2018/06/07 - 2018/06/07
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kasakayu6149さん
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ダムカード
近年人気のダムについての情報が記載されているカードです。
ふとした事から2017年5月にダムカード収集巡りを始めて
今回でついに21回目です
第20回終了時点で、10都県の108施設を巡りました
※直近の第20回の様子はこちら
https://4travel.jp/travelogue/11371372
今回の第21回は茨城編です。
と言うか、連休が取れたので、昨日から1泊2日でダム巡りを満喫
初日は第20回として福島県南東部と茨城県北部を中心にダムを巡り、1日で7施設を訪問しました。
そして「道の駅 ひたちおおた」にて車中泊し、そのまま今回のダム巡りに突入です。
2日目は茨城県中央部のダムを3カ所巡りました
これにて茨城県のダムカード全10枚はコンプリートとなります
また2016年に道の駅スタンプラリーに参加した時には、未だ開設していなかった
栃木県の「道の駅 ましこ」にも初訪問してスタンプをゲットしました、
相変わらず、あちこち立ち寄りながらの旅なので、
前編・後編に分けてお届けします
前編は茨城県中央部のダム「楮川ダム」「藤井川ダム」「飯田ダム」です
「茨城県」ダムカード収集の旅
対象ダム・・・・ 10
前編訪問数・・・ 3( 30%)
累計訪問数・・・ 10(100%)
※つたない文章&写真ではありますが、是非最後までお付き合いください。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車
PR
-
昨日、
福島県南東部の「高柴ダム」「四時ダム」
茨城県北東部の「水沼ダム」「小山ダム」「花貫ダム」「十王ダム」「竜神ダム」
と巡り、そのまま茨城県に留まり「道の駅 ひたちおおた」にて車中泊しました。 -
愛車はキャンピングカーでは無いですが
後席を倒し荷室をフラットにしてのんびりと休むことが出来ました
寝袋に包まり快適な車中泊でした
最近、道の駅で車中泊をする機会が増えてきましたが、私以外は結構キャンピングカーで車中泊している熟年の御夫婦が多いです
しかし「道の駅ひたちおおた」は普通車で一晩泊っている車が、びっくりするくらい多かったです。 -
翌朝になって謎が解けました
「道の駅ひたちおおた」は東京方面への高速バスのバス停が併設されています
どうやら、ここに車を停め置きして、東京方面に高速バスで出かけている方々がいる様です。中には泊りで出かけている方もいのでしょう。
だから普通車が多かったんだ、納得。
これは中々便利なサービスかも知れません
勿論、某高速道路のPAに勝手に停めていく方々と違って公認で駐車できます。 -
本日最初の目的地「楮川ダム」にやって来ました
「道の駅 ひたちおおた」から「楮川ダム」は19km程の道のり -
楮川ダムは名前の通り楮川を堰き止めて造られていますが
楮川の水量は大したことなく、大半の水は那珂川の水を導水して貯水しています
茨城県の県庁所在地「水戸市」の飲料確保を目的としたダムです -
ダム天端は道路として開放されていました
車でも通れますが、勿論徒歩で渡ります -
ダム天端よりダム下端方向を望む
自然越流式の非常用洪水吐があり、ダム下端には減勢工も設けられています -
ダム天端よりダム下流方向を望む
減勢工から流れ出ているのが、恐らくは楮川です。
元々が水量が少ない川の様で河川維持放流量は少しだけの様です -
提体を渡り切りました
楮川ダムの堤頂長は364.0m
天端を走破したダムとしては77ダム目で
堤頂長は合計で19,357.2m(≒19.3km)となりました -
ダム湖の水位は、ほぼ満水位
あと十数センチで非常用洪水吐から越流しそうです
とはいえ、楮川ダムは隣の楮川浄水場に取水しており、更に導水も那珂川から自然導水では無くポンプアップ導水なので、水位の管理は難しくないのでしょう -
楮川ダム
1986年(昭和61年)竣工の重力式コンクリートダム
堤 高 35.0m
堤頂長 364.0m -
ダムにしては水位の変動が少ないのでしょう
湖岸には沢山のカメが日向ぼっこをしていました
これぞ本家本元の甲羅干し(笑) -
「楮川ダム」によって形成されたダム湖は「ジャジャンボ池」というそうです
およそダム湖らしからぬ名前ですが、楮川ダム建設前はこの辺りは湿地で、そこに同名の池があったため、いつの間にかその名を踏襲したとの事
