2017/08/08 - 2017/08/17
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みーみさん
今年はオットー・ワーグナー没後100年になります。
ウィーンに残るワーグナーはじめ、セセッションや、「装飾は罪悪だ」と言ったアドルフ・ロースなど、当時の革新的な建築巡りです。
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イチオシ
まずは、ワーグナーの作品から。
カールスプラッツ駅舎です。
オペラ座からも近いので見に行きやすいワーグナーの作品。 -
繊細でかわいらしく、優美な印象ですね。
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こちらはヒーツィング駅。地下鉄4番線の駅ですが、元々皇室専用の駅としてつくられたもので、同じアールヌーボーの建物でも、カールスプラッツ駅が軽やかなのに比べて、こちらはやや重厚な感じがします。
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駅前にはシェーンブルン宮殿が広がっていますが、周辺にほとんど人はおらず、観光バスが停まっていました。
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中を覗いてみると、パンフレットが置かれていたので、内部公開もしているようです。
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今年(2018年)のウィーンフィルニューイヤーコンサートの恒例のバレエの舞台がこの駅で、内部の様子が映し出されていましたが、
小さいながらも、さすがに装飾が凝っていました。 -
郵便貯金会館です。
リンク通りからワンブロック引いたところにあります。 -
リベットが独特の模様になっている外壁。
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壁を固定する鋲(リベット)がそのまま模様になっている。
バルコニーもアルミニウム製。 -
建物にはふんだんにアルミニウムが使われています。
色彩がほとんどないのが特徴です。 -
像の作者はオトマー・シムコヴィッツで、メダイヨンハウスやアム・シュタインホーフ教会の像も彼の手による。
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中へは自由に入れます。
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階段を上がると、受付がいますが、特に何か言われるわけでもありませんでした。
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アルミでできた手すり、装飾、リベット。
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階段横には当時の皇帝フランツ・ヨーゼフの像がありました。
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イチオシ
天井が二重のガラスになっているので柔らかい日差しが入って明るい。
アルミやガラスといった新しい素材がふんだんに使われている。 -
窓口はふたつほどは開いて、稼働しているようでしたが、実質郵便局として使われていないような雰囲気でした。
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レトロフューチャーな感じさえする内部空間。
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細長いアルミの筒は通風孔。
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床にはガラスブロック。
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一階廊下とエレベーターホール部分。やはりリリベットの装飾。
奥の扉以降は立ち入り禁止でした。 -
ブルーが印象的なカイザーバート水門監視所。
全体像の写真を撮ろうと思ったら対岸がら撮るのがベストです。。 -
近くまで行くと運河沿いの遊歩道は狭くて、斜め横からしか写真が撮れません。
しかも、遊歩道には柵もないので、けっこうこわい。 -
白い波線の入ったブルーが印象的。「ドナウのさざ波」を表現しているんでしょうね。
現在はレストランになっているそうですが、当日は営業していませんでした。 -
ナッシュマルクトにある、マジョリカハウスとメダイヨンハウス。これもワーグナーの作品です。
両者とも現役のマンションなので、外観だけの見学です。 -
マジョリカハウスは赤い花のマジョリカタイルを全面に貼っているところからこう呼ばれていますが、装飾面に加えて、雨や汚れに備える実用的な面からもタイルが使われました。
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イチオシ
建物や窓のデザインは直線的でシンプルだが、壁のタイル模様で建物全体が華やかで躍動的になっています。
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赤や緑の華やかな色彩のマジョリカハウスと、金彩のみのメダイヨンハウスの対比・融合もおもしろい。
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角は丸みを帯びて最上階にはテラスが設けられています。
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メダイヨンハウスのデザインはウィーン分離派のひとり・コロマン・モーザーです。
彼は画家、インテリアデザイナー、グラフィックデザイナーなど多彩な才能の持ち主で、ワーグナー作のアム・シュタインホーフ教会のステンドグラスを手掛けています。 -
イチオシ
メダイヨンの女性の顔は一つ一つ違います。
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屋上にある像の作者はオトマー・シムコヴィッツ。同じくワーグナー作のアム・シュタインホーフ教会や郵便貯金局の像も彼の手によっており、これらのマンション群も当時のウィーンの代表的な芸術家が結集して作られた建物なんですね。
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イチオシ
旧市街にあるエンゲル薬局。
オスカー・ラスケ作。 -
16世紀創業の歴史ある薬局で、1902年にユーゲントシュティール様式で改装されたもの。
壁に描かれた天使(エンゲル)が目を引く。 -
建物全部がユーテントシュティールというわけではなく、薬局の部分だけがアールヌーボー様式で飾られています。
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窓の装飾もかわいらしい。
文字もユーゲントシュティール風。 -
アルタリア・ハウス
コールマルクトにある1902年のユーゲントシュティールの建物で、張り出し窓と庇がかわいらしい。 -
旧市街北部のホーエ・ブリュッケ辺りにある建物はユーゲントシュタイル風のものが多い。
金の飾りがきれい。 -
同地区にあるこちらもアールヌーボー風の建物。
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ケッテンブリュッケガッセ駅
地下鉄4番線の駅。ユーゲントシュタイル様式。 -
ロースハウスで有名なアドルフ・ロースの建築をいくつか。
ロースハウスは1911年の作品。
ロースの極力に装飾を取り除いた設計は、早すぎたモダニズムと言えるかもしれません。
現代の感覚からすると、こういった建物は当たり前すぎてかえってピンときませんが。 -
コールマルクトにあるマンツ書店。
ロースハウスも一階にふんだんに大理石を使っていましたが、こちらも入り口部分を黒い石でがっつりと固めています。 -
建物自体は伝統的な建物なので、ロースが書店の部分のみ、設計したようです。
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カフェ・ムゼウム。
こちらもロース作ですが、かなり荒れていたものをオリジナルに忠実に再現したものです。 -
「白い壁で装飾がほとんどない」カフェの室内。19世紀末においては、とても斬新だったのでしょう。
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