2018/07/21 - 2018/07/24
114位(同エリア377件中)
れおんさん
とある酷暑の日。
僕「7月の旅行はどこへ行こうか」
妻「涼しいとこがいい!」
僕「じゃあ東北にすっか!行くぜ、東北。」
と安易に決めた東北旅行。知らなかった、山形があんなに暑いなんて...。ともかく、今回も名所にグルメに大満足の旅でした。
旅行記を短くまとめ上げる気がなく、今回も6編の長編になっちまいましたが、どうぞ最後までお付き合いくだせえ。
《総走行距離:954.2km》
[こちらは 6-4 です]
PR
-
[これより前は 6-3 をご覧ください]
大浴場は本館と別館の2ヶ所にあり、別館は日帰り入浴でも利用できます。
まずは本館から。一番手前は無料の貸切風呂、隣りが男風呂で、一番奥が憧れの女風呂です(おいっ)秋保温泉 ホテルきよ水 宿・ホテル
-
大浴場は、外光を目いっぱい取り込んだ開放感のある造りです。
-
右側の泡風呂は、少し高い位置にあります。
-
そして、名取川のせせらぎが耳に心地よい露天風呂。
-
肩までつかると...
はあ、たまらん。こりゃたまらん。気持ち良すぎて、おっさんどうにかなりそう(どうなんねん) -
風呂でどうにかなってしまったおっさんは、「部屋で寝てる」と言う妻を置いて、ひとりお散歩。
宿から車で5分、《秋保・里センター》に来ました。秋保 里センター 名所・史跡
-
入館無料の観光案内施設です。
-
案内図。色々あって、なんだか楽しそう。
-
中へ入ってみます。
秋保温泉とその周辺の観光スポットが紹介されています。 -
《秋保温泉郷観光案内所》もありました。
ただし、宿泊予約の受付や手配はやっていませんので、注意してください。秋保温泉郷観光案内所 名所・史跡
-
あら、なんかおもしろそうなジオラマが...
-
へえ、秋保電鉄ってのがあったんだ。
-
いいなあ、こう言うのどかな風景。こんな時代に行ってみたい。
集電がトロリー(架線から電気を取るポール)なのもまた泣かせる。 -
当時の秋保温泉駅を再現。
-
そしてジオラマ。ボタンを押すと電車が動きます。
-
こちらは茂庭駅。ホームの猫がかわいい。
-
裏側は月ヶ丘駅になっています。
なんだか心が温まるジオラマで、とても良かったです。 -
館内にはなぜかツキノワグマの剥製が。
熊が出るらしいので注意してください。 -
敷地内には、名物の秋保ドリアと薪火珈琲をいただけるカフェの《HACHI》がありました。
-
日本一になったナポリタン美味しそう!
でも夕食が入らなくなるから食べられない... -
足湯も完備。近隣の宿「岩沼屋」から湯を引いているそうです。
-
次は秋保・里センターから車ですぐ、《磊々峡》へ到着。
車は酒屋の隣りの無料駐車場へ駐車します。磊々峡 自然・景勝地
-
秋になると紅葉が綺麗なんだろうなあ。
-
ここから峡谷へ下りてみます。
ちなみに、見慣れない漢字ですが、磊々峡と書いて「らいらいきょう」と読みます。 -
小さな峡谷ですが、ごつごつした岩の合間を川が流れ、なかなかの絶景でした。
-
宿へ戻って来ました。夕食の前に、今度は別館の風呂へ行ってみます。
別館へは、本館玄関の横の渡り廊下を歩いていきます。 -
日帰り入浴は、日曜は19時まで。でも宿泊者は23時まで入れます。
これぞ宿泊者の特権! -
良い雰囲気の渡り廊下です。
-
ちなみに、別館の外の入口はこんな感じ。
木で隠れてますが、写真の真ん中辺りに入口があります。 -
受付とお休み処。宿泊者はそのままスルーで風呂に入れます。
-
夕方もずっと日帰り入浴客がいたため夜に撮影。
大浴場は岩造りになっています。 -
すると突然「ボコッ!」と音が。
約1分間隔くらいで、間欠泉みたいに湯が噴き出します。高さはありませんが... -
露天風呂には、ドーム型をした岩窟の雨よけもあります。
-
夜はライトアップされ、とても良い雰囲気でした。
-
ついでに、本館の無料貸切風呂も。
空いていれば自由に利用できます。 -
貸切風呂は全部で3つありますが、1つだけ入るの忘れた...
