2018/04/21 - 2018/04/21
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motogenさん
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ぎっしり詰まった女房の予定表をいじくり回し、無理やり4日間の空白を作らせて、紀伊半島に出発します。
伊良湖から出る伊勢湾フェリーを使えば楽だけど、名古屋・四日市を回る陸路を選びました。
それも高速道路を使わずに一般道です。
最初の車中泊は、松阪の山奥にある「道の駅・飯高駅」と決めました。
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 自家用車
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-
カーナビに飯高までと打ち込むと、高速道路で3時間、フェリーを利用すると4時間、一般道路では5時間と出てきます。
時速80km以上で走ることが苦手な私たちは、全て一般道路で行くつもりです。
途中休憩を入れたり渋滞を考慮すれば、8時間は覚悟します。
早起きをして6時前に家を出て、浜名湖の今切口の浜名大橋までやってきました。
おおっ!
素晴らし良し! -
海辺に一人の釣り人が立っています。
歌になりそうな情景です。
出発したばかりの私たちは、希望に満ちています。 -
「道の駅・潮見坂」が見えてきました。
道の駅の見学も旅の目的の一つで、どんな道の駅なのかと立ち寄ってみます。 -
駐車場に車を止めるとバイクの若者が
「お早うございます!」
と元気な声で挨拶してくれました。道の駅 潮見坂 道の駅
-
日本一周を目差す若者で、今日は3日目です。
昨夜はここで一夜を明かし、前日は「道の駅・富士」に泊まったようです。
これから太平洋側に沿って九州まで、そして日本海側を北上して北海道・・
と、わずかな荷物だけで2ヶ月の長旅。
その勇気に圧倒されてしまう、気持ちの良い若者に出会えました。 -
時刻は7時前。
道の駅の施設はまだ開いていないのに、 -
駐車場にはたくさんの車が停まっています。
-
周辺にレストランはなく、日帰り温泉もありません。
車中泊には少々不便ですが、広々とした太平洋が見渡せ、潮の香りに満ちたこじんまりした道の駅です。 -
一般道を走るので、信号や渋滞での遅れを覚悟していましたが、国道1号に昇格した浜松バイパスや浜名バイパスは、すいすいと走れました。
潮見坂バイパスの先にある国道23号線も、とんでもなく素晴らしい道路です。 -
信号もなく、青空の下をまっしぐらに走るだけです。
前にも後にも車の姿はわずかです。
おやっ?
ここでこの道路を降りてしまうのか?
カーナビはそんな指示を出します。 -
指示に従ってバイパスから降り、
-
右折や左折をして行きます。
カーナビ任せであったため、どのように走ったかは記憶が薄く、後日調べると、247号線、473号線を経て、 -
再び23号高架バイパスに登りました。
この間は、バイパスが途切れていたのでした。 -
再び整備された自動車専用道路をまっしぐらに走り、
-
途中、「道の駅・筆柿の里・幸田」に立ち寄ります。
時刻は8時。
計画より30分早く到着しました。 -
下り線専用の道の駅で、大型車34台、普通車38台収容の駐車場と、それほど広くはありません。
道の駅 筆柿の里 幸田 道の駅
-
レストランもこじんまりしています。
-
食券メニューを見ると、ラーメン類がおよそ600円、定食類が7~800円台とまずまずの価格です。
-
直産コーナーには、特産品の筆柿の土産物、地元の野菜、三河湾の海の幸、日本酒や焼酎、味噌・醤油が並べられています。
しかし筆柿って何?
干し柿の一種かな? -
青果直売所のテントもありましたが、
-
視線を釘付けされたのは、この真っ赤なホンダのS660です。
カッコいいなあ!!
思わず近寄ります。
おやっ?
すぐ後に白いS660が・・ -
赤も白も同じナンバーです。
友人同士なのか、兄弟なのか、それとも会社の車なのか・・?
