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6月下旬から7月上旬にかけて、本来、梅雨のない筈の北海道なのに、連日雨模様のお天気。今思えば、沢山の波乱があった今月のプロローグだったのか…。<br /><br />今、これを内地と比較するとまだ可愛げがある、30度程の暑さの中で綴っている訳だが、思えば、今月初めの北海道は、7月とは思えない程の寒さに見舞われた日もあった。私は5月~10月は絶対にストーブを焚かない、という変なプライドを持って、道北の片田舎での暮らしを続けているが、今年は6月はおろか、7月にもその禁を破ってしまいたくなるような寒い日があったのだ。<br /><br />そして、大雨がやって来て、一時期は函館本線の山線が土砂流入のために不通となり、ああ、これでまた、日高本線や根室本線の一部区間と同じような、災害→不通→復旧断念→廃線、みたいな流れになるのかと悲観したのだが、今回はそこまで酷いことにはならずに安堵していた。<br /><br />しかし、この時はまだ、西日本に”天の牙”が向けられていたことには気づいていなかったのだ。西日本の大水害で、今度はあちらの方が、鉄道はおろか、町ぐるみで大変なことになってしまった地域もあり、日毎に犠牲者数が増えていく報道に、3・11の時のような戦慄を覚えた日々だった…。<br /><br />その後、今度は猛暑が日本列島を直撃、40度を越えるニュースなども、もう珍しくはないと言わんばかりの日々で、本当に地球はどうなってしまうのか、こういう時期になると、やはり”温暖化”の影響か、という思いが強くなるのだが、冬になるとやたら寒かったりする道北に暮らしていると、”プチ氷河期”の議論の方が正論のようにも思うし、真実は、その双方が影響しているのではないか、と、私個人としては思うようにしている。何はともあれ、自分自身は、今回の大水害に際しては、何も力を差し伸べていない訳で、ただただ、被災された方々が、一日も早くこれまでの日常を取り戻して頂くことを祈るだけ、というのが情けない限りである…。<br /><br />そんな中で、相変わらず国政の暴走は続いているし、何やら、どさくさ紛れな強行採決とか、一気に13人もの死刑執行など、”平成の尻ぬぐい”を着々と進めている姿にも、ある意味危機感を覚えるのだ。まあ、こうした状況にも、恐ろしいがまでの従順ぶりの国民達の姿にも、正直呆れてしまうのだが…。<br /><br />少子化に繋がるような行動をする人々に対する、権力の側の人間の差別的発言。そりゃそうだわな、連中は人を増やして、納税者を増やしたいのだから。でも、今の横暴な考え方の人間が増えている社会では、少子化の方が、寧ろ正しい選択肢だと個人的には思うし、近未来的には、”少数精鋭”的なロボットのような人間を沢山増やして、完全な管理社会を実現して、社会全体を更新していくだけのシステムを完成させてしまった方が良いのだろうから、それからはみ出る考え方の人間を淘汰して、どんどんと効率的なロボット社会を運営すればいいんじゃね?<br /><br />2020年の五輪に向けて、今の横暴政府は隠蔽・洗脳・改竄を繰り返していくことであろう。御幣を恐れずに言えば、政府の意向に反するような言動をする輩は、これから色々な形で徐々に”粛清”されていくであろうし、それを危険に感じていても、生きるために、信念を曲げてでも隠蔽や洗脳に染まっていく愚民は増えていくに違いない。少なくとも私は、そんな社会で自らの命を全うしたいとは一切思わないので、信念を通して滅びていく道を歩もうとは思っているが、いざ本当に追い込まれると、自分自身だって、命乞いのために、信念を曲げてしまうのかもしれない。そうした未来の自分に向き合うためにも、この記述を残しておこうと思った…。<br /><br /><br />また重いことを色々と考えてしまった…。今月を振り返るにあたっては、ちょっと別の話題で少しでも気分を高揚させておこう。という訳で、ここから暫くはスポーツネタで…。