二度目の杭州西湖散策

2018/08/05 - 2018/08/05

中国蘇州に滞在していた2011年に世界遺産登録されたニュースを聞き、その年の国慶節の連休を利用して訪れたのが最初です。
帰りの高鉄チケットを杭州南で予約してしまったため、不安になり滞在時間3時間ほどで帰ってしまい 見落とした場所が沢山ありました。
今回は、その穴を埋めるための訪問です。

銭塘江の近くのホテルをキープして拠点としました。 ホテル近くの地下鉄駅 江陵路から定安路駅まで行き、南宋御街をぶらぶらと歩いて河坊街を経由して西湖に行きました。

西湖では遊覧船に乗って龍井茶を楽しみ、湖畔を散策、いくつかの博物館で涼しみながら歴史を学びました。

計画では蘇堤を歩いて西湖一周でしたが、当日は37℃の表示が出ていて、危険を実感する程の暑さでしたので、半周で断念。
駅周辺にあった中華食堂でセットメニューを食べてホテルへの帰路につきました。

エリア 杭州(中国)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 3.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 5.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

ホテルは銭塘江の川べりに建つ奇妙な形のビルな14～15Fのインボードィンホテルです。
このホテル以外にも複数の施設が入っていて、予約したホテルのフロントを探すのに右往左往してしまいました。

ホテル内装は、入って右にキッチンスペース。
でも鍋やフライパンは有りません。

ソファはご覧のようにファションカジュアルで座り心地は良好でした。

銭江龍のモニュメントは川沿いの遊歩道に立ってます。かなり大きなものです。

街並みは、古い建物と新しい小川や歩道などが入り混じり良い雰囲気を出してます。

かなりの川幅です。
銭塘江は、杭州湾に流れ込む大河で、毎年起こる逆流で多くの観光客が訪れる河川です。
今年は8月18日と聞いてます。

ホテルからは、地下鉄で移動しました。
西湖近くの龍翔橋駅が便利なのですが、一駅手前で下車し南宋御街をぶらぶらと散歩することにしました。

今居るのは地図の1番下です。
結構な店舗が集まる大商店街です。

区画毎にこのような門があります。

中国で良く見かけるCOSTAも古民家改造で この様な雰囲気です。
しばらくコーヒーを楽しませていただきました。

街道沿いの雑貨店です。
センス良い茶器の間に本が置かれてました。
東野圭吾のナミヤ雑貨店でした。

交差点を曲がって河坊街へ入ると、またちょっと雰囲気が変わります。
こちらは観光客向けのお店やレストランが多くなります。

河坊街の入り口にあるモニュメント
大黒様に人が群がる図でしょうか？

河坊街から西湖に向かいます。
新たな地下鉄工事をしてました。 もっと便利になっていくのですね。

交差点の向こうに西湖の入り口が見えてきました。

湖の方向に直ぐに向かわず、前回は歩けなかった林間道を歩いていると日中不再戦の碑がありました。
岐阜市は杭州市と友好都市協定を結んでおり、市長名で寄贈されたものです。

こちらも岐阜市から
元気健康都市のモニュメント

何の意図があったのかは不明です。

こちらも岐阜市からの寄贈 和平龍
ですが、大きく成長した木に覆われてしまったのが悲しい

中国の庭園には欠かせない蓮の群生
枝垂れ柳との組み合わせはバツグン

湖畔の歩道には柳の木が連なっています。
良い風景です。

湖の上の桟橋は九曲橋
手摺りが無くて、端は歩くのが怖かったです。

水面ギリギリを渡り建物に行きます。

記念撮影スポットのため、必ず柱には誰か立っています。

西湖の北東部まで歩いて来ました。

蓮の花の向こうに見えるのが二階建ての遊覧船です。

入り口で50元を払って乗船します。
1階は満席で立ってる人がチラホラ
2階に上がると空席が沢山ある。奥まで行くと茶席になっているのに気付く。お茶代 20元を払って龍井茶をガラスコップで頂く。大好きな中国茶のひとつです。

船が動き出して暫くするとお姉さんが話を始めました。最初はお茶販売のオススメガイドかと思っていたのですが、部屋の外からも聴きに入って来る人や小さな子供が最後まで側で聞いていたりと、かなり興味を惹く内容らしい。
中国語がわからず残念。

船はゆっくりと西湖を進んで行きます。

上陸はしませんでしたが三潭印月をぐるっと一周して戻ります。

雷峰塔が見えて来ました。
前回訪れたときに最上階まで登ってますので、今回は無し。
ここからの西湖全景も素敵です。

雷峰塔に最接近

暑さが厳しくなって来て、無料の博物館に避難
エアコンの効いた部屋は天国でした。

ベターと座っていると警備員に座らないように指導されてしまいます。

再建立前の雷峰塔の写真です。
博物館では当時の姿が様々な角度から説明されており、中国語を理解しなくても充実した内容です。

蘇州園林でも見ました。
立派な太湖石