2018/07/21 - 2018/07/24
225位(同エリア1256件中)
れおんさん
とある酷暑の日。
僕「7月の旅行はどこへ行こうか」
妻「涼しいとこがいい!」
僕「じゃあ東北にすっか!行くぜ、東北。」
と安易に決めた東北旅行。知らなかった、山形があんなに暑いなんて...。ともかく、今回も名所にグルメに大満足の旅でした。
旅行記を短くまとめ上げる気がなく、今回も6編の長編になっちまいましたが、どうぞ最後までお付き合いくだせえ。
《総走行距離:954.2km》
[こちらは 6-1 です]
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【1日目】
自宅を夜中3時に出発。常磐道を北上すること1時間、4時に「守谷サービスエリア」で小休憩。 -
スタバでお茶でも・・・って、開いてるわけもなく。
用を足したら早々に出発です。 -
そしていきなり飛びますが、朝7時半過ぎには宮城県の松島海岸に到着。
まだ1台も車が停まっていない松島公園第1駐車場に駐車し、さっそく有名な福浦島に渡ろうと福浦橋ふもとの《福浦島カフェベイランド》に来ましたが...
げっ!閉まってる!
営業時間を間違えちゃった。ここはまた後で来ることにします。福浦島 自然・景勝地
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と言うことで、松島公園第1駐車場の隣にある《五大堂》へ。ここは24時間見学可能です。
五大堂 名所・史跡
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朱色の橋を渡ってお堂まで向かいます。
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少し進むと、スカスカの橋がありました。奥にはお堂が見えます。
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「すかし橋」と呼ばれ、参拝にあたり気を引き締めるためだそうです。
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実際にスカスカです。
妻「海が見える!魚いるかな!」
引き締まるどころか盛り上がってるやん。 -
お堂に来ました。なかなか歴史を感じさせる風貌です。
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それもそのはず、建立されたのは今から400年も昔。しかも伊達政宗公によってです。
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お堂の前からは、風光明媚な松島湾が見渡せます。
遠くに見える長い橋は、福浦島へ掛かる福浦橋です。 -
そろそろ岸に戻りますが...
僕「なにやってんの??」
妻「せっかくだから2枚使って」
意味がわからん。
ちなみに、昔はこの板は敷かれてなくて、ハシゴ状の橋だったそうです。確かにそれなら気が引き締まりそう。 -
次は、五大堂から徒歩3分くらいのところにある《瑞巌寺》を参拝です。
瑞巌寺 寺・神社・教会
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風格のある「総門」をくぐります。
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そこから受付へ続く杉並木の参道。
2011年の東日本大震災の津波で塩害を受けた杉木を数百本を伐採したため、なんとなくさっぱりとした風景ですが、再生工事も終わり、これからの成長を期待させる風景でもあります。 -
受付で拝観料を納め、朝8時の開門とともに中へ。
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実に10年近くをかけて、大修理と震災の補修を行ったそうです。
...が、気がつけば妻がいない。付近を探してみると... -
またやってるし。妻お得意の、木の声を聞くという妙技(ただの怪しい人)。
僕「...なんか聞こえた?」
妻「こっちおいでぇ、って」
怖いわ。 -
とりあえず、他人の振りして妻を放置。
受付を入ったすぐ左側にある「法身窟」へ。岩窟に格子戸がはさまっています。
この中で、法身禅師と言うお坊さんが遁世してたそうです。 -
さらに奥へ。
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立派な杉木と松の近く、手前には本堂へ続く「中門」、奥には皇室や藩主専用の「御成門」があります。
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先祖代々続く庶民の僕たちは、中門をくぐって中へ。
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「本堂」の全景。
ちなみに、今はここからでなく、後で行く庫裡(くり)から本堂の中へ入れます。 -
庫裡は、本堂の右側にあります。
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本堂へ入る前に、青龍殿と呼ばれる《瑞巌寺宝物館》から見学。
中は撮影禁止のため写真はありませんが、ここで瑞巌寺の大修理落慶に関するビデオを見て予習です。
予習してから本堂を見学したら、色んなことがよく理解できました。瑞巌寺宝物館 美術館・博物館
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こちらが《庫裡》の入口。本堂へはここから入ります。
撮影禁止のため写真はありませんが、歴史を感じさせる立派な部屋がいくつもありました。 -
1時間近く瑞巌寺を見学した後は、参道を横にそれ、近くにある円通院へ。
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その途中にあった《洗心庵》は食事や甘味をいただけるお店です。
ちょっと小腹が空きましたが、まだ開店準備中でした。洗心庵 グルメ・レストラン
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こちらが《円通院》の入口。
伊達政宗公の嫡孫、伊達光宗の菩提寺です。円通院 寺・神社・教会
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緑の生い茂った、美しい境内を歩きます。
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すぐ左側には石庭が。
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眺めていると、なんだか心が洗われる...