<br /><br />今月半ばまでは、サッカーW杯が連日ロシアで開催されていたのが、遠い過去のように思ってしまうのだが、やはり個人的には、クロアチアの準優勝が一番心に残った。惜しくも初優勝とはならなかったが、決勝戦もちょっと不運な判定などもあった訳だし、初めてVARが導入された今大会においては、あのような決勝戦での結末は、ある意味、今後を考える上では示唆的で良かったといえるのかもしれない。<br /><br />大会が終了して2週間以上が経過した今でも、個人的に記憶に残る試合が幾つも蘇ってくる。グループリーグでは、応援していたコスタリカとブラジルとのゲーム。徹底的に攻めるブラジルに対する、コスタリカの必死の守り。後半アディショナルまでスコアレスの痺れる試合が続いたが、結局は最後に力尽きたコスタリカ。4年前と同様、GKのナバスのファインセーブの数々は、やはりどこかの国のGKとは圧倒的な差があるなと感じた。<br /><br />今大会は、GKの素晴らしさが目立った大会だったようにも思う。最優秀GKはベルギーのクルトワが受賞したが、それ以外にもメキシコのオチョア、デンマークのシュマイケル、クロアチアのスバシッチ、韓国のチョ・ヒョヌ等、心に残るGKが沢山見られて大満足だった。因みに、結構ボロクソに叩かれていた日本の川島に関しても、実はファインセーブは沢山あったし、ミスプレイが目立ってしまっただけに少し余計に叩かれ過ぎていたのは、ちょっと可哀そうだったかもしれない。<br /><br />逆に得点シーンに関しては、VARの影響もあって、あまりにもセットプレーやPKからの得点が多く、流れからの美しいシュートが殆ど見られなかった大会であったようにも思うし、それ故、オフェンス側の見所が少なかったという見方もできる訳で、良く言えば、成熟したディフェンシブなサッカーが世界中に浸透した、悪く言えば、よりプリミティブでアグレッシブな攻撃サッカーでは、勝ち進めない現代サッカーの悲哀を感じた大会だったといえるのかもしれない。<br /><br />まあ、ごちゃごちゃ言う割には、実は自分は普段は完全に野球派だし、Jリーグとかは今までに通算で2試合しかスタジアム観戦したことがないレベルなので、偉そうなことをいう権利は一切ない。という訳で、ここからはより自分がよく観ている野球に関して。<br /><br />日本のプロ野球に関して、個人的に7月の出来事として心に残っているのは、まずは中日ネタとしては、フレッシュオールスター戦でMVPを獲った石垣選手のことや、つい最近のことだが、ノーヒットノーランを喫したことだろう。<br />前者に関しては、最近は中日の主砲は殆どが外国人頼み、という時代が続いている訳で、そろそろ和製大砲が出てきて欲しいと思っている中、期待している高橋周にしても福田にしても、微妙な立ち位置で長年立ち往生したままだし、そのポストを奪うチャンスは幾らでもあると思うので、これからも積極性と確実性を忘れずに、後は一軍レベルの投手に対応できる選球眼と粘りのバッティング技術を磨いて、頑張って欲しい。<br />後者に関しては、実は中日という球団は、少し前までは”投手王国”だったこともあり、ノーヒットノーランをやった投手は多い(野口・バンチ・川上・山本昌・山井等)中、逆に喫したことは最近なかったなあと思って調べてみると、1999年に広島市民で佐々岡に喰らって以来、ということで、今世紀初めてだったんだな、と、改めて悔しい気持ちになってしまった。(相手が讀賣というのも、中日という球団名称になってからは初めて喰らっただけに、余計に屈辱だわな、まあ、その後、連勝してくれたので良しとするか…。)<br /><br />またプロ野球界全体を通してみると、やはり7月という月は、その年のトレード期限ともなる月で、今年もどんなトレードが行われるか楽しみにしていたが、そんな中で、一番良かったなと思うのは、DeNAとオリックスとの間で成立した2対2の交換トレードだった。