2018/04/28 - 2018/04/29
29位(同エリア223件中)
MIUMIUさん
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プロヴァンス地方からミディピレネー地方を11日間で満喫、
いや、ほぼ満喫? の旅行記。
==全日程==
【4/23(月)〜 4/24(火)】
関空→パリ→マルセイユ
《エクスァンプロヴァンス市内観光》
https://4travel.jp/travelogue/11367102
【4/25(水)】
《エクスァンプロヴァンス→リュベロン地方→アヴィニヨン》
レンタカー移動
https://4travel.jp/travelogue/11369542
【4/26(木)】
《アヴィニヨン郊外半日ツアー・市内観光》
https://4travel.jp/travelogue/11370124
【4/27(金)】
《アルル市内観光》
https://4travel.jp/travelogue/11371605
【4/28(土)】
《アヴィニヨン→カルカソンヌ》バス移動
【4/29(日)】
《カルカソンヌ市内観光》
https://4travel.jp/travelogue/11373580 ←いまここ
【4/30(月)】
《カルカソンヌ→トゥルーズ》SNCF移動
https://4travel.jp/travelogue/11376667
【5/1(火)】
《トゥルーズ市内観光》
https://4travel.jp/travelogue/11378118
【5/2(水)〜 5/3(木)】
トゥルーズ→アムステルダム→関空
出発直前、「ストで飛行機飛ばないかも?でも何とかなるはず…」
的な連絡あり、「は? なんなんそれ…」と不安を抱えながらも
運を天に任せて、旅は見切り発車したのだった。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
-
【4/28】
この時期フランスでは珍しくはないというストの影響をモロに受けてしまった私達は、落ち込んでも仕方ない!と、朝から再び街歩きに出かけた。
本来なら今朝7:38発のTGVに乗るはずが、ストの為全面運休となり、
13:30発の長距離バスに変更した為。
そして、アヴィニョン中央市場に向かいました。
時間的に無理と諦めていた市場に来ることができてよかったよねー!
と、ムリヤリ前向きに捉えながら・・・ -
新鮮な野菜や果物がどっさり!
日本より高めです。
やはりなんのラッピングもない。 -
ニンニクがたくさんぶら下がってます。
-
チョコレート、美味しそう!
でも朝食たっぷりいただいたので、買いませんでした。 -
お惣菜みたいなものかな
-
チーズのカナッペかな ボリュームあるなぁ
-
様々な豆の量り売り。
-
生ガキや甲殻類もどっさり!
-
おろしてある魚が多いです
-
魚介類もなんだか無造作に陳列されてて面白い!
エビの売れ行きがいいみたい。 -
ウニ、ホタテ、アワビ?
-
色とりどりの香辛料
-
やっぱりハム、ソーセージもでっかい!肉類も塊が多いです。
-
いろんな種類のオリーブがあるんだなぁ
-
外には花屋。
-
外観はこんな感じ。建物の壁面が植物で覆いつくされているので目立つ。
この中央市場は午後1時で閉店だそうです。 -
子供向けのお店はとてもかわいいショーウインドー
-
木製玩具、センスいいな
-
石畳もよく見てみると、色んな種類の石が混ざってたりする。
-
お菓子屋さん。菱形の缶は例のプロヴァンス名物菓子カリソンだろうな。
-
ほんとカラフル!
-
早めに駅の近くに戻ってきたら、教会の前の公園で大勢の正装した人達が神妙な表情で集まっていた。
おそらくアヴィニョンの英雄をたたえる式典か?
銅像に大きな花輪をいくつも供えていた。
ブラバンでフランス国歌などの演奏があり、興味のある私たちは、偶然いいものが聴けた!と嬉しくなりました! -
バスは1:30発ですが、マジで何が起こるかわからない!という概念にとらわれている為、12時過ぎにはバスターミナルへ。
本当にバスは来るのか、本当に1:30発なのか、どこで待てばいいのか、など確認し、待つこと1時間半以上…
あ、来た! いや違うか… あ、あれこそそうだ! これも違う…を繰り返し、
やっとそのバスはやってきたのだった!
