
この大きなおっちゃんのオブジェは何！？

これ作った人の感性は謎
リトアニアの人はどう思ってるんだろうか

リトアニアは駅もセピア色

空港駅だけやたらと新しい感じ
ガラス張りの小部屋にエレベーター

でもこのエレベーターが動かなくて
一緒に乗り合わせた人と色々やってみたけど
結局動かず彼女は荷物を抱えて階段を上った

えー！？うちは大荷物４つあるのに階段？？そんな無茶な…
旦那が１つ抱えて階段を上がったところで
「ちょっと２階からエレベーターを呼ぶボタン押してくれない！？
全員乗ってみるから」
と旦那に声をかけ旦那に２階から押してもらうと
エレベーターが動いた！！

動いたからよかったけど何なのこの仕様！？

横に見えてるのが階段だけど階段も急だったし
エレベーターのボタンも変にハイテクでタッチパネルっぽかったけど
動かなかったら意味ないじゃん

「荷物預けられない」、「ランチ時を逃して空腹」に加えて
この「エレベーターのボタンが作動しない」騒ぎ

とりあえず空港に行こう
空港まではこの通路を通って行く

ヴィリニュス空港

めっちゃ調べたけど荷物預かり所があるかどうかわからなかった空港
今回白黒はっきりさせてやるわ

なぜかインド人がやたら多かったけど
集団でいなくなった

カフェがある
もう１４時半近くで子供たちもお腹空いてるし
軽食を買おう

カフェの前のソファ席でドーナツ

だけどこのソファ席
ハエがめっちゃ飛んでる
ぶんぶんぶんぶん飛びすぎ！！
「ハエいやや～」と子供たち。そりゃそうだよ。

ハエを追い払いつつ食事
しかも空港だしあんまりおいしくない
あぁ…本当ならリサーチしてたパンケーキ専門店でお昼だったのに！

「荷物預け不可」「エレベーターボタン不良」「空港ハエぶんぶん」
もうだいぶやる気が削がれた

もう観光あきらめて空港でフライトまで待ってやろうかと思ったけど
さすがに５時間前でゲートも開いてないし
ハエがぶんぶん飛んでるところにずっと居るのは嫌～と子供らが言うので
空港を探す

この階は到着ゲートみたいだから
出発ゲートに行かないといけないね

人に聞いてみてもやっぱ２階なんだけど
ここでまたもや

エレベーターが壊れてやがる！！！

１つしかないエレベーターが故障
２階で呼んでみたら動くかと２階に上がったけど２階には「故障」の表示
だったら１階も表示付けろよ
っていうか空港でエレベーター故障してるって何！？
ハエは飛ぶわエレベーター故障だわ
もう本当この国いやや
「もうこんな村いやや。来世は東京のイケメン男子にしてくださーい」
と「君の名は」のセリフを言いたくなるほど
次から次へときつかった！！

結局１つずつ旦那が階段で運んで
私は子供３人をはぐれないように誘導

ようやく出発ゲートに着いたけどやっぱりゲートは開いてない
荷物を預けたいと言うと「向こうにある」と言われ
近くのお姉さんに聞いたらやたら厳しい口調で「そっち」とつっけんどんに言われて
「グランドスタッフってこんなにきついん？」と思ったら
そこは保安検査の入口だったから保安検査官のためきつかった模様

トラブル続きでそのうえきつい言い方されたら
ちゃんとエレベーター直せよ！！と言いたくなる

とりあえずネットを調べてもわからなかった
「ヴィリニュス空港の荷物預け先」はここ
保安検査の前にある「PACK&FLY」ってカウンターで預けられる

これがヴィリニュス空港の荷物預けの料金表

１つの荷物につき
０－５時間　５ユーロ
５時間ー２４時間　１０ユーロ
以降２４時間ごとに　５ユーロ

さっきの駅やバスターミナルの１ユーロと比べたら
高ぃい！！
ちなみにヘルシンキ空港が２４時間コインロッカー６ユーロだけど
ここだけ物価がヘルシンキ並！！

結局しばらく考えて
ここでくすぶってるよりも夜明けの門周辺だけでも観光しよう、ということで預けることに。
荷物１つにつき、の料金なので
荷物まとめまくって２つ預けて１０ユーロ