個人的には、伊藤光という捕手がオリックスでは打撃優先で捕手として使ってもらえていなかったのを凄く残念に思っていた中で、DeNAに行ってからの活躍。彼は元々は愛知県人だし、本当は中日に来て欲しかったなぁ~。<br /><br />北海道民としては、勿論、日ハム関係の選手にも注目しているが、最近成立した、ロッテとの1対1トレード。あれもなかなかお互いに良いトレードだなと思った。最近はハムの外野の選手層が厚くなっていて、岡はなかなか出番が少なくなっていたし、日ハムは特に左腕投手層に不安を感じているだけに、藤岡を獲れたのは非常に大きいと思う。(てか、ロッテ側の視点からすれば大丈夫なんか?、そりゃ、松永とかはいるけど、チェンは怪しいし、大隣は出てこないし、決して、左が安定しているとは思えないので、松永が怪我したら、大変なことにならないかい?)<br /><br />野球ネタは、語り出すと止まらなくなってしまう性分なので、この位にしておいて、スポーツネタの最後としては、やはり大相撲にも触れておかねばならないと思う。<br /><br />7月といえば、例年猛暑の中で開催される名古屋場所。私も2~3年おきに一度は見物に出かけているのだが、今年は行くことが出来なかった。そんな中での”準地元”と言える、長野県のしかも名古屋に近い側の木曽(上松町)出身の御嶽海の優勝は本当に素晴らしかったと思う。確かに、上位陣が相次いで休場してしまった”幸運”もあった訳だが、やはり、これまでも期待されながら良い所で連敗して終了、ということが多かった力士なだけに、今回は13勝まで星を伸ばせたのは、自身も成長を感じた場所だったことだろう。何よりも、名門の出羽海部屋の看板を一身に背負ってこれまで頑張ってきた力士なだけに、優勝を決めたあの日のインタビューの涙には、こちらも思わず貰い泣きしてしまった。(余談だけれど、御嶽海の顔、どこかで見たことあるなと思っていたら、西武の若き主砲、山川穂高に似ているな、と最近気づいた。彼は沖縄出身だけど、御嶽海はお母さんがフィリピンの方、沖縄とフィリピンは近いから、もしかして、どこかで繋がっているのかな、と思ったりしてみた…。)<br /><br />ということで、今月の”つぶやき”月記もそろそろ終わりにしようと思うが、最後に、最近入ってきたビッグニュースに関して。それは、”国によるJR北海道の2年間400億円支援”である。<br /><br />政府としても、JR北海道の惨状には目も当てられなかったのであろうか?まあ、高速鉄道に関しても膨大な援助をしている訳だし、それと比較すると、その金額の大きさも霞んでしまうが、まあ、”金を出す代わりに口も出す”訳で、結局は、”際立った赤字路線”は、国の力によっても、名実ともに潰されることとなった訳だ。<br /><br />しかし、私見としては、どうせ援助して頂けるのなら、そんな短期間に巨額ではなく、例えば、○○本線に5年間50億、とかいった、路線毎の、もう少し小刻みで長期的な援助を分割して提示して頂けないだろうかと思う。まあ、JR北海道の負担となっている債務には、貨物事業に対する割合が大きいので、こうした分野に関しては、包括的な金額提示で良いとも思うのだが…。何れにせよ、お国から金を貰ってしまう以上は、ますます自由な発想が出来なくなる会社になっていくことは確実だろうから、全国の鉄道ファンの方も、ある意味、この会社の将来にはあまり期待しない方が宜しいかと…。<br /><br />7月も下旬となり、北海道も漸く短い夏の暑さを感じるようになった。内地の方に対しては不謹慎な発言かもしれないが、大体30度をちょっと越える位の暑さで伸びてしまう(名古屋在住時と比較すると、確実に暑さに弱くなっている)道民としては、年間に2週間もないと思われるような、この”寝苦しい”時期が、またやって来るであろう長い冬のことを思うと、ちょと幸せにも感じる季節なのだ。<br /><br />そんな中、お盆に向けてのお花の出荷が最盛期になって来て、お花達と戯れるメルヘン(?)な日々、それも悪くはないけれど、早く旅に出たくてうずうずしている今日この頃である。

