2017/11/21 - 2017/11/29
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vindetableさん
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今回の旅行。パリで暮らす、モンサンミッシェルを訪ねる、オペラを観る。これらがメインです。オペラのようなコンサート鑑賞や(プロ)スポーツ観戦は日程が限られるため、美術館見学などの観光に比べどうしても特別なイベントになります。飛行機の予約で決まった今回の旅行日程の中に、オペラ公演があったことはとても幸運でした。しかもバスティーユではなくガルニエで。
今夜はメインイベントのひとつ、オペラ鑑賞のためパレ・ガルニエにやってきました。演目はモーツアルトの作品、『皇帝ティートの慈悲』。フランス語表記では"LA CLÉMENCE DE TITUS"です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
。。。準備編でも紹介したとおり、私たちはオペラの素人です。席選びと演目の予習が旅行前の悩みでした。ガルニエとバスティーユの予約は同じ公式サイトで予約が可能です。フランス語と英語を選ぶことができます。日本語で仲介斡旋をしてくれるサイトもありますが、良い席(=高額なチケット)である上手数料が加算されますので、ハルキが公式サイトで予約をしてくれました。
「ところで『皇帝ティートの慈悲』って聞いたことある? 期間中にガルニエで公演があるよ。初めて名前を聞く作品だけど、モーツアルト。」
二人とも、題名すらはじめて聞くモーツアルトの作品です。
「週末の公演より、平日のほうが少し安いね。平日なら良い席は200ユーロ以上、安い席は45ユーロ、天井桟敷だ。サイドなら前のほうに張り出しているけど、新百合丘のテアトロ・ジーリオ・ショウワみたいな感じだと、ステージが見えにくいかも。オペラだから遠くてもステージは一望できたほうがいいね。」
旅行自体がドタキャンの危惧もあり、オペラの価値も良くわかっていなかった二人は、45ユーロの席を選択、場所はステージのほぼ正面ですが最上階です。チケットはダウンロードしたPDFを事前に印刷して当日持参しました。
『皇帝ティートの慈悲』は『魔笛』と並んでモーツアルト最期のオペラ作品です。昨今はその評価は見直されているようですが過去あまり評価が良くなかったようで、録音があまりありません。アマゾンで見つけたCDは、指揮はカール・ベーム、演奏はドレスデン国立歌劇場管弦楽団です。購入したのは中古盤ですが、パッケージも綺麗で音飛びもなく予習には最適でした。歌唱はイタリア語、英仏伊独のスクリプトが付いていますが、歌唱に併せて文字を追うのは長くは続きません。代わりに、ネットに日本語で公開されているあらすじがとても役に立ちました。王妃になりたい女性が王ティートの部下を使って他の王妃候補を殺める。それを王ティートが許す…といった筋書きです。。。
https://imslp.org/wiki/La_Clemenza_di_Tito,_K.621_(Mozart,_Wolfgang_Amadeus) -
公演当日、ヴィッテリアのキャスト変更のお知らせがメールで届きました。ヴィッテリアは先々代のローマ皇帝の娘で、時の皇帝ティートの王妃の座を狙うこのオペラのヒロインです。
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Odeonから4号線でChateletへ、7号線に乗り換えてOperaに到着します。雨は上がっています。メトロの駅を出ると、オペラ座の建物はすぐに見つかります。
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1階席の様子を覗こうとしましたが、係員にチケット提示を求められ、「上だよ。」とそっけなくあしらわれます。おとなしく階段を昇り上階へと向かいます。
。。。グラン・ホワイエは見逃してしまいました。。。 -
エントランスを見下ろす天井画。美しいですね。
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ずいぶん上まで上ってきました。最上階に到着です。
席に着く前に、クロークにコートを預けようとしたのですが、担当者は不在で、クロークは機能していないようです。ドレスにタキシードというわけにはいきませんが、ハルキも私もこの旅で一番のおしゃれをしています。
通路から客席への入口には、1階と同じように係員が待機しています。 -
入口でチケットを提示すると、左手のほうに行くように案内されました。次の入口であらためてチケットを見せると、その方が席まで案内してくれました。公式サイトからダウンロードしたチケット(PDFファイル)を家のプリンタで印刷したものを持参しました。
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眩いばかりのシャンデリアに照らされた天井画が私たちを迎えてくれます。
「作者はシャガール。タイトルは『夢の花束』だってさ。」