この時点で１５時過ぎ
電車は良い時間が無かったのでタクシー
「夜明けの門までいくら？」と地図見せて聞くと１０ユーロ
ガイドブックにあった相場通りなのでそれで成立

夜明けの門近くの車が入れるギリギリのところで降ろしてもらう

ようやくスタートしたかった地点に荷物を預けて戻って来れた
この時１５時半
タクシー終了から２時間…トラブル多すぎて足止め食ったわ
旅行者の２時間は貴重なんやで

夜明けの門
聖母のイコンの窓が開いてる

奇跡を呼ぶという聖母のイコン
本当に効くのなら聞いてほしい願い事がある

左のドアから聖母のイコンへ
中は祈っている人がいっぱいいた

いきなり来て願い事だけするのもあれだけど
力いっぱい願ってきた
「長女の障害が治りますように
無理なら将来働いて自分で生計立てて自立できますように
それも無理なら頼れる人と結婚できますように」

障害の子を持つ親の偽らない本音の願い
少なくとも私はそれを願ってる

とりあえずここで祈る、という目的は達成した
仮に叶ったら宣伝しまくる

夜明けの門近くの「Gusto Blynine」へ

パンケーキの他にもメニューが豊富で内装も可愛い
リサーチ済み

Gusto Blynine店内
パンケーキの柱と動物の足を模したイス

オーダー後、次女は柱横の机でお絵かき

パンケーキの他にクレープやハッシュブラウンなどポテト料理
ツェペリナイもあるらしい

でも空港のカフェでパン食べてしまってたので
それほど空腹ではないのが残念

ここは２ユーロ前後でいろんなメニューがあった
ほんとここでランチしたかったよ…( ;∀;)

シマウマやキリンの足の椅子

発想は面白いよね

次女オーダーのスープ

薄い優しい味で野菜がたっぷり摂れて美味しい
必死に人参の葉を避けて食べる次女

結構大きなブルーベリーパンケーキ
ホイップクリームを別途トッピングした

アイスとホイップクリームをトッピングした
バナナチョコクレープ
鉄板のおいしさ！！

その他パフェやシェイクをオーダーして
子供たちは大満足

ここ美味しかった
未練がましく何度も思うけど
空港のパンじゃなくここでお腹を満たしたかったよ

子供が遊べるおもちゃもあって
店の人も楽しんで内装を作った感じがする

カウナスに泊らずヴィリニュスに滞在してここに通えば良かったかな
でもカウナスのアクロポリスのレストランも美味しかったし
宿が安くて子供大喜びのロフトが着いてたし
カウナス滞在でもよい部分はあった

トラブルは続いたけどここに来れて良かった

お店から夜明けの門へ戻りそこから徒歩で駅へ
子連れだと１０分ぐらい

切符を窓口で買う時間も無かったから
そのままさっきのホームの電車へ
中で切符を買ってる人も多かった

窓口で買ってもこっちで買っても２ユーロぐらい

またさっきと同じ景色を見つつ空港へ
電車では７分ぐらいで空港に行ける
タクシーでは１０分から１５分かな１０ユーロ

空港駅に着いた
さっきと同じくエレベーターのボタンが壊れてたので
旦那に階段上ってもらって子供たちと中で待機
エレベーターを２階で呼んでもらって合流

空港でエレベーターが壊れてるのも知ってるから
建物を出て横の車用のスローブから車いすを押して２階へ
車道と歩道がちゃんとある
一旦出ないとわからないから私たち以外で通ってる人がいない
スーツケースの人はこっちに誘導してあげればいいのに
気が利かないなぁ
色々重なってリトアニアに疲れてきたので
タリンに早く行きたい気持ちでいっぱいだった

今回予約したバルティックエアー
オンラインチェックインをしていないと追加料金がかなりかかるらしい
あと荷物も事前ならまだ安いけど
空港で追加を申し込むと６０ユーロ！恐ろしい！

で、オンラインチェックインはしたけど
車いす持ち込みの人だけエラーが出て「空港カウンターでお願いします」と出た
空港カウンターでそれを告げて無事チェックイン
「搭乗時に車いすの人はサポートが付けられますよ」と提案してくれる
「今のところは大丈夫です。自閉症のこだわりで乗せてるので歩けます。ただ３人子供いると大変なので押してくれると助かります」
と伝えると「では搭乗ゲートで」と言ってくれる

