感動のバルト三国と麗しきヘルシンキ10日間 5日目

2018/07/14 - 2018/07/23

5日目、カウナスを出発してトラカイへ。ガイドさんのつかない「散策」で、1時間のフリータイムでした。お城に入る方、お店を見る方、そして私たちは添乗員さんお勧めのクルーズへ。昼食後、238ｋｍ走ってシャウレイにある十字架の丘へ。私たちも十字架を購入して丘に置いてきました。その後、130ｋｍ走ってリガへ移動。ラトビアにもどってきました。　　

7/14（土）JAL413で成田からヘルシンキへ移動、ヘルシンキでフリータイム、フェリーでタリンへ移動　タリン泊
7/15（日）タルトゥへ移動、タルトゥ散策、リガへ移動　リガ泊
7/16（月）ルンダーレ宮殿観光、カウナスへ移動　カウナス泊
7/17（火）カウナス観光、ヴィリニウス観光　ヴィリニウス泊
7/18（水）トラカイ散策、シャウレイ十字架の丘散策　リガ泊
7/19（木）リガ観光、フリータイム　リガ泊
7/20（金）スィグルタ観光、タリンへ移動　タリン泊
7/21（土）タリン観光、フェリーでヘルシンキへ移動　ヘルシンキ泊
7/22（日）フリータイム　JAL414でヘルシンキから成田へ移動
7/23（月）成田着

エリア シャウレイ(リトアニア)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 観光バス 船
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: 阪急交通社

今日は出発が9時半と遅いのでモーニングコールはなしで朝食は7時から。水圧に問題のあったベストウエスタンヴィリニュスですけど、朝食は素晴らしかったです。今回一番かも。何故かというとフルーツがすごく充実していたから。色々旅行したけど、マンダリンオレンジ（みかん）がどさっと置いてあるのは初めてでした。

ヨーグルトも、私の好きな個別パックでおいてあってグッドでした。
手前の黒いケーキのようなものはリトアニアの伝統的な食べ物ってことではちみつをつけて食べました。美味しくもなく、不味くもなく。

食べ終わって時間があったのでネリス川を渡って旧市街の側へ行ってみました。

旧市街側は歴史を感じさせる建物が多いです。

振り返って、やってきたホテルの方はこんな感じで、オフィス街の高層ビルがたくさんあります。

橋を渡って進むと市民公園で

白い紫陽花がたくさん咲いていました。こちらの紫陽花は白が多いです。

公園を超えたところに昔のKGBの施設である、KGB博物館があって拷問を受けたり処刑されたりした犠牲者の名前が壁に刻まれているのを見ることが出来るそうです。
時間が気になったのと、疲れたのでここで引き返しました。

9時半、ホテルを出発してトラカイに向かいます。テレビ塔が見えました。1991年、血の日曜日事件の舞台となって、慰霊碑もあるそうです。独立宣言したばかりのリトアニアにロシアの戦車が向かい、非武装の民間人に発砲して13人が亡くなったそうです。
バルト三国、どこへ行ってもロシアに拷問、シベリア流刑、処刑など、大変な目にあってきた歴史があり、今現在の独立と民主主義が続くことを願わずにいられませんでした。

30ｋｍほど走り、トラカイへ到着。ここは湖やトラカイ城があり、リゾート地のような場所だそうです。

まず、フォトスポットからトラカイ城の写真撮影。

お水は澄んでいてかもが泳いでいました。

1時間ほどフリータイムがあり、添乗員さんお勧めの40分のクルーズに乗ってみました。1隻6人までで、40ユーロなので、希望者が6人、5人、5人に分かれて乗りました。
船の形が少しずつ違っていて、うちの船は

こんな感じのなんていうんでしょう？カタマラン？揺れないような船でした。

大きくない船なので、後ろの方に固まって座ります。
トラカイ城に近づいてきました。

今日も抜けるような青空です。

トラカイ城の周りをぐるっと一周してくれます。

水があると涼し気ですが、日射しが強くて暑かったです。

トラカイ城から離れて湖をぐるっと回ります。

船長さんによってはずっとおしゃべりして写真撮ってくれたりサービス精神旺盛な方もいたようですが、うちの船長さんは寡黙な方で帆を張ったり舵を切ったり運転に専念されてました(笑)。

トラカイ城が離れていきます。

結構離れました。
湖が広いので、他の2隻が見えるとちょっと安心。

再びお城に近づいてきて

お城側に到着。
橋を渡っていく手間が省けました。
5人だったので一人8ユーロずつで、40ユーロ渡しました。チップが要らないって助かります。

去っていくお船。
日射しは暑かったけど、湖の上は風が涼しくて気持ちいい40分でした。

お城に入るには入場料がいるけど、入口まで入ることが出来ました。

14世紀から作られたお城で、第2次大戦後に修復が終わったそうです。

カウナス城もそうでしたけど、土台部分と上の修復した部分の差が歴然としています。

入口の門の天井。

外から見ると石の壁の上にレンガを積んでいるのがわかります。

例の、伝説の騎士の旗がたなびいていました。

お城前の桟橋にはかもがいっぱい。

これがお城と岸の街を結ぶ橋です。
私たちはお城から岸へ戻りました。5分ほどで歩けます。

この辺りに住んでいるカライメ族のおうちは、このように道に向かって窓が三つ並んでいるのが特徴だそうです。
神様と、自分たちと、あとトラカイ城の最初の城主、ヴィタウタスのためだそうです。

