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市街地群を巡ります。<br />旧浦河公会堂、旧本庄鉄工所、旧藤原車橇製作所、旧太田装蹄所、旧大石三省堂支店

札幌へ! その14 北海道開拓の村へ。PART4

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2018/06/22 - 2018/06/24

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nichi

nichiさん

市街地群を巡ります。
旧浦河公会堂、旧本庄鉄工所、旧藤原車橇製作所、旧太田装蹄所、旧大石三省堂支店

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  • 市街地群にやってきました。<br />馬車の線路を囲むように建物が並んでいます。

    市街地群にやってきました。
    馬車の線路を囲むように建物が並んでいます。

  • 市街地群の旧浦河公会堂にやってきました。<br /><br />ブロッシャーを見みると屋根の上に十字架があるのですが、見上げると無い。<br />なんでー?

    市街地群の旧浦河公会堂にやってきました。

    ブロッシャーを見みると屋根の上に十字架があるのですが、見上げると無い。
    なんでー?

  • 明治13年(1880)、神戸において北海道開拓会社「赤心社」が設立され、翌14年から西舎村や荻伏村に結社移民として入植しました。<br />「赤心社」の指導者の多くはキリスト教徒で、明治19年「浦河公会」が組織されました。この会堂は、2代目の礼拝・集会所として明治27年(1894)に建てられたものです。<br /><br />この礼拝堂には日曜日になると農作業の手を休めたキリスト教の信者たちが集まり、祈りをささげていました。<br />平日は子弟の教育の場として使われていました。<br />明治末期の開拓者にとって、精神的な支えの場として存在していたようです。

    明治13年(1880)、神戸において北海道開拓会社「赤心社」が設立され、翌14年から西舎村や荻伏村に結社移民として入植しました。
    「赤心社」の指導者の多くはキリスト教徒で、明治19年「浦河公会」が組織されました。この会堂は、2代目の礼拝・集会所として明治27年(1894)に建てられたものです。

    この礼拝堂には日曜日になると農作業の手を休めたキリスト教の信者たちが集まり、祈りをささげていました。
    平日は子弟の教育の場として使われていました。
    明治末期の開拓者にとって、精神的な支えの場として存在していたようです。

  • 旧本庄鉄工所にやってきました。

    旧本庄鉄工所にやってきました。

  • 明治30年から2代にわたって営業した本庄鉄工場の仕事場として、大正14年(1925)から昭和50年代まで使用されていました。<br />

    明治30年から2代にわたって営業した本庄鉄工場の仕事場として、大正14年(1925)から昭和50年代まで使用されていました。

  • 石狩川河口にひらけた旧市街にあって、漁具や漁船の付属品のほか、農具などを作っていました。<br />開拓地に欠かせなかった鍛冶屋の様子がしのばれます。

    石狩川河口にひらけた旧市街にあって、漁具や漁船の付属品のほか、農具などを作っていました。
    開拓地に欠かせなかった鍛冶屋の様子がしのばれます。

  • ここでの家族の生活が表示されていました。

    ここでの家族の生活が表示されていました。

  • 親方と小学校を出たばかりの弟子が一人と13人の家族が暮らしていました。<br />

    親方と小学校を出たばかりの弟子が一人と13人の家族が暮らしていました。

  • 春先には農具を、夏から秋にかけては石狩川河口での鮭漁に使う錨や和船の釘を製造していました。

    春先には農具を、夏から秋にかけては石狩川河口での鮭漁に使う錨や和船の釘を製造していました。

  • 鍛冶屋さん道具が並んでいます。

    鍛冶屋さん道具が並んでいます。

  • 金床です。<br />ここで鉄を叩いて様々な道具を作っていたんですね。

    金床です。
    ここで鉄を叩いて様々な道具を作っていたんですね。

  • たくさんの漁具のようです。

    たくさんの漁具のようです。

  • 旧藤原車橇製作所にやってきました。

    旧藤原車橇製作所にやってきました。

  • 屋根の上に橇が載っています。

    屋根の上に橇が載っています。

  • 入ってみましょう。

    入ってみましょう。

  • 明治31年(1898)、兵庫県出身の宮大工藤原信吉が深川に入植し、同36年(1903)には妹背牛で車橇製造を開業しました。<br />以後3代にわたり営業を続けました。<br />この建物は、開業以来使われてきた車橇製作所を再現したものです。作業場と住宅から成り、木造切妻平入りの構造です。

    明治31年(1898)、兵庫県出身の宮大工藤原信吉が深川に入植し、同36年(1903)には妹背牛で車橇製造を開業しました。
    以後3代にわたり営業を続けました。
    この建物は、開業以来使われてきた車橇製作所を再現したものです。作業場と住宅から成り、木造切妻平入りの構造です。

