2018/05/01 - 2018/05/05
25位(同エリア30件中)
gogo-taiwanさん
- gogo-taiwanさんTOP
- 旅行記169冊
- クチコミ1090件
- Q&A回答178件
- 424,546アクセス
- フォロワー33人
数年前から行きたくてたまらず、でも天候次第でなかなか上陸の難しい硫黄島。
今回やっとたどり着くことができた。
この島に来たかったのは一番は温泉が目当てだったが、それ以外でも私は結構色々と見た狩りです。
20代の頃は一人でサハラ砂漠まで行って親指なくしかけたりなんてこともあった。
まあ私のことはどうでもいいや。
とりあえず、この島、火山が現役で存在しつつ、3人で島流しにあったのに最後は自分だけ取り残されて
絶望のまま37歳で生涯を閉じた俊寛の流刑地だったり、実は壇ノ浦で海に身を投げて亡くなったとされる
安徳天皇が生き延びてひっそり生きていた島だったり、自然はジオラマちっくで歴史もドラマちっくなのです。
他にも西アフリカのベニンから伝わったシャンべ、野良クジャク、TVの取材でちょくちょく有名人が来てる、
島民の半分が公務員、秘境と言われてる割に上下水道完備、移住してくる人もちらほら居る、
なかなか個性的な島です。
そんなわけでみしま綜合開発センターが港の左手側にあるので、そこで
電動アシスト自転車を借り、民宿ガジュマルのお母さんの情報網を駆使して2泊3日の滞在中に
周り倒しました。
グーグルマップにも出ていないところにも行ってきました。
うーむ、また行きたいなあ!
秘境の割に結構快適な島です。探検初心者さんも安心していらしてください。ただし、天候に左右されることはあるので、最低1日分の食料は持ってきた方がいいです。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 2.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 船 徒歩 Peach
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
硫黄島の港を降りてから、左手の崖っぷちの下に建つのが絶望の俊寛像と、みしま開発総合センター(観光案内所も兼ねてます)。雨の日に行くと本当悲壮感がありますが、館内はWiFiも飛んでますし、係りの人も親切です。
-
港から歩いてくるならこんな感じで見えるかと。ピンクの建物の奥でキャンプができます。他に冒険ランドいおうじま、もあるのですが、港から約1kmの坂道を上がることになるので、荷物がたくさんある身ならこっちでもええかー、って気になります。設備状況も悪くないし。
-
はい、今度は硫黄岳をバックです。
以前、歌舞伎役者の中村勘九郎さんがこの銅像の前の赤茶色の浜辺にて
この演目を演じられたそうで、その向こうには草履が乗ってる石碑があります。 -
これがその時の記念日。何か書いてありますね。
-
って、読めない!
-
俊寛像と読めない石碑の間にあったやつは、ちゃんと読めました。
1000年くらい前なら、上下水道は完備されてないし、まあ温泉はあるけど、
農業もタケノコだけじゃないかなー。いったい何食べて、何してたんだろう? -
みしま総合開発センターの裏がキャンプ場なのです。
私はここで電動アシスト自転車を借りました。
9時から17時まで:1300円
半日:800円
まる一日中乗せてくれないのは、夕方に職員さんが帰るまでに充電するからなのです。ついでに雨の日は貸してくれません。
民宿がレンタカーとして自家用車を貸してくれることもありますが
台数が限られてたり、お客さんのためのタケノコ掘りに出かけるのに使用しているので、事前に民宿とは話をつけておきましょう。 -
港近くの手前に見えるのが稲村岳。後ろが硫黄岳。
-
さて、前日の疲れがいまいち取れなかった私。朝10時にやってくるフェリーみしまの
港を攪拌する様子を恋人岬から観察しようと思いました。電動アシスト自転車に乗るけど、ものすごい絶壁ですから、そ子を上がる道も恐ろしいほどの坂です。
電動アシスト自転車じゃなければメタボ40代には無理っす。 -
あんまり傾斜のきつさが映し出せないのが悔しいです。
-
振り返るとこんな感じで硫黄岳と稲村岳稲村岳と竹林が見えます。
-
この心臓破りの坂道の中腹で、もうフェリーみしまの汽笛が聞こえました。だめだあー岬の先端までもう間に合わない!
