朝の散歩でアザラシを見つけた　＊　利尻島　礼文島　５日目　

2018/06/22 - 2018/06/26

6月26日　最終日
礼文島から利尻島沓形港へフェリーで向かい、利尻島空港から羽田へ帰る日。
利尻島も礼文島も夜明けは早い。
3時半ころに部屋が明るくなり、目覚めてしまう。
最終日なので、早めに身じたくをして、朝の散歩に出掛けてみた。

穴あき貝の海へ。

エリア 礼文島(北海道)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: ANAグループ 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

礼文島の宿泊先「ホテル礼文荘」は、海と久種湖に挟まれた船泊にあって、朝夕の散歩には困らない。
最終日の早朝、一人で朝の散歩。
あっちの方が、何やら騒がしい。

やぁ(^o^)
あざらしだよね？
い～っぱい居る。
小躍りしながら近づいてみる。

海岸から少し離れた先が岩場になっていて、横たわっている様子。

中央のあざらしの尻尾
どうした？

残念ながら、はっきり撮れた写真は1枚も無し。
どれも何となく、アザラシかな～と思える程度。

利尻島万年雪でご一緒したNさんのカメラなら、どうよ。
きっと傑作が撮れたはず。

アザラシの鳴き声を形容する言葉が、見つからない。
とにかく大声で鳴いてる。

朝食の時間に間に合うように宿へ。

名残惜しい。
背中にアザラシの声がして、何度も振り向きながら、浜辺を戻ります。

7:50
チェックアウト後、宿の車でフェリーターミナルへ。
礼文島に来て、利尻島 利尻山の眺めはこの日が1番良かったと思う。
駐車場で利尻山の写真を撮影していたところ、
「おかえりなさ～い」
旗を振る若者。

とにかく、懸命に旗を振って叫ぶ若者たち。
あの桃岩猫岩にポツンと建つ桃岩荘のお迎えの人でした。
私、年を追うごとに、何事にも反応が鈍くなり、滅多なことには感動もしないし、涙も出ない。

このシーン、
この旅で1番心動かされた。
涙が出るところまではいかないけど、確かにジ～ンときた。

利尻島へ渡るフェリーの時間まで、時間の許す限り香深の町を散歩。
とりあえず、赤灯台を目指して。

凄い数のテトラポット。

香深の町並み。

この日は利尻山のずっと左側に、稚内方面も見えました。
写真ではボ～っとしていて、旅行記には載せられないけど…

赤灯台の防波堤に上ってみた。
子どもが上ったら、きっと危ないよと言って怒るかな…

礼文島から見て、
利尻島は南東側に12km
稚内方面は東側60km先にあります。

このパチンコドリームで折り返し。
フェリーターミナルから25分。

礼文島からの
利尻山の撮りおさめ。

礼文島　香深港
フェリーターミナルは憩いの場でした。
トイレ休憩、観光案内、ロッカー、テレビ鑑賞
何度も利用。
感謝_(._.)_

10:25発
礼文島 香深港から、利尻島 沓形港行きは、850円です。
たくさんの人が並んでいるように見えますが、フェリーはガラ空きでした。

利尻島 沓形港11:05着。
今度は礼文島を眺めます。

到着時、利尻山山頂は雲の中。

利尻空港　ANA便は14:15発
13:30ころ空港に到着するよう、タクシーを予約済み。

沓形港周辺をぶらぶらしてから、昼食を済ませ、空港へ向かう予定です。

まず、沓形フェリーターミナルからすぐの沓形岬公園へ。

時雨 音羽(しぐれ おとは)氏は利尻島出身の作詞家。
役場勤めを辞めて上京し、“や～まは白金～”のスキーを作詞。
フランク永井の「君恋し」では、レコ大を受賞。

公園内にキャンプ場あり。
小ぢんまりとした公園。

利尻島に町役場は2箇所。
ここは、利尻町役場。
利尻富士町の町役場は鴛泊港そば、
どちらも立派な建物です。

横浜市南区人口は約199,000人。面積は12.67 km2
利尻島人口は約5,400人。面積は182.11km2
いろいろな面で、この島は豊か。

そろそろ12時。
沓形港周辺には、ホテルも食堂もあります。
何処に入ろうか迷いましたが、こちらの「ふる里食堂」へ。
天ぷら蕎麦をいただきました。

13時ころにフェリーターミナルに荷物を取りに行き、タクシーで空港へ向かう予定。
沓形港で利尻山を眺めながら、フェリーターミナルに戻ります。
ふる里食堂で、「お祭り中は漁が休みでウニ丼は出せない」と言われましたが、
お祭りやってる気配無し。