2018年7月・雑感3

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2018/07/31 - 2018/07/31

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ケロケロマニア

ケロケロマニアさん

6月下旬から7月上旬にかけて、本来、梅雨のない筈の北海道なのに、連日雨模様のお天気。今思えば、沢山の波乱があった今月のプロローグだったのか…。

今、これを内地と比較するとまだ可愛げがある、30度程の暑さの中で綴っている訳だが、思えば、今月初めの北海道は、7月とは思えない程の寒さに見舞われた日もあった。私は5月~10月は絶対にストーブを焚かない、という変なプライドを持って、道北の片田舎での暮らしを続けているが、今年は6月はおろか、7月にもその禁を破ってしまいたくなるような寒い日があったのだ。

そして、大雨がやって来て、一時期は函館本線の山線が土砂流入のために不通となり、ああ、これでまた、日高本線や根室本線の一部区間と同じような、災害→不通→復旧断念→廃線、みたいな流れになるのかと悲観したのだが、今回はそこまで酷いことにはならずに安堵していた。

しかし、この時はまだ、西日本に”天の牙”が向けられていたことには気づいていなかったのだ。西日本の大水害で、今度はあちらの方が、鉄道はおろか、町ぐるみで大変なことになってしまった地域もあり、日毎に犠牲者数が増えていく報道に、3・11の時のような戦慄を覚えた日々だった…。

その後、今度は猛暑が日本列島を直撃、40度を越えるニュースなども、もう珍しくはないと言わんばかりの日々で、本当に地球はどうなってしまうのか、こういう時期になると、やはり”温暖化”の影響か、という思いが強くなるのだが、冬になるとやたら寒かったりする道北に暮らしていると、”プチ氷河期”の議論の方が正論のようにも思うし、真実は、その双方が影響しているのではないか、と、私個人としては思うようにしている。何はともあれ、自分自身は、今回の大水害に際しては、何も力を差し伸べていない訳で、ただただ、被災された方々が、一日も早くこれまでの日常を取り戻して頂くことを祈るだけ、というのが情けない限りである…。

そんな中で、相変わらず国政の暴走は続いているし、何やら、どさくさ紛れな強行採決とか、一気に13人もの死刑執行など、”平成の尻ぬぐい”を着々と進めている姿にも、ある意味危機感を覚えるのだ。まあ、こうした状況にも、恐ろしいがまでの従順ぶりの国民達の姿にも、正直呆れてしまうのだが…。

少子化に繋がるような行動をする人々に対する、権力の側の人間の差別的発言。そりゃそうだわな、連中は人を増やして、納税者を増やしたいのだから。でも、今の横暴な考え方の人間が増えている社会では、少子化の方が、寧ろ正しい選択肢だと個人的には思うし、近未来的には、”少数精鋭”的なロボットのような人間を沢山増やして、完全な管理社会を実現して、社会全体を更新していくだけのシステムを完成させてしまった方が良いのだろうから、それからはみ出る考え方の人間を淘汰して、どんどんと効率的なロボット社会を運営すればいいんじゃね?

2020年の五輪に向けて、今の横暴政府は隠蔽・洗脳・改竄を繰り返していくことであろう。御幣を恐れずに言えば、政府の意向に反するような言動をする輩は、これから色々な形で徐々に”粛清”されていくであろうし、それを危険に感じていても、生きるために、信念を曲げてでも隠蔽や洗脳に染まっていく愚民は増えていくに違いない。少なくとも私は、そんな社会で自らの命を全うしたいとは一切思わないので、信念を通して滅びていく道を歩もうとは思っているが、いざ本当に追い込まれると、自分自身だって、命乞いのために、信念を曲げてしまうのかもしれない。そうした未来の自分に向き合うためにも、この記述を残しておこうと思った…。


また重いことを色々と考えてしまった…。今月を振り返るにあたっては、ちょっと別の話題で少しでも気分を高揚させておこう。という訳で、ここから暫くはスポーツネタで…。

今月半ばまでは、サッカーW杯が連日ロシアで開催されていたのが、遠い過去のように思ってしまうのだが、やはり個人的には、クロアチアの準優勝が一番心に残った。惜しくも初優勝とはならなかったが、決勝戦もちょっと不運な判定などもあった訳だし、初めてVARが導入された今大会においては、あのような決勝戦での結末は、ある意味、今後を考える上では示唆的で良かったといえるのかもしれない。

大会が終了して2週間以上が経過した今でも、個人的に記憶に残る試合が幾つも蘇ってくる。グループリーグでは、応援していたコスタリカとブラジルとのゲーム。徹底的に攻めるブラジルに対する、コスタリカの必死の守り。後半アディショナルまでスコアレスの痺れる試合が続いたが、結局は最後に力尽きたコスタリカ。4年前と同様、GKのナバスのファインセーブの数々は、やはりどこかの国のGKとは圧倒的な差があるなと感じた。