乙女ちっくなタイトルですね。 -
自席からは、ステージとオーケストラ席が一望できます。確かに少し遠いですが、狙い通りの席でした。一方で、足元の狭いこと狭いこと。ハルキは足の置き場に困っています。
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開演前、最上階最前列からの写真です。まだ観客が集まっていません。開演までまだ時間があるので、窮屈な足元を避けて、通路のベンチに座って時を過ごしました。カフェも開いており、シャンパンをいただきたい気分でしたが、飲んでしまうと睡魔に襲われそうなので我慢します。このときはハルキも我慢しています。化粧室、入口が分かりにくいのですが、トイレを済ませていよいよ開演の時刻です。客席は埋まって、定刻には満席です。
前奏曲からしばらくの時間は、予習の甲斐あって、聞きなれた音楽に合わせてステージを楽しみます。歌唱はイタリア語。ステージ上部に英文/仏文字幕が表示されているようですが、暗く、また文字が小さく判読不可能です。休憩までの約1時間半はあっという間に過ぎました。人生最初の本格オペラ、素晴らしいです。その素晴らしさを表現するための言葉を持ち合わせていないことが悔やまれます。
「言葉にならないね。ステージのセットはもっと凝ったつくりなのかと思っていたけど、意外とシンプルだね。前衛的というか。」 -
休憩時間は、再び窮屈な足元を避けて通路に避難します。サイド席入口に係員がいなかったので、覗いてみることにします。向かい側の席はこんな感じです。ステージはちょっと見難いですね。発見だったのは、区切られたエリアの中は固定席ではありません。個別に椅子が置いてあります。エリア内であれば椅子を自由に動かして場所を選ぶことができます。足元も広く取れるので苦になりませんね。うらやましいです。
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左サイドからの天井画です。
「そろそろ第2部が始まりそうだね。席に戻ろうか。」
第2部も素晴らしい舞台が続きました。トータル2時間半の至高の時間があっという間に過ぎます。
「こんなことならもっと良い席を選べばよかったね。200ユーロ超でも、十分その価値があるよね。」
本当に素晴らしい公演、体験でした。公演の撮影や録音はありませんので、公式サイトからその一端をご覧いただければと思います。
LA CLÉMENCE DE TITUS
Opéra national de Paris
https://www.operadeparis.fr/en/season-17-18/opera/la-clemence-de-titusオペラガルニエ 劇場・ホール・ショー
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終演と同時に観客が出口に向かって歩き出しています。人々の流れを眺めて、また館内の余韻を楽しみながら、ゆっくり降りることにします。
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館内レストランは準備を整えて、客の来場を待っています。すでに着席している方もいますね。もう夜の10時を回っていますが、食事はこれからなんですね。
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見事な彫刻が、来場者を送り出しています。
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エントランスの天井画は来場時と同じように観客を見送ってくれます。
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天井画に描かれた人物・動物たちも、心なしか楽しそうです。
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高揚した表情で出口に向かう人たちの列がまだ途切れません。
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屋上左翼の像です。
「屋上に2対の像がいるね。作者はギュメリーで、タイトルは『調和 ・ 詩』だってさ。ピカピカに輝いているよ。』 -
正面のオペラ大通りも灯りが絶えませんが、もう10時を過ぎていますので部屋に戻ることにします。夜遅いのでUberかと思っていたら。
「メトロで帰ろうか。近くにUberがいないから。」
終演後も、館内でゆっくりしてたので、Uberは出払ってしまったようです。オペラの高揚感をいったん収めて、緊張感を取り戻してメトロの駅に向かいます。今日ノートルダム大聖堂からの帰りにCite駅で回数券を購入したので、ハルキがそれを渡してくれます。
「夜遅くなったから、切符売り場でもたつくのは避けたいよね。回数券残っていてちょうど良かった。」
来たときとは反対に、7号線でChateletへ向かいます。そこで4号線に乗り換えて目的地はOdeonです。オデオン駅 駅
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