2017/11/21 - 2017/11/29
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vindetableさん
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いよいよ出発の朝が近づいてきました。成田までは最寄り駅から空港バスを利用します。一度乗車してしまえば、出発ロビー階にダイレクトに連れて行ってくれる点がとても便利です。心配は渋滞ですが、過去一度もあわてたことはありません。もちろん定刻でフライト出発時刻の2時間前に到着する予定のバスを選ぶようにしています。乗車時間は定刻で約2時間、経験的にはプラスマイナス30分の範囲内で成田に到着します。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 鉄道 タクシー 徒歩
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
★いよいよ出発です★
「成田まではバスだよね。駅まではタクシーを予約しておくね。」
いよいよ出発の朝が近づいてきました。成田までは最寄り駅から空港バスを利用します。一度乗車してしまえば、出発ロビー階にダイレクトに連れて行ってくれる点がとても便利です。心配は渋滞ですが、過去一度もあわてたことはありません。もちろん定刻でフライト出発時刻の2時間前に到着する予定のバスを選ぶようにしています。乗車時間は定刻で約2時間、経験的にはプラスマイナス30分の範囲内で成田に到着します。自宅からは、空港に乗り入れるJR線や京成線までの乗り継ぎがやや面倒なこともバス選択の理由です。 -
*パリへの旅とは関係ありません*
「電車は時間が読めるから、かえってギリギリの列車を選んじゃうんだよね。あの時はチェックインカウンターの方に迷惑をかけちゃった。」
ハルキは職場から出張のときに、成田にギリギリで到着したことがあるようです。成田エクスプレス利用だったはずなので、確信犯ですね。 -
*パリへの旅とは関係ありません*
「バスで早くついたらラウンジでのんびりしようよ。出張のときは、早くついたらラウンジで仕事するけど、今度は久しぶりのプライベートだから。」
ハルキは出張が多かった時期にめでたくプラチナを達成、その時スーパーフライヤーズの会員になったので、出張のときはいつもANAラウンジをフル活用しているようです。お酒を飲んでいるだけかもしれませんが。。。
さて当日、パリへの出発の日も多少の渋滞がありましたが、バスは2時間余りで空港に到着しました。今日のチェックインはビジネスクラスカウンターです。ハルキと一緒のときはエコノミーチケットでも、スーパーフライヤーズ特典でビジネスクラスカウンターでチェックイン可能ですが、いつもと違って今日はビジネスクラスのチケットを持っていました。もちろん席も事前予約済みです。
「eチケット便利だよね。昔の数枚綴りのチケットの時は失くさないようにドキドキしたけど。」
eチケットになってパスポートに連動するので、紙のチケットを所持することはなくなりました。パスポートを見せるだけです。搭乗券はカウンターで発行していただきました。予約の時は周りに空席がありましたが、今日はほぼ満席のようでした。 -
*懐かしい紙のチケットが見つかりました*
-
*JALのジャンボ機の写真も見つかりました。懐かしいです。パリへの旅ではANAの787を利用しました*
手荷物検査場に向かう前に、レンタルルーターの受け取りに行きます。価格コムを通じて4travelのルータ予約済みです。とっても格安のプランでした(4travelに感謝!)。カウンターでは予約通りすんなりと手続きが終了。レンタルルータのおかげで、今回の旅はUberもairbnbもスマホが大活躍しました。 -
*一番の必需品はwifiルータでした*
ラウンジへ向かう途中でアパルトマンの管理人さんにお土産を購入。イチゴのチョコレートです。第4サテライトのビジネスラウンジは混んでいたようで、4階に案内されました。ここを訪れる機会は少ないのでハルキと一緒に一回り見学します。
