2018/05/08 - 2018/05/15
15位(同エリア181件中)
ニッキさん
フランスは9年ぶりです。
と言っても、前回はパリだけ。
再びフランスに行く機会があるのならば(ルーアン・モンサンミッシェル・シャルトル)と訪れたいポイントは決めていました。
そう、北フランスコースです。
モンサンミッシェルには行ってみたいけど、日帰りだけは避けたかったからです。それにシャルトルブルーも見てみたかったし。
頃合いの良いツアーが阪急交通社から出ました。
私達の予算よりちょっとお高めだけど、航空会社はJALだし。
季節も5月なのでしょうがないか・・。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 観光バス
- 航空会社
- JAL
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
PR
-
今回は羽田国際空港出発です。
「羽田だと近くていいでしょう。」って皆さんに言われるのですが、各駅停車の山手線に乗り浜松町まで。
モノレールに乗り換えて、これまた各駅停車で羽田国際空港。結構かったるい。
正直、日暮里からスカイライナーで成田に行ってもそんなに時間は変わりません。
大きなスーツケースを押して、通勤の方たちの迷惑にならないよう早めに家を出ます。
羽田に行ったら食べたかった「つるとんたん」で朝食。美味しかったです。 -
10:40発 JAL45便
JALに乗るのは私は3度目。あんちゃんは初めてです。 -
「やっぱりJALはいいなぁ。」
アリタリア航空があまりにも狭く酷かったので、最初からテンション高いです。
エコノミーでも全然余裕があります。
シートが良いとありがたい! -
最初の食事は「若き料理人たちによる機内食」が用意されていました。
今回は西麻布のフレンチ・シェフ加山賢太さんの作品です。 -
私はカレーを選びました。
JAL特製のカレーとは別物ですが、とても美味しかったです。 -
あんちゃんはお肉を選びました。
味は「まぁまぁ」だそうです。 -
朝食はトリュフの香りのまぜそば「鶏油Soba」。
巣鴨のミシュラン一つ星ラーメン店「蔦」の作品です。 -
「蔦」は近所なので毎日の行列はよくみてます。
行列に並んでまで食べる気はないので食べた事はありませんが、この油そばはあまり美味しくなかったです。
ただ、お店にはこのメニューは無いようです。 -
窓側2席でした。
外を眺めるには良いのですが、私はトイレが心配。
通路側の方は私達より年配の男性で、鉄道が好きで何度も一人旅でヨーロッパに行かれているそうで。
トイレの他に「体を動かさないと。」とマメに席を外してくれます。
おかげで私も何度も席を外す事が出来ました。
感謝! -
パリの空港に着きました。
着いた8日はフランスの終戦記念日で、スーパーやレストランなど休みが多く、空港内のスーパーで水や夕食を買い出し。
でも、私達は用無しです。
2リットルのお水2本とお茶1本はスーツケースに入れてあります。
今日の夕食は羽田空港のセブンイレブンでおにぎりを買って手荷物に入れました。
最終のパリまで宿泊したホテルの近くにスーパーが無かったので、常温でも飲める梅酒を日本から持ってきたのは大正解でした。 -
空港近くロワシーのホテル「イビススタイルロワシー」です。
今まで各国泊まったホテルの中でもビックリするほど狭かったです。
一人分のスーツケースを広げるのがやっと!
寝るだけのホテルです。 -
5月9日本日の予定は、ジヴェルニーでモネの庭園を見て、ルーアンで大聖堂とジャンヌダルク教会を訪れ、モンサンミッシェル近くのホテルに宿泊です。
-
クロード・モネの邸宅と庭園は4月から10月までの開園です。
花の季節に合わせているのね。 -
モネの庭園は睡蓮で有名な日本庭園と、モネが暮らした邸宅前の洋風庭園に分かれます。
-
ルアーブルで育ったモネは画家としてパリをはじめ各地を転々とした後、43歳の時にジヴェルニーに住み始め、この邸宅で息を引き取ったそうです。
-
日本をこよなく愛したモネがこだわって造った日本庭園が見えてきました。
-
私達にとって何でもない風景ですが、西洋人にしてみれば憧れの庭園。
柳の木も水面の光の反射を考えて植えたそうです。 -
イチオシ
パリのオランジュリー美術館に展示されているモネの睡蓮のイメージそのままです。
静けさに包まれた池のほとりを散策すれば、創作意欲も湧いて出てくるでしょう。 -
藤棚はいかにも日本的。
-
名画の舞台の一つになった太鼓橋。
この太鼓橋を架けたいが為に池を造ったそうですよ。 -
西洋庭園に向かいます。
-
色とりどりの洋花がまぁ綺麗!
