2018GWなのに夏休みのようだったハンガリー＆オーストリア旅行（その6）「アナザー・スカイ（羽根田卓也選手の回）」を観てブラチスラバ

2018/05/01 - 2018/05/01

ＧＷの旅行なのに夏休みのような陽気の旅行でした。5月1日は、ホテルをチェックアウトして荷物を預かってもらい、ブラチスラバに日帰りで行ってきました。戻ってきて、18:40発のレイルジェットでジュール（ジェール）へ移動します。

★2018年5月1日（火）ウィーン8時台→ブラチスラバ15:38→ウィーン18:42発→ジュールGyor

ブラチスラバへ行きたいと思ったのは、2016年12月にリオ・オリンピックのカヌーのメダリスト　羽根田卓也さんが出演されてたＴＶ番組、日テレ「アナザー・スカイ」を見たからです。
ストイックな羽根田さんの生活ぶりを見て、どんなところに10年も住んでおられるのかと俄然興味を持ちました。ＴＶではおそらく10月下旬ころの取材？、それを見て、旧市街は人がいなくて閑散としていて、しっとりとした静かな街をイメージしていました。
・・・しかし。

今や、ブラチスラバも人気の観光地だった！団体できている外国人グループ多数。ガイドさんが説明しながら20人から30人くらいを引き連れて狭い旧市街の路地を歩いていました。
・・・あら、あのＴＶとはずい分違ってた（汗

エリア ブラチスラバ(スロバキア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 5.0
• 交通: 1.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

8時台の電車でウィーン中央駅からブラチスラバへ。ウィーンとの往復と、ブラチスラバ市内の乗り物も乗り放題になるブラチスラバチケットを自動券売機で購入しました。

2015年に初めてウィーン中央駅に来たときにブラチスラバへ行く電車がホームに止まっていました。他のキレイな最新式電車に比べ、それだけ古くて・・・。ずい分違うんだなあと思ったものです。
それから、3年、電車にかわいい絵がいっぱい。
随分の変わり様にびっくりもしました。

ブラチスラバ中央駅到着。1番線ホームにはロッカーがありました。大き目のものもありました（スーツケースが入りそうな）。途中下車観光でも大丈夫ですね。

駅は往年の旧東欧を感じるものだなあ。

駅にあった広告。気になるなあ。Il Divoみたいな。

近代的に建て替えられていないところがいいのかもしれない。

中央駅外観です。

駅から真っすぐに歩いていきます。ブラチスラバチケットで来ましたので、市内の乗り物も乗り放題です。だから、ここら辺でバスに乗ってもいいのだけど。

そうしたら左側に大統領官邸が出てきました。バスに乗らなくて良かったです。

お、James Bluntだ、ここでコンサートをやるんだね。

赤い観光用バスがいっぱいとまってるけど、この脇を通り過ぎた時に、良くは見ていなかった・・。やっぱり、有料ですよね？このバス・・・。

歩いていくとブラチスラバ城が見えてきました。

ゆるやかな坂道を上っていきます。

テーブルを逆さにしたようなお城。ブラチスラバのシンボルだと羽根田さんがアナザースカイで話してた。あともう一つの名物はスロバキア美女だとか。たしかに美女がいっぱいだった。羽根田さんの言ってたとおりだ。

大勢の人が階段を上っていくのでついていったのだけど・・・

眺めはまずまずだけど・・

ここは入り口ではありませんでした。城壁の上のようなところだった。先は行き止まりでお城の周りを一周はできませんので戻ります。

戻って、よく見たら、隣りに入り口があった・・・
ウィーン門

お城の前に広がるドナウ川の景色

お城の入り口右手にあるこの建物の中にチケット売り場がありますよ。
向こうに見える像は、大モラヴィア王国の支配者であったスバトプルク王の騎馬像

チケット売り場

11時なので先にランチを食べることにしました。今回も「地球の歩き方」に出ていたレストランから。お城にくっついているレストランです。
Hradna Hviezda　です。ここは、お店の方がとにかく親切でした。
お店のかたから写真撮ってあげるって、料理の前で記念撮影もしてもらいました・・（笑）
レストランの名前は、Reštaurácia Hradná Hviezda　です。
URL
https://www.hradnahviezda.sk/

こちらで結婚披露宴が良く開かれるのだそうです。ブラチスラバ城での結婚式、は地元のかたのあこがれの場所なんでしょうね。

スロバキアビールを頼みました。

メニューを見ているとき、ウェイターさんがスロバキアの人が良く食べる郷土料理はコレとコレだよって教えてくれました。スターターから１品とメイン1品です。
これは、牛ボーンのスープ。肉団子が入っていますが、この中心部はもちもちした食感のものが入っています。おそらく、ジャガイモと小麦粉が入った団子のまわりに肉を巻き付けているのではないかと思います。コンソメベースの味でした。

それと、これ！
帰宅してから羽根田さんのアナザー・スカイの録画を見たら、羽根田さんも郷土料理でスロバキア人が一番食べている料理だと紹介していました。
食べれて、良かった～♪
“ブリンゾヴェー・ハルシュキ”です。
ポテトの入ったニョッキにヤギのチーズがトロッとかかっていて上にカリカリのダイスのベーコンが乗っています。
チーズ好きには美味しかったです。ベーコンを先に全部食べてしまって、そこから少し飽きてしまいましたが。