-
黒島から戻る船なので、あんまり荷物もないらしく、かなりささっと出て行ってしまいます。
-
ああーフェリーが行ってしまーう!
-
俊寛と同じポーズで坂の途中から行かないで、するが意味もなく。
-
フェリーが外海に出てしまいました。このフェリーに同じ宿だった僕ちゃんが乗ってたのですが、もう相当凄い波で揺れたそうで、わずか40分の航海中に本当に履いている人がいたそうです。私は大雨の中航海で結構揺れてましたが、それ以上だったとか。翌日黒島に一緒に乗船した時に教えてくれました。
-
フェリーが行ってしまったので、もうちょっとペースを落として坂を上がっていきます。空港と恋人岬の分岐点を過ぎたところから、なんか北海道っぽい景色が。でも、竹なんですよ。。。
-
これ、今年の暑中お見舞いの背景に使っちゃおっかなー。すでに島にいるとすら思えません。
-
さらに坂を上りきったところで海が見えました。手前は牧場らしいです。牛は見当たりませんが道のいたるところに牛糞が落ちてました。
-
シャッターの速度が数秒ずれると日が差してます。
-
牛がいないから、ここが滑走路のハズレか?と思ってたら牧場の敷地内だったみたい。牛が居ないなー。
-
そんなわけで、さらに進んで、岬橋までやってきました。ヒィー風きつい!
ここまで30分前に来ていれば、フェリーの港の攪拌がバッチリ写せたのに残念。 -
悔しいので港とは反対側を覗き込みます。こういう地形を見て毎回思うけど、大物回遊魚がいそう、落ちたら死ぬな。。。
-
岬橋の港側に立つ。まだ悔しいので、港とは反対側の岬の先端を見ています。
-
とりあえず観光客なので鳴らす!
-
岬橋のちょこっと離れたところにありました。
ならしたら、願いが叶うかもよ、くらいの御利益でしょうか。 -
そんでもって、ベストスポットの港の茶色の濁り方指南の案内。
全面が濁るか、真ん中が濁らないかは風向きによるんですねー。 -
その案内標識を見ながら眺める港。今日は北西の風が強いとのことです。
-
晴れてて島内の山のシルエットはしっかり見えます。
-
さっき登ってきた、矢筈岳の崖のところ、なんで二色にきっちり分かれてんだろ?
そして、崖の真下にプールまで完備されてるみしま綜合開発センター。
しまだと水泳の授業は海でするもんだと思ってたのにー。 -
こっちは恋人岬の先端。幸せの鐘。一人で鳴らします。
もっと真面目に貯蓄してくれる人と再婚できますように。 -
屋久島まで見えるかと思いましたが、さすがに無理でした。にしても台風並みの風が吹いています。本当の台風の時はかなりやばそうな場所です。
-
かなり硫黄岳と目線が揃って来たところでレンズ最大に絞って頂上付近を撮影します。
ガスが出てますねえー。 -
恋人岬を後にして、今度は空港の方に行ってみます。お、やっと牛が見えてきた。
-
遠くでくつろぐ牛。
-
冬場の日向の猫のように動きやがらない牛。
-
それにしても牧草も、竹がびっしり生えてきてて、この辺りは松が竹に負けたようです。
-
なんか夏の北海道のような景色です。
-
竹に負けた立ち枯れの松林と硫黄岳。北海道のようだけど、ここは鹿児島県の硫黄島。
-
空港までの道はさらに、でこぼこのガタガタ道でした。空港見学の後、大浦湾もこの道を通りました。
-
なんか日本じゃない景色。
-
北海道っぽいです。鹿児島県ですが。
-
牧草と竹が混じるように生えています。のどかに見えて、実は過酷な生存競争が繰り広げられています。
-
ここは滑走路じゃないのです。牧場です。
-
で、空港は、、、、し、しょぼすぎる。。。
管理人さんが一人だけいました。
お土産は売られていません。 -
民宿ガジュマルのお母さんが、
「ここは誰も住んでないけど、景色が綺麗で海の水も一番綺麗なところよー。
