2024年12月　ノルマンディーとブルターニュ2　日が短い冬のルーアン観光　Rouen

2024/12/26 - 2024/12/30

急いで調べて予約した冬のノルマンディーとブルターニュ旅行。2日目はルーアンの観光です。
ルーアンに来るのは確か3回目。前にも市内の観光はしていますが、今回はジャンヌダルクに関連した場所を訪れたいと思っています。
日が短い冬の一日、クリスマスの後のルーアン観光です。
フランス語のアクセントなどそのままコピぺしましたが、文字化けしないといいのですが。

エリア ルーアン(フランス)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

11月27日（金）

８時過ぎに朝食をたくさん食べて、ルーアン市内の観光に出発です。
レセプションの女性に市内への交通機関を聞きました。
バスの22番で市内に行けるそうです。

あ、残念ね。週末はバスは無料なんだけど、今日は金曜日だからお金がかかるわ。

ここの公共交通機関は太っ腹です。週7日のうち2日がただとは。
そしてただじゃなくても、1.8ユーロと安い！
ドイツ、デュッセルドルフ市内（比べる対象はここですが）は、今年から値上げして3.60ユーロ。
安くしないと人は乗らないと思うんですよね。

9:55のバスに乗り、Gare Rue Verte　というところで降りました。すぐにRue Jeanne d'Arc　ジャンヌ・ダルク通りがあります。ここをRue du Donjon　の角を曲がって…

Le Donjon de Rouen　ジャンヌダルクの塔です。

Philippe Auguste　フィリップ・オーギュスト王が13世紀初めに建てたBouvreuil　ブーブルイユ城の一部です。1430年12月ジャンヌダルクは、ルーアンに移送されてここに幽閉されました。

籐のすぐ横には、Le Jeanne　というレストランがあります。

ジャンヌ ダルクの塔 建造物

塔の中にも入れるのですが、閉まっていました。（'A`)
少し前に来たフランス人が12時半から開くと教えてくれました。

12時半か～。それまで待つのもなんだし。
バスはここから乗るから、帰りに寄れたら寄ろうっと。

入り口です。
今見ると、ここは学校の休み以外は週末しか開いていないようです。
クリスマス後は平日も開いていました。

もともとのお城は、こういう様子でした。
ルーアンは城壁で囲まれた町でした。

山岸凉子さんのレベレーションという漫画を読んで、ジャンヌダルクのことに興味を持ちました。（それ以外の本は読んでいないf^_^;）
行こうと思えば車で行ける距離のフランスなので、ジャンヌダルクに関するところ、足跡を訪ねてみたいと思っています。

ルーアンも木組みの家が多い町です。
でもここの木組みの家はアルザスのドイツ式とは違います。

この建物は木組みの家ですが、少し変わっています。

Le Vieux Logis　という名前があり、新ゴシック様式だそうです。

住所は、
8, place de la Rougemare

953年の戦いを記念してという説明板があります。

ちょっと見にくいのですが、たくさん彫刻などがあります。

Ernest Villette　アーネスト・ヴィレットという人が1897 年に建てました。

霧が出てきました。

Abbatiale Saint-Ouen　サン・トゥアン修道院教会です。
その前にある像はStatue équestre de Napoléon Ier　ナポレオン一世の騎馬像です。
写真はありませんが、教会の横はHotel de Ville　市役所です。

サン トゥアン教会 寺院・教会

漫画に「ジャンヌダルクの裁判を開くサン・トゥーアン教会が改修中で…」とありましたが、わたしが行ったときも改修中でした。

裁判はBouvreuil　ブーヴルイユ城内で行われました。

適当に街を歩きます。

途中ツーリストインフォメーションがあったので、寄りました。
ジャンヌダルクのことを聞くと大聖堂のそばにHistorial Jeanne d' Arc　というミュージアムがあるとお勧めされました。

Jeanne d' Arc et Rouen　という写真や絵がたくさんあるフランス語の本を11ユーロで買いました。いつか読める日がくるのだろうか？

この木組みの家は、ケーキやお菓子のお店です。

小さなクリスマスマーケット風のスタンドなどがありました。
サラミ屋さんが見えます。
この前、サラミはデュッセルドルフのクリスマスマーケットで買ったので、ここでは買いませんでした。

確かこの近くに大聖堂があったはず…

ありました。Cathédrale Notre-Dame de Rouen　ルーアン大聖堂です。

前の広場にはクリスマスマーケットのスタンドが残っていました。
クリスマス過ぎてるけど、やってたらいいなと思って調べたのですが、ルーアンはクリスマスの前までの営業でした。

大聖堂の入り口のところが、マーケットが閉まっているためブロックされていて、大きく回って大聖堂に入ります。

ルーアン大聖堂 寺院・教会

キリスト誕生の再現をする人形。クリスマスの飾りです。
ドイツ語だとKrippe　です。

11世紀に建てられた建物で、何度も改修されています。

内陣です。

大聖堂の中にChapelle Sainte-Jeanne d'Arc　聖ジャンヌダルク礼拝堂があります。

この礼拝堂はジャンヌ・ダルクに捧げられています。Max Ingrand　マックス・アングランによるステンドグラスの窓には、ジャンヌ・ダルクの生涯の物語が描かれています。礼拝堂には、1899年から1915年までルーアン大司教を務めたフレデリック・フゼの横臥像が安置されています。この像はGauquie　ゴーキエ（1918年）によって制作されました。