小さい湯船ですが、身体が不自由で大浴場を利用できない方も、ここでなら温泉が楽しめそうです。 -
夕食は18時から。見晴し御膳にある個室でいただきます。
-
綺麗な廊下を進みます。
-
案内された個室に入って、ちょっとびっくり。カウンター式になっていて、横に並んでいただく個室は初めてです。
でもこれがすごく効率的。皿の上げ下げが素早くできるので、宿の方は楽ちん、すぐに退室してくれるので僕たちはプライベートが守られる。お互いウィンウィンです。 -
最初にセッティングされていた品々。見た目にも清涼感があります。
-
まずは食前酒から。何の果実か忘れましたが、ほんのり甘くて美味しかったです。
-
そう言えば、この個室にはテレビがついていて、部屋食のようにテレビを見ながら食事ができます。
-
先付は、出汁のかかった「とうもろこし豆腐」。
とうもろこしのほのかな甘味を感じます。 -
おっと、今夜の相棒を忘れちゃいけない。
-
日本酒で喉を潤したら、次は前菜を。左上から時計回りに「鰻白焼きの酢浸し」「新馬鈴薯の北海和え」「川海老唐揚・煮凝り・とうもろこし真じょ焼き・枝豆」「季節野菜の白和え」。
旬の食材を使った品々、夏を感じられて嬉しいです。 -
「寄せ水雲(もずく)・水蛸・叩きお倉」。
-
刺身は「ホタテ・鮪・鯛・甘海老・烏賊」。
素敵な氷の器に、5種類も盛り付けられています。 -
蒸篭では、夏野菜を座布団に、牛肉と豚肉が蒸し上がりました。
-
これを胡麻ポン酢につけていただきます。
牛肉のとろけるような柔らかさと、脂の旨みがたまりません。 -
冷し鉢の「小芋卵蒸・蛸旨煮」にはゼリー状の出汁がかかってますが、この出汁が美味い!
-
ここで差込み料理として、冷菜の「馬鈴薯摺り流し」が運ばれてました。いわゆる、ジャガイモのビシソワーズです。
不思議です、冷たいスープがこんなに風味豊かとは。スプーンが止まりません。
宿の方「次は揚げ物と焼物を一緒にお持ちしますね」
一緒にとは珍しい。 -
うおっと!こう来たか!まさか同じ器に盛られてくるとは。
でもこれがまた風流。船の形をした器に盛られてるのは「蓮根挟み揚げ・枝豆真じょ揚げ」と「鮎の塩焼き」。
特にこの鮎の塩焼き、なんと初めから3枚に下ろされていて、骨を取る必要はありません。恐らく3枚に下ろしてから焼いたようです。あと、一緒に付いていた鮎の頭の素揚げがめちゃくちゃ美味しい! -
お食事は宮城米に蜆の味噌汁、香の物です。
白飯が美味すぎて泣きそう! -
時刻はすでに19時を回っています。あの掛け時計、欲しいなあ。
-
水菓子のシャーベットは、多分すもも。果物も付いています。
こちらの夕食、一品一品が丁寧に作られていて、とても美味しかったです。 -
夕食の個室の窓から見えた空が綺麗だったので、食後にちょっと外へ出てみました。
夕暮れの空とライトアップされた宿。うーん、綺麗だ... -
そう言えば、この宿には庭園もあり、そこに流れる滝もライトアップされていました。
-
館内の居酒屋。ラーメン食べてみたいけど、お腹がパンパン...
