2018/04/28 - 2018/04/30
6位(同エリア471件中)
Islanderさん
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2018年のゴールデンウィークはウズベキスタンを旅行しました。ウズベキスタンは19年前に仕事の関係で訪問したことがありました。20年来のウズベキスタン人の友人がおり、いつかは再訪したいと考えていましたが、ビザが必要であることから足が遠のいていました。しかし、2018年2月10日から日本人は30日までの滞在であればビザが不要になりました。これは行くしかないでしょう。
友人に連絡するや否や、友人の知人が営む旅行会社が国内のアレンジをすべてやってくれることに。初めはタシケント、ブハラ、ヒワだけを回るつもりでしたが、せっかくなのでアラル海まで行くことに。列車、飛行機に専用車での移動、宿泊、ガイド、食事を含めた自分1人のための贅沢なスペシャルツアーを組んでくれました。アラル海に行くためにジープを3日間チャーターしたことで、代金は高額になりましたが、お金に代えがたい思い出に残る旅になりました。
【旅行記】
vol.1 タシケントへ(本編)
vol.2 ブハラ編 https://4travel.jp/travelogue/11362834
vol.3 サマルカンド編 https://4travel.jp/travelogue/11365842
vol.4 ウルゲンチ・ヒヴァ編 https://4travel.jp/travelogue/11371504
vol.5 ムイナク・アラル海編 https://4travel.jp/travelogue/11374484
vol.6 タシケントから帰国編 https://4travel.jp/travelogue/11376577
【旅程】
○4月28日 関西空港発19:45(KE2728)金浦空港着21:30<ソウル泊>
○4月29日 仁川空港発15:45(KE941)タシケント空港着19:20<タシケント泊>
○4月30日 タシケント市内(日本人墓地、テレビ塔、鉄道技術博物館)、タシケント駅発18:50(鉄道:アフラシャブ号)ブハラ駅着22:34<ブハラ泊>
・5月1日 ブハラ市内(ラビハウズ、アルク城、スィトライ・マヒ・ホサ宮殿ほか)<ブハラ泊>
・5月2日 ブハラ駅(鉄道:アフラシャブ号)サマルカンド駅、ハズラット・ダブッド洞窟、サマルカンド市内(アフラシャブ博物館、グル・アミール廟、シャーヒズィンダ廟、レギスタン広場ほか)、サマルカンド駅(鉄道:クングラート行き324列車)<車中泊>
・5月3日 ウルゲンチ駅、ヒヴァ(カルタ・ミノル、クフナ・アルクほか)、アヤズ・カラ<ヌクス泊>
・5月4日 ムイナク(歴史博物館、船の墓場)、アラル海<湖畔泊>
・5月5日 アラル海、ヌクス(サヴィツキー美術館)、ヌクス空港(HY018)タシケント空港<タシケント泊>
・5月6日 タシケント市内(ハズラティ・イマーム広場、チョルスー・バザール、友人宅ほか)、タシケント空港(KE942)<機中泊>
・5月7日 仁川空港(KE723)関西空港
【主な費用】
・航空運賃 関西⇔ソウル・仁川⇔タシケント エコノミークラス127,510円(税金などを含む)
・ウズベキスタン国内ツアー代金 1,396米ドル(交通費、宿泊代、食費、ガイド料、入場料などを含む)
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 航空会社
- 大韓航空
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(プロローグ)ウズベキスタンでの滞在は実質7日間。定番のサマルカンド、ブハラ、ヒヴァを訪問。
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(プロローグ)外国人は訪れることが少ない、巡礼地ハズラット・ダブッド洞窟へ。
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(プロローグ)ウズベキスタンの人々の温かいおもてなしを受ける。
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(プロローグ)干上がり続けるアラル海のほとりに辿りつく。
タシケントからアラル海まで約2,000kmを陸路で移動。ハードなスケジュールであったが、ウズベキスタンの友人たちの協力で素晴らしい旅になった。 -
2018年4月28日。関空から大韓航空でソウルへ向かいます。
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乗客のほとんどは韓国人。昨日の歴史的な会談が書かれている新聞を手に取り、熟読する人が目立ちます。
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コールドミールですが機内食が配られます。
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関空から約1時間40分でソウル金浦空港に到着。今晩はソウルで泊まります。
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金浦空港の地下鉄に向かう地下道で展示されている竹島(独島)のジオラマ。
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地下鉄4号線で3駅目、パルサン駅で下車。駅から徒歩3分のホテルルイスブリッジに泊まります。新しいホテルで快適。
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朝食は近くの食堂でビビンバ(5,500W)を頂きます。
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地下鉄で金浦空港駅へ。金浦空港からは空港鉄道A'REXで仁川空港に向かいます。各駅に停まるので結構時間がかかりました(金浦空港から第2ターミナルまで45分)。
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チェックインは自動化されてます。Eチケットであればパスポートを読み込ませるだけで手続きが進みます。今回購入のチケットは格安チケットで事前座席指定ができず、中央列の内側席と最悪の席になりました。
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出発時間まで時間があるので昼食にします。非制限エリアの地下1階にある韓国料理のフードコートでコムタン定食(9,500W)を注文。大韓航空のクルーもここで食事をしています。
