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初めてのハノイ街歩き。<br />とりあえずタンロンを目指して半ばあてずっぽで歩きていく。

2018.3ベトナム・ハノイの旅(3)~「ドンスワン市場」「戦争博物館」「レーニン公園」

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2018/03/10 - 2018/03/19

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HOUKOU

HOUKOUさん

初めてのハノイ街歩き。
とりあえずタンロンを目指して半ばあてずっぽで歩きていく。

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  • (2018/3/11 旅行2日目)<br />ハノイで初めて迎える朝。<br />バルコニーから街の様子をうかがう。<br /><br />雨は降っていないが曇天のようだ。<br />昨夜はほとんど機内食だけだったのでさすがに腹が減った。

    (2018/3/11 旅行2日目)
    ハノイで初めて迎える朝。
    バルコニーから街の様子をうかがう。

    雨は降っていないが曇天のようだ。
    昨夜はほとんど機内食だけだったのでさすがに腹が減った。

  • 宿代に含まれている朝食を取りに行く。<br />レストランは半地下にあり,その客室数の少なさを物語るこじんまりとした食堂であった。<br /><br />ブッフェスタイルであるが,卵焼きと麺類はオーダー式らしい。<br />スクランブルエッグと「フォーガー(鶏肉フォー)」を注文する。<br />フォーはホーチミンの時以来だから,18年ぶりぐらいである。<br /><br />久しぶりのフォーは旨かった。<br />フォーにはライムと唐辛子が必ず添えられるが,それが全体の味を引き締め,なかなか飽きのこない味わいをだしている。<br /><br />

    宿代に含まれている朝食を取りに行く。
    レストランは半地下にあり,その客室数の少なさを物語るこじんまりとした食堂であった。

    ブッフェスタイルであるが,卵焼きと麺類はオーダー式らしい。
    スクランブルエッグと「フォーガー(鶏肉フォー)」を注文する。
    フォーはホーチミンの時以来だから,18年ぶりぐらいである。

    久しぶりのフォーは旨かった。
    フォーにはライムと唐辛子が必ず添えられるが,それが全体の味を引き締め,なかなか飽きのこない味わいをだしている。

  • 今回の旅は見学する場所は大体リストアップしているが,どの日に何をするということはほとんど決めていない。<br />その日の行動は,前日または当日の天気,体調,気分で決めるつもりだ。<br /><br />まだ土地勘のないハノイなので,今日はタンロンなど市内の定番観光から始めるつもりであるが,私のクセでつい足の向くまま歩いてしまう。

    今回の旅は見学する場所は大体リストアップしているが,どの日に何をするということはほとんど決めていない。
    その日の行動は,前日または当日の天気,体調,気分で決めるつもりだ。

    まだ土地勘のないハノイなので,今日はタンロンなど市内の定番観光から始めるつもりであるが,私のクセでつい足の向くまま歩いてしまう。

  • ホテルから北よりの方向に歩いて行くと大きな建物が見えてきた。<br />ここが観光名所ともなっている有名な「ドンスワン市場」らしい。<br />

    ホテルから北よりの方向に歩いて行くと大きな建物が見えてきた。
    ここが観光名所ともなっている有名な「ドンスワン市場」らしい。

  • 内部に入ってみると吹き抜けがあり,真ん中にカラフルにライトが当てられた噴水が。<br />なんとなくこの感覚,色使いがベトナムらしいなと感じる。<br />

    内部に入ってみると吹き抜けがあり,真ん中にカラフルにライトが当てられた噴水が。
    なんとなくこの感覚,色使いがベトナムらしいなと感じる。

  • 1階吹き抜け周りではお土産も売っていたが,それ以外は服や生活雑貨の店がぎっしりと並んでいるだけで,別になにも見るものはない。<br />お土産品の値段感覚も全然できていないのでここは一通り見るだけにする。<br />

    1階吹き抜け周りではお土産も売っていたが,それ以外は服や生活雑貨の店がぎっしりと並んでいるだけで,別になにも見るものはない。
    お土産品の値段感覚も全然できていないのでここは一通り見るだけにする。

