添乗員さんと足腰鍛えるイタリア旅　２日目　ミラノ編

2018/06/09 - 2018/06/09

さて、初めて降り立ったイタリアはミラノ・マルペンサ空港空港。添乗員同行ツアーなので、個人手配と違って自分の頭で考えず、入国手続きも添乗員さんの指示どおりに動いているので、あんまり印象に残っていませんが、その分添乗員さんの手慣れた手続きでスムーズに入国できました。もっとも、添乗員さんいわく「入国管理官は、日本人にはさほど厳しくないので笑顔とボンジョルノさえ忘れなければ問題ありません」ということで、確かにそのとおりでした。ところで、イタリアでの現地オプショナルツアーは自分で手配するということを直前まで忘れていて、締め切り後ではあったのですが、ピサの斜塔とバチカン美術館はなんとか予約できました。「最後の晩餐」については、日程表が来る前にHISに電話で確認したところ、見学できる時間を確保できるかどうかは確約できないと言われていたので、予約は頭になかったのですが、日程表が届いたその日（出発の２週間前）ぐらいなら空席があったかどうかは別にネットで予約はできたようです。（10日ぐらい前が締め切り）HISのミラノ市内観光ガイドに参加しても、午後の入館は、できると思います。このツアーを利用されたい方への参考までに。

エリア ミラノ(イタリア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 観光バス 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

朝7:30に到着。入国手続きに並びます。

午前中はHISのミラノ市内観光ガイド付きです。ただ、徒歩での移動も含めて１時間３０分程度なので、ミラノ大聖堂とヴィットリオ・エマヌエーレ２世ガッレリアの説明が主で後は、歩きながらの説明にとどまっています。ツアー参加者はほとんど出席しています。出発地点はスフォルツェスコ城でここが集合地点にもなっています。天気は、予報通り快晴。

スフォルツェスコ城 城・宮殿

ラルゴ・カイローリ広場のガリバルディ将軍の騎馬像。
イタリア建国の英雄なんだそうですが、この名前は記憶にはありませんでした。

スフォルツェスコ城からダンテ通りを通って

ヴィットリオ・エマヌエーレ２世ガッレリアまで徒歩で移動です。

ヴィットリオ・エマヌエーレ２世ガッレリア

ヴィットーリオ エマヌエーレ2世のガッレリア 散歩・街歩き

１８７０年代の建設なので、遺跡と言うほど古くは見えませんが、あちこちに彫刻などが施されています。

こんなアーケードが１８７０年代に作られていたとは、ちょっと驚きです。

床面の紋章のモザイク画です。

ガッレリアを抜けるとミラノ大聖堂がそびえています。

ドゥオーモ (ミラノ大聖堂) 寺院・教会

自由行動になったので、昼食をとりに行きますが、集合時間が１８：３０の予定で、晩ご飯を市内でとる余裕はなさそうです。このため、揚げピザで有名なルイーニと

ピザが有名なスポンティーニで、ピザは帰りがけに、買ってホテルで食べることにしました。一応場所の確認です。お昼は別の店に入る予定です。

そして、ジェラートで有名なチョコラーティイタリアーニです。この３店はほぼ一カ所にかたまっていて、便利なのは便利ですが、食べ物なだけに一度に３店を回るほどおなかもすいてはいません。

とりあえず、初イタリアグルメはここのジェラートです。
添乗員さんから、簡単なイタリア語の説明と買い物の仕方のリストをいただいたので、それに習って、ピッコロ（一番小さいの）でコーノ（コーン）と会計で注文し、伝票を店員さんに渡します。

ピッコロだと２種類のジェラートを選択できます。（大きければ、さらに数が増えます）妻の好みで２種類のジェラートを盛ってもらいました。一口食べさせてもらいましたが甘すぎず、なかなかおいしいです。

その後は、昼食のレストランを探しながら街歩きです。
グーグルマップのマイマップに作成した観光スポットをたどりながらなので迷うことはありません。サンタ・マリア・プレッソ・サン・サティロ教会です。内部の壁画がすばらしいようなのですが、入り口がわからず、外観だけで。

予定していなかった通り道に

なにやら古代の遺跡があります。幾人か写真を撮っていたのでそこそこ有名なのかも？

サンタンブロージョ教会です。ミラノで最古の聖堂で、４世紀のものだそうです。日本では古墳時代ですね。ランゴバルド王国、神聖ローマ帝国の王はこの聖堂で王冠の戴冠を行ったそうです。

内部には入りませんでしたが、ファサードから見る中庭は趣があります。

いい天気ですが、結構暑いので、熱中症予防のため水分補給はかかせません。

サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会まできました。予約はしていませんが、添乗員さんから、運が良ければ、余ったチケットを売っている場合があるので「最後の晩餐」を見ることができるかもしれないという言葉を頼りに来てみました。

