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お姫様の右掌には一寸法師、左手には打ち出の小槌。<br />これは、姫を鬼から救い出した一寸法師が<br />望みを何でもかなえてくれる打ち出の小槌で<br />フツーのサイズの若武者に生まれ変わる直前の図ですね。<br />この直後、姫の指は重さに耐えかねて骨折してしまったのでありました。<br />なんてことは書かれておりませぬが^^。<br /><br />冗談はともかく<br />この絵にはキリル文字で「いっすんぼうし」と書かれています。<br />このおとぎ話の本は<br />娘の夫が小さいころに買ってもらった本だと聞いた時のオドロキ!!<br /><br />★Russia ロシアを楽しむ12編のサイトマップ<br />https://4travel.jp/travelogue/11369742<br /><br />そしてこれは1970年代からのロシア旅行の目次です。<br />★Russia ロシア旅行のサイトマップ<br />https://4travel.jp/travelogue/10541902

Russia ロシアを楽しむ(8/12)      スーズダリ 遠い昔の文化の交流

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2018/05/28 - 2018/05/28

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唐辛子婆

唐辛子婆さん

お姫様の右掌には一寸法師、左手には打ち出の小槌。
これは、姫を鬼から救い出した一寸法師が
望みを何でもかなえてくれる打ち出の小槌で
フツーのサイズの若武者に生まれ変わる直前の図ですね。
この直後、姫の指は重さに耐えかねて骨折してしまったのでありました。
なんてことは書かれておりませぬが^^。

冗談はともかく
この絵にはキリル文字で「いっすんぼうし」と書かれています。
このおとぎ話の本は
娘の夫が小さいころに買ってもらった本だと聞いた時のオドロキ!!

★Russia ロシアを楽しむ12編のサイトマップ
https://4travel.jp/travelogue/11369742

そしてこれは1970年代からのロシア旅行の目次です。
★Russia ロシア旅行のサイトマップ
https://4travel.jp/travelogue/10541902

旅行の満足度
5.0
同行者
乳幼児連れ家族旅行
交通手段
鉄道 タクシー 徒歩

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  • スーズダリのトルゴバヤ広場では草の上に油絵や水彩画が並べられてて<br />リラの美しい花を描いたのやら雪の日の教会とか、観光客を惹きつけております。<br />どれもがオーソドックスなスタイルなのに比べて

    スーズダリのトルゴバヤ広場では草の上に油絵や水彩画が並べられてて
    リラの美しい花を描いたのやら雪の日の教会とか、観光客を惹きつけております。
    どれもがオーソドックスなスタイルなのに比べて

  • 教会のイコンでとても現代的なものをみつけるのも面白く

    教会のイコンでとても現代的なものをみつけるのも面白く

  • それより興味深いのは町一番のお土産物ショップにあった<br />木製のスコップというか粉をすくうものでせうか?<br />かういふ昔の人々の生活が垣間見えるものって大好き。

    それより興味深いのは町一番のお土産物ショップにあった
    木製のスコップというか粉をすくうものでせうか?
    かういふ昔の人々の生活が垣間見えるものって大好き。