お城にあるレストラン、とっても良かったです。「地球の歩き方」のおかげで食事が連続で当たっています。

Reštaurácia Hradná Hviezda

URL
https://www.hradnahviezda.sk/

ランチ前に買ったチケットを持ってお城の中へ。

お城の中からの眺め

タワーに上ります。そんなに高くないし外には出られない。

窓から景色を見る塔です。

塔からの眺めです。窓越しに撮ってます。

お城の途中の階にあるBookショップ。

お城の上の階の展示物。

お城からまた歩いて降りるの大変だなあって思ってたら、目の前を赤いバスが止まってた。チケットを買おうとHow much・・・?と乗ったのだけど、ドライバーには通じないみたい・・・・。
なにか言ってるけど意味がわからない。

このバスに乗って降りて来ちゃいました。後でやっぱり有料だったらしいと写真を見返してわかったけど・・・（汗　運転手さん、乗せてくれてありがとう～♪（なんか、怒りながら諦めムードだったような）

旧市街へ行きます。

操り人形が売られているのもやっぱりプラハに似てますね。

なんか旧市街は狭いところに人があふれててゆっくり歩く気分にならない。

ミハエル門
左手の建物は、18世紀頃からあった「赤いザリガニ (Červený rak)」という屋号の薬局。数年前まで薬学博物館となっていたが、現在は閉鎖されている。

中心地の広場

観光客が多くて、ナポレオンの像もマンホールの像も写真を一緒に撮りたい人達の長い列が出来ていました。

お土産モノを売る露店が並んでる。

チュミル像
一緒に写真を撮りたい人が周りにあふれてました。

聖マルティン大聖堂(St. Martin'S Cathedral / Dom Sv. Martina)

14世紀に建てられた由緒ある教会で、1563年～1830年にかけてハンガリー王の即位式に使われたことでも有名だ。女帝マリア・テレジアの戴冠式もここでとり行われた。高さ85ｍの塔がそびえ、尖塔にはハンガリーの王冠のレプリカが輝く。

Rudnayovo Us.1, Bratislava 81101
9時～11時30分、13～17時（11～3月は～16時。全ての期間で日曜は13時30分～16時のみ）休業日：イースター

大聖堂の前のアントン・ベルノラーク（Anton Bernolak）の銅像と犬。

アントン・ベルノラーク（Anton Bernolak）は、18世紀末のスロヴァキアの思想家・作家。彼は西スロヴァキア地域の方言をベースにしたスロヴァキア語文法を成文化して発表した。

お城には行ったけど、大聖堂に入るのを忘れたという失態。
下調べが足りませんでした。

このキャラクター、プラハでも見たことある。
もぐらのクルテル君

聖ヤン・ネポムツキー像（チェコの聖人、橋と川の守護聖人）
プラハ司教の総代理であったネポムッキーは、ヴァッツラッフ4世から王妃の懺悔の内容を問われ、これを黙秘したため、プラハ・カレル橋からヴルタヴァ(モルダウ）川へ投げ込まれた

帰りはバスで中央駅へ戻ることに。中央駅へ行くバスが来るバス停です。

このバスで中央駅に戻ってきました。

電車の時間まで30分くらいあったのでカフェで休憩。でもとっても旧東欧な雰囲気だった。取りあえずファンタだけ。
Antic Caffe

ローカル感が味わえるAntic Caffe

中央駅のすぐよこにあるカフェ。とっても旧東欧な雰囲気だったよ。
Antic Caffe

ホームで電車を待ってる間、出発予定の約15分前、向こう側のホームに列車が入ってきて機動隊？が囲んでる。警察も。さっきまでブラチスラバ中央駅で待機していたのを見たわ・・・。急に物々しくなって。
でも周りの人たちは別に気に留めてる様子もない。。。日常茶飯事なんですかね。

私が乘るる予定で待ってた14:38の電車は結局突然キャンセル、発車せず。このウィーン中央駅行きの電車が１本出なかったのは、おそらくこのせいだったのではないかなあと・・。何のアナウンスもなく突然のキャンセル。

ポリスも大勢。

乗る予定だった14:38発の列車が出ず、始め2番線と案内が出ていたのにいつのまにか消えた。
結局、ホームで1時間待って次の15:38発でウィーン中央駅に帰ってきました。間に合えばレオポルト美術館かシューベルトの生家に行こうかと考えていたのですが・・・。もう5時半ですので間に合わない（泣）この旅初のトラブルでした。


ホームで日本人の一人旅の女性に会ってホームで１時間、電車に乗ってから1時間、計２時間話が弾みました。このかたがたまたまいてくださって良かったｗ。
昨日の楽友協会のモーツァルトのコンサートの観客のひどさの話題で盛り上がり。そのかたも行こうか迷ったけど、評判が悪いので止めたのだそうです。止めて正解だったね・・という結論。

ウィーンに戻って、トラムで中心地へ。ジュールへ出発まで目いっぱい動きます。

有名なココ。よく見かけるガイドブックの写真よりも実際は古びてて、落書きがいっぱいですね・・・。

時間が限られてるけど、ウィーンに戻ってきて、そのままトラムに乗って中心地へ。モーツァルト詣で。像の手前の花の色が今年は何色かが気になって(笑）去年は5月2日に来たけど、黄色だったんですよね。今年は白ですか・・・、水が撒かれてる最中だった。

これからホテルに戻ってジュールに向かう。地方大好きな私は、ブタペストまでは行かずに途中下車します。（続く）

王宮庭園 広場・公園