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旅の二日目はタシケントから国内便でウルゲンチへ向かい、ウルゲンチから手配の車でヒヴァに行きました。<br />ウズベキスタンのまわり方は、時計回りと反時計回りのどちらかになると思います。私はサマルカンドを旅のハイライトにして、最後をタシケントまで列車で締めくくりたかったので、反時計回りを選択しました。<br /><br />タシケントの朝ごはんで出会った女性は、日程の都合でヒヴァを組み込めなくて非常に残念とおっしゃっていました。まさにその通り。<br />小さいけれど確かに特異な町でした。<br /><br />4月25日 <br /> 成田      ウズベキスタン航空(直行)<br /> タシケント   ウズベキスタンホテル泊<br /><br />【4月26日】<br /> タシケント   ウズベキスタン航空(国内便)<br /> ウルゲンチ   手配タクシー<br /> ヒヴァ     マリカ・ヘイヴァク泊<br /><br />【4月27日】<br /> ヒヴァ     マリカ・ヘイヴァク泊<br /><br />4月28日<br /> ヒヴァ     手配タクシー<br /> ブハラ     コミル泊<br /><br />4月29日<br /> ブハラ     手配タクシー<br /> (シャフリサーブス経由)<br /> サマルカンド  セヴァラホテル泊<br /><br />4月30日<br /> サマルカンド  セヴァラホテル泊<br /><br />5月1日<br /> サマルカンド  シャルク号<br /> タシケント   ウズベキスタン航空(直行)<br /><br />5月2日<br /> 成田

シルクロードの匂い 古都ヒヴァ

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2014/04/25 - 2014/05/02

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willy

willyさん

旅の二日目はタシケントから国内便でウルゲンチへ向かい、ウルゲンチから手配の車でヒヴァに行きました。
ウズベキスタンのまわり方は、時計回りと反時計回りのどちらかになると思います。私はサマルカンドを旅のハイライトにして、最後をタシケントまで列車で締めくくりたかったので、反時計回りを選択しました。

タシケントの朝ごはんで出会った女性は、日程の都合でヒヴァを組み込めなくて非常に残念とおっしゃっていました。まさにその通り。
小さいけれど確かに特異な町でした。

4月25日 
 成田      ウズベキスタン航空(直行)
 タシケント   ウズベキスタンホテル泊

【4月26日】
 タシケント   ウズベキスタン航空(国内便)
 ウルゲンチ   手配タクシー
 ヒヴァ     マリカ・ヘイヴァク泊

【4月27日】
 ヒヴァ     マリカ・ヘイヴァク泊

4月28日
 ヒヴァ     手配タクシー
 ブハラ     コミル泊

4月29日
 ブハラ     手配タクシー
 (シャフリサーブス経由)
 サマルカンド  セヴァラホテル泊

4月30日
 サマルカンド  セヴァラホテル泊

5月1日
 サマルカンド  シャルク号
 タシケント   ウズベキスタン航空(直行)

5月2日
 成田

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
ホテル
5.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
15万円 - 20万円
交通手段
タクシー 徒歩
航空会社
ウズベキスタン航空
旅行の手配内容
個別手配

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  • 卒業旅行でヨーロッパを回ったバックパック以前は、海外はグループツアーでしか行ったことがなかったのだが、それも先進国だけ。その後は主にダイビングの為に南の島のリゾートがメインとなっていた。<br />だから、前年同じく5月のヨルダンの旅から、わたしの本当の旅(海外は)が始まったといえる。<br /><br />ヨルダンでも遺跡はみたけれども、このヒヴァに到着した時に最初に目に入ったイチャンカラの泥の城壁と、青いタイルを纏ったカリタミノルをみたときの、全身に鳥肌がたつほどの驚きと感動を、今でもはっきり覚えている。<br />「なんだこれは」と思わず声がでてしまって、ドライバーが振りむいたなあ。<br /><br />中学生の頃から持っていたシルクロードへの憧憬が、その核は、西域といわれる部分だということをやっと見つけた旅だった。

    卒業旅行でヨーロッパを回ったバックパック以前は、海外はグループツアーでしか行ったことがなかったのだが、それも先進国だけ。その後は主にダイビングの為に南の島のリゾートがメインとなっていた。
    だから、前年同じく5月のヨルダンの旅から、わたしの本当の旅(海外は)が始まったといえる。