  • ロシアのどの家にもある(んでしょ?)サモワール

    ロシアのどの家にもある(んでしょ?)サモワール

  • このお宅にも

    このお宅にも

  • こちらでは糸を紡いでるみたい。

    こちらでは糸を紡いでるみたい。

  • この熊みたいなおじさんは魚を捕ったばかり

    この熊みたいなおじさんは魚を捕ったばかり

  • 赤い模様がきれいね。

    赤い模様がきれいね。

  • 美しい三姉妹も

    美しい三姉妹も

  • サモワールでお茶してます。<br />ティーポットをサモワールの上に乗せてる。

    サモワールでお茶してます。
    ティーポットをサモワールの上に乗せてる。

  • こちらはも~~っと興味深い。

    こちらはも~~っと興味深い。

  • いえ、兵隊さんの方ぢゃなくて

    いえ、兵隊さんの方ぢゃなくて

  • この天使なんだか鳥なんだかわからない人。

    この天使なんだか鳥なんだかわからない人。

  • ほらここにも。<br />手の指は繊細なのにおみ足はぶっとくてたくましい。

    ほらここにも。
    手の指は繊細なのにおみ足はぶっとくてたくましい。

  • この人はおふれを示してるやうだ。<br />この上は人、下は鳥というの<br />バンコクの寺院の壁画にしばしば登場していました。<br />ヒマラヤの奥に棲むキンナリ、キンナラ(どっちかが男どっちかが女)です。<br />ワット・アルン(暁の寺院)などでご覧になった方も多いと思います。<br /><br />どうやってロシア上空まで飛んできたんでせうか??

    この人はおふれを示してるやうだ。
    この上は人、下は鳥というの
    バンコクの寺院の壁画にしばしば登場していました。
    ヒマラヤの奥に棲むキンナリ、キンナラ(どっちかが男どっちかが女)です。
    ワット・アルン(暁の寺院)などでご覧になった方も多いと思います。

    どうやってロシア上空まで飛んできたんでせうか??

  • このうつくしい天使のおみ足は人間のやうです。

    このうつくしい天使のおみ足は人間のやうです。

  • さてその充実したショップには絵本もたくさんあって

    さてその充実したショップには絵本もたくさんあって

  • シンデレラみたいなのや

    シンデレラみたいなのや

  • ピオニールの男の子が<br />アラジンの魔法のランプの魔法使いと出会ったみたいな本や

    ピオニールの男の子が
    アラジンの魔法のランプの魔法使いと出会ったみたいな本や

  • クラシックなお菓子みたいな絵の本や

    クラシックなお菓子みたいな絵の本や

  • そしてこれはかぐや姫や一寸法師などと同じやうに<br />老夫婦に小さな子供がさずかったストーリーでせうね。

    そしてこれはかぐや姫や一寸法師などと同じやうに
    老夫婦に小さな子供がさずかったストーリーでせうね。

  • それで思い出したのがロシア語に翻訳された一寸法師。<br /><br />娘の夫の家が、特に日本に関心が高かったとか<br />何かの繋がりがあったわけではないらしいのに<br />どうして日本の昔話がロシアに?<br />かぐや姫とか、桃太郎とかもあったのかしら?

    それで思い出したのがロシア語に翻訳された一寸法師。

    娘の夫の家が、特に日本に関心が高かったとか
    何かの繋がりがあったわけではないらしいのに
    どうして日本の昔話がロシアに?
    かぐや姫とか、桃太郎とかもあったのかしら?

  • みてみて!<br />巻物に書かれていたのを絵本にしたやうですよ。

    みてみて!
    巻物に書かれていたのを絵本にしたやうですよ。

  • お椀の船に箸の櫂で

    お椀の船に箸の櫂で

  • 川を下ってお城へ到着

    川を下ってお城へ到着

  • せまる青鬼&赤鬼の角が<br />オリジナルと違って本物の家畜の角のやうだ^^。<br /><br />それにしてもいったいいつの時代にどんなルートで<br />日本のおとぎ話がロシアに届いたのでせう?<br /><br />さういへば娘たちが日本に来てた時にどこかで竜巻が起こって<br />唐辛子婆が娘の夫に<br />「やっぱり地球の温暖化なのかしら?異常気象が続くわ。<br />日本には以前は竜巻なんてなかったのよ。<br />竜巻はカンザスのものだとばかり思っていたわ。」<br />と言ったら<br />「オズの魔法使いの世界ですね。」と返されたのでびっくり!<br /><br />ソビエト時代、あの閉ざされた(みたいに思えた)共産圏に<br />もしかして<br />世界中のおとぎ話を集めるプロジェクトでもあったのかしらん?<br /><br />もとの絵をロシア人画家が描きうつしたのでせうか?<br />他の登場人物の眼が、西洋人が東洋人を描く時の常として<br />異様に吊り上っているし。<br />それにしても右端の鬼の顔がマンガみたい^^。<br />

    せまる青鬼&赤鬼の角が
    オリジナルと違って本物の家畜の角のやうだ^^。

    それにしてもいったいいつの時代にどんなルートで
    日本のおとぎ話がロシアに届いたのでせう?

