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ここは何度か来ているが、写真を初めて撮影した。説明も撮影しているので、読みながらだと面白いのだが、ここでは、英国史の主な顔ぶれを通観するのも一興であろうと思い、ポートレートの写真だけを並べることにした。<br />  <br />一枚目はなんといっても、私にとって初めて英国に興味を持った対象であるシェークスピアの肖像画を出そう。1564-1616という年は、「ひとごろしーいろいろ」と覚えたものだ。彼の作品は悲劇と喜劇の名作を10作以上を読んだ。原文と訳文を対照させながら、少なくともいい文句は原文を見ながら読むという努力を若いころはしたものだ。原文の注釈や専用辞典や対訳本も参考にしながら苦闘した。シェークスピア関連だけでかなりの書籍を持っているが、ある時期でその追及はやめた。歴史ものは好きになれなかったからだ。歴史ものはジュリアス・シーザーしか読んでいない。創作の入った歴史上人物の話には関心がもてないので、その後は読むのをやめた。(小説家脚本家の書いた歴史ものは、今はどれも読まないし見ない。時間の無駄だと考えるから。。)<br /><br />悲劇は名作とされるが、重いものが多い。ハムレットなどは英国人の舞台上演や映画も見たが、やはりあまり好きになれない。リア王もオセロもマクベスも好きにはなれなかった。唯一、ロメオとジュリエットだけは、これは本当に名作だと思う。原作に挑戦しているごろ、ゼフィレッリの映画が上演され、原作とは異なる場面も多いものの、相当に魅了された。あれからは、ゼフィレッリの演出するオペラはウィーンでいくつか見た。すべて、素晴らしい演出と舞台装置だった。プロコフィエフのバレー版も好きだ。<br /><br />喜劇では、やはり真夏の夜の夢が楽しい。オペラ版もロンドンで見たが、カウンター・テナーが登場するオペラだ。メンデルスゾーンの名作もある。テンペストも面白い。悲劇か喜劇かがわからないのだが、ヴェニスの商人もいい作品だ。原文で読みこむと、ユダヤ人の商人が単に悪者にはなっていないようにも読める名作だ。ユダヤの商人のほうが騙されたようにも読めるのだ。ヨーロッパ人中心主義だと、ユダヤ人が自動的に悪者と解釈するだろうが、シェークスピアはそう断言はしていないと今でも思っている。<br /><br />なお、シェークスピアは英語でセリフを聞かないと、あのiambic pentameterのリズムや韻が楽しめない。理想としては翻訳版はできるだけ避けたいとは思うが。。ただ、英語そのものが古いので、理解は困難ではあるが。。。<br /><br />ある時期、シェークスピアは仮の名前で、王族の才能ある一人が変名で作品を発表したという説がでたのだが、私はありうる仮説だと思っている。当時、ヨーロッパ各地の資料などを自由に手元で読めた人でないと、あのようなストーリーは書けないだろうという説だ。ストラトフォード・アポン・エイヴォンの出身の家などの信憑性を疑う人はいるようだ。一人で2万語の英単語を駆使できた異常な才能とその活用の度合いも、田舎町の出自不明に近い人物にしては、できすぎだと思う人はいるだろう。私にとって英国との出会いはやはりシェークスピアが一番だろう。<br /><br /><br />ただ、この後の写真は英国史に登場する主役たちのポートレートを並べるだけにする。

ナショナル・ポートレート・ギャラリー訪問(英国史の面々)

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2018/06/06 - 2018/06/06

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tad

tadさん

ここは何度か来ているが、写真を初めて撮影した。説明も撮影しているので、読みながらだと面白いのだが、ここでは、英国史の主な顔ぶれを通観するのも一興であろうと思い、ポートレートの写真だけを並べることにした。
  
一枚目はなんといっても、私にとって初めて英国に興味を持った対象であるシェークスピアの肖像画を出そう。1564-1616という年は、「ひとごろしーいろいろ」と覚えたものだ。彼の作品は悲劇と喜劇の名作を10作以上を読んだ。原文と訳文を対照させながら、少なくともいい文句は原文を見ながら読むという努力を若いころはしたものだ。原文の注釈や専用辞典や対訳本も参考にしながら苦闘した。シェークスピア関連だけでかなりの書籍を持っているが、ある時期でその追及はやめた。歴史ものは好きになれなかったからだ。歴史ものはジュリアス・シーザーしか読んでいない。創作の入った歴史上人物の話には関心がもてないので、その後は読むのをやめた。(小説家脚本家の書いた歴史ものは、今はどれも読まないし見ない。時間の無駄だと考えるから。。)

悲劇は名作とされるが、重いものが多い。ハムレットなどは英国人の舞台上演や映画も見たが、やはりあまり好きになれない。リア王もオセロもマクベスも好きにはなれなかった。唯一、ロメオとジュリエットだけは、これは本当に名作だと思う。原作に挑戦しているごろ、ゼフィレッリの映画が上演され、原作とは異なる場面も多いものの、相当に魅了された。あれからは、ゼフィレッリの演出するオペラはウィーンでいくつか見た。すべて、素晴らしい演出と舞台装置だった。プロコフィエフのバレー版も好きだ。

喜劇では、やはり真夏の夜の夢が楽しい。オペラ版もロンドンで見たが、カウンター・テナーが登場するオペラだ。メンデルスゾーンの名作もある。テンペストも面白い。悲劇か喜劇かがわからないのだが、ヴェニスの商人もいい作品だ。原文で読みこむと、ユダヤ人の商人が単に悪者にはなっていないようにも読める名作だ。ユダヤの商人のほうが騙されたようにも読めるのだ。ヨーロッパ人中心主義だと、ユダヤ人が自動的に悪者と解釈するだろうが、シェークスピアはそう断言はしていないと今でも思っている。

なお、シェークスピアは英語でセリフを聞かないと、あのiambic pentameterのリズムや韻が楽しめない。理想としては翻訳版はできるだけ避けたいとは思うが。。ただ、英語そのものが古いので、理解は困難ではあるが。。。

ある時期、シェークスピアは仮の名前で、王族の才能ある一人が変名で作品を発表したという説がでたのだが、私はありうる仮説だと思っている。当時、ヨーロッパ各地の資料などを自由に手元で読めた人でないと、あのようなストーリーは書けないだろうという説だ。ストラトフォード・アポン・エイヴォンの出身の家などの信憑性を疑う人はいるようだ。一人で2万語の英単語を駆使できた異常な才能とその活用の度合いも、田舎町の出自不明に近い人物にしては、できすぎだと思う人はいるだろう。私にとって英国との出会いはやはりシェークスピアが一番だろう。


ただ、この後の写真は英国史に登場する主役たちのポートレートを並べるだけにする。

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