'18年 春 １８日間欧州５ヶ国旅行　備忘録チェコ・プラハ編 VOL.3

2018/04/22 - 2018/05/09

17年4月、13日間ドイツ一人旅の最後に、フランクフルトでオペラ"リゴレット"を鑑賞して旅が終わりました。
つくづく「本場」で聞くオペラの素晴らしさを感じ入って帰国したのが、4月19日の事。

その4日後の4/23日曜日夜、Eテレ『鈴木雅明バッハオルガン紀行』を視聴。
即、次の旅先はココだ！
と決定。
そして、'18年4/22～5/10 までの16泊18日ヨーロッパ5ヶ国に行く事にしました。

＊この旅行記は、5/1プラハ街歩きからポーランド・ワルシャワ到着までの備忘録です。

1　　博多前泊

2　　福岡～関空～フランクフルト～コブレンツ（泊）

3　　コブレンツ～ルクセンブルク～コブレンツ（泊）

4　　コブレンツ～ボン～フランクフルト（泊）

5　　フランクフルト～ドレスデン（泊）

6　　ドレスデン～ライプツィヒ（泊）

7　　ライプツィヒ～フライベルク～ドレスデン（泊）

8　　ドレスデン～プラハ（泊）

9　　ブラハ（泊）

10　ブラハ～ワルシャワ（泊）

11　ワルシャワ～ヴロツワフ～ワルシャワ（泊）

12　ワルシャワ（泊）

13　ワルシャワ～ウィーン（泊）

14～16ウィーン（泊）

17　ウィーン～羽田

18　羽田～福岡～自宅

ドレスデンでオペラ2演目
ブラハでオペラ2演目
ウィーンでオペラ1演目と、トーンキュンストラーオケ、ウィーンフィル（楽友協会）鑑賞

夫とは、4/28ドレスデン集合～5/4ワルシャワ解散、他は一人旅です。

エリア プラハ(チェコ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

４月２２日に自宅を出て、１８日間の行程の半分が終了。
１０日目（５/１）の朝を迎えました。
夕方の飛行機でワルシャワに移動する前に、プラハ街歩きを楽しみましょう。

チェコ国旗とＥＵ旗が掲げてある建物は、政府系の
Ministry for Regional Divelopment

ヤン・フス像

カレル大学学長であり、チェコにおける宗教改革者
ここで、火あぶりの刑に処せられたそうです。

２本の尖塔が目を引くティーン教会

入場可能な時刻ではなかったので、中の見学はできませんでした。

ティーン教会 寺院・教会

”建築博物館”と呼ばれるプラハ
個性的で美しい建物が街歩きをより楽しくさせてくれます。

聖ミクラーシュ教会

"聖ミクラーシュ教会”はマラーストラナ地区にもありますが、こちらは旧市街広場に面した聖ミクラーシュ教会です。

聖ミクラーシュ教会 寺院・教会

ステンドグラスに描かれたこの方が、聖ミクラーシュ様なのかしら？

聖ミクラーシュ教会 寺院・教会

旧市街広場の聖ミクラーシュ教会

パイプオルガンは小さいながらも、天使の彫刻と金の装飾が美しい。

別の場所にはシンプルなオルガンも。

プラハ観光　見所の一つ、天文時計は修理中でした。

天文時計 建造物

時計台の上の方は見ることができました。
時計の針は正確に動いているのかしら？

天文時計 建造物

ルネサンス様式の”一分の家”

黒地の壁に、白で馬や人間の騙し絵が描かれています。

一分の家 (ミヌタ館) 建造物

一分の家をアップで

遠くから見ると、レリーフのように見えますが、だまし絵なので平面に描かれています。

一分の家 (ミヌタ館) 建造物

私好みのカラフルな建物。

キンスキー宮殿内の国立美術館

上品で美しい建物です。

まあ、この建物も壁にびっしり絵が描いてありますね。

プラハで一番賑やかなカレル通りをぶらぶら。。。

カレル通り 散歩・街歩き

カレル通り

午前中はそれほど人は多くはありませんが、この後凄いことに。。。

カレル通り 散歩・街歩き

あてもなく歩いていて見つけた、クレメンティヌムの入り口

元々はイエズス会の修道院で、現在は大学の施設や天文台などの複合建築となっています。

中でも必見なのが、天井のフレスコ画が美しい図書館だそうですが、先を急いでいたので見学できませんでした。

あちこちの教会でコンサートが開かれています。
チケット料金もお安いし、馴染みの曲もプログラムに組まれているので、都合よければ聞きたいものです。

クレメンティヌムの天文塔

Captain Candy
その名の通り、キャンディーショップです。
カエルやペンギンの形をした可愛いキャンディもあれば、まるで本物の蛇のようなキャンディもありました。
買う人っているのかしら？気持ち悪～い。
チョコレートもあります。
全て量り売り。
お土産に数種類買いました。

プラハで最後のお食事は、こちらで。

カレル通りから少しはずれた場所にあるPuskin（プシュキン）
こじんまりしたレストランでした。

ロシア料理レストランかと想像しましたが、そうではありませんでした。
ただ、店主らしきダイナマイトバディーのおばちゃんは、ロシア語でお客さんと話していました。（スパシーバとか聞こえたので多分ロシア語ではないかと）
私たちには英語で話してくれました。