「ガラスの向こう、隣はファーストラウンジだけど、はっきり区画されているね。」
2階に比べると、飲食カウンターもこじんまりとした印象です。
「白ワインが美味しそうだから、少し飲もうか?おつまみも取ってくるね。」
まだ朝なのに。。。白ワインを少しいただきます。 -
*以前ANAの機内でいただいた白ワイン*
旅の高揚感は空港へ向かう間にひとつのピークを迎えます。これは私だけでしょうか。現地での期待と緊張を想像して楽しんでいます。
★いよいよ搭乗の時間が近づいて来ました★
「行こうか。」
ハルキに促されるように席を立ち、エレベータへ。ゲートでは特に待たされることもなく機内へ入ります。上着を預かっていただき、アメニティの確認を。新聞と雑誌をお借りして、食事のオーダーを伝えていると、離陸の準備が整ったようです。左右の座席は前後にずれて配置されているので、ハルキとも距離感があり、窓側席にはプライベートな空間ができあがりました。
「そうだ、スリッパは上空に行ってから履き替えてね。」
ハルキのいつもの言葉です。事故の確率は離着陸時が高いので、何かあったときのために、靴を履いておくように、とのこと。そんな危険な経験はありませんが、脱いだ靴が見つからなくなると、裸足で(スリッパで)避難しなければならないので、スリッパでのんびりするのは少し我慢することにします。まもなくすると、シートベルトサインが消えたので、ようやくスリッパに履き替えました。シャンパーニュを頂きながら、新聞と雑誌に目を通していると食事の準備が始まりました。 -
*機内のワインリスト*
洋食を選ぶとメインはビーフです。アミューズのオリーブがとても美味しかったので、CAさんに美味しいと伝えたらおかわりも頂くことに。最初から食べ過ぎモードでスタートすることになりました。シャンパンに続いて セレクトワインの白、ボルドーのソービニヨンブランを頂きました。メインをいただく頃には赤に変わっています。飲みすぎですね。ナパのカベルネソービニヨンもとっても美味しかったです。 -
*機内のワインリスト(セレクトワイン)*
セレクトワイン(別の名称だったかもしれません)は、このフライトでは2種各1本限定で、空いたら終わり(帰国便で聞いた情報)のようです。 -
*ブリュッセル着陸前の風景*
機内食を美味しくいただき、おなかがいっぱいです。ワインもたくさん飲んだので、ぐっすり眠ることができました。起床後の食事も洋食をいただきました。機内でくつろいでいるとシートベルトサインが点灯し、着陸のアナウンスが。スリッパでくつろぐ時間の終了です。クツに履き替えしばらくすると、NH231便は静かにブリュッセル空港に着陸しました。
「空いているね。」
空港には人が少なく、入国審査、荷物のピックアップと順調に進みました。スーツケースをコロコロしながら、空港駅に向かいます。
「あのエレベータに乗ろうか。」
エレベータを降りると空港駅です。
「窓口で買ってくるね、切符。ちょっとここで待っててね。」
ハルキに任せておけばいいので、スリに狙われないように緊張して、荷物を見張っていました。ブリュッセル空港 (BRU) 空港
-
*往復の切符(もちろん使用後)・復路には車内で検札がありました(その刻印も残っています)*
「帰りの分も買っちゃった。今日はコレで。改札の機械を通すみたいだね。」
と言われたので、切符の挿入口を探してしまいましたが、実際はバーコードの読取機にかざすだけでした。ホームに停車していた列車に乗り、ブリュッセル南駅に向かいます。周囲は暗くなり始め、車窓から見える街もややどんよりとした印象を受けました。
ブリュッセル南駅には30分程度で到着します。この駅の印象は、この旅を通じて最も退屈な時間を過ごしたこと、ただそれ一点です。飛行機から列車への乗り継ぎには、3時間の余裕がありました。フライト遅延、入国審査の行列、空港から南駅への移動時間を考慮した計画でした。実際にはフライトは定刻で、入国審査もスムーズに進み、列車にもトラブルなく乗り換えることができた結果、南駅で2時間の待ち時間が残ってしまったのです。機内での食事・飲み物は十分いただいたので、駅構内のファストフードやカフェに入ることも躊躇われました。
