2018/06/06 - 2018/06/06
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kasakayu6149さん
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ダムカード
近年人気のダムについての情報が記載されているカードです。
ふとした事から2017年5月にダムカード収集巡りを始めて
今回でついに20回目です
第19回終了時点で、9都県の101施設を巡りました
※直近の第19回の様子はこちら
https://4travel.jp/travelogue/11370340
今回の第20回は福島・茨城編です。
連休が取れたので、1泊2日でダム巡りを満喫しました
初日は福島県南東部と茨城県北部を中心にダムを巡り、1日で7施設を訪問しました。
まずは関東地方制覇を目標にしているのですが、交通費や日程の関係もあり自分なりに効率よくダム巡りをする様に心がけていて、茨城県を巡る際に福島県南東部を併せて巡った方が効率的と判断しました。
という訳でダムカード収集の旅もついに福島県に初進出です
相変わらず、あちこち立ち寄りながらの旅なので、
前編・中編・後編に分けてお届けします
前編は「高柴ダム」「四時ダム」です
「福島県」ダムカード収集の旅
対象ダム・・・・ 33
前編訪問数・・・ 2( 6.1%)
累計訪問数・・・ 2( 6.1%)
未訪問数・・・・ 31(93.9%)
※つたない文章&写真ではありますが、是非最後までお付き合いください
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車
PR
-
本日は福島県&茨城県のダムカード収集の旅
茨城県には全部で10箇所のダムカード配布対象施設があり、県南部の2施設は収集済み
本日の目標は茨城県北部の5つのダムですが、少しだけ越境して福島県に入ると、
・高柴ダム(たかしば湖)
・四時ダム(四時湖)
があるので、まずはその2ダムを訪問
それから茨城県東部を南下して
・水沼ダム(花園川)
・小山ダム(こやま湖)
・花貫ダム(花貫川)
・十王ダム(十王湖)
と巡って最後に時間があれば山間部に入り
・竜神ダム(竜神湖)
と頑張って7ダムを巡りますが、時間が厳しくなったら適当に車中泊予定
出発前の愛車のODメーターの値は138,180km
今日のドライブでどこまで伸びるのでしょうか?
※毎度おなじみの儀式、トリップメーターをリセットし、出発~! -
時刻は3:30
まずは常磐自動車道を目指します
東京都の西部、多摩地区在住なので、常磐自動車道を利用の場合は大泉ICまで一般道を使い、そこから外環道に乗ります
最近のダム巡りは近場だったり、休日割引適用日が多かったので利用していませんでしたが、今回は久々にETCの深夜割引を利用します
ETC深夜割引は3割引きなので、「早起きは3文の得」ならぬ「早起きは3割の得」です♪ -
時刻は3:57
深夜割引は料金を支払う区間毎に適用かどうかの判定をします
外環道が適用になっても、常磐道も適用させるには4:00迄に三郷ICを通過する必要があります。
多少余裕を持って出発したつもりでしたが、ピッタリと言うかギリギリと言うかで三郷ICを通過 -
時刻は5:15
中郷SAにて最初の休憩、明け方なので非常に順調でした
三郷ICから137kmを約75分で移動、平均速度108km/h
まぁ10%程度ならば誤差の範囲でしょう(笑)中郷サービスエリア 道の駅
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常磐道下り線は三郷ICから
守谷SA・友部SA・中郷SAとあります
初めて訪れましたが、比較的小ぶりのSAでした中郷サービスエリア 道の駅
-
朝食を食べようと思っていたのですが
売店などは7:00から21:00までの営業で訪問時間は閉店中でした
首都圏の高速に慣れていたので、SAの売店は24時間営業だと勝手に思っていました。近年コンビニ併設のPA等も増えてきているので、SAに捉われず事前の情報収集をすると良いと思いました中郷サービスエリア 道の駅
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まあ行き当たりばったりも旅の醍醐味
中郷SA(下り)には小さいながらも素敵な散策路がありました中郷サービスエリア 道の駅
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日本三大童謡詩人「野口雨情」がこの辺りの出身らしく
SA内に詩碑がありました中郷サービスエリア 道の駅
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こちらは「赤い靴」の詩碑