    ヨルダンでも遺跡はみたけれども、このヒヴァに到着した時に最初に目に入ったイチャンカラの泥の城壁と、青いタイルを纏ったカリタミノルをみたときの、全身に鳥肌がたつほどの驚きと感動を、今でもはっきり覚えている。
    「なんだこれは」と思わず声がでてしまって、ドライバーが振りむいたなあ。

    中学生の頃から持っていたシルクロードへの憧憬が、その核は、西域といわれる部分だということをやっと見つけた旅だった。

  • 全世界でヒヴァにしか残っていないという、無傷の状態で保たれているイチャン・カラ(内城)。<br /><br />このあたりを歩く間、誰一人あわなかった。心行くまで、いにしえのその空気を想像しながら歩くことができた。最高に幸せだった。

    全世界でヒヴァにしか残っていないという、無傷の状態で保たれているイチャン・カラ(内城)。

    このあたりを歩く間、誰一人あわなかった。心行くまで、いにしえのその空気を想像しながら歩くことができた。最高に幸せだった。

  • 古い木彫りの扉。乾いた国だからこそ残る。<br />ヒヴァは、ホラズムの街。ホラズムとは太陽の国という意味だそうだ。<br /><br />気まぐれなアムダリアの流れのために、栄枯盛衰があったのだ。<br />ヒヴァもその恩恵を被った都市なのだそうだ。

    古い木彫りの扉。乾いた国だからこそ残る。
    ヒヴァは、ホラズムの街。ホラズムとは太陽の国という意味だそうだ。

    気まぐれなアムダリアの流れのために、栄枯盛衰があったのだ。
    ヒヴァもその恩恵を被った都市なのだそうだ。

  • らくだもいます。<br />その昔はこの動物が綱につながれて、長い長い隊列をつくっていたのでしょう。<br />東方見聞録などを読んでも思うのだけれど、過酷な旅路を困難に耐えて、人間はすごいものだなあと思う。時間の単位も大きくて、辛抱づよいものだなぁと。

    らくだもいます。
    その昔はこの動物が綱につながれて、長い長い隊列をつくっていたのでしょう。
    東方見聞録などを読んでも思うのだけれど、過酷な旅路を困難に耐えて、人間はすごいものだなあと思う。時間の単位も大きくて、辛抱づよいものだなぁと。

  • ジュマモスクの中庭にて。今盛りの命と・・・

    ジュマモスクの中庭にて。今盛りの命と・・・

  • 長い長い時を生き続けている命。

    長い長い時を生き続けている命。

  • この広場では奴隷の売買がなされていたと聞いた。<br />奴隷・・どこからきてどこへ。<br /><br />うっかり語ることはできない事柄ながら・・<br />今の感覚でいうと、奴隷=アフリカ系→白人社会(特にアメリカ)というイメージがまず浮かぶが、イスラム社会のほうが古くから奴隷を使っていた。<br />でも、アメリカでよくあったような「人間でなく消費財」としてではなく、身分の一つであって福祉や保護もきちんとしていて、そこから出世してイスラム教の指導者や王朝を立ち上げる例などもあるというから複雑だ。<br /><br />ここヒヴァで供給されるのはスラブ系(SLAVEの語源ですね)はじめその辺を旅している人たちや近隣の住民だったそうだ。こわいなあ。

    この広場では奴隷の売買がなされていたと聞いた。
    奴隷・・どこからきてどこへ。

    うっかり語ることはできない事柄ながら・・
    今の感覚でいうと、奴隷=アフリカ系→白人社会(特にアメリカ)というイメージがまず浮かぶが、イスラム社会のほうが古くから奴隷を使っていた。
    でも、アメリカでよくあったような「人間でなく消費財」としてではなく、身分の一つであって福祉や保護もきちんとしていて、そこから出世してイスラム教の指導者や王朝を立ち上げる例などもあるというから複雑だ。