そして、出発したのは 2時。
遅れるというアナウンスもなければ誰も文句ひとつ言わない。
フランスもこんなだったのね・・・ま、いーか!
鉄道が全面運休だというのに空席もかなりあるのには驚いた。
さぁ! これから6時間弱のバスドライブと相成りました!
こうなりゃ窓からの景色を楽しんでやるぞ!
3泊したアヴィニョンの思い出を振り返る気分にもなれないまま「ほんまにちゃんとカルカソンヌにつけるのか?」という不安を抱えたバス旅となりにけり… -
まずニーム駅に停車、その後も主だった駅に停車しながら乗客が少しずつ増えていった。
これは、モンペリエからナルボンヌへ向かう途中の休憩地、サービスエリアにて。 -
なんと30分ほどの休憩タイム。(確か15分と言ってたはずなのに)
-
ナルボンヌの駅を車窓から望むが、あっという間に通過。
-
やっと7時半頃カルカソンヌに到着! やった! 着いた!
が、なぜか駅ではなく、空港。(カルカソンヌに空港あるのも知らなかった…)
途中の休憩中に運転手から聞いてはいたが、
なんとまぁ、ちっちゃー!(゚д゚)/
それよりひとっこひとりいないんですけど。。。
風めっちゃ強くて寒いんですけど。。。
取り合えずこじんまりした空港事務所みたいな所に入ると
「何しに来たん?」みたいな表情の女性スタッフが2名。
事情を説明しタクシーを呼びたいと言うと、電話で呼んでくれた。
外で待つように言われて外に出ると、さっきのスタッフふたりが私達の前をサッサと通過しご帰宅。
これでいつまでたってもタクシー来なかったら私達どうなるわけ?!
そういうのあり得るし…暗くなってくるし…と
この時間は、今回の旅で最も不安な時間でした。
名付けて『カルカソンヌ空港まるで置いてけぼり事件』 -
真っ暗な気持ちになりかけてたその時、遠くから、高級そうなセダンがブィーンとエンジン音を響かせながら近づいてきた!!! が、外観はタクシーではないが、ほんとにこれ!?(疑い深くなってる)
キキッ!と停まるなり、いかにもフランスマダムといった雰囲気の女性ドライバーが颯爽とおりてきて「のりなっ!」と言いながら、重いトランクを軽々と車のトランクに押し込んだ。もう乗る以外に選択肢はない。行先を告げるとOKとのこと。
おぉ、神はお見捨てにはならなかった!(´;ω;`)ウゥゥ
追いたてられるように、ではあったが、とにかく乗り込むと心底ホッとしました。。。 -
ホテルの周りは1方通行らしく、旧市街の周りを迂回しながら細い道をくねくねと走り、20分ほどで無事にホテル到着。
二人とも疲れ切ってたけど、心の中ではバンザーィ!
Les Trois Couronnes Panoramique Cité(レ トロワ クーロンヌ パノラミク シテ)が今回泊まるホテル。
眺望有りの部屋をリクエストしたので、1泊137ユーロだった。
ホテルのカウンターではスタッフがにこやかにお出迎え。
ストのことを話すと更ににこやか。
それは大変だったね、でもこの時期そんなことはよくあることさ!
そしてラスト、このひと言が忘れられない。
「イッツ フラーンス!」
トライブ カルカソンヌ ホテル
-
そう、フランスではメーデーを挟んだ時期のストは当然のことなんだ・・・
それがフランスなんだ・・・
気を取り直して、
ハィ、明るく清潔な室内。適度な広さです。 -
ワォ!バスタブあるよ。ヽ(^o^)丿
-
洗面所はバスタブと仕切られてて、トイレは個室となってるではないか。珍しい!
難を言えば、コンセントが洗面所になく部屋にも少なかったこと。 -
ベランダもいい感じ。
-
ジャーン!真正面にコンタル城!
これが見たくてこのホテルとったのでした。
さっきまで重い雲が垂れ込めていたのに、青空が見えてきた!
