ベトナム北部の旅11 ニンビン : 静寂の中の自然美。チャンアン 癒しのボートクルーズ

2018/01/04 - 2018/01/04

カレンダーどおりのまとまったお休みで行く海外旅。
今回はベトナム北部。

初めてのベトナム旅行 最後のアクティビティは、チャンアンの手漕ぎボートクルーズ。
旅のハイライトにふさわしい、素晴らしい自然美をめぐる癒しの時間でした。

写真多めなので、この記事を見ていても眠くなるぐらい癒されるかも…(飽きるとも言う)

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旅行記の流れでいくと、ニンビンに着いて、ダブルブッキングされたホテルでの受付どーなった?　というところなのですが
チャンアンの自然美が素晴らしく、写真多めなため先にこちらをアップします。なので話は10を飛び越えて11としてます。

　12/29金　ハノイ着
　12/30土　ハノイ観光
　12/31日　ハザン省ハザン
　01/01月　ハザン省ドンバン
　01/02火　ハザン省ハザンからハノイへ
　01/03水　ハノイからニンビンへ
●01/04木　ニンビン観光、出国
　01/05金　成田朝着

エリア ニンビン(ベトナム)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 旅行の手配内容: 個別手配

お初のベトナム旅行 最後の日。天気はこんな…
この日はチャンアン複合景観に行こうとしてましたが、
なんだこのどんよりはぁぁ…( ˘ω˘ ;)

うーんでももしかしたら幻想的かも?とSNSでアップされた写真を見ると、どんよりなりにチャンアンの素晴らしい景観がアップされている。これはやはり行ってみねば。

ニンビン ヒドゥン チャーム ホテル アンド リゾート ホテル

ホテルをチェックアウトし、荷物を預け、タクシーで来ました。
雨が降ってるので私も相方もレインスーツ着てます。

さて2014年に世界遺産に登録されたチャンアン。石灰岩の台地が造り出した奇岩の合間を流れる川や湿地を、ボートで回ることができる。

チャン アンの景観美関連遺産群 自然･景勝地

ボートクルーズのコースは2つ。
9つの洞窟を回る3時間コースと
4つの洞窟を回る2時間半コース。

前者を選択。

なぜかこんな撮らずにはいられない人形が。

貝を採ってるみたいなんだけど
それよりお尻に目がいく…( ˘ω˘ )

こういう女性たちが昔、ここで貝を採ってたとかは不明。

チケットを買ってボート乗り場に行くと、
こんな絵になる光景が!

ノンラーはベトナム色が強く出るので、かぶってもらうと嬉しい。いい感じ～

人が少ないからか、手漕ぎのボードには船頭さんと私ら2人でクルーズスタート。
観光客が多いときはボートに4人乗せるみたいです。

写真はお客さん待ちの船頭さん達。雨だから観光客少ないし、暇そう。笑

3時間、手漕ぎのボートで回るわけですが…
しずかーーな中　船頭さんが漕ぐオールのちゃぽちゃぽという音しかしない。

眠くなるって人がいたけど、すっごくわかるーー

チャンアン 洞穴・鍾乳洞

ちょっと驚いたのがこの映り込みの美しさ。
私、映り込みフェチなもので。

こんな広い水辺に波があまりないのが不思議。

お。なんか建物が見えてきたぞ。

Trinh temple。木々に被われてます。

船頭さんをちょっと待たせて、では拝観。

ご挨拶。亀に乗った鶴が対になってます。

設えの装飾的に中国の影響受けてるのがわかる。

キンキラキンの祭壇と豪華な漆器。

ベトナムの仏教は日本と同じと聞くけど、こちらは派手で豪華。

戻ると。また絵になる船頭さん。

こちらの船頭さんは私らに対する距離感がとても良く好感持てました。

再びしばらく行くと、ピンクのお花の群生が。

睡蓮かな。まだ午前中なのでお花開いてます。

この睡蓮はこの寒い季節に見られるのだそう。

ちゃぽんちゃぽんとオールの音を聞きながらさらに進む。

思えば、船頭さんは3時間手漕ぎなわけで。
これがモーターボートだったら、うるさいしこんな癒される気持ちにはならないわけだ。

船頭さんたちを大事にしてもらわねば。(手伝えって？まぁそれは後で。)

おっ　あの窪みは。
洞窟に突進してる模様。

頭を下げないと通れない!
かなりな前屈み状態。

一応電気はついてますね。
前が見えないはずの船頭さんはちょちょいのちょいでこんな洞窟も進んで行く。

この洞窟、結構長くて。
で、出口のところでこんな景色!