夫はノンアルコールビールを。。。
まだ不調のようです。

元気はつらつな私は、チェコビールを。

美味しい！！

夫は、スープだけ。

私は骨付き牛あばら肉の煮込みを頂きました。
見た目よりもボリューミーで甘辛いソースが美味。
ビールに合います。

ランチの後、しばし街歩きを楽しんで、胃袋に悔いを残さないように、チェコのスィーツを買い食いしました。

プラハのあちこちで買うことが出来る”トゥルデルニーク”と言うお菓子です。

トゥルデルニーク

筒に小麦粉の生地を巻きつけて回転しながら焼いたお菓子。
砂糖がまぶされていて、焼きたてを頂いたので、外はカリカリ、中はフワフワで撮っても美味。
中にソフトクリームを詰めてもらうことも出来ますが、焼きたてがお勧めです。

ホテルに戻る前に、プラハ中央郵便局で切手を買いました。
この郵便局の内装がとっても美しくフォトジェニックだと思うのですが、残念ながら撮影禁止。

ムハ美術館の近くにある大きな郵便局ですので、すぐに分かると思います。
寄って見て下さい、お勧めです。

さて、ホテルで荷物をピックアップして、空港行きバスに乗るためにプラハ本駅に行きます。


プラハ本駅３階にあるカフェの、装飾が美しいドーム。

ここから外に出て空港行きのバスに乗車しました。

プラハ本駅 (プラハ中央駅) 駅

短い滞在でしたので、心残りはかなりありますが、とても気に入ったのでまた来たいと思います。

チェコは、作曲家スメタナやドヴォルザークの生まれた国。
また、生地ザルツブルクを追い出されたモーツァルトが住んでいた街プラハ。
オペラハウスやコンサートホールもとても充実していて、クラシック音楽ファンとしては、興味津々な見所が多々ある素晴らしい街です。

機会があれば、ふらっと一人で来ようかな。
と思える素敵な街でした。

プラハ本駅からエアポートバスに乗ること約３５分で、空港に到着。

３７番目の訪問国、ポーランドへ。

ヴァーツラフ ハヴェル プラハ国際空港(PRG) 空港

自宅を出て１０日、日本を発って９日が過ぎました。

日本は黄金週間の最中。
あちこち混雑してるのかなあ。
高齢の母や、この期間でも勤務中の子ども達は元気にしているだろうか、ちょっと気になりながらも、残り半分の旅行を楽しみたいと思います。

ポーランド航空チェックインカウンター

出発の４日前に、私のスマホに見慣れない番号から電話がかかって来ました。
出ると「Hallo,This is Polish Airlines.Do you speak English?」（スペルは合っとおとかいな？）
と、まさかの国際電話。

（はあ？？ポリネシア航空？そんなん知らんし。）「I do not speak english.」と答える私。
「ＯＫ，バイバイ」
で終了。

その後、メールが来て、プラハ出発時刻が変更になった（わずか５分遅くなっただけ）との連絡でした。

あっら～、ポリネシア航空じゃなくて、ポーランド航空やったんやん。
私の英語力なんて、この程度。
情けなか～。

５分変更があり、１６：５５発です。

たった５分のことで、わざわざ国際電話を掛けてくれるなんて親切ですね。

東南アジアの某Ｔ航空会社なんて、運休になったにもかかわらずメールだけで、お詫びの言葉もありませんでした。

おー懐かしのＫＬＭ

福岡～アムステルダム便運行中の２年９ヶ月の間に３度利用しました。
廃止になっていなければ、今回も利用したのにぃ。。。
残念でなりません。
復活を強く望むところです。

ラウンジで夕食を頂いた後、搭乗口へ。

快適な空の旅でした。
もうじき着陸です。
ワクワクして来ました。

ポーランド、ワルシャワ到着。

この国が生んだ偉大な作曲家、ショパンの名がつけられた空の玄関口。
やっとやっとこの国の土を踏むことが出来ました。

ワルシャワ ショパン空港 (WAW) 空港

降機してターミナルに入ると、私たちが乗ってきた飛行機に、これから乗らんとする人々の列が出来ていました。

本日のお宿は、ワルシャワ中央駅に近い、ポロニア・パレス

先ずは鉄道で中央駅へ。
ところが、切符の買い方が分からず（案内が非常に分かりにくく、不親切）人に尋ねようにも空港職員らしき人物は誰もいない。
結局、路線バスに乗車することに。

ガイドブックをよく読んでいなかったので、違うバスに乗ってしまいました。
途中で気付き、すぐに下車。

ほどなくして乗るはずだったバスがやって来ました。
やれやれ。

ほどなくして、ワルシャワ中央駅にとうちゃこ。

ここまで来れば一安心。
ここから、真っ直ぐ歩けばホテルに着くはず。

ワルシャワ中央駅 駅

中央駅周辺のランドマーク（かな？）
”文化科学宮殿”
スターリンからの贈り物として１９５２年から４年かけて建てられた、３７階建ての高層ビルです。

上海にも似たような建物がありますが、あれもスターリンからのプレゼントなのかしら？
上海には１０回くらい行ってるけど、何も知らないなあ。と考えながらホテルへと向かったのでした。