うん、じんわりと、無事にたどり着けた喜びが満ちてくる。コンタル城 城・宮殿
-
ん??あの城壁の黄色いのはなんだ???
(この謎は翌日解けました) -
左下のほうに目をやると、城塞都市シテに通じる旧橋ポン・ヴィユーの入口あたりが見えます。
-
疲れてるけど、荷物を置いて外に出る。
空港でのあの冷たい強風はいったいなんだったんだろう?
肌寒いけど、ほとんど無風で穏やか。 -
カルカソンヌ(カルカッソンヌともいう)は、城塞都市シテに建つコンタル城が有名な街。
国内ではモンサンミッシェルに次ぐ人気観光地だそう。
カルカソンヌの歴史は古く、またとても興味深い。
古代ローマ時代の紀元前3世紀、このシテに要塞と要塞に囲まれた都市基盤が形成された。
その時にローマ人が一つ目の城壁を造ったが、
中世期の12世紀にカルカソンヌ伯爵がその城壁を利用し、要塞跡に居城を建てた。
12世紀頃にはキリスト教の異端者が増加しており、カルカソンヌにも多く住んでいたが、十字軍(13世紀の国王がキリスト教異端者を討伐することを目的として結成)がきて戦いとなり、この城は異端者達の砦となった。
結局、十字軍が勝利し、城はフランス国王のものとなった。
その後、国王は更にもう一重の城壁を建設、二重の防備が施された丘の上の城塞都市シテを核とし、オード川を挟んで展開した下町を含む地域がカルカゾンヌとなっている。
1245年に完成した下町バスティード・サン・ルイは100年戦争で破壊されたものの、19世紀にはいるとワイン交易で栄えたとか。
今でも、当時の繁栄を感じられる大きな邸宅や教会が多く残っているという。
これは下町を囲んでいた城壁の一部。 -
ジャコパン門。城壁にあった門のひとつ。
1335から1339年に建造されたとみられる。 -
市民の憩いの場、カルノ広場。
-
夕方だからか、静かです
-
暗くなってきたので、適当なお店を見つけて入った。
ほとんどの客が注文している土鍋料理『カスレ』を注文。
カルカソンヌの名物伝統料理とのこと。
ざっくり言うと、何種類かの豆とカモ肉や豚肉などを煮込んだもの。
ホロホロとした肉類も柔らかい豆もおいしくて、冷えた体が温まりましたが
やっぱり量が多い!食べきれない!もったいない!
子供たちも同じ量のものを食べていたので、ちょっとびっくり。 -
ホテルに戻ると部屋からこの眺望。
美しい! 神秘的! -
ベッドに寝転んでぼんやり眺めながら、昨夜からの怒涛のような一日を思い返してみた。
アルルからアヴィニョン駅に戻ってきたら、明日の運行は全面ストップと言われ、ガーン! 慌ててバスターミナルに駆けつけて・・・
一時はどうなることかと思ったが、今こうして、コンタル城を眺めている。。。
本当にいろんな方々のおかげです。ありがたいことです。
そう、バスで移動中こんなこともありました。
突然日本語で「日本人ですか?」と声をかけてきた前席の男性。
元々日本が大好きで奥様が日本人で日本在住、今は仕事が休みでこちらに帰ってきているとか。
久しぶりに日本人に会えて嬉しいそうで、その後休憩中にもいろいろ話しました。そして、車内アナウンスはフランス語のみなので全て通訳してくれて大助かり!