フレデリック・フゼという人は、ジャンヌダルクと関係ない？調べるのは大変そうで調べてません。

Statue de Jeanne d'Arc au bûcher　火刑に処せられたジャンヌ・ダルクの像です。
Saupiqué　という彫刻家が1956年に制作しました。

Saupiquéってヨーロッパで売ってるツナ缶や魚の缶詰の会社？って思ったら、そっちはSaupiquet　でした。似てるぅ。

フランスを救ったジャンヌダルクの最後の様子が説明されています。

ジャンヌダルクが移送されたーアンの関連する場所など。

ジャンヌダルクの生家やジャンヌダルクの短い人生が書かれています。

外に出ました。

モネはたくさん大聖堂の絵を描いていますが、明るい太陽の光の反射する大聖堂が有名です。でも、ルーアン美術館にはこういう天気の大聖堂の絵もあるそうです。

Gros‐ Horloge　大時計のあるところにきました。

大時計台 モニュメント・記念碑

ルーアンのシンボルの大時計。14世紀の天文時計です。

いろいろなところで天文時計というのを見ましたが、正直よくわかりません。

そのすぐそばにある花屋さん。クリスマスの飾りつけです。

大時計の下を通ります。

天気がよくなくて寒いです。
人通りもあまり多くありません。

でも一枚記念撮影。

Église Sainte-Jeanne-d'Arc de Rouen　聖ジャンヌダルク教会に来ました。
そのそばにはカルーセルがありました。いつも出ているのかな。

ジャンヌ ダルク教会 寺院・教会

入り口を探します。
近くにマーケットがあるので、その関係の車なのか車が止まっています。

教会は閉まっていました。
ここも閉まっている。（'A`)
お昼休みのようです。

教会の外にあるStatue de Jeanne d'Arc au bûcher　火刑に処せられたジャンヌ・ダルクの像。

この像はMaxime Real del Sarte　マキシム・レアル・デル・サルト　という人kがRoger de Villiers　ロジェ・ド・ヴィリエという人と一緒に彫刻して1927年に建てたそうです。

La Couronne　レストラン　ラ・クロンヌ。

Place du Vieux Marché　にあるフランス最古の宿屋（14 世紀から存在）です。ここは、木骨造りのファサードがあり、1944 年の爆撃と 1988 年の火災の両方をくぐりぬけました。国王や女王、国家元首、政治家、芸術家、スター、作家、偉大なスポーツ選手が昼食や夕食に訪れたところだそうです。

入ってません。

こういうのは日本が世界で一番古いっていうパターンが多いですね。日本で最も古い旅館は、西山温泉の慶雲館です。慶雲2年（西暦705年）創業とされギネスに認定されています。飛鳥時代から!!
ここいつか行ってみたいなあ。

ラ・クロンヌ 地元の料理

Place du Vieux Marché　旧市場広場にある建物。

1431年5月30日、19歳のジャンヌダルクはこの広場で火刑に処せられました。

教会の横にあるマーケットに入ってみました。
魚屋さんです。
フランスは魚屋さんがおもしろいので、思わず写真を撮ってしまいます。

寒いし、お腹がすいてきたので、通りかかったこのカフェに入りました。
お店の前にクレープのスタンドが出ているので、クレープは食べられるでしょう。
寒いときにお腹がすいているとなおさら寒く感じるわたし。

どうせ食べるならクレープのおいしい店で食べたいところですが、寒いので探すのも面倒でここで食べます。
狭いお店にお客さんがいっぱい入っていました。

食べて一息ついたわー。

ホテルのレセプションで聞いた、よさそうなショッピングモールに来ました。
Docks76です。
町の外れの方にあるので、バスT1に乗りました。

ここにもクリスマスツリーの飾りつけ。
きれいなので写真を撮りました。

くるみ割り人形にある木の兵隊さん。ここでも記念撮影。

ここは服などはあまりおもしろくなくて、雑貨屋さんでクリスマスの模様がついたエスプレッソカップを買いました。

ホテルまで違う経路で帰ろうと思ったら反対方向に行ってしまいました。結局、Gare Rue Verteまで行きバス22に乗りました。

ホテルでネットをして、レストランを探しました。
近くにGlobe Trottersというレストランがあり、ネット予約ができたので、18：45にそこに行きました。
お客さんは最初わたしたちだけでした。

