2018/06/22 - 2018/06/24
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nichiさん
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札幌市内からローカルバスでサッポロガーデンパークに行きました。
元はビール工場があった所が、レストラン、博物館、ショッピング施設の複合施設になっています。
ここでお昼ご飯を頂いて、博物館でサッポロビールの歴史を拝見してきました。
- 旅行の満足度
- 4.5
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旧北海道庁舎から少し歩いて北2条西3丁目へ。
ここからサッポロビール園へ向かいます。 -
来ました!
サッポロビール園行です。
普段、東京で使っているパスモで
ピッ!
とやって乗車。 -
到着!
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2003年に閉鎖したサッポロビール札幌工場が、博物館、レストラン・ビアホール、ショッピングセンターの複合施設になっています。
日本ハムファイターズの室内練習場もあります。 -
赤煉瓦建築が保存されています。
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まずは受付に行きます。
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ここはサッポロビール博物館の建物ですが、総合受付も兼ねています。
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北海道産の赤煉瓦による建物です。
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レストラン受付へ。
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総合受付で昼食を戴きたい旨を伝えます。
スタッフ「ご予約は?」
家内「ありません。」
スタッフ「園内には3つのレストランがあって、今、お二人様ですとどのレストランでもご利用いただけます。」
家内「ガーデングリルでジンギスカンを戴きたいです!」
スタッフ「このカードを持って15分以内にガーデングリルにお越しください」 -
パーク内を歩くことを数分。
ガーデングリルに着きました。
こんな景色が見える席に通されました。 -
大きな袋が一人一枚づつ配られ、中に荷物を入れます。
私の帽子が大きくて、、、、
でもジンギスカンだから油が飛ぶし、無理くり入れたらこんな感じになっちゃった。 -
メニュー
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メニュー
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私たちは、左上の、よくばりライラックランチ1,150円 をオーダー。
2種類のジンギスカンとラム肩ロースを戴くことができます。 -
メニュー
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メニュー
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メニュー
ここはサッポロです。
ビールも色々あります。 -
こんな景色を見ながらお昼を戴きます。
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ジンギスカン鍋
登場! -
サッポロの生で乾杯!
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お昼のビールは美味しいです。
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来ました!
上の壺の中に味付けの違う2種のジンギスカンが入っており、これが量が多くてびっくり!
この写真では寂しく見えますが、かなり量があります!! -
さあ調理開始!
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ラムの肩ロースから。。
この後、調理に忙しくなり、撮影していません。 -
ビールをお代わりしていたら、コロッケとごはん・味噌汁が来ちゃった。
お腹いっぱいです!!
昼からのビールは美味しいです! -
最後にコーヒー。
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さあ、サッポロビール博物館へ。
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この煉瓦造の建物は1888年(明治21年)設立の「札幌製糖」が1890年(明治23年)に建設した製糖工場だそうです。
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1903年(明治36年)に煉瓦造の製糖工場を買い取って製麦工場として使用しましたが、建物は改修や補強をしながら1965年(昭和40年)まで工場として稼働していたとのことです。
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サッポロビール博物館へ。
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先ほどはレストランの予約の為にこちらの総合受付に伺いました。
今回はサッポロビール博物館を訪れます。 -
所要時間約50分のツアーがあります。
毎時00分、30分スタートでビールの試飲があって一人500円。
次回は14時30分のツアーです。
こちらで500円×2名=1,000円お支払いしてリザーブ。 -
ツアー参加者は、これを首から下げます。
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ツアーまで20分あるので、中をプラプラ。
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ビアホール?
あとでここでビールを戴くことになるとは、、、、、 -
時間があるのでミュージアムショップへ。
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開拓使麦酒!!!
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こんなパズルがあります。
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こんなアパレルも販売中!!
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サッポロビールのミニ缶!
あまり街では買えません。
コンビニでは最低サイズが350mmlですよね? -
ツアー開始時間の5分前になりました。
3階にあるここで14時30分のツアー開始を待ちます。
14時30分ぴったりに女性のコンパニオンの方が出てきて案内が始まります。
最初は6Kシアターに案内され、映像による明治期に生まれた初の国産ビール「札幌製麦酒」の物語を鑑賞しました。 -
サッポロビール札幌工場で使われていた煮沸窯です。
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佐賀出身であった島義勇が明治政府の命で蝦夷開拓を任ぜられました。
無人の原野であった札幌に「五州第一の都」(世界一の都)を造るという壮大な構想を描き、京都や故郷の佐賀などを念頭に置いて、碁盤の目のような整然とした町並みを目指し工事が進められました。 -
この煮沸釜、でかっ!
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これは平成15年まで実際に使用されていたものです。
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一度に85キロリットルのビールを製造できるそう。85キロリットルってどれくらいか?
コンパニオンの方の説明によると、「350ml缶を1日1本飲んでいったら600年かかります。」とのことです。 -
それにしてもデカイ。
建物の3階から1階までの高さに匹敵していました。 -
開拓使のはじまり!