彼はトゥルーズまで行くそうで、握手してカルカソンヌ空港で別れました。
こんな出会いと別れがあるのも旅の醍醐味なんだろうなぁ…
バス旅での人間ウォッチングも結構楽しめたし、
第3関門クリア!とはいかなかったけれど、なんとか乗り切れたということになるかな。。。 -
【4/29】本来ならば、昨日の予定だったコンタル城めぐりが今日のメイン。
そぅ、昨日の一件に伴い、次のようにスケジュールを変更した。
↓
本来なら今日午後4時にはトゥルーズに向かうはずだったが、今夜もう一泊し、明日1時半のTGVでトゥルーズに向かうことにした。
昨日、カルカソンヌ駅で予約し、チケットも購入済。
トゥルーズでは3泊の予定だったが2泊に。
そして、レンタカーでアルビ、リルシュルタルヌ、コルドシュルシェルを巡る予定をキャンセル。市内観光のみにした。 -
朝のコンタル城。幻想的ではあるが、黄色の帯、これはなんなんだ? …やはり気になる…
-
朝食バイキング。これは別料金で14ユ-ロ。
ベーコンやスクランブルエッグなどホットメニューがあるのはいいが、その他の種類が少ない。翌日朝はパスした。 -
部屋から見えるポンヴィユーの橋。
-
いよいよ橋を渡って城塞都市に向かいます。
-
橋からの景色。穏やかなオード川の流れ。
カルカソンヌが古代より交通や貿易の要として栄えていたというのも、このオード川があるからこそだろう。
オリーブ油、塩、ワインなどが全てカルカソンヌを経由して運搬されていたという。 -
川岸にはオレンジ色のポピーの群生が!
自然の花畑は最高ですね。 -
反対側にはきれいに整備された公園。
-
城塞都市に入りました。
-
しばらく歩くと・・・見えた!コンタル城です!
-
2ヶ所ある出入口のうちの1か所。でもここが大きな入口っぽい。
-
不思議なモニュメント。
-
橋から見たお堀跡。
-
ワーーー!どこまで続くのか?この城壁。
-
どんどん進むと土産物屋などが見えてきます。
-
まだ朝早いのでカフェは準備中かな
-
ハィ、また城門です。二重の城壁があるというのはこういうことか。
-
チケット売り場にはもう列ができてます。
でも、日によっては何時間も並ぶこともあると言われてるけど、今日は15分ほどでした。 -
チケット売り場入口の説明では回るエリアによって値段が違うらしい。
私達は全てを巡るチケット購入。 -
これがチケット売り場。数ヶ所あり空いたブースから順に呼ばれるのでスムーズ。
-
いよいよ入城。
二回目のお堀を渡る。 -
すぐに中庭に出ました。
この中庭の地下には、紀元前一世紀のモザイク画と共に、2000年以上前の居住跡が保存されている。
ガイド付きのツアーのみに公開されているとのこと。 -
端っこのほうに城壁の上に出る石段を見つけました。
-
上がったところ。
-
カルカソンヌが一望!
中世期に十字軍との戦いに敗れたキリスト教異端者達は、城塞都市の外に住み始めたという。 -
城壁の内側。
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見張り塔。
-
見張り塔の中に入っては
-
通過し
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石段を登ったり下りたり・・・の城壁ウォーキングスタート。
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なんだかとっても楽しい!
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外側の城壁もきれいに遺ってます。
十字軍がここを占領後、国王が更に外側に城壁を造り二重城壁にした主な理由は、
スペイン国境から僅か60キロしか離れていないこと、そして、城壁の外に追放されたキリスト教異端者達が再び襲ってくることを警戒したからだと言われている。 -
ツアー客が増えてきたような…
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これは城内のホテルのようです。何ヶ所かありました。
-
中世の雰囲気で素敵ですね
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ホテルの庭も雰囲気があるなぁ!
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城壁の通路の形も
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見張り塔もいろいろな形があり、退屈しません。
-
かなり歩いてますが、疲れないというか・・・
-
楽しい!
見通しがよく、城外と城内両方の景色を眺めながら歩けるのと、通路が単調ではなく起伏に富んでいるから飽きないのかも。 -
あ!黄色!
これか…ホテルから見えていたのは… -
あちこちに黄色のテープ??
-
よく見ると、1メートル以上の幅の黄色いテープが不規則に貼ってあるではないか!
かなり凹凸があるのに、ピッタリとくっついている。 -
いったい何のために???
-
世界遺産なのに・・・???
-
こんな注意書きを発見!