横の鐘を端から叩けば、赤い靴のメロディを奏でます中郷サービスエリア 道の駅
-
他にも「しゃぼんだま」等の詩碑も
「野口雨情」の名前にピンと来なくても
「赤い靴」「しゃぼんだま」等の童謡を知らない人はいないと思います
小さなSAにある小さな散歩道でしたが良い気分転換になりました
初めは売店等が閉まっていて、手前の友部SA辺りで休憩しておけばよかったと思っていましたが、寄って良かったです中郷サービスエリア 道の駅
-
中郷SAで散策したり少々仮眠休憩とってから出発
時刻は6:50
「いわき勿来IC」に到着
「中郷SA」から「いわき勿来IC」は20km程の道のり -
イチオシ
「いわき勿来IC」から「高柴ダム」にやって来ました
「いわき勿来IC」から「高柴ダム」は主に県道で8km程の道のり
※愛車と同型のSG5型フォレスターが公用車として使われていました♪ -
高柴ダム
1962年(昭和37年)竣工の重力式コンクリートダム
堤 高 59.5m
堤頂長 163.5m
クレストテンダーゲート 3門
福島県初の県営ダムとの事 -
ダム湖の水はほぼ満水でした
高柴ダムは流域面積410km2に対し総貯水量が1,270万m3しかないとの事で、貯水量に余裕が無いので東北でも有数の管理が厳しいダムとの事 -
洪水吐はテンダーゲートですが
ゲートまで水位が来ていました
※テンダーゲートとラジアルゲートは呼び方が違うだけで同じものです
・形で表現するのがラジアルゲート
ラジアル=放射状(弧状)のゲート
・開発者で表現するのがテンダーゲート
米国の発明家 B. Tainter(テンター)氏が考案 -
ラジアルゲートの構造については
高柴ダムの説明看板の断面図が非常に分かり易かったです -
ダム堤体の断面図が乗っていたのですが
-
イチオシ
ラジアルゲートはこの図の様な動きをします
そしてラジアル(放射状)な形をしているのでラジアルゲートです -
ダム天端は開放されています
但し安全を鑑みて日中のみです(確か8:00~18:00)
早く着きすぎたので、開放されるまで時間調整をしていました -
先程の図を見てから改めてラジアルゲートを望むと
弧状なのが良く解ります -
ダム天端よりダム下端方面を望む
ラジアルゲートのアームが支点方向に延びているのが分かります -
ダム天端より下流方向を望む
海まで直線で9km程しかないのですが、とてもそうとは思えない山奥です -
ダム天端よりダム湖方向を望む
「高柴ダム」によって形成されたダム湖は「たかしば湖」と言います
とても静かな湖でした -
高柴ダムのダムカードはダムに隣接する管理所で頂くことが出来ます
ついに福島県初進出です♪
「福島県」ダムカード収集の旅
全33ダム中第1号(本日の第1号)は
・高柴ダム
右上の目的記号は「FI」
■ F:洪水調節
□ N:流水の正常な機能の維持
□ A:かんがい用水
□ W:水道用水
■ I:工業用水
□ P:発電
右下のダム形式は「G」
■ G :重力式コンクリートダム
□ HG:中空重力式コンクリートダム
□ A :アーチ式コンクリートダム
□ GA:重力式アーチダム
□ E :アースダム
□ R :ロックフィルダム
□ MB:可動堰
なので
高柴ダムは「洪水調節・工業用水」目的の
「重力式コンクリートダム」という事になります
主たる目的は「洪水調節」との事、そして水利用が「水道用水」では無く「工業用水」なところが、日立のお膝元周辺 -
「高柴ダム」から「四時ダム」にやって来ました
「高柴ダム」から「四時ダム」は16km程の道のり四時ダム 名所・史跡
-
四時ダム
1984年(昭和59年)竣工のセンターコア型ロックフィルダム
堤 高 83.5m
堤頂長 300.0m
バーチカルローラーゲート 2門
四時ダムは「しときダム」と読みます四時ダム 名所・史跡
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ロックフィル部分の左岸側に
常用ゲートを取り囲むように自然越流式の非常用洪水吐があります
非常用洪水吐の越流面積を確保するためか三方向から越流します四時ダム 名所・史跡
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比較物が無いので分かり難いですが、その設備はとにかく巨大です
高さは数十メートルはあります
今回は何とか比較物を収めてみました
右斜面の向こうに小さく愛車が写りこんでいます四時ダム 名所・史跡
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ダムの天端は遊歩道として開放されています
四時ダム 名所・史跡