これはそのお店のメニューです。

付け合わせとソースはここから選びます。

他にお客さんが入ってきたので、ほっとしました。
ここはものすごく広いレストランです。
入り口近くの2つのテーブルだけが埋まっています。

思ったのですが、このレストランは団体旅行客向けのレストランなのでは？

やはり旅行者を意識しているような気がする。

赤ワインとお水を注文しました。
おつまみも出てきてけっこういいです。

わたしが頼んだもの。

Poisson du Moment
Pommes de terre Grenaille
Sauce du Gorgonzola

魚は何ですかと聞いたら、鮭というので注文しました。
Grenaille　じゃがいもってなんだろうと思いましたが、小さいじゃがいもでした。
まあ、おいしかったです。

夫は、ミラノ風カツレツを注文しました。
ちょっと火が通り過ぎ？と思いましたが、夫はよーく火が通った肉が好きなのでちょうどいいと言っていました。

デザートも注文しました。

Crème brûlée　クレームブリュレです。
量が多かったです。(^_^)
いや、多いほうがいいんです。

夫はティラミス。
なんかミラノ風とかティラミスとかフランスでイタリアのものを注文しています。

ここは建物の半分がGlobe Trotters、もう片方がFujiya Sushi　というお店でした。
不思議。

霧が濃い中、歩いてホテルに帰りました。

明日は、ブルターニュに向けて出発です。

今回のルーアンはあまりついていませんでした。入ろうと思ったところは閉まっているし、晩ご飯はあまり充実していなかったし。
そういうこともあります。この次に期待です。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

この旅行記へのコメント （2）

• ElliEさん 2025/06/11 16:07:05

  郊外に泊まって、バスで行く

  nekochanさん、こんにちは！
  
  クリスマスとお正月の間は、人混みも一段落して　いい時期かもしれませんね。
  前旅行記に出ていたクリスマスのご馳走は半額でしたものね。
  旅行中の食料として買うっていうのもアリ？！
  チーズの詰め合わせも買ってあとはパンとワインを調達したら、うちならそれだけで十分。部屋食しちゃいます。
  
  もう10年くらい前でしょうか、ルーアンやノルマンディーをドライブ旅行しました。
  大きな街に入るたびに、道に迷ってホテルにたどりつくのが大変で、また出る時も大変だったのを覚えています。
  北米と違ってヨーロッパは、マジで道が入り組んでいる。右に曲がると言われても、曲がる道がいくつもあって、間違ってばかりでした。
  
  郊外に泊まってバスで行くっていうのは良いアイデア！
  今度は、それも含めて日程を立てよう～！
  
  とは、言うものの、ドライバー役の主人は、もう知らないところの運転はイヤダ。って言ってます。私も運転は自信ないし。
  
  ご主人様のダッフルコート姿、かっこいいです！
  nekochanさんもおしゃれ。
  北米だともっとカジュアルでスポーツウェアみたいのしか着ないから、やっぱりヨーロッパの人は素敵だなあって思います。
  北米は旅行行くのに革靴でおしゃれする人なんていません。老若男女、スニーカーオンリー。
  娘がパリで友達に会った時、レストラン行くのにサンダル貸してあげる。って言われたそうです。笑
  
  ははは。変なところに反応しちゃいました。
  
  このあとの旅行記も楽しみにしてます。
  お仕事頑張って！
  

  nekochanさん からの返信 2025/06/11 22:26:01

  Re: 郊外に泊まって、バスで行く

  こんにちは。ElliEさん。
  
  コメントありがとうございます♪
  
  ElliEさんがほめてくれた
  ご主人様のダッフルコート姿、かっこいいです！
  を夫に言ったら、え？自分の写真？ってびっくりしてました。
  でも、イタリア人とフランス人はどこかかっこいいですね～。
  
  ヨーロッパの人も最近はスニーカーですよ。
  わたしは前ヒールを履いていたのですが、足が悪くなってもうそういう靴ははけなくなりスニーカーです。やめられないですね。
  ドイツ人の得意なのは、ビルケンシュトック（系）に靴下、そして短パン。
  これを見るとあーあって思っちゃいます。イタリア人フランス人はしないな。
  
  うちは、フィレンツェに割と大きい車で行ってしまい、ナビの指示に従ったら角を曲がるところにはまってしまって切り返しを死ぬほどしてやっと出たというのがあって、割と大きめの町に行くのはちょっと考えてます。
  ナビも最新ではなかったりで、一方通行なのにここに入れとか行ってきますからね。なかなか大変といえば大変です。
  
  うちの夫あんまり部屋で食べるのは好きではなくて、ルームサービスとかとったことはないです。においがこもるのがいやらしくて。
  でも、実はきょう一時帰国で帰って来てて、一日目は実家のまちのホテルに泊まってます。おそばを食べて帰ってきた後、スーパーでビールと半額セールのお寿司を買ってきてちょっと部屋で食べました。
  おいなりさん二つ、太巻き二つ、巻物三つで3６0円が180円。信じられません。
  おいしさもドイツのスーパーのなんちゃって寿司の２0倍おいしいし。
  わたしと夫がじっくり見ている間に、半額の焼き鳥は全部中国人に持って行かれました。こういうのは中黒人は早いです。
  
  というわけで、試用期間中なのにわたしは休暇を取っています。ははは。
  (一年前から飛行機予約してたし～）
  
  nekochan