保安検査場を抜けて出発ロビー
古い建物や設備が多かったリトアニアで
出発ロビーだけやたらと綺麗で最新
そして唯一エアコンが効いてる

免税店も新しくてきらびやか
リトアニアっぽくない

インフラ古い！衛生微妙！な場面に遭遇し過ぎて
立て続けのトラブルですっかり荒んでいる

バルティックエアーは予約当時
１５時台発、１７時台発、１９時台発のフライトが同料金だったけど
１５時台のにしてタリンで時間を取ったらもっと良かったかなぁと考える
そしたらタクシーチャーター後にそのまま空港まで送ってもらってタリンでゆっくり観光と夕食ができたなぁ

まぁでもその当時はタクシーチャーターができるかどうかわからなかったし
念のため遅いフライトにしたというのもあるけど
次のタリンが楽しかったので１本早い便にすれば良かったなぁ

出発ゲートでは補助の男性２人が来てくれて
「沖止めで階段を歩くんだけどエレベーターのところまで誘導しましょうか？」
と言ってくれたので私と長女で一緒に移動
下の２人はパパと通常ゲートで乗ることになった
だけど不安を感じたのか次女と三女が大泣き
「パパ！こっちでいいの？ママに会えるの！？パパ英語話せないやん！」
騒いで大変だったらしい

一方私と長女は
ロシア風イケメン空港職員に車いすを押してもらって
搭乗口までつけてくれて
バルティックエアーの評価が爆上げするぐらいに楽々搭乗できた
最初に乗せてくれたのでとても楽だった

誰もいないうちに写真撮ろうか

機内誌があるね

こんな感じで他の乗客が来るまでのんびり長女と待つことができた

そのころ次女と三女
心配で大泣き
「みんなについていけば大丈夫だよ」と何とか誘導したらしい

沖止め飛行機に並ぶ

この並ぶのって結構疲れるね
今回優先搭乗させてくれて並ばないことでどれだけ楽かを実感した

飛行機はタリンへ
１時間半のフライト
到着は２０：５０

１本早い便だとタリンのレストランで子連れでも夕食行けたなぁ
クルドゥセノッツクルツとかオルデハンザとか
タリンも行ってみたいレストランがあるんだよね

ヴィリニュスではトラブル続きだった
水道水が黄色いし空港カフェにハエは多いしエレベーター壊れてるし
荷物預けられないし英語が通じない

ヴィリニュスが精神的にきつかったので
タリン→ヘルシンキに行けることが凄くうれしかった
英語が通じる都会って子連れには安心

ヴィリニュス→タリンへ到着
２０：５０だけど夏だから外は明るい

トラブル続きのヴィリニュスを脱出して
エストニアのタリンへ
続きは次の旅行記で

「その８　タリン→エケロライン→ヘルシンキ」
https://4travel.jp/travelogue/11398135

この旅行記へのコメント （2）

• kiyoさん 2018/09/24 19:34:23

  水道水が黄色！？

  ３時の母さんさま、こんばんは。
  トラブルに次ぐトラブル。
  ハラハラしながら読みました。
  エレベーターが故障かと思えば、上の階からなら乗れるとか
  わけわからないですね。
  それに、タクシー。
  私はリガでだったのですが、
  英語の通じない運転手のタクシーに乗ってしまい、
  とんだ目に遭いました。
  海外での言葉の壁というものは、本当にしんどいですね。
  kiyo
  

  ３時の母さん からの返信 2018/09/27 07:00:01

  空港カフェにハエも多いです(´д｀|||)

  kiyoさんこんにちは
  バリアフリーとは程遠い国、リトアニアでした
  空港エレベーターが相次いで故障って勘弁してほしいです
  タクシーも全く言葉が通じないと厳しいですね
  そう思うとリガ→宮殿＆十字架→カウナスの長距離を
  「英語ドライバーさんでお願いします!!」と予約したことが
  トラブル回避でスムーズな旅にできてた大きな要因だと思うので
  言葉が通じるって大事です
  リトアニアからスタートしてたら英語が通じない洗礼を受けまくって大変だったと思います…
  事前に調べても情報少ないですし予想外のトラブルや故障ばかりで
  子連れ大荷物だとかなり消耗しました
  その反動でタリンへ行く空港での解放感がハンパなかったです
  空港内部はお粗末なのにイミグレ過ぎた出発エリアだけキレイでクーラー効いてて…車イスサポートのお兄さんもイケメン
  空港出発エリアとその前までがギャップありすぎで
  リトアニアには色々振り回されましたね…(/´△`＼)