2018/07/21 - 2018/07/24
429位(同エリア1039件中)
れおんさん
とある酷暑の日。
僕「7月の旅行はどこへ行こうか」
妻「涼しいとこがいい!」
僕「じゃあ東北にすっか!行くぜ、東北。」
と安易に決めた東北旅行。知らなかった、山形があんなに暑いなんて...。ともかく、今回も名所にグルメに大満足の旅でした。
旅行記を短くまとめ上げる気がなく、今回も6編の長編になっちまいましたが、どうぞ最後までお付き合いくだせえ。
《総走行距離:954.2km》
[こちらは 6-5 です]
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- じゃらん
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[これより前は 6-4 をご覧ください]
前回の予告どおり長い階段上りは見送り、入口前の《門前売店》に立ち寄ります。山寺 門前売店 グルメ・レストラン
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「力こんにゃく」とは、丸い玉こんにゃくのことでした。
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せっかくなので1本購入。和からしを付けていただきます。
甘辛い汁が中まで染み込んでいて、美味しかったです。 -
さらに奥へ進みます。こちらは「抜苦門」。
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その門の先にあった本坊。
妻「本坊ってなに?本社みたいなもん?」
たぶんそうだと思う。 -
つきあたりに階段があったので、下界へ戻って来ました。
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《対面石》という名のそば屋。
対面石 グルメ・レストラン
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車を停めた《ふもとや 本店》のすぐ近くにある系列店。
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妻がどうしても「ずんだソフト」を食べたい、と言うことで立ち寄ります。
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ずんだ餅ほどの枝豆感はありませんが、ほのかにずんだを感じて美味しかったです。
今回の山寺訪問はここまでですが、今度は涼しい時期に来て頂上を目指すぞ! -
山寺から車で30分、次は《山形城跡》に到着。
山形城跡(霞城公園) 名所・史跡
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天守閣は残っていませんが、櫓の中は見学できます。
山形城跡(霞城公園) 名所・史跡
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そこでは、城に関する資料が展示されていました。
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ちょっと外へ出てみます。
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城外から見た二の丸東大手門。
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濠に沿って山形新幹線が通っていました。
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案内図。山形城跡はこの《霞城公園》の中にあります。
山形城跡(霞城公園) 名所・史跡
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二の丸東大手門です。
妻と比較するとよく分かりますが、かなり大きいです。 -
有名な最上義光の騎馬像。《最上義光歴史館》は山形城跡のすぐ近くにあります。
山形城跡(霞城公園) 名所・史跡
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こちらは中心部の「本丸一文字門」。
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中へ入りましたが、石垣のみで、他は何もありませんでした。
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せっかくなので、同じ霞城公園内にある《山形県立博物館》も見学して行こうかと思いましたが...
がびーん!休みじゃん... -
気を取り直して、さらに奥にある《山形市郷土館》へ。
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明治時代に「済生館」と呼ばれる山形県立病院として建設された、木造の擬洋風建築物です。
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入口は建物の裏手にありました。中へ入ってみます。
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館内もまた、レトロな雰囲気がいっぱい。
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2階へも上がれます。階段が狭い。
妻「ちょっと、早く行ってよ!」
僕「ちょっ、押すなよ」 -
館内の展示物はほとんどが撮影禁止でしたが、唯一、当時の医療器具はOKでした。
僕「昔の映画とかに出てきそうだよね」
妻「そうそう、ホラー映画とか」 -
山形城跡から車で30分、《文翔館》に来ました。車は建物の裏にある、無料駐車場へ駐車。
入口の正面玄関へ回ります。文翔館(山形県旧県庁舎及び県会議事堂) 名所・史跡
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おおっ!石造りの立派な建物!