正面側ですが、チケット売りはいなくて、ミサンガ売りがいました。あぶないので、近寄らず、そそくさと離れました。冒頭でも書きましたが、最後の晩餐つき市内観光ツアーなら１週間前（チケットのみは２週間前）でも間に合うようですから、ツアーの日程表を確認してから、申し込むこともいいでしょう。

ミラノ座

トラム。乗ってみたかったな～

街角でみつけたスィーツ

お昼のレストラン。トラットリアミラネーゼ。同名のレストランが別にあるようですが、ドゥオーモからサンタンブロージョ教会との間ぐらいにある方のお店です。

トラットリア ミラネーゼ イタリアン

内部はワインが一杯。

ミラノカツレツ。大きいのですが、薄いです。妻とシェアするのに半分にしてくれました。味の方は少し堅めですごく美味しいというほどでもなかったようですが、これもイタリアの味、ワインを一緒に飲めば、合うのかも。アルコールを飲んで街中を闊歩はできないので、飲みませんでした。

オッソブーコとミラノ風リゾット。オッソブーコは、 仔牛のスネ肉の煮込みでミラノ風リゾットの上に乗っています。スネ肉はじっくり煮込まれワインの味がしみてほろほろとほどけていく肉でした。リゾットは多少米の芯が残っている感じですが、これもミラノ風なんでしょうね。２人でシェアしても充分おなかいっぱいでした。

昼食後、ドゥオーモに戻ってきました。前の職場の上司にイタリア旅行は歩きが大変と聞いていましたが、そのとおりで、初日でもう足が痛くなってきました。

入館チケットを買いに行きます。

チケットです。

正面のチケット売り場（ドゥオーモのすぐ横）はファストパスで、その右側奥が一般チケットです。それに気がつかなくて、一般チケットを買いに行って、買うのに２０～３０分、入館まで１時間弱かかってしまいました。

外壁の彫刻

入場する列で並びながらヴィットリオ・エマヌエーレ２世ガッレリアを撮影しました。

ステンドグラス

石柱

細かいステンドグラスです。

内部から地下の遺跡に行くことができます。

広い聖堂です。

青空に映えます。屋上に上がるには、一旦、外に出て、左側奥の入り口から再入場します。当初は、ルィーニとスポンティーニでピザを夕食用で購入するつもりでしたが、昼食でおなかがいっぱいになったので、夕食はとらないことにしました。

集合場所のスフォルツェスコ城からバスで１時間ちょっと移動します。位置的には、マルペンサ空港の近くで戻る格好になります。本当は、街中が良かったのですが、グレードアップはないとのことなので、やむを得ません。ゴルフリゾート用のホテルでソルビエイト・オロナです。

レストランには入りませんでしたが、ゴルフクラブがメインですね。

部屋は広くて、きれいなのですが、ゴルフリゾート用でアメニティはあまり良くありません。まあ、シーズンの時はゴルフ目的の利用者ばかりなのでしょうから、それなりのアメニティでいいのでしょう。夕食をとらずに、疲れたので、寝るだけでしたから、特に問題はありません。ただし、イタリアのホテルはどこも壁が薄く、隣のシャワーの音や内容まではわかりませんが話し声が筒抜けでした。

この旅行記へのコメント （2）

• Pメテオラさん 2018/07/16 20:18:44

  次回は街中のお泊りで

  作者さまの写真は上手ですね。空の青さや影がすてきです。ツアーなので郊外のホテル泊まりは残念でしたね。どこの都市でも、そんなものなのでしょうか。次回は是非、駅周辺ではない街中のおっとりした雰囲気のある場所のホテルを選ばれ、ミラノ＆イタリアをいっそう満喫されますように。

  masa-57さん からの返信 2018/07/17 07:33:08

  RE: 次回は街中のお泊りで

  Pメテオラさん はじめまして。おほめいだきありがとうございます。だ写真の技術と言うよりは、イタリアの青空のおかげかと思います。今までの海外旅行では、周辺が比較的街中で朝の散策がてら見て回ることができてよかったのですが、今回は郊外ばかりで、それができず残念でした。Pメテオラさん の旅行記を拝見して、実は私も食べることが好きで、地元の名物を食べ歩きたいほうなのですが、妻が食に興味が無く、私も糖尿のため、最近はあまり地元名物を味わう機会が無くて残念です。もし、また、イタリア訪問の機会があれば、Pメテオラさん の旅行記のグルメを参考にして行きたいと思います。ご訪問ありがとうございました。