今大会は、GKの素晴らしさが目立った大会だったようにも思う。最優秀GKはベルギーのクルトワが受賞したが、それ以外にもメキシコのオチョア、デンマークのシュマイケル、クロアチアのスバシッチ、韓国のチョ・ヒョヌ等、心に残るGKが沢山見られて大満足だった。因みに、結構ボロクソに叩かれていた日本の川島に関しても、実はファインセーブは沢山あったし、ミスプレイが目立ってしまっただけに少し余計に叩かれ過ぎていたのは、ちょっと可哀そうだったかもしれない。

逆に得点シーンに関しては、VARの影響もあって、あまりにもセットプレーやPKからの得点が多く、流れからの美しいシュートが殆ど見られなかった大会であったようにも思うし、それ故、オフェンス側の見所が少なかったという見方もできる訳で、良く言えば、成熟したディフェンシブなサッカーが世界中に浸透した、悪く言えば、よりプリミティブでアグレッシブな攻撃サッカーでは、勝ち進めない現代サッカーの悲哀を感じた大会だったといえるのかもしれない。

まあ、ごちゃごちゃ言う割には、実は自分は普段は完全に野球派だし、Jリーグとかは今までに通算で2試合しかスタジアム観戦したことがないレベルなので、偉そうなことをいう権利は一切ない。という訳で、ここからはより自分がよく観ている野球に関して。

日本のプロ野球に関して、個人的に7月の出来事として心に残っているのは、まずは中日ネタとしては、フレッシュオールスター戦でMVPを獲った石垣選手のことや、つい最近のことだが、ノーヒットノーランを喫したことだろう。
前者に関しては、最近は中日の主砲は殆どが外国人頼み、という時代が続いている訳で、そろそろ和製大砲が出てきて欲しいと思っている中、期待している高橋周にしても福田にしても、微妙な立ち位置で長年立ち往生したままだし、そのポストを奪うチャンスは幾らでもあると思うので、これからも積極性と確実性を忘れずに、後は一軍レベルの投手に対応できる選球眼と粘りのバッティング技術を磨いて、頑張って欲しい。
後者に関しては、実は中日という球団は、少し前までは”投手王国”だったこともあり、ノーヒットノーランをやった投手は多い(野口・バンチ・川上・山本昌・山井等)中、逆に喫したことは最近なかったなあと思って調べてみると、1999年に広島市民で佐々岡に喰らって以来、ということで、今世紀初めてだったんだな、と、改めて悔しい気持ちになってしまった。(相手が讀賣というのも、中日という球団名称になってからは初めて喰らっただけに、余計に屈辱だわな、まあ、その後、連勝してくれたので良しとするか…。)

またプロ野球界全体を通してみると、やはり7月という月は、その年のトレード期限ともなる月で、今年もどんなトレードが行われるか楽しみにしていたが、そんな中で、一番良かったなと思うのは、DeNAとオリックスとの間で成立した2対2の交換トレードだった。個人的には、伊藤光という捕手がオリックスでは打撃優先で捕手として使ってもらえていなかったのを凄く残念に思っていた中で、DeNAに行ってからの活躍。彼は元々は愛知県人だし、本当は中日に来て欲しかったなぁ~。

北海道民としては、勿論、日ハム関係の選手にも注目しているが、最近成立した、ロッテとの1対1トレード。あれもなかなかお互いに良いトレードだなと思った。最近はハムの外野の選手層が厚くなっていて、岡はなかなか出番が少なくなっていたし、日ハムは特に左腕投手層に不安を感じているだけに、藤岡を獲れたのは非常に大きいと思う。(てか、ロッテ側の視点からすれば大丈夫なんか?、そりゃ、松永とかはいるけど、チェンは怪しいし、大隣は出てこないし、決して、左が安定しているとは思えないので、松永が怪我したら、大変なことにならないかい?)