もともとは県庁舎・県会議事堂で、今は山形県の郷土館になっていて、中を見学することができます。 -
中へ入ると、赤い絨毯が敷かれたレトロな階段がお出迎え。
こんなに立派な建物なのに、なんと無料で見学できます。
妻「タダって響き好きだわあ」
同じく。 -
館内図。見学するのは3階です。
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こちらの部屋は「正庁」、今で言う講堂にあたり、ここで訓示や辞令交付、重要な会議が開かれたそうです。
妻「れおん君を掃除係に任命する!」
僕「はっ!ありがとうございます!」
妻「じゃあ、家に帰ったらよろしくね」
えっ、まじの辞令交付? -
そこからベランダへ出ることができます。
ここから真っ直ぐ伸びた道路、裁判所、市役所、日銀などが並ぶメインストリートです。 -
皇室や国の高官の控え室だった「貴賓室」。
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「知事室」は、映画「るろうの剣心」のロケでも使用されたそうです。
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「高等官食堂」では、ジオラマを使い当時の街の移り変わりが再現されていました。
妻「誰?あのじじい」
誰かは知りませんが、3Dで投射されたあのじじいが解説してくれます。 -
白基調の廊下も良い雰囲気です。
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「会計課・銀行出納係」
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そこでは当時の様子が蝋人形を使って再現されています。
でもなんか怒られてるように見えて、気まずい場面に出くわした感じ。
僕「君はなんてことをしてくれたんだ!」
僕「す、すいません(泣)このお詫びは私の体で...」
あほか。 -
窓口もあります。
妻「すいませーん、日替り定食お願いしまーす」
君もあほだ。 -
中庭に出てみました。洋風なレンガ造りがステキです。
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渡り廊下があったので、渡ってみます。
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その先には立派なホールが!
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「議場」で、当時は県議会や、議会がない時は講演会や演奏会としても使われていたそうです。
こちらの「文翔館」、無料の見学施設なのにとても面白かったです。 -
あまり知られていませんが、実は山形市は「1世帯当たりの中華そば(外食)の支出金額」や「人口10万人当たりのラーメン店舗数」がぶっちぎりの全国1位という「ラーメン王国」。その山形には「冷しラーメン」と言う食文化があります。
それをいただくため、冷しラーメン発祥の店として有名な《栄屋本店》に来ました。栄屋本店 グルメ・レストラン
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13時を過ぎたところですが、店内は満席。運よく待たずに入れましたが、その後は長い行列が。平日なのに。
利用客は、地元民と観光客が半々くらい。 -
色々な種類がありますが、ここはシンプルに妻も僕も「冷しラーメン」を注文。
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他にもそばや丼物もありますが、冷しラーメン系以外を頼んでる人は見かけませんでした。
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10分ほどして着丼。見た目はよくある醤油ラーメン、でも氷が入ってる!
まずはスープを一口。キンキンに冷えてる分けじゃないですが、確かに冷たい。でも味は醤油ラーメン。魚介系だけでなく動物系の旨味も感じますが、脂っ気がほとんどなく、さっぱりしていてとても美味しい!
妻「フーッ!フーッ!」
冷しラーメンだっつーの。 -
栄屋本店からの移動途中、ドラッグストアで買い物を楽しんだ後(今日もかよ)、14時半には「かみのやま温泉」にある《日本の宿 古窯》に到着。
最終日の今日はこちらに宿泊します。かみのやま温泉 日本の宿 古窯 宿・ホテル
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写真は翌早朝に撮ったので誰もいませんが、到着した時は宿の方が何人もいて温かく出迎えてくださいました。
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入口を入ると、目の前には立派な胡蝶蘭の山が!いっぱいありますが、造花じゃなく本物です。
いったいいくらするんだろう... -
こちらがロビーの全景。豪華ですが、嫌味を感じさせない上品な造りです。
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ラウンジでウェルカムドリンクとしてお抹茶と茶菓子をいただきながら、仲居さんから色々と説明を受けます。
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チェックインは15時からですが、部屋の準備はできているそうで、案内していただけることになりました(ありがとうございます!)
こちらは楽焼絵付け体験ができるコーナー。夕方4時から体験できるそうです。 -
部屋は2階、茶寮葉山の中にあります。
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部屋は「朝日」という名前の付いた16畳ほどの和室。シンプルな造りですが、とても上品で綺麗です。
それに座布団が分厚くて気持ち良い! -
お菓子もいっぱい。
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そして障子を開けると...