    ここヒヴァで供給されるのはスラブ系(SLAVEの語源ですね)はじめその辺を旅している人たちや近隣の住民だったそうだ。こわいなあ。

  • どこだったかな。宮殿のイヴァーンだったかも。珍しい赤と金。

    どこだったかな。宮殿のイヴァーンだったかも。珍しい赤と金。

  • これはたぶんクフナアルクかも。<br />なにしろ体調が悪いのと修学旅行の子供で騒がしいので、あまりじっくり味わえなかった。

    これはたぶんクフナアルクかも。
    なにしろ体調が悪いのと修学旅行の子供で騒がしいので、あまりじっくり味わえなかった。

  • イランでもよく見たお座敷ベッド?露台?桟敷?<br />ここに座ってチャイを飲むと幸せを感じる。<br /><br />こじんまりと清潔で居心地のよいマリカ・ヘイヴァクの中庭で、こんな桟敷を一人占めして風に吹かれた時間が忘れられない。

    イランでもよく見たお座敷ベッド?露台?桟敷?
    ここに座ってチャイを飲むと幸せを感じる。

    こじんまりと清潔で居心地のよいマリカ・ヘイヴァクの中庭で、こんな桟敷を一人占めして風に吹かれた時間が忘れられない。

  • ヨルダンで見られると思っていたタイル建築。でも全然期待はずれだったのでさらに見てみたい欲望が高まっていた。<br /><br />この国で初めて、やっと、喜びに震える。<br />これなのよ、この青なのよ。見たかったよ。

    ヨルダンで見られると思っていたタイル建築。でも全然期待はずれだったのでさらに見てみたい欲望が高まっていた。

    この国で初めて、やっと、喜びに震える。
    これなのよ、この青なのよ。見たかったよ。

  • とても精緻で美しかった。なんと技術の高いことか。<br /><br />高く美しいドームを見上げながら、ちょうど始まったコーランのお祈りを聞いていた。

    とても精緻で美しかった。なんと技術の高いことか。

    高く美しいドームを見上げながら、ちょうど始まったコーランのお祈りを聞いていた。

  • 青だけのタイル。

    青だけのタイル。

  • 小さい龕が一面に並んだ壁。たぶん宮殿の玉座の間。<br />次の年に訪ねたイスファハーンの観光名所、「アーリーガープー宮殿」が有名です。<br />アーリーガープーでは音響のためといわれ、その部屋は音楽室だろうとされているようだが、こちらは宝物を飾っていた?<br />

    小さい龕が一面に並んだ壁。たぶん宮殿の玉座の間。
    次の年に訪ねたイスファハーンの観光名所、「アーリーガープー宮殿」が有名です。
    アーリーガープーでは音響のためといわれ、その部屋は音楽室だろうとされているようだが、こちらは宝物を飾っていた?

  • すでに記憶があいまいだが、たぶんタシュ・ハウリの中庭。お人形を売っている露天で、おじいちゃんが孫娘にねだられるの図。<br /><br />いにしえの時も、いろいろな商人が軒を並べて、露店を広げて、行きかう客との交渉でさぞにぎやかだったことだろう。

    すでに記憶があいまいだが、たぶんタシュ・ハウリの中庭。お人形を売っている露天で、おじいちゃんが孫娘にねだられるの図。

    いにしえの時も、いろいろな商人が軒を並べて、露店を広げて、行きかう客との交渉でさぞにぎやかだったことだろう。

  • ひっそりと日陰を作る1本の木。レンガを敷き詰めた地でよく元気に生きている。<br />日差しを逃れてくる人にその小さな緑陰を差し出しているのだろう。

    ひっそりと日陰を作る1本の木。レンガを敷き詰めた地でよく元気に生きている。
    日差しを逃れてくる人にその小さな緑陰を差し出しているのだろう。

  • クフナアルク全景。ホラズムそのものだ。

    クフナアルク全景。ホラズムそのものだ。

  • 割れたタイルが無造作に落ちている。ひとかけらを連れて帰りたいと、どんなに思ったことか。でも、そこにあるべきものなのだ。

    割れたタイルが無造作に落ちている。ひとかけらを連れて帰りたいと、どんなに思ったことか。でも、そこにあるべきものなのだ。

  • ぶらっと入った音楽博物館。なぜならちょうど学校の修学旅行にぶつかったようで、狭い町ははしゃいだ子供に占拠されて、静かな情緒が味わえなくなったから。<br />これなら空いているだろうとはいったらビンゴ。<br /><br />音楽はちょっと勉強していたので面白く拝見した。古楽器をひいてみてくれたり、ウズベキスタンの民族楽、ヒヴァ独特の民族楽、あれこれ小さなCDプレーヤーで聞かせてもらう。<br /><br />暇でしかたないおばちゃんが、時々踊りまで交えながらたどたどしい英語で一生懸命説明してくれるので、こちらも一生懸命聞いた。<br /><br />帰りにはどうしても買っていけと、CDを2枚持たされることになったけど、ビニール袋にじかに放り込まれたCDは、よそでは買えない貴重なお土産となった。