  • 再び街歩き。<br />ところどころにミニ公園があり,必ずと言っていいほど共産圏特有の社会主義的リアリズム風の彫刻が置いてある。<br />そしてそれらはほとんど全部が戦争をテーマにしたものだ。<br /><br />どの国でもその国の歴史の半分は戦争の歴史である。<br />日本は島国であり,陸続きの国々からみたらまだ平和な歴史と言えるかもしれない。<br />特にベトナムと較べれば。<br /><br />ベトナムの場合,特にほとんどその全歴史を通して中国との戦争,緊張にさらされてきた。<br />南部ではクメールなどとの軋轢があり,今のベトナムが形作られたのは比較的近代になってからである。<br />さらにフランスの植民地,日本の支配を経て,第2次大戦後フランスとの戦い,祖国統一のための南ベトナム・アメリカとの戦い,そしてまた中国との中越戦争と続く。<br /><br />戦争の碑の題材に事欠かくはずがないのである。<br />

    再び街歩き。
    ところどころにミニ公園があり,必ずと言っていいほど共産圏特有の社会主義的リアリズム風の彫刻が置いてある。
    そしてそれらはほとんど全部が戦争をテーマにしたものだ。

    どの国でもその国の歴史の半分は戦争の歴史である。
    日本は島国であり,陸続きの国々からみたらまだ平和な歴史と言えるかもしれない。
    特にベトナムと較べれば。

    ベトナムの場合,特にほとんどその全歴史を通して中国との戦争,緊張にさらされてきた。
    南部ではクメールなどとの軋轢があり,今のベトナムが形作られたのは比較的近代になってからである。
    さらにフランスの植民地,日本の支配を経て,第2次大戦後フランスとの戦い,祖国統一のための南ベトナム・アメリカとの戦い,そしてまた中国との中越戦争と続く。

    戦争の碑の題材に事欠かくはずがないのである。

  • その内南北を走る大きな通りに出た。<br />歩き方の地図をタブレットで確認すると,この通りを南に行くとお目当ての「タンロン」や「戦争博物館」にたどり着くことができそうだ。<br /><br />さすがにこの大通りは距離があったが,まず「戦争博物館」の入り口にたどり着いた。<br />ホーチミンでもそう感じたが,戦争の爪痕はこの国の貴重な観光資源ともなっているのだ。<br />そして,フランスを撤退させアメリカに屈しなかった証であるこうした展示物はベトナム人の誇りともなっているのだろう。<br /><br />切符を買って屋外展示から見ていく。<br />機首に14個の撃墜マークを付けたMIG21戦闘機。<br />実際14機のアメリカ軍飛行機を撃墜したそうだ。<br />

    その内南北を走る大きな通りに出た。
    歩き方の地図をタブレットで確認すると,この通りを南に行くとお目当ての「タンロン」や「戦争博物館」にたどり着くことができそうだ。

    さすがにこの大通りは距離があったが,まず「戦争博物館」の入り口にたどり着いた。
    ホーチミンでもそう感じたが,戦争の爪痕はこの国の貴重な観光資源ともなっているのだ。
    そして,フランスを撤退させアメリカに屈しなかった証であるこうした展示物はベトナム人の誇りともなっているのだろう。

    切符を買って屋外展示から見ていく。
    機首に14個の撃墜マークを付けたMIG21戦闘機。
    実際14機のアメリカ軍飛行機を撃墜したそうだ。

  • アメリカ空軍の攻撃機「スカイレーダー」<br />プロペラ機であるが,機械的信頼性に優れジェット機が主流になったベトナム戦争でも活躍した。<br />単発機としては非常に大きい。<br />運べないものはないと言われるほどの武器搭載量を誇った。<br />

    アメリカ空軍の攻撃機「スカイレーダー」
    プロペラ機であるが,機械的信頼性に優れジェット機が主流になったベトナム戦争でも活躍した。
    単発機としては非常に大きい。
    運べないものはないと言われるほどの武器搭載量を誇った。