靄もあいまって

神秘的な風景。

次の洞窟は…

ぶれぶれですみません。
酒ダルが貯蔵されてました。天然のワインセラーみたいなものですね。

なんでもこのあたりは水がキレイなのでお酒造りができてるそう。

次の立寄スポット。船頭さんが上にあがって帰ってきてと言う。

雨が地面を濡らしてしっとり。
意外に天気悪いのも良かったかも。

この階段をのぼり、また下ると

また寺院。Tran Temple。

このような崖と寺院の建物が一体になってる。

祀られてるのは18世紀にどえらいお務めをした将軍様とその奥様。

雰囲気あります。

相方がトイレに行くと言っていなくなったけど
どこにトイレあるんだろ?

まてどもまてども来ないので先に戻ってみた。

戻ると、ぴろりろり～んといい音で琵琶のような楽器を弾く方が。

雰囲気ある～これも癒される～

相方がプンスコで電話かけてきた。
あれまだトイレにいたのね。良かったわ。電話があって。SIMカード便利だねー

戻ってきたところで さて行きましょ。

また癒しの自然美が続く。

まるで

絵画のよう。

静寂の中を

ゆっくりゆっくり進む。

奇石の絶景もいいけど、このトンネルくぐるのもまたニクイ。

茂みを抜けると

こんどはその茂みたちの

映り込みがすごい。

しーーーんとしてる中

聞こえるのはちゃぽんちゃぽんと船を漕ぐ音。

だんだん靄が薄くなってきたみたい。

なんかでできそう。

下を見ると、結構浅い。
この植物はなんだろね。

なんとも…

靄もだんだん少なくなってきたところで

次の寺院。Khong temple。

寺院についたところで橋の上で。
向こうで待ってるからねー　と船頭さん。

この橋の下を通って行ってしまった。

行ってみます。

こういうの見ると、浸食されてるのがよくわかる。

蒸し暑くなって上着を脱ぐ相方。

なんと。
モンキーバナナってこんな風に成るんだ?

こちらの寺院も鶴さん亀さんに守られてるようです。

ガイドがほしい。。

キンキンキラキラの仏像様。

さっき別れた船頭さん。

実のところ離れてちょっと不安になってた。
いてくれてよかった!

あとはひたすら戻る。

靄はすっかりなくなり雨もあがった。

ここからは、私たちもオールを持って漕いでいく。

スピードアップ!

恐らく観光客が残ってないかチェックされる方。

がはは～　今日の客の羽振りはどんなもんだい!? がはは～　みたいな感じで船頭さんに話しかけて来る。

がはは～　チップせびろよ～　がはは～

そんなこと言えないわよ!　みたいなおしゃべりしながらついてくるおじさん。

わーー!!　仕事を終えた船頭さんたちが集まってきました。

もう今日の仕事は終わりなのね。

最後のほうで、私たちの船頭さんからは日本語で書かれたアンケートを渡されました。

チップは強要しなかったか?
スタッフの態度はよかったか?　みたいなことが書かれてて。

観光客への接し方の教育がされてるようでした。

天気が悪くて来るのを少し躊躇したけど
小雨がいい演出してくれて、終始癒されるボートクルーズでした。来て良かった!
なにより景観が素晴らしい。この旅で一番印象に残る場所でした。

最終回につづく～( ˘ω˘ )

この旅行記へのコメント （8）

• shinkさん 2019/06/13 19:11:47

  すごいきれい。

  ここ、ぼくも4月にいきました！　小雨の方が断然きれいでいいですね。
  4月は天気は安定しているのですが、ボートが多すぎてこんなにきれいなリフレクションはみられなかったです・・。
  この旅行記みて、今度はオフシーズンの早朝に行ってみようかなあ・・って思いました。

  picotabiさん からの返信 2019/06/16 22:24:43

  RE: すごいきれい。

  shinkさん　こんちは! コメントありがとうございます。
  
  > ここ、ぼくも4月にいきました！　小雨の方が断然きれいでいいですね。
  > 4月は天気は安定しているのですが、ボートが多すぎてこんなにきれいなリフレクションはみられなかったです・・。
  > この旅行記みて、今度はオフシーズンの早朝に行ってみようかなあ・・って思いました。
  
  そーなんですよね。この日の朝は小雨が降っててがっくしきてたのですが
  逆にそれがよかったようです。船もほとんどでてなかったので
  景色を貸切してるような感じでした。他に船がいないので映り込みも
  とっても美しかったです。
  
