2018/08/18 - 2018/08/18
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ちびのぱぱさん
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小樽の日本酒の歴史は古いと聞いたような気がします。
久しぶりに晴れたので小樽の海でも見に行くことにしました。
ついでに明治創業の田中酒蔵と、同じく明治創業の小町湯を訪れひとっ風呂頂こうかと。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 自家用車
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明治から続く老舗の造り酒屋、田中酒蔵は小樽運河沿いを走る道道17号線沿いにあります。
信香町2-2という住所。
のぶか、と読む。
亀甲藏という名前が付いているのだけれど、どうしてそう呼ぶのか聞き忘れました。 -
木造の店舗は昭和二年の建造で、石蔵群は明治38年頃のものだそうです。
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石蔵の裏に駐車スペースがある。
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店舗の横に名水が湧く。
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宝川というブランドで商品展開。
扱っている店を探さないと購入できません。 -
中のお店では試飲ができます。
相方と譲り合った末、わたしが試飲をすることになりました。
「今度は汽車でおいで下さい。」
と、美しくも優しい女性従業員がおっしゃいました。
そういえば、ここは南小樽駅から徒歩圏内です。
南小樽周辺は観光化されておらず、お散歩に最適。
さて、極上のお酒たちを次から次に試飲。
至福のひととき。
本みりん500mlを購入しました。 -
狭い階段を上がると工場の二階。
時期であれば仕込みの様子も見学できそう。 -
設備は近代化されています。
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酒粕を選定していました。
こわれでいいから安く買えないかな。 -
麹を作る部屋。
説明を見ていた相方が、納豆を食べたら入れないらしい、という。
わたしたちは二人ともアウト。 -
さて、これから久しぶりの青い海でも見ましょうか。
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祝津港の方に車を走らせる。
この辺りは漁港として栄え、小樽水族館目当てに観光客が集まる。
わたしたちは眺めの良いニシン番屋を目指して坂道を登る。
途中、道の脇からアシカのショーを盗撮。 -
まずまずの天気。
しかし、良く雨が降りました。
青空が懐かしい。
青く透き通った海にウミウが一羽。
しきりに潜っては魚を追いかけている。
上から見ていると、水中の様子まではっきり見えるのでウミウの動きが手に取るように分かる。
ハマナスの赤い実が、ミニトマトよろしく崖に咲いている。
ハマエンドウはまだ花を付けています。
息が長い花だなあ。 -
小樽港からの観光船が、ひっきりなしに行き交う。
近くに青の洞窟なる観光名所があるらしい。
最近は、あちこちに生まれました。
その観光船を凄い数のカモメが追う。
かっぱえびせんでも持っていればスーパースターになれる。
ちなみに、千円くらいで購入したアイフォン用の望遠レンズを装着しています。
かなりの倍率で、洗濯ばさみみたいに本体を挟んで付けるから、調整が難しい。
最近漸く慣れてきましたが、レンズの方である程度焦点を合わせてやるとまあまあの写真が撮れる。
アイパッドも持っているのですが、そちらに付けるとピントの確認が取れるのでよりまともな写真が撮れる。
扱いが難しい分、旨く取れると喜びが一入(ひとしお)。
この日はまともに撮れたのは一つもない。 -
日和山灯台。
紅白に塗られて青い海に映える。
道内では宗谷岬に続き二番目にともされたらしい。
この建物は昭和28年建造。 -
鰊番屋の方に少し下る。
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明治30年に積丹の泊村に建てられたものを昭和33年にここに移築したのだとか。
海を望むのには最高の場所です。 -
ちなみに、この魚眼レンズは100円ショップで購入。
やはり洗濯ばさみのようにアイフォンに装着します。
チープな写り具合が気に入ってよく使っています。
やはり、レンズの位置とピントの確認が難しい。 -
入口の看板が虫喰いでひどいことになっている。
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入場料は300円ですが、以前に入ったことがあるので覗いて盗撮。
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縁側の窓からも盗撮。
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こういう釜で鰊を炊いたのでしょうか。
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少し下がったところに文学碑が。
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明治生まれの小樽の劇作家八田尚之(はったなおゆき)のものです。
あまり存じ上げなかったのですが、がんぜ(ウニ)という詩が刻まれています。
読んでみると、少年時代に小樽の海でともだちとがんぜを獲った思い出が綴られていました。
数々の映画の脚本を手がけただけあって、情景が思い描ける描写が続きます。 -
飛び出しているなあ。
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土曜日ですから、マリーナに係留されていたヨットが次々に風を捉えて洋上に漂います。
穏やかな海に、白いカモメが群れなすようにヨットが走る。
お弁当のおにぎりをほおばりながら眺めました。 -
さて、ひとっ風呂浴びるか。
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やってきたのは、先ほどの田中酒蔵の裏手にある銭湯。
駐車場は200mほど離れています。
ここは昔、三升蕎麦屋があった場所。 -
盛りを過ぎたあじさいが、少しさびた花を咲かせています。
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小町湯は明治創業の小樽でも最も古い銭湯です。
お湯は温泉が使われている。 -
100均の魚眼レンズをぱちんと挟んで撮り直してみる。
大した違いはない。 -
内部の下駄箱も柱も天井も、明治創業時のままだそうです。
写真を気軽に撮らせて下さいました。 -
昔、友達と争った3番も健在。
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朝11時から夜9時まで。
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浴槽も、創業時のままだと説明して下さいました。
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銭湯のこととて熱めですが、のぼせるようなことはなく、せっけんの泡のたち具合から酸性なのかなと思いました。
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天井も当時のまま。
周囲におしゃれなコーニスがしつらえてあり、天板は輸入の金属板を用いたとか。
「白いペンキを塗ったもんだから……。」
とおっしゃるので、塗る前はどうだったんだろうと剥がれかけの塗料の隙間目をやります。 -
脱衣所には、先ほど車を駐めた「三升蕎麦や」の創業当時の建物の写真がある。
「みますやさんも、こちらの経営だったんですか?」
「さんますといいます。」
「あっ、失礼。さんますさんですか。」
聞くところでは、江別市の開拓の村に創業当時の建物を寄贈したのだとか。
どおりで見覚えのある建物。
以前に中に入ってみたことがあります。
中には、昔の什器類がたくさん積み上げられていた。
「ずいぶん繁盛したんでしょうね¥。」
「先代が、女手一つでやっていたんです。建物を寄贈した後もしばらく続けていましたが、女将が亡くなったので店を閉めました。」
「ふーん。」
おっと、先に出ている相方が気になるのでそろそろ。
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