2018春松山旅行ぞなもし　Day３　最終日

2018/04/08 - 2018/04/10

初めて40年前に来て、それ以来２度目の松山。
高校の同級生でクラスのマドンナＵさんが松山の人で、帰省中だった彼女に思い切って電話し３年ぶりの再会を果たし、松山城などを案内してもらいました。お元気でお過ごしと思います。
３日目は夜の便で帰宅予定でしたので、大街道からいよてつパスを利用して、陶器の街「砥部」を歩いて気に入った普段使いの器を買いました。地元の方に教えてもらった美味しい蕎麦にも巡り合いました。
松山グルメの最後は、大街道の老舗フルーツパーラーで蜜柑のトロと言われる「せとか」を味わう事が出来ました。
今回の旅で感じたのは、松山の方は総体的に人当たり良く親切ということでした。瀬戸内に面した温暖な気候に所以するとは実感します。

エリア 松山(愛媛)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 高速・路線バス 船 ANAグループ 私鉄 徒歩

２回目の朝食に向かいます。
１３階のエレベーターホール＝スタイリッシュです。

ＣＡＮＤＥＯＨＯＴＥＬＳ 松山大街道 宿・ホテル

エレベーターホールからフロントへのアプローチ。
向かって左側が男性スパ（大浴場）、右側が女性スパがあります。

ＣＡＮＤＥＯＨＯＴＥＬＳ 松山大街道 宿・ホテル

フロントからの眺めも良いですね。

ＣＡＮＤＥＯＨＯＴＥＬＳ 松山大街道 宿・ホテル

昨日とは別サイドに席を取ります。
天気も良くとても気持ちいい朝食タイムが送れそうですね。

ＣＡＮＤＥＯＨＯＴＥＬＳ 松山大街道 宿・ホテル

私は洋食主体、奥さんは和食主体のご飯です。
そういえば祖父と祖母もこんな感じでした。
歴史は繰り返す？

ＣＡＮＤＥＯＨＯＴＥＬＳ 松山大街道 宿・ホテル

荷物をフロントで預かって貰い、10時少し前のバスで陶器の街「砥部」へ向かいました。約40分少しで「砥部焼伝統産業センター」で降り、少し歩くと「砥部焼伝統産業センター」が見えて来ました。
ココで窯元の情報収拾をしようと思います。

砥部焼伝統産業会館 美術館・博物館

入館すると砥部焼の地球儀壺が目に付きました。

砥部焼伝統産業会館 美術館・博物館

この辺りは名匠作成の高額な作品です。
スタッフの女性に徒歩圏内の窯元と食事処を伺いました。
地図をいただき丁寧に説明したくださいました。
感謝です。

砥部焼伝統産業会館 美術館・博物館

地図を頼りにぶらぶら歩いて行くと春の里の風景が心和みます。

陶器の街を象徴する煉瓦積みの煙突。

センターから徒歩10分強、陶彩窯に到着。
今回はギャラリーを持っている窯元を巡ります。

続いて大西陶芸。
こちらは観光列車伊予灘ものがたりの食器を担当しているそう。
（満員で今回は乗車叶いませんでした！）

猫店長「もも」ちゃん。
自由気ままに店内を歩き回っています。

こちらで娘へ茶碗を買いました。
その後、青花窯で息子の茶碗と湯呑み購入。
酒蔵で女将さんに砥部焼の簡単なレクチャーを受けました。
（こちらには簡単な砥部焼ギャラリーがあります。そして週末にはカフェも）
門戸は広く作陶者の作風を自由に反映できるのが砥部焼ですが、販売が巧みな窯元は繁栄し、そうでないところは衰退する経済原則が生きているようです。
女性作陶者も多く、大西さんでは父、娘、息子、息子嫁とそれぞれに作風が違うものの相乗効果で勝ち組の一つだそうです。