  • アメリカ軍機の残骸を積み上げオブジェとしたもの。<br />手前のジェットエンジンはB52のものである。<br /><br />ちなみに私は小学~中学にかけて,今でいうミリタリーおたくだった。<br />さきほどの「スカイレーダー」も一目で名前を思い出すこともできた。<br />主な興味の対象はWWⅡのドイツ軍だったのだが,このB52は戦後アメリカの戦略ジェット爆撃機であるが,その巨大で無駄のないデザインに大いに興味をそそられプラモデルを組み立てたこともある。<br /><br />今は知らないが,当時航空機プラモデルのスケールはほとんどが「1/32」と「1/72」であった。<br />「1/72」の普通の戦闘機といえば手のひらに乗るぐらいの小ささであるが,この組みあがった「1/72」のB52の巨大だったこと。<br />それはいまだに鮮明に覚えている。<br /><br />このオブジェはB52だけでなく,プロペラ機も含めいろんな飛行機の残骸でできているようだ。<br />

    アメリカ軍機の残骸を積み上げオブジェとしたもの。
    手前のジェットエンジンはB52のものである。

    ちなみに私は小学~中学にかけて,今でいうミリタリーおたくだった。
    さきほどの「スカイレーダー」も一目で名前を思い出すこともできた。
    主な興味の対象はWWⅡのドイツ軍だったのだが,このB52は戦後アメリカの戦略ジェット爆撃機であるが,その巨大で無駄のないデザインに大いに興味をそそられプラモデルを組み立てたこともある。

    今は知らないが,当時航空機プラモデルのスケールはほとんどが「1/32」と「1/72」であった。
    「1/72」の普通の戦闘機といえば手のひらに乗るぐらいの小ささであるが,この組みあがった「1/72」のB52の巨大だったこと。
    それはいまだに鮮明に覚えている。

    このオブジェはB52だけでなく,プロペラ機も含めいろんな飛行機の残骸でできているようだ。

  • 屋内展示を見てみる。<br /><br />ベトナムの歴史については全然詳しくないので,展示品の意味や由来はほとんどわからない。<br /><br />勉強しようと思っても,人名や地名が漢字由来にも関わらずカタカナやアルファベット表記になっているため,固有名詞が非常に覚えにくい。<br /><br />この像は「呉権(ゴー・クエン)」。<br />長年の中国の支配に反旗を翻し,呉王朝をたてた。<br />

    屋内展示を見てみる。

    ベトナムの歴史については全然詳しくないので,展示品の意味や由来はほとんどわからない。

    勉強しようと思っても,人名や地名が漢字由来にも関わらずカタカナやアルファベット表記になっているため,固有名詞が非常に覚えにくい。

    この像は「呉権(ゴー・クエン)」。
    長年の中国の支配に反旗を翻し,呉王朝をたてた。

  • これはその時の「白藤江の戦い」の戦況図なのだろう。<br /><br />それは地形を利用した巧みな戦いだったようで,後にアメリカ軍を追い出したゲリラ戦の萌芽みたいなものがこの時代すでにあったのかとも感じる。<br /><br />

    これはその時の「白藤江の戦い」の戦況図なのだろう。

    それは地形を利用した巧みな戦いだったようで,後にアメリカ軍を追い出したゲリラ戦の萌芽みたいなものがこの時代すでにあったのかとも感じる。

  • 「軍事博物館」の向かい側はレーニン公園。<br />レーニンの銅像など初めて目にするものだ。<br /><br />実質資本主義化した中国以上に,その雰囲気に社会主義色を感じないベトナムであるが,建前上はマルクス・レーニンは崇敬の対象から外されていないようだ。<br />

    「軍事博物館」の向かい側はレーニン公園。
    レーニンの銅像など初めて目にするものだ。

    実質資本主義化した中国以上に,その雰囲気に社会主義色を感じないベトナムであるが,建前上はマルクス・レーニンは崇敬の対象から外されていないようだ。

  • 公園にはきれいな花が咲いていた。<br />まだまだ寒さが続く日本から来た身,そして心がささくれた身からしたら,何と心和む光景であろう。<br />久しぶりに癒された感を味わった。<br />旅に出てよかったかもしれない・・と思えた瞬間であった。<br /><br />

    公園にはきれいな花が咲いていた。
    まだまだ寒さが続く日本から来た身,そして心がささくれた身からしたら,何と心和む光景であろう。
    久しぶりに癒された感を味わった。
    旅に出てよかったかもしれない・・と思えた瞬間であった。

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