2018/08/02 - 2018/08/02
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xiaomaiさん
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最高気温が38度となった日に桂離宮を訪れた。案内係の方とともに1時間ほど歩いて参観する。自由参観ができるなら、丸一日ここにいたいけど、そうできず残念。
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桂駅から徒歩で20分ほど。普段ならなんとも思わない距離だけれど、38度という環境ではだいぶ体力を消耗した。
画像は正門。皇族のみが使用されるとのことだ。 -
一般参加者は正門脇の小道を進む。
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こちらが一般参観者が入場する黒御門。あらかじめ許可証を得ておいた方が望ましいけれど、当日申し込み枠もある(要確認)。
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入場手続きを済ませた後は、参観者休憩所で10分ほどの案内映像を観る。その後、案内役から諸注意を聞く。
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中に入っても、この松のために池はすぐには見えない。お楽しみを焦らす策。
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やんごとなき方々がここを歩かれていた。
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奥に見えるのが正門。脇には竹林。
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正門を入って次に現れる御幸門。
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紅葉の季節はどれほど美しいのだろう。
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茶室松琴亭の待合腰掛けが置かれた外腰掛。
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外腰掛には雪隠が設けられているが、実際に使われることはほとんどなかったようだ。客を迎え入れるための礼儀として設置されたらしい。
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外腰掛に座って目の前に現れるのは蘇鉄山。来客を驚かすためにわざわざ蘇鉄を植えたそうだ。島津家から贈られたと伝えられている。
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画像に収めたいと思う景観だらけ。
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これは黒く扁平な石を敷き詰め砂浜に見立てた州浜。先端の灯籠は岬の灯台。さらに、天橋立に見立てた橋。
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立ち止まってしばらくゆっくり眺めていたかったけれど、許可を受けて入場している身分ではそれはできない。
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フランス語を話していた家族連れのお父さんは大量に写真を撮っていた。
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よくぞこれほどの庭園を造営してくれたものだ。
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細い石橋を渡る。
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暑さを一瞬忘れてしまうほどの美観。
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桂離宮でもっとも格の高い、茅葺入母屋造の茶室である松琴亭。
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手前に台所があり、奥に青と白の市松模様の床や襖。平成の世でも十分斬新な感じがする。
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ここにはあるものを掛けていた。参観者休憩所にそれが展示されていた。
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それはこの半鐘。来客に準備ができたことを知らせたようだ。
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悪天候であれば、これほどの景観は見られなかっただろう。
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小高いところに建てられた賞花亭。
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オープンな構造になっている。画像右手にある連子窓からは深山幽邃の景観が楽しめる。
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賞花亭は今出川にあった八条宮家にあった茶屋「龍田屋」を移築したと伝えられ、その暖簾が残されている。
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ゆっくりとこの景観を楽しめれば、どれほどよいか。
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園林堂
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田舎屋風の茶室である笑意軒。
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扁額は曼殊院良恕法親王による。
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隣の敷地は一般人に買われたものを政府が買い戻した。景観を守るためだ。
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外には稲が植えられている。
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右から、古書院、中書院、新御殿。
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古書院には月見台が設けられている。
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これがその月見台で、実際には月だけでなく、庭園を眺められるのにも使われたらしい。
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月波楼。その名の通り、月を愛でるによい位置にある。
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もちろん庭を眺めるにもよい場所だ。
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ここから名月を愛でてみたい。
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書院の玄関である御輿寄。一枚石の上には6人の沓が並べることができたことから「六つの沓脱」と呼ばれた。
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この中門から出てきて、1時間の参観は終了となる。
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離宮へ向かう桂川沿いの道は、非常に狭い上、二車線道路。歩くときは十分注意しないといけない。
大きな地震にも耐え、原爆も落とされず、建造当時の様子をいまに残す桂離宮。ぜひ他の季節にも訪れたいところだ。
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