2018/04/23 - 2018/04/24
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motogenさん
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今宵の宿泊地「道の駅・奥伊勢おおだい」のすぐ近くには温泉はありません。
途中の阿曽温泉に寄ります。
海山からの距離はおよそ50km。
紀北町までは紀勢自動車道で、その後は42号一般道でやって来ました。
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 自家用車
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三重県では、カーブの続く山道も、子どもが飛び出す可能性大の民家の密集する場所でも、制限速度は50kmとなっています。
50km制限では60kmで走るのが常識ですので、頑張って60kmのスピードで走りますが、それでも後続車がずらりと並んでしまいます。 -
カーブの続く山道では、恐くて40kmも出せません。
そんな道路を、地元の人は60km以上でぶっ飛ばして行くのです。
我が静岡では、これらの道は、当然40km制限、または30km制限のはずです。 -
そんな道路でしたが、事故も起こさず阿曽温泉に到着できました。
「えっ、こんな所なの・・?」
田舎のど真ん中です。
建物も、昔の村役場みたいです。
聞けば、廃校をリフォームしたのだとか・・ -
建物に負けず劣らず、人々も素朴です。
受付のおじさんとお姉さんは、初対面の私たちにも、まるで隣の住人のような気軽さで対応してくれます。
緊張気味で入り口をくぐったのですが、居心地が良いのです。
高齢者なので400円と、割安にしてくれるのもありがたく、 -
うろうろと中を見て回ります。
元は学校だったことが、廊下を見ても分かります。 -
脱衣場も湯船のある場所も教室ですから、それほど広くはありません。
お洒落でもありません。
天井には木造の骨組みが見えています。 -
お客は地元の人たちばかりで、地元の言葉で農作業の話などを喋っています。
お湯は薄茶色に濁っています。
素朴な、素朴な、憩いの場です。 -
「あ~、いい湯だった。」
血圧を計ってみると、いつもは高血圧要注意の瀬戸際ですが、今日は120~72と正常も正常です。
ますます嬉しくなってしまいました。 -
目的地までは8~9km。
途中の「道の駅・木つつ木館」を見学しました。
6時を過ぎているので、建物は閉まっています。道の駅 奥伊勢木つつ木館 道の駅
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隣接してコンビニがありますが、
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森に包まれた瀧原宮の隣で、不気味なほど人の気配のない場所てす。
阿曽温泉で出会った、北海道からやって来たというキャンピングカーが、1台停まっているだけで、他には車中泊をしようとしている車なんていません。
事前に調べておいた「道の駅・奥伊勢おおだい」まで移動します。 -
そこから数km、「道の駅・奥伊勢おおだい」はマックスバリュと隣り合っていました。
広大な駐車場に戸惑います。
周囲は山ですが、ここだけ都会です。道の駅 奥伊勢おおだい 道の駅
-
反対側にあるのは公共施設のようで、ここにもも広い駐車所があって、道の駅との境はありません。
-
マックスバリュ、道の駅、公共施設と並んでいますが、停まっている車はわずかで、空きスペースだらけです。
どこに停めようか・・?
あっちこっちと移動してみますが、落ち着きません。 -
何はともあれ、マックスバリュで食料を仕入れることにして、
-
休憩所で安らぎの夕食です。
地域グルメや、有名レストランとは無縁のスーパーの惣菜に、女房はつまらない顔をちらっと見せますが、私はこれで大満足。
こんな暗い場所も、車中泊旅行にはふさわしいと元気いっぱいです。 -
時間は早過ぎるけど、就寝とします。
軽飛行機が飛べるような広い駐車場に、数台しか車は停まっていません。
寂し過ぎます。
無用心です。
2台ほど停まっている隣に移動して、一夜を明かすことにしました。 -
何事もなく朝になりました。
5時前の朝はまだ薄暗く、静まりかえっています。 -
一人でぶらぶらと散歩していると、すぐ近くに駅を見つけました。
三瀬谷駅との案内板があります。
無人駅のようです。
ここは左右が山に囲まれていて、その間を宮川が流れ、紀勢本線と42号線と紀勢自動車道が並行して走っています。 -
明るくなってくると、女房も起き出してきて、
-
朝食です。
今日はこのまま家に帰るだけですが、
「熊野古道のお土産を買ってない・・
海山の道の駅で、買っておけばよかった・・」
と女房が泣き言を言います。
マックスバリュには、そんな土産は売っていません。 -
カーナビの指示従って帰ります。
「有料道路は除く」としてあるせいか、松阪、津に出るまでは複雑なルートをたどりました。
津の町中は信号で渋滞状態。
懐かしの三重大学の前も通りました。 -
コンビニにも入ってみますが、熊野古道の土産になるようなものを売っているはずもなく、
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そのうち、細かな雨が降ってきました。
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そのまま名古屋を通過して、岡崎近くの「道の駅 にしお岡ノ山」で休憩。
道の駅 にしお岡ノ山 道の駅
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この道の駅は上り線専用で、少し先に下り線専用の「道の駅・筆柿の里」あります。
入口と出口が分かりにくく、逆走しそうです。 -
ここでも土産を探しますが、三重や和歌山の土産などあるはずがなく、野菜を買うだけでした。
-
高架道路のバイパスが一時途絶えました。
カーナビに案内されたのは23号一般道路で、バイパスが復活する道路ではありませんでした。
豊川や豊橋などの街中を通るものだから、信号ばかりで渋滞気味。
パナソニックのしっかりしたカーナビなのに、こんなことがあるのか!
カーナビが万全ではないことを知りました。 -
次の休憩地「道の駅 潮見坂」にやって来た時には、雨も本格的になりました。
すごい車が停まっていましたが、雨の中ではじっくり観察することもできず、道の駅 潮見坂 道の駅
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レストランや、
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特産物売り場をのぞいただけで、雨の中を我が家へ帰るだけです。
-
振り返れば、私たちは幸運に恵まれていて、珍布峠や馬越峠を歩く時も、那智の滝や灯台でも、晴れ渡った空の下でした。
感謝、感謝!
と紀伊半島の旅をしめくくります。
4日間の走行距離950km、使ったガソリンは47リットル弱、エブリイの燃費は20kmを上回っていました。
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