食事処を何箇所か教えていただきましたが、
暑かったので「冷たい蕎麦」の気分でした。

手打ち蕎麦処 富そば グルメ・レストラン

おしゃれなネオ民芸風蕎麦店「富そば」に入ります。

手打ち蕎麦処 富そば グルメ・レストラン

出された蕎麦茶をいただきながら、お品書きを見ます。
せいろ、とろろ、雉かけorせいろの３種類。セットのそばづくしと甘味の蕎麦がきぜんざいとシンプルな構成。
女将さんの勧めに従い、私がせいろもり三段、奥さんがせいろもり二段を発注。

手打ち蕎麦処 富そば グルメ・レストラン

都会にあっても遜色ないインテリア。

手打ち蕎麦処 富そば グルメ・レストラン

奥の額には河島英五「野風僧」の一節が墨書されていました。
ご主人がお好きなんでしょうね‥。

手打ち蕎麦処 富そば グルメ・レストラン

床にも砥部焼の欠片が埋め込んであります。

手打ち蕎麦処 富そば グルメ・レストラン

お待ちかねのせいろ蕎麦が来ました。
手打ちの中太麺で若干の不揃い感が良いですね。
つゆはあまり濃くない鰹出汁。
白葱と本山葵が薬味に添えられてました。
「１枚は少ないですよ」と言われましたが、神田藪蕎麦の１.５倍はありました。
二段が普通盛り、三段が大盛りといった感じです。
なかなか美味しいお蕎麦だと思いました。
嬉しかったのは、蕎麦湯が熱々だったことで、オススメに従い七味を振っていただきました。

手打ち蕎麦処 富そば グルメ・レストラン

入店した時は私たちだけでしたが、徐々に客足も伸びて来ました。
看板も砥部焼でお洒落な感じです。

そういえば街を歩いていて、砥部焼表札を掲げる家を何軒か見かけましたね。

手打ち蕎麦処 富そば グルメ・レストラン

最後に松山ー高知を結ぶ国道傍にある「砥部焼観光センター炎の里」で自分用の器を探します。
こちらには多くの窯元作品が展示販売されていています。

砥部焼観光センター炎の里 名所・史跡

私はタンブラー（龍泉窯）、奥さんは丸皿（陶彩窯）、茶碗（竹山窯）を購入しました。
楽しい陶器の里巡りとなりました。

砥部焼観光センター炎の里 名所・史跡

こちらはパーキングエリアも兼ねているようです。

砥部焼観光センター炎の里 名所・史跡

松山市内ー砥部間は30分ごとにバスが走っています。
松山市内へ戻ります。

砥部焼観光センター炎の里 名所・史跡

いよ立花駅で郊外線（横河原線）に乗り換えます。
恐らく15～20分早く松山市駅に到着できるのではないでしょうか。

いよ立花駅 駅

オレンジ色も鮮やかな700形（旧京王5000形）が入って来ました。

いよ立花駅 駅

松山市駅まで２駅。
いよてつ高島屋地下でお土産を購入しました。

いよてつ高島屋 百貨店・デパート

今回最後の観光スポット「坊っちゃん列車ミュージアム」。
面白いことにスターバックス店内奥にありました。

スターバックスコーヒー 松山市駅前店 グルメ・レストラン

ミュージアム内に椅子もあり、ここもスタバの一部です。

スターバックスコーヒー 松山市駅前店 グルメ・レストラン

夏目漱石先生もこの小さい蒸気機関車に引かれた列車に乗ったのでしょうか？
私の記憶だと以前は道後温泉駅にあったような気がしています。

スターバックスコーヒー 松山市駅前店 グルメ・レストラン

最後の松山グルメ。
老舗「フルーツパーラーみしま」へ。
大街道電停からすぐのところにあります。

フルーツパーラーみしま グルメ・レストラン

せとかパフェ！＠950、気になります。
蜜柑のトロと呼ばれるそうで、堪能したくなり発注！

フルーツパーラーみしま グルメ・レストラン

せとかサンド＠750、気になりました。
小腹も空いていたので、これも発注！！

フルーツパーラーみしま グルメ・レストラン

すぐ近くのカウンターで若女将らしき女性が調理をしていましたが、
果実をカットしている時から芳香が漂って来ました。
せとかは甘味スッキリで粒感が薄い（それでトロか！）蜜柑でした。
軽やかな生クリームと良く合います。