この車、後部のデザインがゾクゾクします。
一部手作りで、大量生産ができないと聞いていますが、値段も驚くほどです。 -
良いものを見せてもらったと興奮しながら、再び23号バイパスに飛び込みました。 車の数が増えてきて2車線となりましたが、後続の車に追われます。
時速80kmほどで走ることになりました。 -
高架道路の真下を走ります。
大都会を走っているようで、すごく緊張します。
名古屋の中心付近なのかと思いましたが、まだ名古屋の手前で、伊勢自動車道の下でした。 -
名古屋港に近い場所のようです。
3車線となりましたが、どの車線を走れば良いか分らず、中央を走ります。
緊張して周りを見る余裕などありません。 -
木曽川を渡ります。
名古屋の中心付近は渋滞気味で、ゆっくり走れましたが、ここまで来ると80km走行です。
-
しだいに工場地帯となりました。
キリンのような巨大なクレーンが見えます。
信号が増え、渋滞が始まりました。 -
もくもくと、白い煙を吐き続ける煙突が乱立しています。
石油コンビナートの四日市です。
青い空は薄れていますが、空気は臭くありません。
公害対策がしてあるのでしょう。
うっとうしいのは渋滞です。
信号ばかりです。 -
渋滞で30分ほど時間をロスしましたが、郊外に抜け出しました。
鈴鹿付近のバイパスを快走し、 -
『道の駅・津かわげ』にやって来ました。
23号線からは3kmほど離れた場所にあります。
時刻は11時と、予定時刻より1時間も早い到着でした。 -
23号の中勢バイパスに隣接していて、
駐車場もだだっ広く、周囲は山です。 -
グーグルマップのストリートビューで見ると、ここに道の駅はなく山です。
道の駅が作られたのは最近なのでしょう。
土日は混み合っていて満車状態だと聞きましたが、何のことはなく、余裕充分でした。 -
車を利用した販売所や、
-
海産物の網焼きの露店などがあって、華やかです。
-
「見て、見て! すごく安いよ!」
女房の指差すところにバナナが積んであります。
近くのスーパーで安売りしているバナナより安いです。 -
メダカも売られています。
別の場所でも、メダカの販売所を見ました。
ここはメダカの産地なのでしょうか。 -
館の中でも豊富に特産品が売られていて、なかなかお得な価格です。
でも家まで持ち帰ることは、ちょっと無理。 -
お土産を探す女房ですが、今日はまだ初日で、
うろうろと見物しましたが、結局は何も買わずに、帰りの日にしました。
そして後悔することになりました。 -
道の駅にも小さなレストランはあったのですが、筋向いあるコンビニで、
-
昼食にしました。
私は親子丼、ダイエットに励む女房は野菜サラダと稲荷寿司です。 -
本日の宿泊地、『道の駅・飯高駅』に向かいます。
近鉄津の駅の前を通過して、松阪で進路変更すると、 -
いつしか166号線となりました。
全てカーナビ指示のままなので、どうなっているのか分かりません。
しかしカーナビもそんなに利口ではなく、もっと効率的な道路があるようです。 -
美しい岩が続く川に沿って走ります。
ゆるやかな登り坂です。
早朝から7時間半が経過し、視力が落ちてきた気がしますが、その疲れを癒す自然の美しさです。 -
目的地までは残り数km・・
という時に、ふいに現れたのが『道の駅・茶倉駅』でした。
予定にはない道の駅ですが、立ち寄ってみます。道の駅 茶倉駅 道の駅
-
川に沿った小さな高台の上に建っていて、
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とにかく景色が素晴らしく、
-
吊り橋なんかもあって、NHKの「小さな旅」の世界に来たみたいです。
-
山村の小さな道の駅だというのに、レストランには客がいて、
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テラスでも、弁当をつっつく人たちがいます。
-
もちろん地元の物産物のお店もあって、
-
天気も良く、幸せに包まれる道の駅でした。
-
ここまで無事にやって来れたことに感謝。
さあ、今日の最終目的地はすぐ近くです。
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