お弁当ならそこで食べるほうがいいわよ~」と勧めてくれたので来てみたが
ここも景色がダイナミックすぎる。。。 -
ここも太古の昔火砕流でこうなっちゃった、な説明らしい。本当わかりやすくダイナミックですね。
-
案内板の通りの光景。
-
海がシケてる時は、ここは船の避難所にも使われてるのよー。と
民宿のおかあさん言ってたが、この入り江に入る前に岩に叩きつけられて船は粉微塵になると思う。 -
お母さん無理っすよ、渦巻いてるし、ここでお弁当は怖くて食えませぬ。
-
ウミガメもいる、とのことだが見ているだけで引き込まれそう。
-
でもあの岩のあたりは貝とかウニとか結構取れそうだなあ~。
-
本当は下まで降りれるようになってます。てか、潮が飛び散ってるのでカメラは潮をかかぶりたくないので、ここでもう弁当開けちゃえ。
-
というわけで、民宿ガジュマルのお母さんに500円で作ってもらったお弁当をいただきます。笹の葉っぱでもなければバナナの葉っぱでもない。すでに葉っぱから興味がそそられます。
-
おにぎりと魚とか唐揚げとかウィンナーとか卵焼きとかたくあんとか。
はい、登山向けのお弁当でした。いただきまーす!と思ったらものすごい風でたくあんが海へ飛ばされていきました。 -
夏はここで泳ぐ人もいますが、階段の中腹でももう潮が上がってくるので、下まで降りる気にはなりません。
-
大浦湾を引き上げて、元来た道を戻ります。
矢筈岳の牧草畑を見てちょっとホッとします。 -
しかし、本当景色が北海道っぽい。。。
-
アップにしても鹿児島県というより夏の北海道、長野県という感じでしょうか。
-
牛は本来怖がりなので、カメラなど向けるとお尻を向けるものなのですが、
ここの牛は好奇心の強い奴がいまして、近寄ってくる。 -
人懐っこいかと思えば、間合いをとってじっと見てくるので、警戒&臨戦態勢なのかもしれません。こちらも刺激しないよう、さっさと撤退します。
-
牛と大浦湾に別れを告げて矢筈岳横の坂道を降りて、今度は島の北側へ。
5月4日のこの日は前日にフェリーから降りて上陸した人たちはほとんどが鹿児島港へ
戻るフェリーに乗って行ってしまい、この日に自転車でウロウロしてたのは、
私、ハネムーン中カップル、小さい娘さん二人おんぶで自転車で回るご一家、の
合計7名。みんな行くとこ同じで、挨拶しあいます。なんか登山みたい。
でも硫黄岳は立ち入り禁止なので、周りちょろちょろ、時々写メるだけです。 -
先の旅行記にもあげてますが。茶色の泡がテンション下がるウータン温泉。
そう言えば、初日に民宿ガジュマルに泊まってた温泉同好会お兄さん4人組が
「ここはぬるかったなー」と言ってたのを思い出しました。 -
平家跡の高台と、駐車場。車で来ている人はいません。
先客で娘さんおんぶで回ってるご夫婦に記念写真撮ってもらいました。 -
平家跡から眺める、人が住んでる竹島。
こっちも本当は気になります。ガジュマル生息地の北限らしいです。 -
平家跡駐車場からの眺め。この道を下って、左側の砂利道へ行けば秘境中の秘湯、穴の浜温泉へいけます。まあその様子は、先の旅行記で見てね。5月4日の穴の浜温泉もクリアできちゃった私は、ふらふらと坂本温泉に向かってたのですが、坂本温泉まで行く道中、硫黄岳側の道沿いで道草食ってました。
-
これが道草の理由。なんと!野イチゴがあるんです!黒い羽蟲がタカっているのが
一番美味しく、黒い羽蟲を追い払って食べてました。
甘みがなんか和三盆のように柔らかくジューシー。
あ、全然お腹はなんともなかったです。 -
野イチゴ食べてて、硫黄岳のことなんか忘れてましたよ。
でも記憶にないのですが、どうやらこの時の私、必死に頂上付近のガスを
撮ろうと躍起だったみたいです。 -
硫黄岳の麓もやっぱり竹が侵食してきております。
って竹ってよく燃えるの知ってた?
