花咲く島を歩く　＊　礼文島　４日目

2018/06/22 - 2018/06/26

６月２５日
礼文島に来て３日目。
運動不足の私ですが、筋肉痛にもならず、この日も元気に絶景を求めて、トレッキング。

宿の車(７:50発)でフェリーターミナルまで、送ってもらい、まずバス(8:36)に乗って知床へ。
バスは降りる時の後払い。
運転手さんに「得にはならないよ」と反対されましたが、バスの１日乗車券(2,000円)を購入。

エリア 礼文島(北海道)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

8:50　終点　知床下車
フランス人４名もトレッキングするらしい。
女性はトイレタイム。

まず、元地灯台を目指します。

振り向くと利尻島が見えます。
利尻山の半分は雲の中。

海を見下ろすと渦巻き。

♪ジャ　ジャ　ジャ　ジャ～ン♪

元地 メノウ浜の方が見えます。

9:25　元地灯台に到着。
このコースは人気があるらしく、行き来しているハイカーがたくさん。

いま来た道
フランス人一行が、見えました。
のんびり楽しんでいる様子。

気温も湿度もさほど高くない。
でも日差しが強く、木陰がないからとにかく暑い。

遙かなる道。
ず～っと先まで見通せる。
ホビットになった気分（＾◇＾）

時々振り返って利尻島を眺める。
利尻山はまだ雲の中。

桃岩展望台に向かって、キンバイの谷を歩いて行きます。

レブンキンバイソウ
花びらに見えるのは実はガク。
おしべのように見えるのが花びらだそうです。

遊歩道から海側に数十メートルの道が出来てる。
私も行ってみよう。

景色はこんな感じ。

桃岩展望台まであと1.3㎞。
景色を楽しみながら、ゆっくりゆっくり…

絶景の連続。
写真撮りまくり。

遠くに見える元地港、どうやって行くのかと調べたところ、
香深フェリーターミナスからバス便あり。

10:10　桃岩展望台到着。

桃岩登山口→香深フェリーターミナル
次の路線バスは、11:44発
日に3本しかないので、なかなか合わせるのは難しい。
1時間30分も待てないので、フェリーターミナルまで歩いて戻ります。

知床バス停から元地灯台・桃岩展望台を通って香深フェリーターミナルまで
標高差約200m　総距離約7.3㎞
気持ちよく歩けました＼(^o^)／

10:45　香深フェリーターミナル到着。
元地行きのバスは、11:10発。
それまで、フェリーターミナル内で休憩。

路線バスの乗客は私1人だけ。
トンネルを通って11:20終点 元地着。
地蔵岩を背にしてメノウ浜を歩いて、桃台・猫台に上って行きます。

フェリーターミナルからトンネルを抜けると、元地漁港。
元地漁港には、元地荘という宿泊施設もありました。

寄って集ってエライ騒ぎ、何事？
みんなで仲良く魚を食べていました。
私もそろそろお腹が空いてきました。

元地漁港の様子。
桃岩展望台から見える赤灯台は、すぐそこ。
赤灯台、白灯台の意味が気になります。
調べてみると、入港する際の目印、右に赤灯台、左に白灯台。
「航路標識法」によって定められていて、視界が悪い時にも、灯台の色を確認して港の入口を判断できるようにしているとのこと。なるほど～

桃岩荘が、見えます。
利用者以外立ち入り禁止の看板有り。
非日常を味わう旅なら、人里離れた海岸際のこの宿に泊まるのも素敵ですね。

そういえば、元地港に、観光地図は無かったです。
海岸線沿いなので、迷う人はいないと思いますが、桃台猫台付近に大きな案内が、旺盛に茂る植物に埋もれるように立っていました。

利尻島も礼文島にもカラスがたくさんいます。
水溜まりで行水をしようとするカラス。

桃台・猫台が見えてきました。すぐそこ。

ちょうど12時。
桃台猫台に到着。
桃岩展望台から見るより、ずっと近い。

ホテル礼文荘の女将さんに、おにぎりをお願いしたので、ここで休憩しながら昼食にします。
ちょっと天気が怪しくなってきました。

一人寂しく食べていたところ、駐車場に1台の車。
こんな所に来る観光客もいるのだなと見ていた所、あれれ～見覚えあるわ。
今日香深まで送ってくれた宿の人。
宿泊客に頼まれて観光案内をしているって。
すぐに何処かへ行ってしまい、また一人。