野球ネタは、語り出すと止まらなくなってしまう性分なので、この位にしておいて、スポーツネタの最後としては、やはり大相撲にも触れておかねばならないと思う。

7月といえば、例年猛暑の中で開催される名古屋場所。私も2~3年おきに一度は見物に出かけているのだが、今年は行くことが出来なかった。そんな中での”準地元”と言える、長野県のしかも名古屋に近い側の木曽(上松町)出身の御嶽海の優勝は本当に素晴らしかったと思う。確かに、上位陣が相次いで休場してしまった”幸運”もあった訳だが、やはり、これまでも期待されながら良い所で連敗して終了、ということが多かった力士なだけに、今回は13勝まで星を伸ばせたのは、自身も成長を感じた場所だったことだろう。何よりも、名門の出羽海部屋の看板を一身に背負ってこれまで頑張ってきた力士なだけに、優勝を決めたあの日のインタビューの涙には、こちらも思わず貰い泣きしてしまった。(余談だけれど、御嶽海の顔、どこかで見たことあるなと思っていたら、西武の若き主砲、山川穂高に似ているな、と最近気づいた。彼は沖縄出身だけど、御嶽海はお母さんがフィリピンの方、沖縄とフィリピンは近いから、もしかして、どこかで繋がっているのかな、と思ったりしてみた…。)

ということで、今月の”つぶやき”月記もそろそろ終わりにしようと思うが、最後に、最近入ってきたビッグニュースに関して。それは、”国によるJR北海道の2年間400億円支援”である。

政府としても、JR北海道の惨状には目も当てられなかったのであろうか?まあ、高速鉄道に関しても膨大な援助をしている訳だし、それと比較すると、その金額の大きさも霞んでしまうが、まあ、”金を出す代わりに口も出す”訳で、結局は、”際立った赤字路線”は、国の力によっても、名実ともに潰されることとなった訳だ。

しかし、私見としては、どうせ援助して頂けるのなら、そんな短期間に巨額ではなく、例えば、○○本線に5年間50億、とかいった、路線毎の、もう少し小刻みで長期的な援助を分割して提示して頂けないだろうかと思う。まあ、JR北海道の負担となっている債務には、貨物事業に対する割合が大きいので、こうした分野に関しては、包括的な金額提示で良いとも思うのだが…。何れにせよ、お国から金を貰ってしまう以上は、ますます自由な発想が出来なくなる会社になっていくことは確実だろうから、全国の鉄道ファンの方も、ある意味、この会社の将来にはあまり期待しない方が宜しいかと…。

7月も下旬となり、北海道も漸く短い夏の暑さを感じるようになった。内地の方に対しては不謹慎な発言かもしれないが、大体30度をちょっと越える位の暑さで伸びてしまう(名古屋在住時と比較すると、確実に暑さに弱くなっている)道民としては、年間に2週間もないと思われるような、この”寝苦しい”時期が、またやって来るであろう長い冬のことを思うと、ちょと幸せにも感じる季節なのだ。

そんな中、お盆に向けてのお花の出荷が最盛期になって来て、お花達と戯れるメルヘン(?)な日々、それも悪くはないけれど、早く旅に出たくてうずうずしている今日この頃である。

旅行の満足度
5.0
交通
4.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
徒歩 バイク
旅行の手配内容
個別手配

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この旅行記へのコメント (2)

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  • かずちゃんママさん 2018/08/14 15:38:59
    暑いです!
    ケロさん

    こちらは、ず~~っと暑い日が続いていますが、そちらは、どうですか?
    写真は、トルコ桔梗ですか? 花びらが豪華、新種なのかな?珍しい花、まだ見たいことない気がします。。
    後ろは、スターチス。丈夫で長持ちのいい花です。
    お盆用の花の出荷ですかね。
    今日とかは、お盆休みかな?
    ケロさん、どうしてるかな?なんて、思ったりしていました。
    どんな仕事の作業があるのか、興味津々。。

    こちらは、高松まつり開催中で、昨日は、花火大会でしたが、出かけず家にいました。
    11日夜に坂出で、瀬戸大橋30周年記念花火大会があり、ツアー(チャーター船)で行ってきました。
    1万5千発だったのですが、期待したほどは、すごくなかったです。
    今日は、総踊りに参加のため、夕方出かけます。(連続4回目)
    毎度のことながら、汗ビショになると思いますが、がんばります!!