ダム湖は周遊道路が整備されておりジョギングに最適な様、平日にもかかわらず結構なランナーが走っていました -
こちらはジャジャンボ池の南岸にある導水路
そこそこの水量が注がれて行きました -
那珂川から導水されている水です
個人的には放流口の意匠は、もう少し凝って欲しかったです -
楮川ダムのダムカードは隣接する楮川浄水場で頂くことが出来ます
-
正式名は失念しましたが、水に付いて学ぶキャンペーン中で
案内や浄水場で制作した飲料水も併せて頂きました
ありがとうございます -
「茨城県」ダムカード収集の旅
全10ダム中第8号(本日の第1号)は
・楮川ダム
ダムカードは2018年3月より配布開始
右上の目的記号は「W」
□ F:洪水調節
□ N:流水の正常な機能の維持
□ A:かんがい用水
■ W:水道用水
□ I:工業用水
□ P:発電
右下のダム形式は「G」
■ G :重力式コンクリートダム
□ HG:中空重力式コンクリートダム
□ A :アーチ式コンクリートダム
□ GA:重力式アーチダム
□ E :アースダム
□ R :ロックフィルダム
□ MB:可動堰
なので
楮川ダムは「水道用水」目的の
「重力式コンクリートダム」という事になります
※これで茨城県内のダムカードは全10枚中8枚ゲットとなりました
残すは「藤井川ダム」「飯田ダム」を残すのみ♪ -
「楮川ダム」から「藤井川ダム」にやって来ました
「楮川ダム」から「藤井川神ダム」は僅か7km程の道のり -
藤井川ダム
1956年(昭和31年)防災ダムとして竣工の重力式コンクリートダム
1977年(昭和52年)多目的ダムとして再開発(一次)
2010年(平成22年)二次再開発
堤 高 37.5m
堤頂長 90.0m
ラジアルゲート 3門
高圧ラジアルゲート 1門
ホロージェットバルブ 1条 -
当初は防災目的のゲートを持たない「穴あき」ダムで、
しかもその穴が下部にあり、通常時は全く貯水せず、洪水時に水がたまる様になっていました。
その後一時再開発で穴に高圧ラジアルゲートを取付たとの事なので
用用洪水吐のラジアルゲートが非常に低い位置にあります -
藤井川の峡谷部に築かれた比較的小さなダムです
-
丁度、ゲートの点検をしていました
そのせいなのか、ダム湖の水位はやや低めでした -
ダム天端は道路として開放されています
しかし幅が狭く片側交互通行が必須です
勿論、提体を渡り切りました
藤井川ダムの堤頂長は90.0m
天端を走破したダムとしては78ダム目で
堤頂長は合計で19,447.2m(≒19.4km)となりました -
ダム天端よりダム下流方向を望む
-
ダム天端よりダム湖方向を望む
「藤井川ダム」によって形成されたダム湖は「うなぎ地蔵湖」と言います -
この辺りの藤井川は非常にうねっており
湖と言うより川の様です -
位置関係としてはこんな感じです
藤井川が右下から流れてきて一旦大きく右に曲がり、そこからホロルの湯を回りこむ用に左回りに曲がった所に藤井川ダム本体があります
藤井川はそこから下に進み最後に左に下っていきます
なので写真中央付近はダム湖とダム通過後の藤井川が近い位置にあります
再開発時にはそこに非常用洪水吐を建設して多目的ダムに再開発しました
なので藤井川ダムはダム本体及び本体周辺に非常用洪水吐が無い珍しいダムとなっています -
こちらが、ダム下側から望んだ
一時再開発で建てられた非常用洪水吐です、赤いラジアルゲートが印象的です -
こちらはダム湖側から望んだ非常用洪水吐
新緑の季節は緑が美しいのは最高ですが、葉っぱに邪魔されて写真を撮れる場所を探すのが大変です
※勿論、立入禁止の所や人様の畑等には入らずに撮影しています -
非常用洪水吐のある提体の天端も道路として開放されています
公表されている藤井川ダムのデータの
ラジアルゲート3門はこの非常用洪水吐のゲートを指しますが
堤頂長90mには、この非常用洪水吐の天端長は含まれていません
ぱっと見、ただの道路にしかみえませんね -
非常用洪水吐施設の天端よりダム湖方面を望む
訪問時はダム湖の水位が低かったせいもあり、ダム湖というより河原の様相
非常用洪水吐の直下は全く水がありません -
道路脇にある、ただの小屋にしか見えませんが
-
近づいて中を除くと、実はラジアルゲートの制御室です
-
非常用洪水吐のダム下側を望む
有事に備えた必要な施設ですが、実際に使われたことは殆ど無いと思われます -
「茨城県」ダムカード収集の旅
全10ダム中第9号(本日の第2号)は
・藤井川ダム
右上の目的記号は「FNWA」
■ F:洪水調節
■ N:流水の正常な機能の維持
■ A:かんがい用水
■ W:水道用水
□ I:工業用水
□ P:発電
右下のダム形式は「G」
■ G :重力式コンクリートダム
