姫小島水門跡

2018/08/09 - 2018/08/09

　平潟湾に注ぐ宮川の河口にほど近い場所に姫小島水門跡が平成5年（1993年）に復元されている。金沢地区の干拓事業を進めてきた永島家六代目段右衛門が、天明5年（1785年）、金沢入江新田開発のため造ったものといわれている。満潮時の海水の流入を防ぐためにこの水門が設けられた。
　水門の名前はこの場所が島だったことに因む。「照手姫と小栗判官」伝承によると、照手姫がこの島で松葉いぶしの難に遭ったと云うことで、この土地の人が哀れみ「姫小島」と呼ぶようになったという。
（表紙写真は復元された姫小島水門跡）

エリア 八景島(神奈川)

復元された姫小島水門跡。

「姫小島水門」。

「手づくり郷土賞」（平成7年（1995年）銘）受賞プレート。

復元された姫小島水門跡。

復元された姫小島水門跡と姫小島跡（左側）。

「姫小島跡」。