噴火して火砕流とかマグマとか来ちゃったらそこらじゅう大火事だろうなあ。。。 -
平家跡からウータン温泉までの間で撮影したらしい。そう、この地点だと、北西の風が吹いてたので硫化硫黄ガスは流れてこないのでーす。
-
坂本温泉もやっぱりテンション下がります。の帰りにクジャクが本当に
道を歩いている。。。 -
5月5日は帰る日ですが、フェリーは黒島から朝にやってくる便ではなくて、
お昼過ぎに鹿児島からやってくるフェリーに乗るので、お昼まで時間があります。
そこでやっと、歴史的なところも見ておこうという気になった私です。
歴女か?スー女か?と言われたらスー女の方なので。
武将より力士萌えなのでー。ついでにこの島には力士になりそうな体型の男子は
見かけませんでした。
あ、ここは三島小中学校です。 -
みしま綜合開発センターの存在を上陸するまで知らなかった私。
だって、グーグルマップに乗ってなかったんだもん。
民宿ガジュマルのお母さんが受け入れてくれなかったら
ここで泣きついて野宿するつもりでした。 -
しっかし、台湾南投県の霧社の仁愛国民小学校といい、ここの学校もいい場所に立ってるなあー。西風や北風が遮られるので、冬それほど寒くなさそうだ。
しかも跡で知ったが、校庭の隅っこに時々というかしょっちゅうというか
野良クジャクが遊びに来るそうで。
いーなー!いーなー! -
そんな三島小中学校の道を挟んで向かい川にあるのが、壇ノ浦に破れて海に身を投げて崩御されたと言われる安徳天皇が生き延びてこの地に逃れて、寿命を全うしたお墓が残る。
-
両サイドは椿でアーチのようになっております。
なんか奥ゆかしいなぁ。おまけに地面は苔がフワフワ。 -
椿のアーチを進んで左手にあるのが安徳天皇と、その家臣たちのお墓。
-
ちゃんとどの位置の墓石が誰のお墓かを説明してくれてます。
-
やっぱりセンターは安徳天皇。
-
今は昔のやんごとなき方の視線はどうかと、振り返って撮影。
うーむ、硫黄島にきているとは思えない。京都の嵐山や大原っぽいぞ。 -
でも、はたと気づく。本当の安徳天皇だったら、ここの墓石は宮内庁の管轄になるんでは?民間人の私が勝手に入って写真バシャバシャ撮ってていいの?
後で民宿ガジュマルのお母さんに聞いたら、「以前は、我こそが正統な天皇家のものなり。と言われてた人が住んでたのだけど、全部引き払って本土の方に移住してしまったからねえー。島の人はみんな本当の天皇さんだと信じてたのよ。」と困ったような答えだった。 -
賑やかに並ぶ墓石のエリアから離れたところに、安徳天皇の奥さんだった
櫛匣局のお墓があるというのでそちらにも足を踏み入れた。
正直、異世界へ通じるような雰囲気でドキドキする。 -
ひええ、ここ本当に硫黄島かぃ!
-
ここの地面はフカフカの苔に覆われている。
多分、竹がその方が生えにくいのだろう。
しかし、それに抵抗して顔を出すたけのこ。 -
多分こんな小さい島に綺麗な女性ってほぼ居なかっただろうし、安徳天皇との間に
男の子も生んでいる奥さん。大事にされてたとは思うけど、なんでこんなに
墓石は旦那さんと離れて奥まったところにあるんだろう? -
しかも、目の前にかなり立派な黒松が生えてるし。
-
でも、安徳天皇の墓石よりかは立派な感じがします。
お供え物も安徳天皇より多いかも。
島民の支持はこっちの方が高いのかも。 -
黒松が横に生えているということは、「老けずにあなたを待つ」っていうメッセージでしょうか?
-
二泊三日滞在して思うのは硫黄島の一番頂点に立つのは竹!