開拓使は西洋式を取り入れながら、様々な事業を始めていました。 -
明治2年、明治新政府は、北海道開拓の為に国家機関である「開拓使」を設置しました。
そして「蝦夷地」と呼ばれていた地域を「北海道」と改めました。 -
1,871年(明治4年)北海道開拓の指南役にアメリカの農務局長であるホーレス・ケプロンをプロデューサーとして招き、それにより様々な海外の技師者を招き、西洋技術を取り入れた開拓が始まりました。
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アメリカの先進的な指導のもと、缶詰技術を導入。
官営工場で、鮭、マス、牡蠣などの海産物だけでなく、鹿肉の缶詰生産も開始しました。 -
開拓使により、札幌本庁舎を中心とした街づくりが始まりました。
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ビール醸造人が誕生します。
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その名は中川清兵衛!!
新潟県出身の彼は単身ヨーロッパに渡り、日本人として初めて本格的なビール醸造をドイツで学んできました。 -
べルリンビール醸造会社の修了証書です。
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本場ドイツで学んできた技術をもとに醸造所を設計し、開拓使ビールを完成させました。
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トーマス・アンチセルは、北海道で野生のホップを発見し、ホップ栽培を提言。。
ケプロンは、ホップだけでなく、ビールの生産に欠かせない大麦の栽培も北海道の地に適していることを提言。 -
開拓使は北海道で醸造所建設を決定!
「北海道でつくるべき!」 -
開拓使麦酒醸造所建設の責任者であった村橋久成は、幕末に薩摩藩留学生として英国に渡っています。
ロンドン大学に留学し、産業革命の驚異的な成果に触れ、帰国後新政府軍に参加します。
東京で中川清兵衛と会い、開拓使麦酒醸造所建設の責任者となり、ビール事業を立ち上げました。 -
元々は東京で試験的にビールを醸造し、うまくいったら北海道に工場を造る予定でしたが、そもそもビール醸造に氷が必要であったり、北海道の勧業・勧農が目的であるのであれば、最初から北海道に醸造所を造るべきと考えが変わっていきます。
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麦酒醸造所、葡萄酒醸造所、製糸所の3つの施設を建設することが村西久成に下された命でありましたが、勧業一切を業務とし、越権行為と言える部署を越えた動きを行い、短期に完成させていきました。
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当時の麦酒醸造には、氷と水が必要で、北海道はビールつくりには適した環境でした。
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1,876年 ビール醸造所が完成しました。
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醸造所完成!
右の樽のモニュメントが、サッポロビールガーデンの入口にありました。 -
いよいよ札幌ビールの初出荷です。
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1,877年(明治10年)9月
東京で札幌ビールの販売が開始されました。
大瓶1本16銭。
当時日本酒一升(1.8l)の値段が四銭五厘。
ビールがいかに高級であったかが判ります。 -
当時のビールの新聞広告を見て、私たち夫婦は爆笑!!
「滋養強壮に富み、胃の健康にも良く、夏季には氷を入れると爽快で美味しい」
との表現です。
なんじゃーこりゃー???(笑) -
明治から海外に向けて出荷された札幌ビール。
出荷先によって地域に合わせたラベルがつくられていました。 -
サッポロビールラベルヒストリー
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サッポロビールのマークである星は、蝦夷開拓使のマークだったんですね。
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この辺りのマークから記憶があります。
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まさに黒ラベル。
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開拓使に始まる麦酒醸造所は、明治を代表する実業家たちの経営により、さらなる発展を遂げます。
左から、浅野総一郎、渋沢栄一、大倉喜八郎
錚々たる方々の名前が出てきました!!
高校の社会を思い出します。 -
左は大倉ビール。(1,866年 明治19年)
ホテルオークラのビールと言うことでしょうか??
真ん中は札幌麦酒会社のビール。(1,888年 明治21年)
右も札幌麦酒会社のビールで1,890年 明治23年の瓶ビールです。 -
明治から昭和初期のポスターがずらーっ!
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なーるほど!
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時代が判ります。
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なんかバランスが???
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おーっ!!
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ゴルフかぁー
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昭和のポスターがずらーっ!
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北原三枝さんです。
スーパースターであった石原裕次郎さんの奥様 -
江波杏子さん。
わっかーい! -
司葉子さんも、、、
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岩下志麻さん
この数十年後に「極道の妻たち」ですから、、、 -
西田敏行さん
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所さんも、、
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とんねるずのお二人。
わかーい! -
三浦友一さん
ポスターを撮影したのは一部ですが、錚々たるスターたちがポスターに出演していたんですね。。。 -
博物館の見学が終わり、いよいよ試飲です。
復元された初期のビールと今のビールの飲み比べ。
一人1杯づつ戴けます。 -
左は普通のサッポロ生ビール。
右は最初につくられた明治初期のビール。
小さなツマミも一緒に。 -
ツアーが終わり、コンパニオンの方による、美味しい缶ビールの入れ方講座。
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泡に拘っているサッポロだから可能な入れ方のようです。
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なんと博物館見学ツアー客を代表して家内が試飲。。
恥ずかしい、、、、
缶と、缶からグラスに注いだビールの味の違いを確かめます。
コンパニオンの方に缶からグラスに注いで頂いたビールの方が、コクがあって遥かに美味しかったようです。 -
入口で再び復元された創業時の樽を拝見。
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楽しかったーー!!
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