    北海道、行きたいです。
    お正月に向けて、いろいろ計画&予約しています。
    元日に、北海道神宮や円山動物園(無料なのよ)に、また行きたいと思っています。

    お仕事、がんばってね。
    では、またね~

                     毎朝、畑や庭の水やり大変です!~かずママより

    ケロケロマニア

    ケロケロマニアさん からの返信 2018/08/14 22:03:58
    RE: 暑いです!
    かずママさん、こんばんは。
    残暑お見舞い申し上げます。

    まだまだ、そちらは暑い日々が続いているようですが、お元気そうで夏を楽しんでいらっしゃるご様子ですね( ´∀` )。

    写真のは、仰る通り、トルコ桔梗ですが、毎年、トレンドが色々ありますので、農家の方は、品種選びにも苦労されていますね。(勿論、高く売れる品種を最優先で作りたい訳ですが、高いのに限って、花の部分の首が弱くて折れやすいとか、難点も多い(まあ、それ故、供給量が減って高くなる、という側面もあるのですが…)ので、なかなか難しいものです。

    流石に、お花に詳しいかずママさんですね。そうです、私がお世話になっている農家さんでは、スターチスも栽培しています。一つの株から沢山出てきてくれるし、仰る通り丈夫で長持ちするので、遠方(お金持ちが多くいらっしゃる関東や関西へも)に出荷できるのも、ビジネス面から見たこの植物の魅力の一つですね。

    お盆前の最盛期出荷に向けての作業は11日にようやく峠を越えて、今は盆休み中。
    天気が良ければ、近場をウロウロしようかなとも思っていたのですが、こちらはあまり天気が良くない日が続いていて、朝昼は高校野球、夜はプロ野球を聴いて過ごす、みたいな寝正月ならぬ、寝盆(?)のダメ生活です…(~_~;)。

    これからは、お花を栽培していたハウスの片付けその他で1週間ほど仕事した後、いよいよ旅に出ようと模索中です。そろそろ、内地も涼しくなってくる頃かな…。という訳で、久し振りの道外旅を模索中です。

    高松まつり、懐かしいです〜。
    子供の頃は、高知にもいたので、よさこい祭りと共に、今でも夏になるとお祭りの様子がとても気になります。そうですね。今年は青函トンネルと同じく、瀬戸大橋も30周年のメモリアルイヤーでしたね。

    船からの花火大会、かずママさんにとっては、やや期待外れ(?)だったようですが、その雰囲気を想像するだけで楽しそう〜。踊りにも参加されているんですね。やはり四国の祭りは、見るだけでなく、踊ることに意義ありですよね。暑くて大変かとは思いますが、暑い時期に汗をかいて新陳代謝を良くするのは、水分補給さえしっかりしておけば、とても体に良いことだと思いますので、頑張って夏を満喫して下さいね。(てか、これをご覧になる頃は、踊り終えた頃でしょうけど…(^^;)。)

    また冬に北海道にいらっしゃるんですね。
    最近は円山に新しいキリンさんがやって来ましたし、秋には巨大なゾウ舎もオープン予定なので、今春にオープンしたばかりのホッキョクグマ館と共に、見所満載の円山動物園、是非、楽しんで下さいね!


    それでは、また!

    byケロ



    > ケロさん
    >
    > こちらは、ず??っと暑い日が続いていますが、そちらは、どうですか?
    > 写真は、トルコ桔梗ですか? 花びらが豪華、新種なのかな?珍しい花、まだ見たいことない気がします。。
    > 後ろは、スターチス。丈夫で長持ちのいい花です。
    > お盆用の花の出荷ですかね。
    > 今日とかは、お盆休みかな?
    > ケロさん、どうしてるかな?なんて、思ったりしていました。
    > どんな仕事の作業があるのか、興味津々。。
    >
    > こちらは、高松まつり開催中で、昨日は、花火大会でしたが、出かけず家にいました。
    > 11日夜に坂出で、瀬戸大橋30周年記念花火大会があり、ツアー(チャーター船)で行ってきました。
    > 1万5千発だったのですが、期待したほどは、すごくなかったです。
    > 今日は、総踊りに参加のため、夕方出かけます。(連続4回目)
    > 毎度のことながら、汗ビショになると思いますが、がんばります!!
    >
    > 北海道、行きたいです。
    > お正月に向けて、いろいろ計画&予約しています。
    > 元日に、北海道神宮や円山動物園(無料なのよ)に、また行きたいと思っています。
    >
    > お仕事、がんばってね。
    > では、またね?
    >
    >                  毎朝、畑や庭の水やり大変です!?かずママより

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