妻「あっ!露天風呂が付いてる!しかも足湯まであるじゃん!!」 -
小さな庭園を眺めながら楽しめる足湯。
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さっそく足をチャポン。
やっば、気持ちイイっ... -
それに湯は100%源泉掛け流し、露天風呂は大人5、6人は入れる大きさです。
妻「もしかしてサプライズ!?うれしー!」
いや、単に言うの忘れてただけだけど、なんか喜んでるからそういうことにしとこう。 -
部屋の露天風呂は後でゆっくり楽しむとして、まずは人が少ないうちに宿の風呂へ行ってみます。
館内図。大浴場は1階と8階にあり、今夜は1階が女風呂で8階が男風呂、翌朝は男女入れ替えになります。 -
と言うことで、僕はひとり8階にあがり展望大浴場へ。
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入口。
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残念ながら大浴場は撮影禁止のため、宿のパンフレットで紹介。
8階の大浴場や露天風呂からは蔵王連峰が見渡せ、とても眺めが良かったです。
1階の方ですが、こちらは色々な種類の露天風呂があり、楽しみながら湯浴みができました。 -
さっきのラウンジでは好きなだけお茶をいただけるので、風呂上りに妻と再びラウンジへ。
ちょうどチェックインラッシュの時間帯なので、玄関には仲居さんがたくさん控えてます。 -
自分たちでお茶を入れようとすると、なんと玄関にいた仲居さんが駆け寄ってきて
仲居さん「お入れしますよ」
わざわざ来てくれたことも驚きですが、気づいてくれたことにもっと驚き。
僕たちが近くを通ったとき、きっと「あのお客さまは、これからどこで何をなさるんだろう」と気にかけてくださっていたのかも知れません。
これぞまさに「おもてなしの心」。妻が大感激していました。 -
ちなみにお茶は「紅花香茶」。
「べにばなこうちゃ」と呼ぶのでてっきり紅茶かと思ってたら、昆布茶でした。でも美味しかったです。 -
玄関で立ったまま控える仲居さんたち。夕方5時過ぎでもずっと立ってました。群青色の着物がすごく綺麗です。
それにこの宿の仲居さんは全員美人!いやマジで。これには妻も僕も驚きました。
あと写真には写ってませんが、玄関外でも宿の方が男女合わせて6、7名くらいいて到着客を出迎えていました。
ここのもてなし方はすごいなあ。 -
妻と外へ出ようとすると、
美人の仲居さんたち「行ってらっしゃいませ」
僕「行ってきます(でへへっ)」
もう録音したい。録音して目覚ましに使いたい。妻にぶん殴られるけど。
外へ出た僕たちは、宿の目の前にある《菓子工房 KOYO》へ。宿が経営する洋菓子店です。 -
種類はそんなにたくさんありませんが、どれもクオリティは高そう。
そして僕たちのお目当ては「窯プリン」。これを買うためだけに、わざわざ県外から足を運んでくる人もいるとか。 -
さっそくプレーンの窯プリンを2つ買おうとすると、
店の方「ご宿泊の方ですか?同じものが夕食のデザートに出ると思いますよ」
と親切に教えてくれました。ここでもまた妻が感動!言わなきゃ店は儲かるのに、わざわざ教えてくれるなんて。
嬉しくって、プレーンではなく抹茶や白桃のプリンなど、逆に色々と買い込んで土産物にしました。 -
宿の玄関横にある円形の「らくやき画廊」。この宿で楽焼の絵付け体験をした有名人の楽焼が、多数展示されています。
あとで見てみよっと。 -
らくやき画廊は宿の中からも入ることができます。
大きな土産物コーナーを抜けていくのですが...真っ直ぐ通り抜けられる自信がない。 -
案の定、妻が土産物を手に取り寄り道し始めました(やっぱし)
にしても、品揃えが豊富です。 -
僕も負けじと寄り道。試食がいっぱいあります。
こちらはクリームチーズ。 -
トマト&バジルのクリームチーズを、クラッカーに乗せていただきます。
うん!ほのかにトマトとバジルの風味がして美味しい! -
お肉コーナー。米沢牛のサラミがあります。
-
これも妻とパクリ。
妻「米沢牛の味がする!」
僕「んなもん分かるの?」
妻「だって米沢牛って書いてるじゃん」
ごもっともですが。これも美味しかったです。 -
米沢牛の煎餅。
妻「これも米沢牛の味がする!」
ウソだろ!とは言わないけど、違いは分かってないと思う。 -
中でも面白かったのが、この「たくあんチョコレート」。
-
僕「どんな組み合わせやねん。こんなもん美味いはずが...美味いやん!」
とベタなノリつっこみですが、たくあんの塩気とチョコレートの甘味と風味が見事に調和して美味しかったです。
さっきプリンをいっぱい買ったのでこれは買いませんでしたが、自宅に帰ってから「やっぱり買っときゃ良かった」と後悔... -
漬物コーナー。上段真ん中は、さくらんぼを漬け込んだ「さくらんぼ漬」。
それを妻が一口...
妻「うん、さくらんぼは漬けなくていい」
あーあ、言っちゃった... -
土産物コーナーのすぐ近くにあったトイレ。
「おしゃれなトイレ」ってなんだ?? -
気になるのでちょっと入ってみます。
-
なんと!個室の中にテレビがありました。これは長便になっちゃうな。
[続きは 6-6 をご覧ください]
って言うか、トイレの画で終わるってどうなの!?
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