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ダム天端よりダム湖方向を望む
「四時ダム」によって形成されたダム湖は「四時湖」と言います四時ダム 名所・史跡
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一般的にダムは山奥にあります
従って海を望むことは出来ません
四時ダムは国内のダムにしては珍しく
ダム天端から海を望む事が出来るダムです
(案内看板もあります)四時ダム 名所・史跡
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案内と同じアングルで望んでみましたが
曇り空で海と空の判別が非常に困難でした四時ダム 名所・史跡
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ダム天端、右岸側から望んだ四時ダム
自分なりの拘りですが、開放されているダムの場合
可能な限り天端を渡るようにしています
※天端を開放していない場合や霞ヶ浦の様にダムでないのに
ダムカードを配布している場合を除く
四時ダムは堤頂長300m
先日ちょっと計算してみたら
天端を走破したダムは四時ダムで72ダム目で堤頂長は合計で約18,000mありました。
塵も積もれば山となるとはよく言ったものです
ダム天端を18kmも走破したとは、我ながらすっかりダム馬鹿ですね
実際は往復しているので36kmにもなります四時ダム 名所・史跡
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ダム天端よりダム下端方向を望む
先程の非常用洪水吐の下流方面です
写真ではスケールをお伝えできなくて申し訳ないです四時ダム 名所・史跡
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ところで四時ダムの監査廊は湧水(漏水)があるそうで
逆手にとって銘水四時ダムとして配水していました四時ダム 名所・史跡
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四時ダム周辺は公園になっており
高台に遊歩道があったので登って見ました四時ダム 名所・史跡
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管理所を挟んで
奥側がロックフィルのダム堤体
手前側が洪水吐の放流路です四時ダム 名所・史跡
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前述した非常用洪水吐と四時湖
植生の様子からすると地肌が殆ど見えていないのでダム湖の水位は満水位の様です四時ダム 名所・史跡
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高台の遊歩道を移動してダムを四時湖側から望む
上の写真の反対側です常用洪水吐の赤いゲートが絵になります四時ダム 名所・史跡
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四時ダムのダムカードはダムに隣接する管理所で頂くことが出来ます
「福島県」ダムカード収集の旅
全33ダム中第2号(本日の第2号)は
・四時ダム
右上の目的記号は「FWI」
■ F:洪水調節
□ N:流水の正常な機能の維持
□ A:かんがい用水
■ W:水道用水
■ I:工業用水
□ P:発電
右下のダム形式は「R」
□ G :重力式コンクリートダム
□ HG:中空重力式コンクリートダム
□ A :アーチ式コンクリートダム
□ GA:重力式アーチダム
□ E :アースダム
■ R :ロックフィルダム
□ MB:可動堰
なので
四時ダムは「洪水調節・水道用水・工業用水」目的の
「ロックフィルダム」という事になります
さて福島県のダムも堪能したし
この後は茨城県入りしてダム巡りを続けたいと思います
とは言え長くなってきたので、後は「中編」に続きます
※つたない文章&写真に最後までお付き合い頂きましてありがとうございました
引き続き「中編」もご覧頂くと幸いです四時ダム 名所・史跡
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旅行記グループ
2018年6月:第20回ダムカード収集の旅 福島・茨城編
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旅行記グループ 2018年6月:第20回ダムカード収集の旅 福島・茨城編
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