    ぶらっと入った音楽博物館。なぜならちょうど学校の修学旅行にぶつかったようで、狭い町ははしゃいだ子供に占拠されて、静かな情緒が味わえなくなったから。
    これなら空いているだろうとはいったらビンゴ。

    音楽はちょっと勉強していたので面白く拝見した。古楽器をひいてみてくれたり、ウズベキスタンの民族楽、ヒヴァ独特の民族楽、あれこれ小さなCDプレーヤーで聞かせてもらう。

    暇でしかたないおばちゃんが、時々踊りまで交えながらたどたどしい英語で一生懸命説明してくれるので、こちらも一生懸命聞いた。

    帰りにはどうしても買っていけと、CDを2枚持たされることになったけど、ビニール袋にじかに放り込まれたCDは、よそでは買えない貴重なお土産となった。

  • すでに強くなっている5月の日差しのもと、シュールな光景にひかれた。

    すでに強くなっている5月の日差しのもと、シュールな光景にひかれた。

  • 町中もたいがい見たので、イチャンカラからでて、ぶらっとバザールにいってみた。ここがまた最高だった。<br />これがみたかった、こんなところに来たかったと思うものだった。<br /><br />色をつけて一粒ずつ売られる種、そこらへんから抜いてきたような苗、野菜、果物、お菓子、つるされた肉、あらゆる食べ物、飲み物、スナックフード、生活用品、洋服に靴、たまに電化製品、道具類・・・<br />ないものはないというほど、素朴なだけに本来のバザールの姿そのままの気がして面白い。

    町中もたいがい見たので、イチャンカラからでて、ぶらっとバザールにいってみた。ここがまた最高だった。
    これがみたかった、こんなところに来たかったと思うものだった。

    色をつけて一粒ずつ売られる種、そこらへんから抜いてきたような苗、野菜、果物、お菓子、つるされた肉、あらゆる食べ物、飲み物、スナックフード、生活用品、洋服に靴、たまに電化製品、道具類・・・
    ないものはないというほど、素朴なだけに本来のバザールの姿そのままの気がして面白い。

  • おじちゃんもいい顔してるの。

    おじちゃんもいい顔してるの。

  • 地べたにじかに、そこが店。

    地べたにじかに、そこが店。

  • ここだと日陰は一等地なんだろうな。

    ここだと日陰は一等地なんだろうな。

  • 男の子は双子らしい。おねえちゃん、しっかりものって感じ。

    男の子は双子らしい。おねえちゃん、しっかりものって感じ。

  • おばちゃんもコーディネートが決まっています。

    おばちゃんもコーディネートが決まっています。

  • お手伝いの合間に一息いれる少年。ちいさいころから労働の価値をしっている。<br />

    お手伝いの合間に一息いれる少年。ちいさいころから労働の価値をしっている。

  • おとうさん、本日のお買い物はなんですか。

    おとうさん、本日のお買い物はなんですか。

  • 少し食欲もでてきたので、最初に歩いた時に気になったビスケットやに戻った。<br />おねえちゃんと弟二人で店番をしていたから、どうせ買うならこの二人からとおもって。<br />ところが意思の疎通が難しかったところ、すぐさまおっかさんが飛んできて、あっという間に指差しで商売をまとめ上げた。<br />写真をとってもいいかというと、おっかさん、一生懸命に髪の毛を撫でつけてポーズ。ところが1枚目はお気に召さなかったらしく、2テイク目で合格。<br /><br />この後、大麦で作った飲み物をさがしているのだが、とガイドブックをみせると、あっというまにおかみさんたちが寄ってきて、やいのやいのと騒いだ結果、どうやらキルギスの飲み物らしく、見つけることはできなかった。

    少し食欲もでてきたので、最初に歩いた時に気になったビスケットやに戻った。
    おねえちゃんと弟二人で店番をしていたから、どうせ買うならこの二人からとおもって。
    ところが意思の疎通が難しかったところ、すぐさまおっかさんが飛んできて、あっという間に指差しで商売をまとめ上げた。
    写真をとってもいいかというと、おっかさん、一生懸命に髪の毛を撫でつけてポーズ。ところが1枚目はお気に召さなかったらしく、2テイク目で合格。