□ HG:中空重力式コンクリートダム
□ A :アーチ式コンクリートダム
□ GA:重力式アーチダム
□ E :アースダム
□ R :ロックフィルダム
□ MB:可動堰
なので
楮川ダムは「洪水調節・流水の正常な機能の維持・水道用水・かんがい用水」目的の
「重力式コンクリートダム」という事になります
※これで茨城県内のダムカードは全10枚中9枚ゲットとなりました
残すは「飯田ダム」を残すのみ♪ -
「藤井川ダム」から「飯田ダム」にやって来ました
「藤井川ダム」から「飯田ダム」は10km程の道のり
なのですが、途中通行止め区間があり、う回路を使ったため14km程の道のり飯田ダム 名所・史跡
-
飯田ダム
1989年(平成元年)竣工の重力式コンクリートダム
堤 高 33.0m
堤頂長 219.5m
自然調節式
ジェットフローゲート 1条飯田ダム 名所・史跡
-
自然調節式のゲートレスタイプのダムです
飯田ダム 名所・史跡
-
ダム天端は遊歩道として開放されています
飯田ダム 名所・史跡
-
ダム天端よりダム湖方面を望む
「飯田ダム」によって形成されたダム湖は「笠間湖」といいます
険しい峡谷地に造られたダムでは無いからでしょうか?
自然に溶け込んで、人造湖では無く天然湖の様でした飯田ダム 名所・史跡
-
ダム天端よりダム下端方面を望む
常用洪水倍からの流れはありませんが
ホロージェットバルブからと思われる河川維持放流水が流れていました飯田ダム 名所・史跡
-
ダム天端よりダム下流方面を望む
下流側の風景も峡谷部では無いので、水田もあり非常に長閑な景色が広がっています飯田ダム 名所・史跡
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天端を渡り切りダム右岸側にやって来ました
飯田ダムの堤頂長は219.5m
天端を走破したダムとしては79ダム目で
堤頂長は合計で19,666.7m(≒19.6km)となりました飯田ダム 名所・史跡
-
ダム天端直下にたくさん並んでいる自然越流式の非常用洪水吐が特徴的です
飯田ダム 名所・史跡
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ダム中央部にはゲートレスの常用洪水吐があります
ほぼ満水位の様です飯田ダム 名所・史跡
-
笠間湖の湖岸は遊歩道として整備されている様です
ダム湖はやはり満水位が美しいです飯田ダム 名所・史跡
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イチオシ
散策路を使ってダム下に降りてきました
訪問時は草ぼうぼうでしたが、一応公園として整備されている様です飯田ダム 名所・史跡
-
ダム下側から望んだ常用洪水吐とその上部の非常用洪水吐
水の跡から推察するに常用洪水吐からの放流は結構ある様ですね飯田ダム 名所・史跡
-
「飯田ダム」遠景
繰り返しになりますが、渓谷部では無く比較的平野部に造られた非常に横長のダムである事が分かります飯田ダム 名所・史跡
-
飯田ダムのダムカードはダムに隣接する管理所で頂けます
本日のラストカードです
「茨城県」ダムカード収集の旅
全10ダム中第10号(本日の第3号)は
・飯田ダム
右上の目的記号は「FNW」
■ F:洪水調節
■ N:流水の正常な機能の維持
□ A:かんがい用水
■ W:水道用水
□ I:工業用水
□ P:発電
右下のダム形式は「G」
■ G :重力式コンクリートダム
□ HG:中空重力式コンクリートダム
□ A :アーチ式コンクリートダム
□ GA:重力式アーチダム
□ E :アースダム
□ R :ロックフィルダム
□ MB:可動堰
なので
飯田ダムは「洪水調節・流水の正常な機能の維持・水道用水」目的の
「重力式コンクリートダム」という事になります
※これで2018年6月現在の茨城県ダムカード配布対象施設
全10枚をコンプリートです!
さて、この後は栃木県に入り
「2016年 関東道の駅スタンプラリー」に参加した時には、未だ開設していなかった「道の駅 もてぎ」に訪問してスタンプをゲットしたいと思います
とは言え長くなってきたので、後は「後編」に続きます
※つたない文章&写真に最後までお付き合い頂きましてありがとうございました
引き続き「後編」もご覧頂くと幸いです飯田ダム 名所・史跡
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旅行記グループ 2018年6月:第21回ダムカード収集の旅 茨城編&関東道の駅スタンプラリー番外編4
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