2018/01/15 - 2018/01/15
134位(同エリア370件中)
佐藤C作さん
諸事情により有給休暇を消化しなければならなくなり、急遽決まったボスニア行き。昨年(2017年)11月に上海へ行ったばかりで立て続け感ありましたが、これ幸いにと出発。
ボスニアと聞くと紛争のイメージが強く、まだあちらこちらにその傷あとが残されていますが、人々は今は穏やかに暮らしている様子。本当に殺し合いしていたの???というほど皆温かく親切でした。
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おはようございます。時刻は朝の七時半です。
日本では疲れ気味の私も、旅に出ると別人のごとく元気。
朝も基本的に早起きしお散歩に出ることもしばしば。
Hostel Kod Kemeにスーツケースを置き、一泊分の荷物を持って今日はモスタルへ移動。
お散歩がてら、駅へ向かいます。
早速視界に飛び込んでくるは【Tasli Han】。1543年に建てられた寄宿舎跡。度重なる火事のため今は壁の一部が残っているのみ。
ホテルエウロパの前庭にあります。 -
寒い。
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【イエスの聖心大聖堂(Cathedral of Jesus' Sacred Heart)】前でサラエボのバラを発見。
ボスニア・ヘルツェゴビナ戦争の間、平均して一日に330発の砲弾が撃ち込まれたそう。お水やパンなどの配給を待っている民間人の列への攻撃も容赦なく、1425日続いたサラエボ包囲で11541人が亡くなりました。うち85%が民間人。
まさにこの場所で人が亡くなった悲しみを忘れないようにと作られたのがこのサラエボのバラ。 -
くぼみの部分には赤のレジンが流し込まれています。
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マーシャル・チトー通りを西へ。
社会主義国にみられる無機質な建物。 -
こちらも。
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途中、モスクがありました。
【Ali Pasa Mosque】
1560年にオスマン帝国のブダペスト統治者の知事の遺産として建てられたもの。
イスタンブールの典型的な建築に倣って設計。こちらもサラエボ包囲で大きなダメージを受けたとのこと。 -
赤十字のマークと、荒廃する前の建物の写真が掲げられていました。
こちらも戦争で廃墟になったのかな? -
遠くに煙が。
湯布院を彷彿とさせます。 -
【スナイパー通り】。
ここでは、女・子供・老人さえも、動くものは何でも撃ち殺されました。 -
壁には砲弾を受けた跡が。
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このビルにも。
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大きな穴がぼっこり。
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もう言葉がでません。
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【St.Joseph's Church】(左)
隣のアパートの壁にもかなり多くの砲弾の跡。人々の恐れや悲しみを考えると胸が締め付けられます。 -
その向かいには、中国バブルを彷彿とさせるギラギラの商業ビル。上層階にはswissotelがオープンする予定。
今後経済が発展し、このように古いものが壊されて新しいものが作られるたびに、戦争なんてわすれさられてしまうのでしょう。そこで何が起こったのか自分の目で見たくて、今回は傷跡の残るサラエボに来たのです。 -
さらに西へ。
戦争中も営業し続け、世界各国のジャーナリストが宿泊したことで有名な【旧ホリディ・イン】。
現在もHOTEL HOLIDAYとして営業中。
中をのぞきたかったけど、このあとモスタル行きのバスに乗るので今回は素通り。 -
あちこちで見かけるこの顔、誰だろう。
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サラエボ市内を走るトラム。
2016年春にポーランドを旅行して以来、てつたびにもちょっとハマり、自身にもちょっとテツの気があるかもしれないことに気付く。乗るのも撮るのも。
こちらはかなり古そう。 -
トラムその2。
細身に角のまるい窓がかわいい。 -
サラエボ中央駅。
無機質で入りにくいイメージ。 -
ちょっとのぞいてみると、呑気な絵が。
ほとんど人はおらず、がらりとしていました。モスタル行きは07:00頃と18:00頃の1日2便。すでに08:35。自動的に選択肢から外れます。 -
バスターミナル。
サラエボ中央駅に向かって左側にあります。 -
窓口。
英語通じるかどうか怪しかったのですが、外人が来たらほとんど行先はモスタルなんでしょう。 -
モスタル行きは一時間に一本。
09:00発のチケットを購入。20マルカ。 -
改札を通り中へ。
プラットホームの様子。
小さな売店とカフェはありますが品揃えはあまり充実していないので、改札を通る前にあるショップでお買い物したほうが〇。
(“PERON”って、ポーランドに行った時も駅構内の案内板に書いてあった気がするのですが、言語は近いのかな?) -
ありました、モスタル行き。
景色を堪能するため最前列をゲット。 -
いい感じ。
1マルカで買ったパンもおいしい。
Konjicという町で、ドライバーさんや乗客も降りて、タバコ休憩。 -
そこを過ぎると、こんな風景に。川の色がエメラルドグリーンでとてもきれい。
小雨ふってきた…
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