    さういへば娘たちが日本に来てた時にどこかで竜巻が起こって
    唐辛子婆が娘の夫に
    「やっぱり地球の温暖化なのかしら?異常気象が続くわ。
    日本には以前は竜巻なんてなかったのよ。
    竜巻はカンザスのものだとばかり思っていたわ。」
    と言ったら
    「オズの魔法使いの世界ですね。」と返されたのでびっくり!

    ソビエト時代、あの閉ざされた(みたいに思えた)共産圏に
    もしかして
    世界中のおとぎ話を集めるプロジェクトでもあったのかしらん?

    もとの絵をロシア人画家が描きうつしたのでせうか?
    他の登場人物の眼が、西洋人が東洋人を描く時の常として
    異様に吊り上っているし。
    それにしても右端の鬼の顔がマンガみたい^^。

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この旅行記へのコメント (6)

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  • 前日光さん 2018/07/06 18:10:15
    すごい!
    唐辛子さん、お久しぶりです!
    なかなか東京下町散歩が実現しませんが、ホント、そのうちにねぇ~

    私は高校時代にソヴェト版「戦争と平和」(あの前編、後編、総集編という恐ろしく長い映画)を見て、ロシアにハマッテしまい、ロシア語のボソボソとした発音も、「ああ、寒いからあんまり口を開けないんだわ」なんて思いながら、アンドレイ公爵の灰色の瞳に魅せられていました。
    ちょっとだけキリル文字にも関心を持って勉強したことがあります。
    あんまり大昔のことなので、今はすっかり忘れてしまいましたが。
    でも童話「一寸法師」は、キリル文字で「イッスンボウシ」と原題そのままの絵本になっているのですね。
    ロシア人が描く東洋の小国日本のお姫様は、こんな感じになるのね。
    鬼の絵は、確かにほとんどマンガチックに描かれていますね。
    どんな経路でいつ頃、日本の童話がロシアに入って行ったのか興味深いです。

    地理的には、最も日本に近い西欧的な国ロシア、でも半世紀前は遠い国だと思っていたのですが、今では観光できる国になっていますね。
    そう言えば「マトリョーシカ」は、箱根の寄せ木細工が下になってるって聞いたことがありますよ。
    日本とは接点があってもおかしくない国ですよね!


    前日光

    唐辛子婆

    唐辛子婆さん からの返信 2018/07/08 01:16:31
    RE: すごい!
    前日光さん、こんばんは♪

    > なかなか東京下町散歩が実現しませんが、ホント、そのうちにねぇ?

    そうですね、
    私もここ2年続きで入院とかいろいろあって、でも元気になりましたので
    この秋にはぜひ♪

    > 私は高校時代にソヴェト版「戦争と平和」(あの前編、後編、総集編という恐ろしく長い映画)を見て、ロシアにハマッテしまい、ロシア語のボソボソとした発音も、「ああ、寒いからあんまり口を開けないんだわ」なんて思いながら、アンドレイ公爵の灰色の瞳に魅せられていました。

    さすが前日光さん、わたしゃ長編というだけでビビってしまって映画も小説も未踏です。

    > ちょっとだけキリル文字にも関心を持って勉強したことがあります。

    意外とキリル文字を勉強した人がいるのでびっくりです。
    同じマンションにも一人いて、私のかじりかけよりよっぽど読める。
    学生時代に習っただけだと謙遜してましたけど。