    この後、大麦で作った飲み物をさがしているのだが、とガイドブックをみせると、あっというまにおかみさんたちが寄ってきて、やいのやいのと騒いだ結果、どうやらキルギスの飲み物らしく、見つけることはできなかった。

  • お米は丸みを帯びたジャポニカ種のようだった。

    お米は丸みを帯びたジャポニカ種のようだった。

  • 一人で歩いていると、英語が流通している国でない場合、行きたい場所を見つけるのに手間取ったり失敗したりする。この町はどういうわけか、目立つ看板類がほとんど見当たらず、あってもウズベク語かロシア語表記。さっぱりわからない。<br /><br />一番いきたかったスザニセンターがみつからず、訪ねあぐねておじさんに聞いたところ、この子たちを連れてきて「案内してやれ」と言いつけた模様。なんてかわいい子たち。<br /><br />二人は跳ねるように喜びいさんで先導してくれた。<br />でも全然違うところに連れて行ってくれたけど。<br />ありがとね^^;

    一人で歩いていると、英語が流通している国でない場合、行きたい場所を見つけるのに手間取ったり失敗したりする。この町はどういうわけか、目立つ看板類がほとんど見当たらず、あってもウズベク語かロシア語表記。さっぱりわからない。

    一番いきたかったスザニセンターがみつからず、訪ねあぐねておじさんに聞いたところ、この子たちを連れてきて「案内してやれ」と言いつけた模様。なんてかわいい子たち。

    二人は跳ねるように喜びいさんで先導してくれた。
    でも全然違うところに連れて行ってくれたけど。
    ありがとね^^;

  • 1991年に町全体が世界遺産に指定されたそうだが、壊れそうな建物を壊したり手入れしたりしてだいぶ整備したらしい。今でも続いているのだろうか、男たちが仕事に精をだしていた。トラックがこれまた渋い。

    1991年に町全体が世界遺産に指定されたそうだが、壊れそうな建物を壊したり手入れしたりしてだいぶ整備したらしい。今でも続いているのだろうか、男たちが仕事に精をだしていた。トラックがこれまた渋い。

  • 扉の彫刻でわかるように、タイルとともに木彫り芸術がすばらしい。<br />まだ少年という年頃の二人、きっと親方のもとで修業に励んでいるのだろう。<br />赤い民族衣装が興味深い。<br />わたしがそばでみていても、まったく意に介さず黙々と仕事をつづけていた。

    扉の彫刻でわかるように、タイルとともに木彫り芸術がすばらしい。
    まだ少年という年頃の二人、きっと親方のもとで修業に励んでいるのだろう。
    赤い民族衣装が興味深い。
    わたしがそばでみていても、まったく意に介さず黙々と仕事をつづけていた。

  • 美しい曲線。イスラムのアラベスク。<br /><br />しかしこれほどの木材をどこから調達したのだろう。アムールの豊かな流れのおかげなのだろうか。

    美しい曲線。イスラムのアラベスク。

    しかしこれほどの木材をどこから調達したのだろう。アムールの豊かな流れのおかげなのだろうか。

  • ため息をつきながら飽きずに眺める。美しい衣から伸びた白い手が、この輪をにぎったのだろうか。

    ため息をつきながら飽きずに眺める。美しい衣から伸びた白い手が、この輪をにぎったのだろうか。

  • 足元の枠木はもうボロボロ。時がそのまま見えるようだ。

    足元の枠木はもうボロボロ。時がそのまま見えるようだ。

  • こんな扉を、ターバンを巻いた人がくぐったのかもしれない。

    こんな扉を、ターバンを巻いた人がくぐったのかもしれない。

  • 前述の修学旅行たち。大騒ぎではしゃぎながら買い物に熱心。ソフトクリームを手に手に握りしめています。<br /><br />みんなここぞとばかり、ありったけのおしゃれをしています。<br />興味をひかれたのは女子のタイツ。日本ではもう絶滅した黄色っぽい肌色の分厚いタイツです。10代前半とみられる初々しい女の子が精一杯のおしゃれで、しわを作りながら身に着けているのがほほえましい。