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出国手続きはスムーズでしたが搭乗口までは遠く、歩き疲れました。
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定刻より20分程度遅れて出発しました。機材はA330。エコノミークラスのシートは2-4-2の配列です。左右両側に乗客がいて窮屈です。
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機内食は魚料理をチョイス。キムチのように見えるのはタラのトマトソース煮。辛くないです(個人的には辛い方がいいですが)。タラは韓国で人気がある魚と聞いたことがあります。
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食事の後は昼寝&映画タイム。到着の1時間前頃にリフレシュメントとして温かいピザ又はおにぎりが配られました。
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着陸前には夕陽で赤く染まった雪の山脈が遠くの窓越しに見えました。仁川空港から約7時間でタシケントに到着しました。飛行機はいわゆる沖どめで、バスでターミナルビルまで移動。入国手続きに時間がかかることを覚悟していましたが、肩すかし。イミグレ通過、荷物の受け取りと通関(所持金2,000米ドル相当未満は申告不要)を終え、20分ほどでターミナルから出ることができました。以前は到着から1時間以上かかった記憶があります。ビザが不要になったことを含め隔世の感がします。
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ウズベキスタンでは空港、駅での写真撮影は固く禁止されています(警察官がいなくてもカメラで監視されているそうです)。よって市内へ向かう車内の写真に飛びます。
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久しぶりの友人との再会。フランス大使館近くのカフェ(オススメです)で肉入りパイと紅茶をいただきながら話が弾みます。友人はムスリムなのでアルコールは抜きです。
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新市街の中心部を友人の案内で歩きます。建物は最近建てられた迎賓館
(Palace of International Forums)。ドイツの建築技術で建築された巨大かつ絢爛豪華な建物。壁面にはサマルカンドのシェルドル・メドレセに書かれた人面が描かれています。 -
チィムール広場。左後ろのスクリーンのように見えるのはウズベキスタンホテルの建物。巨大なプロジェクターで映像が写し出されています。
ティムール広場 広場・公園
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月夜に浮かぶティムール像。14世紀の後半に西アジアを支配したティムールは今のウズベキスタンでは英雄となっています。
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今日の宿、Stable Visitor Hotelに到着。中級ホテルですが新しいホテルで快適。Wi-Fiも使えます。日本・韓国とウズベキスタンの時差は4時間。長い一日が終わりました。長旅の疲れもあり爆睡。
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朝食。ウズベキスタンでもカーシャ(写真右下・牛乳で仕上げた粥)は朝食の定番のようです。
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午前中はホテルでゆっくりしました。一晩お世話になったStable Visitor Hotel。
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昼から専用車でタシケント市内を回ります。まずは現地通貨のスムへの両替のため銀行へ。100米ドルを両替すると札束を渡されました。レートは1米ドル=約8,000スム。
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日本人墓地へ。ヤッカサライ・モスクЯккасарой жомеъ масжидиに隣接する霊園の一角にあります。第2次世界大戦後、ソ連に抑留されウズベキスタンに連行され、強制労働にあたった日本人は2万3千人にも及びました。この場所は抑留中、タシケント周辺でお亡くなりなった87名の日本人のお墓です。日本から持参した酒をお供えしました。
日本人墓地 モニュメント・記念碑
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強制労働にあたった日本人のうち884人の方々がウズベキスタンでお亡くなりになりました。ウズベキスタン国内には日本人墓地が各地にあります。ここには、各地で亡くなられた日本人の慰霊碑もあります。
日本人墓地 モニュメント・記念碑
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昼休みで中抜けしてきた友人と職場近くのレストランでランチ。
カフェ ブハラ その他の料理
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このスープはとても美味しかったです。
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ウズベキスタン料理の定番、シャシリク。ビールが飲みたくなります。
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友人を職場に送って、英語の話せる旅行会社のスタッフのガイドでタシケント市内を回ります。テレビ塔に登ってみます。テレビ塔に登るには手荷物は入り口のロッカーに預け、金属探知機による検査を受ける必要があります。
タシケント テレビ塔 建造物
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アプローチの通路には世界の主なタワーの模型があります。東京タワーもありました。
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タワー1階のエレベータホール。タシケントのテレビ塔はソ連時代の1985年に完成。高さは東京タワーよりも高い375メートル。完成当時は世界第4位の高さを誇っていました。