次に椿>ガジュマル>>>ウルシ>>>>>松 -
安徳天皇墓石から次に俊寛庵目指します。
途中でも、ここは嵯峨野か?と錯覚するような嵐山っぽい道を通りました。 -
電動アシスト自転車も入れて撮影。遠くでクジャクの声が
ミャーと聞こえる。 -
俊寛庵の入り口に到着。
ここから自転車やバイクで乗り入れは禁止です。
なぜなら苔が傷むから。苔が傷んだら、そこから竹が侵食して
ついには人が入れなくなるから。 -
で、やっぱりここも入り口には立派な椿の木が生えていました。
-
そいでもって、ここも絨毯のようにフカフカの苔の道を進みます。
-
本当に嵯峨野と異空間で繋がってんじゃないの?
-
苔がないと、細い竹がびっしり生えて、それが柵のようになって人が入れなくなってしまうんですよ。あと、竹藪も適当に間引きをしないと、たけのこが細くて
食べ甲斐があるサイズが育ちません。
この島、クジャクが畑を荒らすせいで、ほとんど畑をしません。
この気候なら、間引きした竹でえんどう豆やきゅうり、トマトなど蔓っぽい野菜に
ふんだんに行かせるのになあー。 -
島でやっぱり当番制で、竹とか間引きはしてるみたいですが。
-
まあもう本当こんな感じで150mくらいは奥に入ったような。虎が出てきたらアウトだなと思いました。(硫黄島には虎もクマもいません)
-
俊寛、絶望の人生が紹介されています。
1000年前にここで暮らすって、どんなんでしょう。。。 -
本当にこんなところに住んでたのか?
というくらい、薄暗くてじめっとした感じ。
絶対植樹するために後世の人たちがわざとここに作った感じがする。
小屋の中には御神体らしき石が祀ってありました。 -
嵯峨野じゃないの、硫黄島なの。俊寛も船を見送ってから、とぼとぼとこんな道を帰ったのでしょうか。。。
-
1000年前なら、京の都とこの島は海外くらいの差があったと思います。
せめて鹿児島県本土に上陸させてあげればよかったものを。
平安時代の平均寿命なんか40そこそこなんだし。。。 -
民宿ガジュマルのお母さん、一時期はここの山の神様へお参りしていたそうで。
今は足が悪くなり、数段登る石段が辛い、、、と話してたので、まだ時間があったのでお母さんの代わりにお参りしてきました。 -
一応鳥居があるので神社になります。
-
硫黄島島民の神様といえば、ここなのかもしれません。
-
民宿ガジュマルのお母さんの代わりにきましたよー。
お母さんが、またやってこれるように、足をこれ以上悪くさせないで
元気でいさせてください。 -
境内から、鳥居の向こうに見えるのは矢筈岳。
-
さて時刻は11時。一応野宿することになっていたら。。。の
考察に冒険ランドいおうじまも偵察に行きます。 -
なんだー!?すごく施設充実してるっぽいぞ!
-
シャワー棟もあるそうな。。。
後ろに見えるのは稲村岳。 -
矢筈岳に光が当たっていい感じなので撮影。
-
結構ここはここで良さそうですね。
-
冒険ランドいおうじまの裏手の道は稲村岳の登山道につながってました。が!
-
上の写メ地点からさらに山側に100mいったところですが、その道中の椿林に
すだれのように尺取虫がぶら下がって、風になびいていてぞっ!