どの家も三つの窓。
この写真を撮っている場所にトイレがあったので道を渡ってきました。湖はお家の向こう側になります。

すごいバイクの一団がやってきていました。どのバイクもごついです。

お昼のレストランまで10分ほど歩きます。途中、ベリーが。食べられますよ～とのことで夫が試食。酸っぱかったそうです。

暑い中、上り坂を歩いてやってきたレストラン。
少し早めの11時40分から1時間ほど、昼食です。

郷土料理のキビナイ。
中はビーフかラムが多いそうです。
中身によって値段が違うようですね。

サラダ。

コンソメスープ。

暑いし、レストランは冷房ないので外の席だしで、ビールと

炭酸水を飲みました。ふたつで3.8ユーロ。安い！

キビナイ。
巨大な餃子の中身を包んで揚げたような。
揚げ物が苦手なのでほとんど食べられませんでした。
夫も完食できず。ふたつとも中身が同じだったとか。

バスに乗りに行く途中ラベンダーが綺麗に咲いていました。

12時45分にシャウレイへ向けて出発、途中14時半から20分ほどこのホテルのレストラン兼売店でトイレ休憩。

さらに2時間ほど走って17時、到着したのはシャウレイにある十字架の丘。45分のフリータイムの間に自由に見学します。駐車場にこのような十字架を売るお店が並んでいます。

添乗員さんのお勧めもあり、ここで十字架を買って丘に置いていく事にしました。No.9とかNo.11はお店の番号で、同じ番号のレジで会計します。大きいのは高いのですが、ほとんどが1ユーロでした。

11番のお店でこの1ユーロの十字架を購入。

丘に近づいていきます。

左右にも広がっています。

始まった年ははっきりとしないのですが、やはりロシアの犠牲者のために親族や友人が十字架を置いたのが始まりとなり、やがて人々が十字架を置いていくようになったそうです。ソ連時代、何回か撤去されたのですがそれでも夜陰に紛れて置く人が後を絶たず、1993年ローマ法王が訪れたことにより、聖地になったそうです。リトアニアの人にとってはここもソ連に抵抗したシンボルで、世界遺産に認定されています。

近づいてきました。

ぜひ、丘を登って後ろまで行ってみてください、とのお勧めで丘を登っていきます。

おびただしい十字架の数。

青空で明るくてよかった。ここ、暗かったらかなり怖いかもです。

周りはのどかな田園風景が広がっており、その中に十字架の丘が忽然と存在しています。

カトリック教徒が多いのか、マリア様が置かれています。

一番奥にあったマリア様。

ここが丘を登って降りた辺りです。

ここに私的なお願いを書くのははばかられたので平和をお願いしてきました。

奥に降りて左に曲がって入口に戻る辺りに置かせてもらいました。

いつかまた訪れる時があれば、まだ残っているでしょうか。木製なので、結構朽ちるのが早いそうです。

リトアニアの人の思いが込められている十字架。厳かな気持ちになります。

回り込んで入口の左端の方に出てきました。

左側に何故かこんな建物があったので行ってみました。

建物から見た十字架の丘。

戻ります。

こういう大きい十字架は皆さん、担いでいらっしゃるのでしょうか。

日が陰っていたり

ぱっと晴れたりしました。
トイレ併設の売店があり、トイレは50セントでした。

17時45分に出発し、国境を越えてラトビアに入ります。
ベネルクス三国に行ったときはさーっと通り過ぎた国境の印ですが、今回のカウナスの運転手さんは、国境を超える時はゆっくり走ってくださるので写真が撮りやすかったです。

そして2時間弱かけて、19時35分、リガのホテル、リクスウェルエレファントホテルリガに到着。

新しそうな建物で

エレファントホテルなだけに、象さんがあちこちにいました。

2階ですけど地面階みたいな感じでした。窓際に台があってスーツケース広げられるくらい広かったので助かりました。

バスタブ有。水圧も普通だったのでストレスなくお湯が貯められました。wifi速度も普通でした。

20時10分からホテルのレストランで夕食。
人参のスープ。顔が可愛らしくて

お隣のご夫婦のも撮らせてもらいました(笑)。

何故かパスタ。
美味しかったので完食。
バルト三国はごはんが美味しくて、小食の私でも結構完食できました。添乗員さん曰く、バルト三国とポーランド、ポルトガルは日本人に合う味だそうです。

デザートのケーキとコーヒー。
ちょっと甘かったけど完食。
食後、徒歩3分のスーパーに行きましたけど、結局何も買わず。
今日は船に乗ったりしたせいか、9001歩しか歩いていませんでした。