沓形港前のかもめ食堂。

沓形フェリーターミナル駐車場にある「どんと美咲喜」で雲丹と昆布ののったアイスを食べていたところ、タクシー会社から電話あり。
今からフェリーターミナルへ迎えに行きますって。
大慌て^^;

13:30
予定通り、利尻空港に到着。
利尻空港からの利尻山の眺めも素晴らしい。
時間ギリギリまで、2階のテラスで景色を眺め、
そして新千歳経由で羽田へ。

吉永小百合さん(＊☆)ｷﾗﾘ
何歳になっても素敵ですね。
湊かなえさんの小説も大好きで、「往復書簡」の中の「二十年後の宿題」
読みながら自分の描いた世界があって、映画は見ていません。

利尻島に行こうと思ったのも、湊かなえさんの『山女日記』を読んだから。
NZもね。

利尻島礼文島の旅はこれでおしまい。

この旅行記へのコメント （6）

• Rolleiguyさん 2018/09/04 18:20:58

  北の島のハイキング

  Tom Sawyerさん、今日は。
  利尻、礼文の5旅行記を拝見しました。どれもしっとりとした写真が多くて、島の美しさを表わしていると思いました。　利尻、礼文には1967年、1969年、2006年と3回行ったことがありますが、毎回美しい自然と花を楽しみました。67年の時には小樽から船で鴛泊まで行き、利尻山に登りましたが、学生時代でも大変な消耗をした記憶があります。礼文島の桃岩から眺める利尻はとても印象的ですね。島をじっくり歩いた記録を楽しく読ませて頂きました。静かなハイキングの良さが現れていますね。また行きたくなりました。
  Rolleiguy

  Rolleiguyさん からの返信 2018/09/04 18:23:28

  Re: 北の島のハイキング

  すみません。一度書いたら消えてしまい、書き直したら、最初のが残っていました。失礼しました。
  Rolleiguy

  Tom Sawyerさん からの返信 2018/09/05 08:00:27

  RE: Re: 北の島のハイキング

  利尻島　礼文島の旅行記をご覧いただき、ありがとうございます。
  小さな花がたくさん咲いていたり、透き通る海の美しさ、写真ではなかなか伝えられませんね。
  Rolleiguyさん の旅行記、丁寧な説明もされていて素晴らしいと思います。
  また訪問させていただきます。

• Rolleiguyさん 2018/09/04 18:14:53

  北の島歩き

  Tom Sawyerさん、今日は。
  利尻、礼文の５旅行記を拝見しました。どれもｷﾞﾗｷﾞﾗしていないしっとりとした写真が多くて好感を持てました。　利尻、礼文には2006年に行って少し歩きました。1969年には学生時代に小樽から船で鴛泊まで行き、利尻山に登ったのが懐かしいです。ここは山も海も丘も花も、全部が美しいところで、拝見した写真からもそれが窺えてとても楽しく拝見しました。　また機会があれば行って見たいものです。
  Rolleiguy

• 熟年ドラゴンさん 2018/07/20 19:34:55

  山女日記私も好きです。

  　雨と風の北海道、強風のため利尻へ行くフェリーは欠航となり行けませんでした。
  
  　ちょっとの差なのにお天気よくて良かったですね。

• senseさん 2018/07/20 09:04:10

  はじめまして、senseと申します

  私の旅行記にご訪問いただきありがとうございます。
  
  私もTom Sawyerさんの旅行記を拝見したくて伺いました、
  礼文島に行かれただのですねぇ、興味ある地です 、第1弾から。これからも伺って行きたいです、よろしくお願いしまーす、^_^