ここから見ると本当に桃に見えます。
観光シャトルバスが、日に1便だけあり。
この桃台・猫台駐車場に13:30に来ます。
ここに1時間は居られない。
ゆっくり歩いて元地港まで戻ることに。

一人には慣れましたが、車も通らない道。
赤灯台を目印に歩いて行きます。

12:55
元地バス停に到着。
バスまであと35分。
地蔵岩を見学しようと近づいて行くと、落石で通行止め。
お～い:(

一応、遠くから写真撮影。

波打ち際の浜辺にも植物は生えています。
逞しいわ。

土産物屋さんが２軒あり。

バスが来るまで暇なので石拾い。
メノウがどんな鉱石なのか分からず。
菩提寺でいただいた念珠はメノウで赤茶色していたけど…
キレイな若葉色の小さな石を見つけ、それをお土産に持ち帰ることにしました。

地蔵岩付近から見る夕日が美しいらしい。
メノウ探しにもすぐ飽きてしまい、暇持て余す…

13:30
バス停に誰もいないし、バスもやってこない。

始発から遅れることもあるのかなと、不安に感じていると、
(ﾟ∀ﾟ)来た～。

乗客はまた私1人だけ。

13:50フェリーターミナル到着。

冷房の効いた施設に入って少し休憩したいと思い、
礼文町郷土資料館へ。

ニシン漁が盛んだったて、書かれています。
ゆっくりしようと入館しましたが、20分も居られず。

フェリーターミナル前のホテル礼文の
ティラウンジ風露で、紅茶とケーキをいただきました。

フェリーターミナルからスコトン行きの次のバスは、15:00発。
ここでも一人だと居心地悪い、食べ終わったら、どうにも手持ち無沙汰。

フェリーターミナルでテレビを見ながら時間を潰し、5分前でバス停に行ってみると、もうバスが来てる。

スコトン岬から夕日を眺めようと、宿を通り過ぎ、終点まで乗って行きました。

寒くてずっと外には居られず、とど肉まんを購入。

感想は人それぞれだと思います。
好みでは無かったけど、腹ペコだったので完食。

トド島を眺めながら、とど肉まんを食す。

16:30
また一人ぼっちの世界。
スコトン岬周辺を散歩。
陽は傾いてきましたが、まだ夕焼けには早すぎる。

とても波が静かな浜辺。
逆に誰か来たら怖いなぁと、思いつつ散歩。

スコトン岬に戻ろうと、浜辺からバス通りに坂を上がってきたら、
自転車ツーリングの旅人が、サーフボード積んで漕いでる後ろ姿。
礼文島でサーフィン？

海がキラッキラ☆ミ(-ω☆)ｷﾗﾘ

またカラス。

サーファー
あそこにいる～
一人にさせてあげようっと
オバサン近付かず。

駐車場でバスを待っていたら、サーファーが戻って来ました。
ちょっとだけ旅の話を聞かせてくれました。
滋賀県民か岐阜県民か、そこんとこ はっきり覚えていないのですが、明日は利尻島に渡ってサーフィンするかもって言ってました。凄い！

17:53
夕焼け空になる前に、最終バスに乗って宿に帰ります。

バスの乗客は私一人。
ホテル礼文荘に横付けして、降ろしていただきました。
まるでタクシーみたいです。

礼文島最後の夜もビールを飲んで爆睡(-_-)zzz

この旅行記へのコメント （2）

• マプトさん 2018/07/18 06:28:31

  利礼航路

  おはようございます。
  礼文の旅、読みました。
  私は礼文に3回行きましたが、海、花、岩、ときれいな所ですよね。
  須古頓まで行けば、果てを感じましたし。
  やっと道北にも夏という感じの今日この頃です。
  また道北にいらしてくださいね。

  Tom Sawyerさん からの返信 2018/07/18 07:51:58

  RE: 利礼航路

  おはようございます。
  
  大好きな北海道
  行きます。
  ９月中旬　黒岳の紅葉を見ようと
  昨日、飛行機とホテルの予約済ませました。
  
  これから４トラベラーの旅行記、口こみを参考にして、
  暑い夏を旅の計画で乗りきろうと考えています。