    前述の修学旅行たち。大騒ぎではしゃぎながら買い物に熱心。ソフトクリームを手に手に握りしめています。

    みんなここぞとばかり、ありったけのおしゃれをしています。
    興味をひかれたのは女子のタイツ。日本ではもう絶滅した黄色っぽい肌色の分厚いタイツです。10代前半とみられる初々しい女の子が精一杯のおしゃれで、しわを作りながら身に着けているのがほほえましい。

  • ここでは、よくある「ニイハオ」ではなくてなぜか「コンニチハ」か「ボンジュール」と声がかかった。<br />旅人もフランス人が多いようにおもった。<br /><br />聞くところによるとフランスはウズベキスタン建国の父、ティムールの研究で縁が深いとか。

    ここでは、よくある「ニイハオ」ではなくてなぜか「コンニチハ」か「ボンジュール」と声がかかった。
    旅人もフランス人が多いようにおもった。

    聞くところによるとフランスはウズベキスタン建国の父、ティムールの研究で縁が深いとか。

  • 地べたに正座しているお母さんが作っているのはサンドイッチ。<br />作るそばから大きなリボンの女の子が並べていく。<br />露台すらない露天商。すばらしいたくましさだ。

    地べたに正座しているお母さんが作っているのはサンドイッチ。
    作るそばから大きなリボンの女の子が並べていく。
    露台すらない露天商。すばらしいたくましさだ。

  • 仲良し男子。修学旅行はたのしいかい。<br /><br />様々な顔立ちの人とすれ違う。文明の十字路らしく。

    仲良し男子。修学旅行はたのしいかい。

    様々な顔立ちの人とすれ違う。文明の十字路らしく。

  • ハミウリとともに長いこと憧れていたシルクロードのザクロ(イラン原産ですが)。<br />バザールでみつけて思わず買い求める。<br />大きくてみずみずしくて甘くて、涙がでるほどおいしかった。<br />熱っぽい体調不良の体にしみこんでいきました。<br /><br />このあとは古都ブハラを目指します。

    ハミウリとともに長いこと憧れていたシルクロードのザクロ(イラン原産ですが)。
    バザールでみつけて思わず買い求める。
    大きくてみずみずしくて甘くて、涙がでるほどおいしかった。
    熱っぽい体調不良の体にしみこんでいきました。

    このあとは古都ブハラを目指します。

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この旅行記へのコメント (2)

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  • らびたんさん 2018/03/27 17:36:49
    憧れのヒヴァ
    willyさん、こんにちは^_^

    ヒヴァに行くことができない…。
    タシケントの彼女も、あとあと絶対後悔するだろうなあと自信満々に断言します。
    私も10年前に行ったとき、まだ若くていくらでも再訪のチャンスはあるだろうとヒヴァを諦めたことが残念でなりません。

    行きたい未訪問国ばかりでなかなか再訪の機会がないまま10年過ぎました。

    ウズベクは写真歓迎なのがいいですよね。
    あのタイツw
    日本でほぼ絶滅に笑いました。
    金歯とか、おしんが有名とか、数十年前の日本みたいなとこありますよねえ。

    ヒヴァいつか必ず行きます!


    らびたん

    willy

    willyさん からの返信 2018/03/28 16:57:35
    RE: 憧れのヒヴァ
    らびたんさん、こんにちは。

    明るくなると旅心がうずきますよね。
    10年前だとさらにすれてなくてよかったでしょうねぇ。
    ほんとに人々の表情が良くてひとなつこくてとっても良い思い出です。

    らびたんさんはロシア語もお出来になるからいいですよね。
    わたしも一瞬トライしましたがすぐ挫折しました。


    > 行きたい未訪問国ばかりでなかなか再訪の機会がないまま

    まさに!わたしはすでに歳いってから旅に目覚めたので、ますます同じ土地を再訪する機会がないのです。イランだって3回でも足りないと思っていますが、どうしても未踏の地が優先されてしまいます。

    おっしゃるとおりらびたんさんはまだまだ先が長いですし、お子さんが独り立ちされたらもう、さぞ旅放題の環境がまっていることでしょう。

    概要にも書きましたが、ウズベキスタン、最近ヴィザがいらないんですって。
    警察国家はいつ体制が変わるかわからないから行き時かも!

    willy

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