フルーツパーラーみしま グルメ・レストラン

物凄かったのが「せとかパフェ」！！
蜜柑トロの果実を満喫出来ます。
カットも見事で甘皮が口に残りません。
中のアイスクリームも軽め淡麗で果実の良さを壊しません。
旨し！旨し！！旨し！！！
見事でありました。
あまりの美味しさにせとか２個と清見タンゴール１個を買ってしまいました。

フルーツパーラーみしま グルメ・レストラン

ホテルへ戻って荷物を受け取ります。
松山城に再訪を誓いました。

ＣＡＮＤＥＯＨＯＴＥＬＳ 松山大街道 宿・ホテル

オレンジの市内電車にもお別れです。

ＣＡＮＤＥＯＨＯＴＥＬＳ 松山大街道 宿・ホテル

ホテルのエントランスを出て、徒歩1分の大街道バス停へ。
空港リムジンで松山空港へ向かいます。

ＣＡＮＤＥＯＨＯＴＥＬＳ 松山大街道 宿・ホテル

空港にはシャンパンタワーならぬ、蜜柑ジュースタワーがありました。
ジュースは常に流れ続けています。
蜜柑に溢れた楽しい３日間でしたね。

松山空港 空港

コンパクトで使いやすい空港です。
この後、３階にある「スカイラウンジ」で少し休憩してリフレッシュ。

松山空港 空港

MYJ19:30-HND21:00のスケジュールでしたが、
羽田へ向かう航空路が混雑のため、管制官指示により20分ほどディレイとのアナウンス。
帰りの便（ANA/NH598）も、ボーイング787-800です。
実際にアナウンス通りとなり、19:50出発、21:20羽田到着となりました。

松山空港 空港

#63ゲートに到着。
旅の最後は母校の看板にお出迎えされました。
空港からは奥さんの言に従い、リムジンバスで自宅に戻りました。
丸々３日間目一杯楽しんだ感のある松山旅行ぞなもし。

※ちなみに件の同級生Ｕさんによると、「～ぞなもし」と言っていたのは彼女の祖父母世代（明治生まれ）だそうです。子供時代に見たテレビアニメ「いなかっぺ大将」のニャンコ先生のイメージが私世代には強いようです。

羽田空港 第2旅客ターミナル 空港

この旅行記へのコメント （6）

• ももであさん 2018/07/26 19:58:00

  せとかパフェ

  とってんぱーの にゃん ぱらりっ
  
  旨そうだぞな、もし！！

  capriさん からの返信 2018/07/27 08:46:36

  Re: せとかパフェ

  ももであさん
  
  せとかパフェ最高でした！
  季節限定だそうです。
  コメントありがとうございます。
  
  Capri

• エヌエヌさん 2018/06/30 16:45:18

  こんにちは

  来週再度松山へ行くことになりまして・・・
  記事のせとかパフェにすごく惹かれました。
  
  食べてきます。

  capriさん からの返信 2018/06/30 17:59:59

  Re: こんにちは

  エヌエヌさん
  松山旅行いいですね。
  
  是非せとかパフェお試しください。
  旅行記を楽しみにしております。
  
  Capri

  エヌエヌさん からの返信 2018/06/30 18:26:56

  Re: こんにちは

  capriさま
  
  ありがとうございます。(#^.^#)

• HAPPINさん 2018/05/17 10:28:15

  懐かしく拝見しました

  capriさん、初コメント失礼いたします。
  また、私の拙い旅行記にいいね！頂きましてありがとうございます(^^)
  
  松山３～４年前に旅をしました。なんだか懐かしい風景を見せていただいて嬉しくなりました。伊予鉄のレポートもふんだんで楽しませてもらいました。
  どうもありがとうございます。