へーーー!こんなふうに見えるわけ?どこから? -
ま、あまり深く考えずに進もう!
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雨が降り出しそうだし、とにかく進もう!
-
ついに雨雲襲来か?!
-
城壁内の野外劇場が見えてきました。
3000人収容できるそう。
今も使用されていて毎年夏にフェスティバルがあるそうです。 -
どんなフェスティバルが催されるんだろう…
-
サンナザール・バジリカ聖堂が見えてきました。
-
雨も降りだしそうだし、たっぷり楽しんだので、ここらで城壁ウォーキングは終了にします。
この石段を下りました。 -
サンナザール・バジリカ聖堂。1096年建造。
ステンドグラスが特に美しいということでしたが、閉まっていて見れなかった。
ザンネン! -
美しい外観。ガーゴイルがたくさん突き出てるなぁ!
-
聖堂を過ぎてしばらくいくと、こんな猫に遭遇。
かっこいいヒョウ柄猫クン。 -
奥様がリードを、ご主人がヒョウ柄ベビーカーを押してました!
ヒョウ柄猫クンがお疲れになった時の為でしょうね(*´艸`*) -
教会すぐそばの趣きある個人的?建物。
-
土産物屋やカフェが並んでます。
カルカソンヌはワイン生産地としての歴史が古く、ワインもたくさん売られている。
コンタル城の周りにもぶどう畑が多い。 -
ふと覗くと、すみれの香りのサシェがあり、可愛い刺繡入りだったのでお買い上げ!
プロヴァンスではラベンダーのサシェをたくさん買ったのにね!(笑) -
城壁の一部?
-
入場したナルボンヌ門を反対側から見たところ。
ナルボンヌ門 建造物
-
城壁内にはこのような中世からの建物(多分)がたくさんある。
-
博物館
-
古すぎるガーゴイル。右側のは人間?(*_*;
-
かつての城の模型
-
上からも見れるようになっている。
-
精巧に作られてますね。
-
高い見張り塔の内部はこうなってるんだ!
-
二重の城壁の説明か。
日本語の説明文があれば助かるのにな -
博物館の窓から見える入口の城門。
-
城壁ウォークはぐるりと1周できないようで、いったん城壁内におりなくてはならない。
私達は中庭のほうから城壁に上がったが、ここからも上がれるようだ。 -
ここから、の、ここ、というのは、ナルボンヌ門の近くですが、中庭とは別方向になる。
-
ナルボンヌ門の前付近を見下ろせる。
-
このあたりは屋根がある。
-
観光客がどんどん増えてるような?それとも、この場所は人気なのか?
後日、TVからの情報でわかりました。
ここは、跳ね出しやぐら(この写真の右側部分)という防衛システムがよくわかる場所で、
板壁に穴を儲け、矢を放ったり、下側の穴からは石などを投げ落としたという。
そう、日本の城も同じですね! -
この狭い通路は敵に見つからずに移動する為?
-
視界が開けるとますます濃いグレーの雲が垂れ込めている。
曇っていなければ、ピレネー山脈が見えたはず。 -
また博物館のような部屋に。。。
ちょっとイメージの違うマリア様とキリスト様? -
墓石のようなものが無造作?に集められている。
-
祈りを捧げる為の部屋かな
-
博物館を含む城壁からおりると、ついに雨が降り出した!
1時頃だったかな? -
どっかでランチにしよう!と店を物色。
-
ここが良さそう!と即決。
入った途端に大雨! -
狭い店だけど、とても丁寧にコーヒーを入れててちょっと感動。
今までで一番おいしいコーヒーでした。 -
小さめのカスレとモツァレラチーズがドンとのったサラダをふたりでいただきました。
量もちょうどよくてとってもおいしかった! -
小雨になってきたので店を出て、コンタル城のもう一ヶ所の出入口から出ることにしました。
-
あまり人がいないけどこの道であってるのかなぁ
-
と思いながら進んでいくと
-
だんだんと出口が近づいてきたような・・・
-
で、出口を出て振り向いた途端!