「この駅は治安が良くないことで有名だからね。人の多いところで座って待とう。」
列車待ちで人の集まる椅子に座って1時間半以上、緊張を伴いながらも退屈な時間を過ごしました。巡回しているのは拳銃を持った警官ではなく、武器を持った兵士といった感じです。周囲で待っている人たちも長くても30分程度で席を立ち、人々が入れ替わっていきます。
「やっとでてきたね。」
列車の発着ホームを知らせるディスプレイに18:13 Thalys Paris Nordの文字がようやく表示されました。表示にしたがってホームに向かいます。
「まだ入線してないのかな?」
エスカレータを昇ったところでホームを見渡すと車両がないようでした。振り返ったハルキがつぶやきます。
「向こうだよ、遠いな。」
振り返ると、タリスの赤い車体が遠くに見えました。ハルキの歩みに遅れないようにスーツケースをコロコロさせながらついていきました。やっと1号車の前に。切符の表示を確認すると8号車。まだまだ先です。タリスの赤/白の車体を左手に、ホームを歩きます。赤い車体を見たらローマからフィレンツェに移動したときのイタロを思い出しました。あの時は荷物置き場がいっぱいで、座席にスーツケースを置いて窮屈な経験をしたことが脳裏によぎりました。
「8号車は先頭車両だね。」 -
入口で待っている制服姿の女性が笑顔で迎えてくれます。ハルキが切符を見せて、いよいよ乗車します。荷物置き場はガランとして、私たちの荷物はその片隅に無事収まりました。次は座席を探します。入口から2番目くらいの席でした。ハルキが言うとおり先頭車両だとすると、後ろ向きに走ることになります。TGVの座席は固定されているので、新幹線のように進行方向によって向きを変更することはできません。タリスも同じようです。席を確保したらハルキはタリスの車体を撮影するためにホームに出て行きました。きっと入口の女性とおしゃべりも。。。
「出発時刻だね。」
パリ北駅行きのタリスは静かに動き始めました。ハルキの言葉の通り後ろ向きに動きます。発車のアナウンスが無いのは他の西欧の列車と同じです。列車に乗ると日本とは違うんだなって、いつも感じさせられます。時間が経つにしたがい乗客の話し声も次第に少なくなり、車内は心地よい電車の音に包まれていました。
「もう到着するよ。パリ北駅に。」
ウトウトしたのはわずかな感じでしたが、実際には1時間くらい寝ていたようです。私が寝ていた間に、ハルキはルータ接続のためのスマホの設定を済ませていたようです。
「北駅からはUberを使うよ。」
タリスを降り、当然改札もなく、駅構内で場所を確保して、初めてのUber接続を始めました。タクシー乗り場も近くにあるようです。
「決まったみたいだよ、車。歩こう。」
駅の外に出ると、路面が濡れていました。雨は止んでいましたが水溜りを避けるようにコロコロしなければなりません。駅正面の道を渡った時に、ドライバーから電話があって、Uberはもう待ち合わせ場所に着いている様子。慣れない場所で、初めてのUber車の捜索にはハルキも苦労したようです。後で聞いてみると、スマホの画面に表示されるクルマのナンバーの文字が小さくて読めなかったのもその一因でした。
「ハロー!ボンソワール!!アーユー***」
車両を見つけると、ハルキがドライバーに話しかけて確認します。荷物をトランクに収納し、クルマに乗り込みました。目的地はアプリに入力済みなので、会話無しでもいいのですが、ドライバーさんとハルキが怪しい英語で会話をしています。車窓にはパリの街。パリの旅がいよいよ始まります。ノートルダム大聖堂を左手にセーヌ川を渡ります。サンジェルマンデプレ近くのairbnbの部屋にもうすぐ到着です。ブリュッセル南駅 駅
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