  雲南と国境を挟むベトナム北部の旅をこのときしてたのですが
  ずっと曇りでそっちはイマイチでしたが。
  
  わたしはshinkさんの記事で、イポーのもやしがとっても気になってます。。。

  shinkさん からの返信 2019/06/17 09:42:39

  Re: すごいきれい。

  たぶん、picotabi さんもイポーが気に入ってしまうと思いますよ。。
  旅行記を眺めていてそんな気がします。
  
  そして、もし行かれるのであれば旅の前にヤスミンアフマドの映画（日本では「タレンタイム」が有名）をみてから行くとさらにイポーが楽しめるかと。

• nao-takeさん 2018/04/08 13:00:59

  行けば良かった❗

  3月にハノイに行ったんですが、街ぶらで終りました😃チャンアンのボートクルーズ癒されますね。前半は他の客が居なくて独り占めだったし、水面上への写り混みがいいです。

  picotabiさん からの返信 2018/04/10 16:36:33

  RE: 行けば良かった❗

  nao-takeさん ご覧いただきありがとうございます。
  
  ハノイですが街ブラはだいたいみなさん同じところ行きますよね。
  私はホアロー収容所に行きたかったです。(時間切れで行けなかった)
  チャンアンはタムコックと当初悩んだのですが、景色は想像してたもの以上の良さだったし
  船頭さんの観光客に対する距離感が良かったです。
  あとは雨がいろいろといい方向にしてくれました。

• palさん 2018/03/28 23:51:08

  Pi Pa 琵琶ですね。

  picotabi さん、こんにちは。
  
  書き忘れました。
  
  おじさんが弾いていたのは、Pi Pa 琵琶です。
  
  琵琶は、中国発祥といわれています。
  
  日本では、フレットが無くて、バチでベンベンと平家物語を語るイメージですね。
  
  中国琵琶とベトナム琵琶はよく似ています。バチはありません。
  ベトナム琵琶は、フレットの数が少ないのが特徴です。
  
  名前は、pi pa です。
  ピーパー 　ビワ　琵琶。
  
  
  チャンアンでpi pa を弾くおじさんと出会うなんて、ラッキーですね。
  
  pal
  

• palさん 2018/03/28 23:08:30

  幻想的ですね。

  picotabiさん、こんにちは。
  
  もやと小雨に包まれたチャンアンは、とても幻想的ですね。
  
  12月、1月のニンビンは、ほぼ毎日が雲です。
  そしてたまに雨も降ります。青空が見えることは、あまりありません。。。
  毎朝、田園地帯がもやに包まれて、幻想的な風景となります。
  
  私は、タムコックで3回、チャンアンでも確か3回、ボートに乗ったことがあります。
  でも冬は1回だけで、午後のもやのはれた頃でした。ぜひもやに包まれたチャンアンも見てみたいです。
  
  青空の暑い季節のチャンアンもいいですよ。
  
  
  チャンアンも世界遺産となってから変わったようですね。
  
  確か6, 7年前は、2人では乗せてくれませんでした。
  私は3人づれだったので直ぐに乗れたのですが、先客の西洋人カップルは、いつくるかもわからない次の２人づれのお客さんを待ち続けていました。。。
  
  まだ個人で訪れる人は少なかったし、チケット売り場も英語は通じませんでした。
  
  今は、日本語のアンケートまであるんですね。
  びっくりしました。
  
  pal
  

  picotabiさん からの返信 2018/03/31 18:08:49

  RE: 幻想的ですね。

  palさん　コメントありがとうございます。
  
  今回の旅はずっとこんな曇りか雨でしたが、
  またそれも乙な景色でした。ハザンの絶景は晴れててほしかったけど
  でも写真見ると、あまり晴れてるのはなさそうなので、この時期はほとんどがそんな天気になってしまうのですね。
  
  palさんの晴れ間のチャンアンもいい景色でしたね!
  最後の記事にも書きましたが、ハンムアに登らなかったのを後悔してます。
  
  > チャンアンも世界遺産となってから変わったようですね。
  >
  > 確か6, 7年前は、2人では乗せてくれませんでした。
  
  そうなんですね。他の方の記事を見ると、やはり4人乗せてるようだったし、他のボートでもそうだったので
  このときは雨だったから特別だったかもしれません。
  
  アンケートは私も驚いたとともにとても感心しました。
  琵琶の情報もありがとうございます!　雨の日にぴったりの演奏で癒されました。
  
  palさんのベトナム記事、これからも楽しみにしてるので
  どこかに行ったら発信してくださいね!