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地上約100メートルの場所に展望台とレストランがあります。展望台からのタシケント市内の眺め。タシケントは過去に大地震があったことから高層ビルは少ないとのことです。
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テレビ塔周辺には大きなスポーツ施設もあります。
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テレビ塔近くの遊園地を一周するリフトに乗りました。
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リフトと言いながらも、平地を横移動するための乗り物です。
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狭い搬器に立ったまま乗ります。高所恐怖症の方は控えた方がいいと思います。
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「日本庭園」が見えてきました。
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日本庭園には見えません。
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遊園地にはスリルがありそうなジェットコースターもあります。約20分で乗り場へ戻ります。結構な早さで動いているので降りる時は少々勇気が要ります。
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タシケント駅の近くにある鉄道技術博物館へ。
鉄道技術博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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ソ連時代に活躍した機関車が展示されています。
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動輪が5つもある巨大な蒸気機関車。
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3,000馬力のディーゼル機関車。
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ソ連国鉄の紋章が誇らしげ。
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2階建て客車も展示されています。どのような用途に使われていたのかは分りませんでした。
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1949年製造の客車用蒸気機関車のP36形。3,070馬力、最高速度125kmと蒸気機関車とは思えない性能。この鉄道技術博物館は鉄道に興味のある方にはオススメしたい場所です。ただし案内板はウズベク語とロシア語です。
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友人の仕事が終わるまで少々時間があるのでカフェで一休みします。チョコレートチーズケーキを食べました。
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仕事を終えた友人と合流。ブハラまでは友人と旅することになります。友人が荷物を取りに行くために一旦友人の自宅に向かいます。
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タシケント駅を18時50分に出発するブハラ行きの超特急「アフラシャブ号」に乗車。
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アフラシャブ号はウズベキスタンが誇る高速列車。車両はスペインのタルゴが製造し輸入されたもの。一軸台車のため、線路の継ぎ目の通過音がリズミカル。
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エコノミー車ですが無料でサンドイッチと紅茶が配られます。
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時速160?230kmで在来線と同じ線路を走行します。タシケントを出発し、途中サマルカンドとナボイに停車します。ブハラまでの所要時間は約3時間45分。揺れは少なく快適です。(vol.2 ブハラ編 https://4travel.jp/travelogue/11362834 につづく)
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この旅行記へのコメント (2)
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- batfishさん 2018/05/21 22:10:38
- 貴重な旅記録ですね
- Islanderさん こんばんは!
GWはウズベキスタン探訪だったのですね。
現地のご友人プロデュースの素敵な旅になったことと思います。
多分私にとっては未知の国で終わりそうなウズベキスタン、
旅行記を楽しみに拝見したいと思います。
そう言えば、勤め人時代にウズベキスタンからの研修生が
きている年がありました。きれいな方達だったことを覚えています。
batfish
- Islanderさん からの返信 2018/05/22 10:24:25
- Re:貴重な旅記録ですね
- コメントありがとうございます!!
念願がかなってウズベキスタンを再訪することができました。ウズベキスタンの人々は日本に対して古くからシルクロードでつながったアジアの一員として親しみを持っています。また、戦後ソ連に抑留された日本人が過去の大地震にも耐えた建物を建てたことからも日本を尊敬してくれます。外国人観光客の受け入れを近年は積極的になっていて、ホテルやレストランのサービスも以前に比べるととても良くなっています。開発は進みつつありますが、素朴な親日国であることには変わりありません。是非一度訪問されることをお薦めしたいです。
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