一応登山道につき、ハネムーン中ご夫婦のものと思しき自転車が停まってるのもあるので、ちょっと登ってみようかと思ったのですが。 -
山頂まで420m。この時、民宿ガジュマルの男物サンダルだった私。
登りもきついけど、下りも絶対にきつそうです。 -
一応、50mだけノボてみましたが、この竹林が途切れると。。。
-
椿林に変わり、そして、ここでも尺取虫がぶらぶら目の前2mの地点で揺れてます。
ヒィ!帰ります! -
帰り道、行きしなよりも尺取虫のブラブラが増えてます。
ちょっと脇道に見えた神社に避難します。
ここの神社は平安時代よりも、さらに古い時代の逸話があります。 -
隋の国から父をなんとか帰国させたものの、この島で力尽きた軽野大臣。
びっくりするほど質素な祠で賽銭箱もない。
誰かが困ったのか、切り株の上に五円玉を置いていったのを見かけました。 -
はい、もう一回ガジュマルへ戻ります。
-
民宿のガジュマルの周りは本当にガジュマルが多いです。
-
こっちもガジュマル。
-
ガジュマルに気を取られていたら熊野神社が。
これ、俊寛や他に流された人が、この島にいても京の都の時と同じように
お参りできるように作られた神社です。 -
うーむ、確かにルートが似てます。
ついでに、硫黄島にある「那智の滝」は水は一滴も流れてません。 -
硫黄島の熊野神社参道。
-
硫黄島メインストリートから見た熊野神社の横っ腹はこんな感じ。
-
生き延びた安徳天皇に王子ができたのですが、この島では帝王教育もできずじまい。
それで臣下に下ってしまったのかもしれませんね。
三種の神器があったらなあー。 -
熊野神社本殿、実は今改装中。
-
本殿の裏の林の中にいましたー。白いクジャク。
-
前日は、木々が邪魔でうまく姿がとらえられませんでしたが、5日の最後の日、フェリーがくる10分前に、港の裏をのんびり歩いていました。
そしてどうやら、他の方の旅行記にもある白孔雀メスと色付きクジャクのオスの番で間違いなさそうです。
結構長年連れ添ってるカップルのようです。 -
こちらが白孔雀の側の木の上にいたオス。
鶏のようにちょこっとだけ飛べるので、夜は安全な木の上で眠るようです。 -
しっかし本当、木が邪魔で撮りにくいなー。
-
ではガジュマルを見ながら民宿へ荷物を取りに行きます。
-
ここもガジュマル。
-
あっちこっちガジュマル。
-
駐在さんの手前の家もガジュマル。
-
空き家にしたらすなわちガジュマル。
-
ガジュマル、菩提樹とは木の幹が似てますが、葉っぱは違います。
ガジュマル、何に利用できるのでしょうか? -
私の泊まってるところは民宿ガジュマルだけど、こっちは別の民宿硫黄島。
こっちはフェリーの中でいびきかいて寝てたら、隣でやっぱりいびきかいて寝てたお兄さんが泊まりに行ってた方。島内の民宿は一律同じ感じです。 -
さ、そろそろガジュマル回りも終了しましょう。
-
ついでに集落にあったもの。
-
人の形をしていないお地蔵さん。
内地の私の感覚だと、これは墓石だなあー。 -
こんなものもあった。
この島で、開発されていない状態だったら、これはキツイだろうなー。 -
港に面したところにも何かいわくありげな墓石なのか石碑なのかがあった。
-
奥の建物がみしま綜合開発センター。お世話になりました。
自転車を返しに行きます。 -
荷物はガジュマルのお母さんが車で届けてくれるというので、徒歩で港へ向かいます。
-
次来るときはスコップ持ってきて、ここで指宿っぽく砂蒸しやりたーい。
もうお分かりでしょうが、赤茶色なのは海底温泉のお湯が海水に反応して起こる
科学変化です。ここの砂浜は10cm掘ったらあったかいのです。 -
退屈するかと思ったら二泊三日全く退屈しなかった。
ああ、名残惜しいなー。 -
這々の体で上陸した時と違い、爽やかに晴れ渡ってます。
-
硫黄島、温泉も良かったし、民宿ガジュマルのお母さんの話はいろいろと面白かった。上下水道完備だし、この島本当に凄いです。
ガジュマルのお母さん、また来るときまで元気でいてくださいね。
あ、ガジュマルの宿泊料金ですが、
一泊6500円。朝夕食付き。
トイレ共同ですがウォシュレットあり。お風呂共同。無料WiFiあり。
部屋は4畳半、6畳、8畳、10畳の大部屋があり
現在は1日のお客さんは10人までしか受け付けていません。
お昼のお弁当は前夜の8時までにお母さんに注文してください。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
日本国内+九州沖縄地方
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
硫黄島・黒島・竹島(鹿児島) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 日本国内+九州沖縄地方
0
150