-
チューリップだけでも何種類も植えられています。
-
薔薇のアーチはまだまだですが、花の盛りは美しいだろうな。
チューリップの花が終わるころに咲き誇る薔薇の花。
計算されて造ってます。 -
4月から10月まで花が絶えないように工夫して植えられているのね。
-
無造作に植えられているようにみえますが、庭の全てがモネのキャンパスです。
-
あら!ジャカランダの木ね。
薄紫の花はスペインで見てとても気に入りました。
ジャカランダの花を見るアフリカツアーもありますよ。 -
モネが亡くなって荒れ果てた庭園も、今は隅々まで花が植えられています。
-
イチオシ
庭師モネの設計図通りに花を植えているそうですよ。
だからモネが生きていた昔のままの風景です。 -
花を見ているだけで癒されますね。
自由時間を西洋庭園に費やしてしまいました。 -
モネの邸宅に入る長蛇の列。
集合時間まで残りの時間はトイレと売店に費やしたい。
私達は入場をあきらめました。 -
モネが50歳で購入し息を引き取るまで住んだこの家には、モネの絵だけではなく、コレクションの浮世絵もたくさん展示しているそうです。
モネの名画はパリで見る事にします。 -
バスに乗ってルーアンの街にやってきました。
サントカトリーヌの丘から見たセーヌ川とルーアン旧市街を望むパノラマスポットです。 -
レストランで昼食。
-
サーモンのリエット(ペースト)。
-
カモ肉のオレンジソースがけ。
これは案外美味しかったです。 -
イチオシ
いよいよルーアン大聖堂(ノートルダム大聖堂)です。
1063年創建、数世紀にわたり建築が進められました。
基本は15世紀のゴシック様式です。 -
モネの連作でもおなじみ。
モネは向かいの建物の2階を借り、30点もの大聖堂を描きました。 -
ファサードは凄く細かい彫刻で飾られています。
-
うわwww 天井高~い!
凄く広くて立派な大聖堂です。 -
入り口には大きなバラ窓と、大聖堂内部に鳴り響くであろう大きなパイプオルガンがあります。
-
ステンドグラスは中世のものからゴシックまで、窓すべてを飾っています。
-
-
グリーンのガラスも綺麗ですね。
-
イチオシ
-
-
主祭壇
-
-
バラ窓も素敵。
-
イチオシ
街のシンボル旧市街の大時計です。
金で縁どられてとっても綺麗!
遠くからでも目立ちます。 -
アーチの表には天使と羊の彫刻です。
-
アーチの中にはキリストと羊でしょうか。
とても細かい装飾が施されています。 -
ルーアンの旧市街は木組みの家が多く、軒先の看板を含め、まるでドイツにいるみたい。何か不思議な感じ。
-
旧市街広場に面して建てられているのがジャンヌダルク教会です。
兜のような屋根ですが、船をイメージしているそうです。 -
教会の隣にはジャンヌダルクが19歳で火刑に処されたその場所に十字架が建てられてます。
ジャンヌダルクはフランス東部の農夫の娘でしたが、ある日神の啓示を受け英国との100年戦争に参戦。
フランス軍を率いて勝利するも捕虜になり異端審問で火刑になりました。 -
亡骸に魂が戻ると考えられていたので、肉体が無くなる火刑は最大級の極刑だったそうです。
灰になったジャンヌダルクはセーヌ川に流されてしまいました。
現在は裁判のやり直しを経てフランスの守護聖人となっています。 -
教会内部はこじんまりして、とても静かです。
美しいステンドグラスが輝いています。 -
ジャンヌダルクは5月30日が命日です。
この話はどこまでが事実なのかはわかりませんが、ジャンヌダルクはフランス国民のヒーローであったことは間違いないようです。 -
旧市街広場は市民の憩いの場。
まわりにはお土産屋さんもありますよ。 -
ルーアンからバスに乗って約3時間半。
モンサンミッシェルのホテルに着きました。
ホテル「デラディーグ」です。 -
広くはないけど清潔なホテルです。
-
このホテル一番のお勧めポイントは、モンサンミッシェルから一番近い事です。
ホテルの目の前がシャトルバスの停留所で、モンサンミッシェルを望む展望台までほんの1分。
部屋の窓からモンサンミッシェルが見えます。 -
夕食はホテルで名物のオムレツです。
評判通り美味しくなかったけど、味わってみたかったので満足。 -
イチオシ
夕食を終えて展望台へ。
フランスの5月はまだまだ日が長い。
夕日に映えたモンサンミッシェルを観たかったけど、曇ってしまいチョット残念! -
このクエスノン河口ダム展望台は、海に浮かぶ島全体を鑑賞する事が出来る人気の撮影スポットです。
-
日も暮れてモンサンミッシェルもライトアップが・・・。
シャトルバスは12時まで運行されているそうで、本島に行かれた方もいました。 -
写真には上手く写らなかったけど、とてもきれいなライトアップを観る事が出来ました。
添乗員さんは「明日は雨です!」とハッキリ言ってたけど・・どうかな?
私、晴れ女なんだけど。 こうご期待。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
ニッキさんの関連旅行記
ルーアン(フランス) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
67