    > ロシア人が描く東洋の小国日本のお姫様は、こんな感じになるのね。

    ほんと、よくよく見ると髪型なんかもヘンですね。

    > どんな経路でいつ頃、日本の童話がロシアに入って行ったのか興味深いです。

    まみさんの話では童話なら思想的に問題がないとて
    各国の童話を取り入れるルートがあったのでは?とのことです。

    > 地理的には、最も日本に近い西欧的な国ロシア、でも半世紀前は遠い国だと思っていたのですが、今では観光できる国になっていますね。

    そうですね。20代の頃バイカル湖までは行ったんですけど
    ソ連時代真っただ中だったので今とはずいぶん違ってました。

    > そう言えば「マトリョーシカ」は、箱根の寄せ木細工が下になってるって聞いたことがありますよ。

    う〜わ、いろんな説があるんですね。
    私が聞いた話は東北の入れ子細工がルートだとか。
    どちらにしろプーさま、エリツィンさまたちのマトリョーシカはイヤげものですよね^^。

    唐辛子婆
  • まみさん 2018/07/04 12:41:57
    追伸
    日本の童話がロシアに入ったルートは分からないけれど、新潟あたりは、ロシアに近いですしね。
    マトリョーシカも一節には、日本の入れ子人形をもとに、とあるアーティストが製作したとか。
    ソ連時代ではなく、ロシア時代にすでに入り込んでいたんだったりして??
    と、いろんな推測も、楽しくさせていただきました!

    唐辛子婆

    唐辛子婆さん からの返信 2018/07/04 23:01:49
    Re: 追伸
    まみさん

    マトリョーシカが日本の入れ子人形からと言うのは私も聞いたことがあります。
    「新潟がロシアに近い」で思い出したのは
    ニカラグアで散歩中にロシア人に会い片言の日本語を話しかけられたのでびっくりしたら新潟の日本商社(のウラジオストック事務所)で働いていたとのことでした。
    私も片言のロシア語を話したら向こうもびっくりしていましたよ。
    地球の反対側でねえ。
    地球の大きさと小ささをいっぺんに感じてしまった一瞬でした。

    唐辛子婆
  • まみさん 2018/07/04 12:39:47
    さすが、すてきなところに目をつけてらっしゃいますね!
    唐辛子婆さま、こんにちはー。

    冒頭の一寸法師と、その本の中身、すばらしいですねー!
    ラッカートアートの題材になるようなロシアのおとぎ話の本は昔、ロシアで買ったことがあるけれど(ミュージーアムで)、日本の昔話の絵本があるかどうか、チャンスがあったら、覗いてみたいと思いますー!

    絵本文化については、うろ覚えと、他の東欧の話なので、類推ですが、共産主義時代の言論の自由がない時代は、小説とかは検閲に引っかかりやすいので、童話やおとぎ話文化が盛んだったみたいです。そこに密かに主張主義が隠れていることも。

    それから、人々編も拝見しました。さすがというか、目の付け所がすばらしかったです。
    観光に夢中になっていると、その対象ばかり見てしまうなぁ。
    おじいちゃんは、ジェードゥシカだったかな。トーニャちゃんは、じじばばさまを、ロシア語では呼ばなかったんですね。日本語? それとも名前の愛称?

    唐辛子婆

    唐辛子婆さん からの返信 2018/07/04 22:54:52
    Re: さすが、すてきなところに目をつけてらっしゃいますね!
    まみさん、こんばんは♪

    そうだったんですか!
    検閲に引っかからないために童話やおとぎ話だったんですね!
    さすがにロシアや東欧に何度も密度の濃い旅をしていらっしゃるまみさんならでは!

    トーニャはママとは英語でパパとはロシア語で暮らしているので私たちとは英語でやりとりしています。
    私たちのことはグランマ、グランパとは呼ばずおばーちゃん、おじーちゃんと日本語で呼んでいます。

    次女のマリアンが生まれる前、娘はトーニャに
    「今度生まれる子は日本人だから日本語しかわからないのよ、」と宣言。
    それでトーニャは日本語を覚える気になったようです。

    唐辛子婆まで娘の宣言に騙されて(?)一寸法師のお姫様みたいなまっすぐの黒髪の子が生まれるかと思っていましたが、モンゴルあざもないトーニャと同じやうな髪の色の子が生まれました。

    唐辛子婆

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