ワワワ!!!
なんじゃこりゃーーーーー!!! -
まるでタイムトンネル!
目が眩む・・・目が回る・・・
これだったのか! 黄色のテープの謎がやっと解けた!
しばし、茫然と眺めました。
実はこれは、国連教育科学文化機関(UNESCO、ユネスコ)の世界遺産(World Heritage)登録20周年を記念し、描かれたもの。
http://www.afpbb.com/articles/-/3172246
作品を手掛けたのはパリに拠点を置くスイス人アーティスト、フェリス・バリニ(Felice Varini)氏で、国立モニュメントセンター(National Center for National Monuments)の要請で制作した。 -
因みに、これが本来の姿。
-
出口を出て歩いていくと、もうこんな感じ。
どうやってこんなことできたんだろう!
なぜ、こんなことしたんだろう!
世界遺産にこんなことしていいの?(日本では考えられないかも) -
でも、ワクワクできて、楽しめたのは事実。
すごく衝撃的で貴重な体験できました。
コンタル城よ、さらば! -
興奮さめやらないまま下町のほうに出ました。
これはミュージアムかな。 -
雨あがってきた!
-
駅周辺は道路工事中。
この写真の右側にいくと駅です。 -
カルカソンヌ駅。
-
駅の構内。なんか、ピアノが置いてあり、一般市民みたいな男性が弾きまくってました。
-
ホテルに戻り、再び城を眺めます。
あの黄色の謎が解けて、なんだか笑えてきます。 -
すっかり雨もあがり、夕陽が城を照らし始めました。
-
夕陽が沈むとライトアップされて、更に幻想的。。。
カルカソンヌの歴史は悲惨なものではあるけれど、その歴史を語り継ぐ為にもコンタル城が保存されていることは素晴らしいことなんですね。
この美しい眺めを思い切り堪能できて幸せ。。。
色々あったけど、これでチャラにしてもいい!
そう思えるほどの美しさでした。
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この旅行記へのコメント (3)
-
- shinさん 2021/10/15 20:54:03
- はじめまして、shinです!
- MIUMIUさん、こんばんは~
インパクトのある黄色いテープですが、同時期に旅行された方でも
何なのか気付かれた方も気付かれなかった方もいるようです。
気付かれた方はsanaboさん。
https://4travel.jp/travelogue/11459516
気付かれなかくて何だか分からなかった方はshunfilmさん。
https://4travel.jp/travelogue/11683952
https://4travel.jp/travelogue/11684168
早く、海外に行きたいものですね。では~
-
- ことりsweetさん 2019/06/23 09:36:02
- 南仏旅♪
- MIUMIUさん、おはようございます。
バルト三国旅にイイネをありがとうございました。
南仏プロヴァンスの旅、見せていただきました。
メーデーのあたりはフランスはストが一般的なんですね。
少しだけ影響があったようでお疲れ様でした。
コンタル城、世界遺産にもかかわらず、
派手なテープが巻かれていてびっくりですね。
トップ画像は写真に加工をされたのかな~と思いましたが
実際のものなんですね。
ユニークだけどその理由を知りたいところです。
ランチに選んだところがとてもおいしかったとのこと。
嬉しい出会いですよね。
南仏旅の参考にさせていただきます。
- MIUMIUさん からの返信 2019/06/23 14:51:55
- Re: 南仏旅♪
- ことりsweetさん、
南仏旅へのいいね、とコメント、ありがとうございます!
フランスの交通機関のストは非常にシビアだと痛感しました。
コンタル城の黄色いテープには賛否両論あるようですが、コンタル城の雰囲気とマッチしていましたし、期間限定ならありかも?と私達は思いました。
南仏の旅を考えておられるとのこと、思い出深いものになるといいですね!
で、急遽、9月初旬にバルト三国レンタカーでの旅を考え始めたので、ことりsweet様の旅blogを興味深く読ませていただいた次第です。
今後も何かと参考にさせていただきたいと思いますので、宜しくお願いします。
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