2018/07/27 - 2018/07/27
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Masakatsu Yoshidaさん
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知床旅行の第二日目:7月27日に、知床観光船“おーろら”に乗り、世界自然遺産知床を海上から観光しました。観光したコースは、ウトロ港から知床岬までの航路を往復するコースで、所要時間は3時間30分です。
事前調査
私は予めインターネットで観光船を予約しておりました。しかし、ウトロに来たのは初めてであり、観光船乗り場等が分らないので、前日の夕方、乗り場のあるウトロ港の現地検分をしました。同時に、乗船券発行事務所も調べておきました。ここで、念のため観光船の予約が登録されていること確認しました。乗船場所は、事務所からから100m程先であることも分かりました。
尚、事務所によると、観光船の出港時刻は10:00ですが乗船できるのは9:30からと言うことでした。事務所がオープンするのは9:00との情報も入手しました。
主な絶景スポット
・断崖絶壁や奇岩:クンネポール、オーバーハング、像岩、タコ岩、メガネ岩など
・滝:フレペの滝、湯の華の滝、岩雄別川、カムイワッカの滝、カシュニの滝など
・岬と灯台:プユニ岬、ウトロ崎灯台、知床岬、知床岬灯台など
・知床連山:羅臼岳、硫黄山など
・その他:岸辺の番屋、イルカの群れなど
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 船 ANAグループ 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- じゃらん
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-
朝9時にウトロ港への入口にあるしれとこ観光船の乗船券発券事務所に立ち寄り、“おーろら”の乗船券を発行してもらいました。
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9時15分頃に乗船口に到着しました。ここから見た“おーろら”の雄姿です。
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9時半頃には、乗船を待つ客の長い列ができていました。
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乗船すると、知床半島を眺めることができる展望デッキの右舷側に席を取りました。
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航路の行き先を眺めると、港に戻って来る別の観光船の姿がありました。
尚、背景には知床連山が見えました。 -
10時に予定通り出航しましたが、最初に見えたのが”プユニ岬”です。
ここからの眺望は知床八景の一つに数えられています。
この岬は流氷が最初に接岸する場所だそうです。因みに、プユニとはアイヌ語で“穴のある場所”を意味するそうです。 -
次に見えてきたのが、岸壁の中間部からから流れ出している“湯の華の滝”です。つまり、知床半島の地下水が岩肌から噴出している様に見えます。別名、“男の涙”と呼ばれています。
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その隣には、崖っぷちから飛び出ている奇岩が現れました。“像岩”と呼ばれる巨岩です。
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遠方の側に見えてきた平坦な海岸は、岩雄別川の河口です。
秋にはシロザケ、カラフトマスが遡上するので、河口付近にはサケマス孵化場があるそうです。
この川は知床連山の最高峰である羅臼岳に水源があり、中流には岩尾別温泉があります。 -
この後は、知床連山が並ぶ景観が続きました。
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出港してから30分ほど経過した頃、遠方に”カムイワッカの滝”が見えてきました。この滝は、知床八景のひとつです。後方に聳えているのが、知床連山北端の高峰、硫黄山です。
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航路の前方には、次々と岬が張り出していました。
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しばらく進むと、番屋の様な建物が見える海岸がありました。“ルシャ湾”です。ルシャはアイヌ語で「浜へ降りていく道」という意味の様です。
ここにはヒグマが出没する様ですが、この日のクルージングでは見ることができませんでした。 -
11:00頃には、断崖を背にした波打際に、”タコ岩”と呼ばれる岩が現れました。大きな頭の様な形の岩を、タコに見立てたようです。
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そしてそのすぐ近くに、白く輝いて勢いよく流れ落ちる滝がありました。それは“カシュニの滝”でした。カシュニはアイヌ語で“狩り小屋のあるところ”という意味の様です。
知床にはこんなにたくさんの滝があるとは思いっていませんでした。 -
知床半島は、更に先端の方角に長く延びていました。
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船内のアナウンスで、間もなく“メガネ岩”が見えますよと言うアナウンスがあったので、注意深く眺めていたら、海辺に“メガネ岩”らしい岩が見えて来ました。
私は円形の空洞(あるいは窪み)が二つある岩を想像したのですが、同一の形状ではありませんでした。“窓岩”とも呼ばれますが、その方がふさわしい呼び名と思います。 -
知床岬の先端に近付いて来ましたが、石を積み重ねた防波堤の向こうに番屋が建っていました。
ここは「文吉湾」という入り江らしく、小さな港となっている様です。これは緊急避難港として造られており、プレジャーボートなどは基本的に入港できないと言うことです。
尚、この地区は携帯電話も通じないので、万が一のSOSを発信することもままならない様です。 -
いよいよ、知床岬が見えてきました。出港してから1時間45分経過していました。
知床岬の先端付近は、知床国立公園の特別保護地域に指定されており、観光目的など一般の立ち入りが厳しく規制されているエリアです。
陸上の道路もないんで、手つかずの自然が残っている景観です。
観光船は、岬の先端に近づくことはなく、沖合でターンをしてウトロ港を目指す帰路に就きました。知床岬 自然・景勝地
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岬の高台の上には、灯台が建っていました。この灯台は日本の灯台50選に選ばれています。
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帰路に就くと、再びカシュニの滝が見えて来ました。
滝は、2段になっていることを発見しました。 -
カシュニカの滝を過ぎてしばらくすると、“左舷の海にイルカが泳いでいるのが見えます。”と言うアナウンスがありました。急いでカメラを構え、イルカが海面から飛び出す瞬間を捉えました。イルカを見ることができ、とてもラッキーでした。
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帰路に就いてから1時間程で、観光船はカムワッカの滝のすぐ近くまで接近ました。目の前で勢いよく流れる滝の姿を観賞できました。
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次いで、”オーバーハング”と言う切り立った断崖の近くを通りました。船内のアナウンスによると、高さは200mくらいとのことでした。
この崖の向こうには、私が昨日散策した知床五湖があります。 -
この様なオーバーハングの景色が暫くが続きました。
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やがて断崖絶壁の景色が終わり、奥まったところに平坦な岸辺が現れました。、岩雄別川河口部の扇状地です。
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岩雄川を過ぎると、再び切り立った断崖が現れました。
今度は断崖の岩壁に大きな洞窟が穿たれていました。それは、”クンネポール”と呼ばれ、アイヌ語で”黒い洞窟”と言う意味です。
このような洞窟は、長年に渡る流氷の浸食で出来たようです。 -
その後まもなく、切り立った断崖の向こうの高台に”ウトロ崎灯台”が建っていることに気づきました。
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ここを過ぎると、国道334号知床横断道路の高架橋が見えて来ました。
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13:30頃、ウトロ港に戻って来ました。
遠方の正面に見える山高帽子の様な形状の黒っぽい山は、”オロンコ岩”と呼ばれる巨大な岩で、知床八景のひとつです。
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