この後も本館、別館の風呂を交互に楽しみながら2日目の夜を過ごしました。 -
【3日目】
翌朝は5時に起床。朝風呂を楽しんだ後は、車でひとりお散歩。
宿から西の方向へ3分ほど走ったところにある、名取川の渓谷です。 -
実は昨日宿へ来る前にそばを通ったのですが、その時はここで水遊びをしている人がたくさんいました。
-
ここから川岸へ下りてみます。
-
時刻はまだ朝6時なので、当然誰もいません。
ここは秋保地区の穴場スポットかも。朝から良い景色が眺められました。 -
ついでにこちらも紹介。秋保温泉街にある《主婦の店 さいち》の「おはぎ」は、もはや地元名物ではなく仙台名物としても挙げられるくらい有名です。
昨日の昼間にここを通りましたが、駐車場がいくつも点在しているうえ、何人もの警備員が交通整理しているくらい来客が多いそうです。主婦の店 さいち グルメ・レストラン
-
《天守閣自然公園 市太郎の湯》は、宿から車で3分くらいのところにある日帰り入浴施設。
「天守閣自然公園」の中にあり、公園には庭園や食事処などもあるので、ここで1日過ごせそうな感じです。天守閣自然公園 公園・植物園
-
朝食は7時半から、昨夜と同じ個室でいただきます。
-
バイキングの朝食も良いですが、やっぱりこうっやってお膳立てされた朝食の方が、落ち着いて食事ができるので好きです。
御御御付は「豚汁」、温物は焼き鮭にかまぼこ。 -
朝食の定番、納豆と海苔。
こちらの宿、食事も美味しいし風呂も気持ち良く、宿の方もみなさん親切で大満足でした。
さて、朝食を終えたら、朝8時半には出発です。 -
車で30分ほど走ると、右手に《釜房湖》が現れました。ダムによって形成された人造湖です。
釜房湖 自然・景勝地
-
そのダムが《釜房ダム》。
-
この写真では分かりませんが、立派な重力式のコンクリートダムでした。
釜房ダム 名所・史跡
-
宿を出発してから1時間、9時半過ぎには山形県随一の観光名所、山寺に到着しました。
車は食事処も併設した土産物屋の《ふもとや 本店》に駐車。駐車料金は1回500円ですが、店で1,080円(だったと思う)の食事か買い物をすれば無料になります。ふもとや本店 グルメ・レストラン
-
間違えそうになりましたが、こっちは「日枝神社」の登山口。
-
《山寺》の登山口は、一番東側にあるこちらの階段です。まあ上でつながってますが。
妻「はあはあ、暑い...」
確かに暑い...宝珠山立石寺 寺・神社・教会
-
上ったところには、立派な《立石寺中堂》が。山寺の正式名称は「立石寺(りっしゃくじ)」だそうです。
立石寺中堂(根本中堂) 寺・神社・教会
-
参拝を終えたら、少し境内を散策します。
-
こちらは先ほどの階段を上ったところにある「日枝神社」。
日枝神社 寺・神社・教会
-
日枝神社の案内板。
-
その隣りには《山寺宝物殿》がありました。
立石寺納経堂 美術館・博物館
-
《芭蕉の句碑》。ここ山寺は、松尾芭蕉が「奥の細道」の中で句を詠んだことでも有名です。
妻「なんて言う句か知ってる?」
僕「えーっと、『スズメの子 そこのけそこのけ あそこの毛』」
妻「はあ?それおっさんが酒の席で詠む句じゃん」
別に詠まないと思うけど。正解は「閑さや 岩にしみ入る 蝉の声」。 -
「奥の細道」における奥州・北陸の旅に同行したお弟子さん「曽良」。
-
もう少し先に進むと「門前cafe」がありました。
「力こんにゃく」ってなんだ?? -
こちらは「念佛堂」。
-
その横には鐘楼もありました。
-
さあ、ここがあの有名な長い長い千段もある階段の入口。
僕は未経験、と言うか山形に来るのも初めてですが、妻と娘は剣道の遠征試合で何度か山形に来ていて、すでに2回も上っています。 -
登山口について。
-
これが境内の全体図。山頂からの眺めは絶景だそうです。
っと、ちょうど良いタイミングで [続きは 6-5 をご覧ください] になってしまい、「さあ、頂上からの景色はいかに!?」みたいな終わり方になってしまいましたが、上りませんよ。めちゃくちゃ暑いので。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
-
前の旅行記
3泊4日 宮城と山形 (6-3) 青葉城址と秋保大滝
2018/07/21~
仙台
-
次の旅行記
3泊4日 宮城と山形 (6-5) 山形の文翔館と冷しラーメン
2018/07/21~
山形市
-
3泊4日 宮城と山形 (6-1) 松島観光と絶品の牛たん
2018/07/21~
松島・奥松島
-
3泊4日 宮城と山形 (6-2) 福浦島とホテル松島大観荘
2018/07/21~
松島・奥松島
-
3泊4日 宮城と山形 (6-3) 青葉城址と秋保大滝
2018/07/21~
仙台
-
3泊4日 宮城と山形 (6-4) 秋保温泉ホテルきよ水と山寺
2018/07/21~
秋保温泉
-
3泊4日 宮城と山形 (6-5) 山形の文翔館と冷しラーメン
2018/07/21~
山形市
-
3泊4日 宮城と山形 (6-6) 最高のおもてなし 日本の宿 古窯
2018/07/21~
かみのやま温泉
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったホテル
-
秋保温泉 ホテルきよ水
3.36
この旅行で行ったスポット
もっと見る
秋保温泉(宮城) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 2泊3日 宮城 松島の絶景と秋保温泉 山形 市内観光と日本の宿 古窯
0
86