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奥へ進むにつれ、林が深くなっていきます。
うーん、マイナスイオンがいっぱい。 -
妻「げっ、階段!」
ちょこっとだけやろ! -
一番奥には、霊廟「三慧殿」がありました。
ちなみに、この円通院は《三陸三十三観音》の1番目の札所だそうです。 -
近くの岩窟には、たくさんの石仏がずらりと並んでいます。
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来た時とは違う道を通って入口へ戻りますが、どこも深い緑に囲まれ空気が澄んでいて、とても気持ちが良いです。
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すると突然バラ園が現れました。
「なんでこんな所に?」と思っていると... -
伊達政宗公の家臣で、遣欧使だった支倉常長が日本最古の洋バラを持ち帰ったことに由来して造園したそうです。
見頃はもう過ぎましたが、それでも所々で色艶やかな花を咲かせていました。 -
ちなみに、円通院の隣には、懐石料理をいただける料亭《雲外》があります。
僕「お昼ここで食べよっか」
妻「いくらするの?」伊達精進懐石 雲外 グルメ・レストラン
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僕「えっと、一番安いので4千円くらい」
妻「はい却下」
まあ当然の結果ですな。もっとお金持ちになったら来よう(そんな日は来るのか?) -
小腹を空かせたまま円通院から徒歩3分、《菓匠三全・松島寺町小路店》に来ました。
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道路沿いの、この大きな看板が目印です。
こちらは、宮城県では名の知れた和菓子のお店。 -
《阿倍蒲鉾店・松島寺町店》と一体化していて、中で繋がっています。
阿部蒲鉾店 松島寺町店 グルメ・レストラン
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「萩の月」など宮城県の銘菓が並んでいますが...
僕「宮城県の名物と言えば?」
妻「ずんだ!ずんだずんだ!」 -
と言うことで、こちらのカウンターで買って食べることに。
妻「私はずんだシェイク!」
ずんだ餅じゃないのかよ! -
ずんだ餅ですが、この小さなカップに白玉サイズの餅が3つ入っていて、小腹におさめるには丁度良い量です。
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スプーンで餅をすくって、ずんだをたっぷりと乗せてパクリ。
枝豆の風味と粒々が口の中いっぱいに広がって、これは美味!妻にも1つあげましたが...
妻「すごい!モチモチしてる!」
僕「そりゃ餅だもん」 -
こちらにはイートインスペースがあるので、店内で涼みながら食べても良し、テイクアウトして食べ歩きするも良し、お好きなスタイルでいただくことができます。
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10時に近づいて来たので、《松島観光協会》のある「松島海岸レストハウス」へ。
事前に10時出港の遊覧船を予約済み。
他にも、笹かまの手焼き体験や焼き牡蠣をいただけるお得なコースです。丸文松島汽船 乗り物
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今回利用するのは《丸文松島汽船》。レストハウスの2番窓口で受付を済ませ、レストハウス内で少し待ち合わせた後、10分前には目の前の桟橋へ。左側から出港します。
ちなみに、右側に停泊してるのは「松島巡り観光船」と言う別会社の船なので、乗り間違えないように注意してください。 -
下船後に撮った写真ですが、こちらがこれから乗船する「はやぶさ2号」で、丸文松島汽船では一番新しい船だそうです。
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受付で遊覧コースを聞いたところ、どうやら右席の方が見所が多そうな感じだったので右側に着席。
でも実際は、左右あまり変わりませんでした。 -
10時に離岸し最初に見えたのは《雄島》。今夜宿泊する「ホテル松島 大観荘」のふもとにあります。
雄島 名所・史跡
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その隣りには、亀の形をした亀島と鯨の形をした鯨島からなる「双子島」。
妻「亀と鯨に見える?」
僕「うーん、見えるような見えないような...」 -
えーっと、何島だったかな?
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真ん中の大きな島が「在城島」、その左に波の形をした島が「よろい島」です。
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この島には、ウミネコがたくさんとまっています。ウミネコ島?(絶対違います)
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これは覚えてる!「仁王島」です。
仁王様のように見えるのが由来だそうですが、僕には怪獣にしか見えない... -
「鐘島」には洞門が4つ並んでいて、4つ同時に向こうが見通せると良いことがあるそうです。
船内のいたるところで、おまけに妻からも「見えた!」と声が上がる中、僕だけ見えないのはなぜ??