  • 明治後期から昭和30年代のかけて、北海道で最も多く使われた「柴巻馬橇」の台木の鼻曲げ作業が再現されています。

    明治後期から昭和30年代のかけて、北海道で最も多く使われた「柴巻馬橇」の台木の鼻曲げ作業が再現されています。

  • 太くてかたいミズナラの木が使われていました。

    太くてかたいミズナラの木が使われていました。

  • 橇が並んでいます。

    橇が並んでいます。

  • 様々な工程を経て橇ができていきます。

    様々な工程を経て橇ができていきます。

  • こちらでは冬以外に使う車輪を造っています。

    こちらでは冬以外に使う車輪を造っています。

  • ここで大勢の職人が作業していたんですね。

    ここで大勢の職人が作業していたんですね。

  • さて次はどこに行こうか??<br />線路沿いの市街地群を巡ります。

    さて次はどこに行こうか??
    線路沿いの市街地群を巡ります。

  • 旧太田装蹄所へ。

    旧太田装蹄所へ。

  • 大正13年(1924)から昭和20年(1945)まで、札幌市街の江別方面に通じる幹線道路(今の国道12号)沿いで営業していた装蹄所です。<br />蹄鉄屋の名で親しまれていた装蹄所は、馬が物資運搬や農耕の主役であった時代にはどこの町や村にも見られ、馬蹄の保護には欠かせない職種であったようです。

    大正13年(1924)から昭和20年(1945)まで、札幌市街の江別方面に通じる幹線道路(今の国道12号)沿いで営業していた装蹄所です。
    蹄鉄屋の名で親しまれていた装蹄所は、馬が物資運搬や農耕の主役であった時代にはどこの町や村にも見られ、馬蹄の保護には欠かせない職種であったようです。

  • 装蹄師の資格は、蹄鉄工と呼ばれ免許制でした。<br />

    装蹄師の資格は、蹄鉄工と呼ばれ免許制でした。

  • 装蹄の料金表です。<br />組合で料金が決められていたんですね。

    装蹄の料金表です。
    組合で料金が決められていたんですね。

  • 装蹄とは、蹄鉄を製作する造鉄、爪切り(削蹄)、蹄鉄にヒヅメに合わせて釘付けする4つの工程からなっていました。

    装蹄とは、蹄鉄を製作する造鉄、爪切り(削蹄)、蹄鉄にヒヅメに合わせて釘付けする4つの工程からなっていました。

  • 馬を木枠につないでその作業は行われました。

    馬を木枠につないでその作業は行われました。

  • たくさんの蹄鉄が並んでいます。<br />夏用と冬用がありました。<br />今の車のタイヤの履き替えと一緒ですね。

    たくさんの蹄鉄が並んでいます。
    夏用と冬用がありました。
    今の車のタイヤの履き替えと一緒ですね。

  • 旧大石三省堂支店にやってきました。<br />お菓子屋さんとお菓子工場です。

    旧大石三省堂支店にやってきました。
    お菓子屋さんとお菓子工場です。

  • 札幌で家業である菓子製造の技術を習得した大石泰三が、大正14年(1925)帯広町の繁華街電信通りで菓子の製造販売を始めた建物です。<br />親子二代にわたり、昭和30年まで続きました。<br />店舗兼住宅の母屋とそれに併設する工場とを再現したものです。

    札幌で家業である菓子製造の技術を習得した大石泰三が、大正14年(1925)帯広町の繁華街電信通りで菓子の製造販売を始めた建物です。
    親子二代にわたり、昭和30年まで続きました。
    店舗兼住宅の母屋とそれに併設する工場とを再現したものです。

  • このお菓子屋さんの雰囲気。<br />子供の頃を思い出します。

    このお菓子屋さんの雰囲気。
    子供の頃を思い出します。

  • この御煎餅ケース、メッチャ懐かしいです。

    この御煎餅ケース、メッチャ懐かしいです。

  • ここでは、主人夫婦と2人の職人が働いていました。

    ここでは、主人夫婦と2人の職人が働いていました。

  • 落雁、羊羹、ねりきり、饅頭、煎餅、飴<br />などを製造・販売を行っていました。

    落雁、羊羹、ねりきり、饅頭、煎餅、飴
    などを製造・販売を行っていました。

  • こちらは生活スペースです。

    こちらは生活スペースです。

  • 当時の生活がしのばれます。

    当時の生活がしのばれます。

  • この雰囲気、なんか好きです。

    この雰囲気、なんか好きです。

  • ここで職人さんたちが語りあったんだろうなー。

    ここで職人さんたちが語りあったんだろうなー。

  • 奥の工場スペースです。

    奥の工場スペースです。

  • 型ですね。

    型ですね。

  • この棚にお饅頭を並べたのかな?

    この棚にお饅頭を並べたのかな?

  • お菓子の原料が積まれています。

    お菓子の原料が積まれています。

  • シンクに直接井戸があります。

    シンクに直接井戸があります。

  • これで小規模な工場だそうです。

    これで小規模な工場だそうです。

  • お菓子を作る道具たち。。

    お菓子を作る道具たち。。

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