妻「日頃のry」
へいへいっと。 -
出港してから20分ほど過ぎるとターンして港の方向へ戻りますが、しばらくは島がないので、船内で海苔など土産物の販売タイム。
写真は沖に見えた牡蠣の養殖場です -
朱色の橋がかかった《福浦島》。
福浦島 自然・景勝地
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海から見た《五大堂》。
50分の船旅でしたが、とても楽しかったです。五大堂 名所・史跡
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僕「お昼何食べたい?」
妻「宮城に来たら牛たんでしょ!」
と言うことで、港から徒歩5分、松島海岸駅前の《赤間精肉店》に到着。
写真は食後に撮ったものですが、ご覧の通り行列ができる人気店です。牛タンの店 赤間精肉店 グルメ・レストラン
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観光地なのに、メニューは牛たん、ハラミ、ホルモンだけと言う潔さ。
これこれ!メニューを極力減らし、提供したい品だけに全力投球する店。こう言う店は絶対に美味い!
僕は牛たん、ハラミ、ホルモンがセットになった「Aセット」、妻は牛たんのみの「牛たん定食」を注文。 -
行列覚悟だったので、開店10分前の10時50分に着いたら、もう入店しても良いとのこと。
こう言う小回りがきく店は大好きです。
狭い店内には既に先客が1組。僕たちが入店した後にもう1組入店して、なんと開店時刻前に満席に。 -
まずは肉が運ばれてきました。
厚みのある牛たんが美味しそう! -
さっそく牛たんを焼き始めます。
程よく脂が滴り落ち、その脂が燃えた炎と煙で肉が燻され、香ばしい風味が肉に加わります。
美味い!すごい!有名な牛たんのチェーン店でも食べたことはありましたが、全然比較にならないくらい美味しいです。 -
白飯(半分にしてもらった)、テールスープなど一通り揃ったところで一気に網へオン!
塩コショウの下味がしっかり付いてるので、そのままいただけます。
妻も絶賛の、大満足の昼食でした。 -
食後は、他の店を見ながらブラブラ歩きます。
こちらは、海鮮料理をがっつりいただける《たからや食堂》。たからや食堂 グルメ・レストラン
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そう言えば、この時期あなご丼のキャンペーンをやってました。
うーん、あなご丼も良さそう。 -
有名な牛たんのチェーン店の《利久 松島店》。僕も関東で食べたことがあります。
こちらは空いていました。牛たん炭焼 利久 松島海岸駅前店 グルメ・レストラン
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香ばしい匂いにつられ辿り着いたのは《二八屋食堂》。店頭で牡蠣などの海産物が焼かれていて美味しそう!
でも、後で別の店で焼き牡蠣をいただく予定なので、ここはガマン。二八屋食堂 グルメ・レストラン
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《松島玉手箱館》は松島海岸レストハウスの向かいにあるお店で、1階は土産物屋、2階と3階は食事処になっています。
宮城県松島離宮 海の駅 グルメ・レストラン
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そしてここの名物は、1階にある《パンセ 松島店》。牡蠣の入ったカレーパンが有名です。
パンセ 松島店 グルメ・レストラン
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1階の土産物屋。
この辺りから、怒濤の土産物屋巡りが始まります。 -
松島玉手箱館の数件隣りにある《松島蒲鉾本舗》に来ました。
松島蒲鉾本舗 総本店 グルメ・レストラン
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妻「すごーい!蒲鉾ばっかり!なんで?」
妻のことがちょっと分からなくなってきた。 -
先ほど乗船した遊覧船のコースには、この店での笹かまの手焼き体験が含まれているので、注意書きをよく読んで体験してみます。
フムフム、なるへそ。 -
んでもって、さっそく網で焼き始めます。
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良い感じて焼き目が付いたことだし、待ちきれなくなって網から下ろそうとすると...
妻「まだダメ!後ろを見て」 -
むう、これは人生に通ずるものがある。
耐えろ!耐えるんだジョー!(ハタ坊ではなく) -
さあ焼き上がりました!表面のパリッと食感と、中のしっとりフワッとした食感の取り合わせがグッド!
妻「この焼き台、うちにもあったらいいなあ」
んなもんどこに置くねん。 -
楽しい手焼き体験の後は、再び買い物タイム。
こちらの《たいかん亭》も1階が土産物屋、2階と3階は食事処になっていて、しかも今夜宿泊する「ホテル松島大観荘」が経営しています。たいかん亭 グルメ・レストラン
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中へ入ってみます。
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1階の土産物屋で、妻は「牛たん煎餅」を購入。僕も牛たん味のプリッツを買いました。
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その隣りにある《松華堂菓子店》は、1階は和洋菓子の販売、2階はカフェになっています。
松華堂菓子店 グルメ・レストラン
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店頭では焼き立ての煎餅も売っていて、食べ歩きができます。
美味しそうだけど、後で焼き牡蠣を食べるし、食べ過ぎると晩御飯が入らなくなってしまう... -
美味しそうだなあ。
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海岸沿いの端にある《松島レトロ館》。
昔懐かしのグッズが展示されているそうですが、今回は1階の土産物屋で買い物しただけで、次へ向かいます。
[続きは 6-2 をご覧ください]
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