ベトナム北部の旅10・12 ニンビン : ホテルから謝罪を受けハノイまで列車に乗り帰国

2018/01/03 - 2018/01/05

ベトナム北部旅 最終回。
ドンバンから　→ハザン　→ハノイ　いろいろあったけどようやくニンビンに無事到着。

ベトナム北部の旅 最後の宿泊ということで、これまで高床式住居やスリーピングバス泊を続けてきたのもあり、ゆっくりできそうなホテルを予約していました。ただ…日本からの出国前に、ホテルから、部屋を変更してほしいというメールが。

はっきりとは断らなかったけど、いやいや感を含んだ返信に回答はあらず。さてどうなったのだろ・・・( ˘ω˘ )

　12/29金　ハノイ着
　12/30土　ハノイ観光
　12/31日　ハザン省ハザン
　01/01月　ハザン省ドンバン
　01/02火　ハザン省ハザンからハノイへ
●01/03水　ハノイからニンビンへ
●01/04木　ニンビン観光、出国
●01/05金　成田朝着

エリア ニンビン(ベトナム)

• 同行者: カップル・夫婦
• 旅行の手配内容: 個別手配

ベトナムでの最後の宿泊。ニンビン ヒドゥン チャーム ホテル＆リゾート。
http://hiddencharmresort.com

列車でハノイに戻りたかったため、駅から近いというのと
チャンアン、タムコックへなどの観光地へも自転車で行けるぐらいの距離。しかもスパもあるしWEBでみる部屋は落ち着きのある設え。ここのスイートのお風呂が気に入って予約した。

ニンビン ヒドゥン チャーム ホテル アンド リゾート ホテル

写真はそのお風呂(netから拝借)。この猫足のバスタブに浸かってハードな旅の疲れを癒すのよ～と思ってたんだけど
出発一週間前になってホテルから、スイートがいっぱいになっちゃったもんで、ファミリールームをスィート同様アレンジするから変更してくれない?　みたいなメールが届き…

調べるとファミリールームは窓側にバスタブがないようだったので、旅行の最後の夜にこのバスタブに浸かりたいんです、ファミリールームは窓側にバスタブないですよね?と写真のURLも貼ってメールをしたが、これには返信なし。

私のいやいや感が伝わって、スィートを保持してくれてるといいなぁと思いフロントに行くと、女性のスタッフさんがでてきて、丁寧に謝罪をし始めた。
私のヒアリング能力の低さと、彼女のとても特徴のあるアクセントで、英語はほとんど聞き取れなかったけど。

ああ…スィートじゃないのかと少しがっかりしたけど、誠意は伝わったからいいや。。

11時。部屋に入るまえに、美味しいものが食べたい。

食事できるか聞いたらYESとのこと。
誰もいないレストランの窓側のテーブルに通された。

テーブルから見える景色。

冬だから、寒いしプールはやってない。
緑も生い茂ってなんかおらず、なんか茶色い景色が寂しい。

映画キングコングの撮影が行われたので
コングの顔が田んぼのなかに置かれてた。

お米が食べたくて。
一応ちゃんとしたシェフが作った食事。久しぶりだ…
ビールとともにいろいろ注文した。

スィートの代わりに用意された2間続きのファミリールーム。

寝室。

リビング。この部屋、4人泊まれるみたいだから、普段こっち側の部屋はベッドが置かれてるのをリビング仕様にしてくれたみたい。

バスタブは1つの部屋に1つ設置されてるので2つあるわけですが
もちろん1つしか使用せず。

なぜなのかスィートより値段が高いのに、部屋はスィートより狭いファミリールーム。

眺望は田んぼ。

タムコックが一望できるハンムアが見えます。

晴れてればハンムアに登りたいところなのですが
この天気がすべてを私に諦めさせた。

あ～落ち着くわ～　ゴロンゴロン。
果物も全部食べちゃった。

スパも予約してたっぷり2時間バンブーマッサージとやらをやってもらった。
私のガチゴチの肩背中に、エステシャンのオネェサンがどっと疲れてた。ごめんなさいね…

夜の食事。ずっと食べたかったエビ。

やはり本場の料理が食べたくてヤギ肉のなんとかやらを注文するも
スタッフさんにすっっごい辛いから現地の方向き。やめたほうがいいと言われ。

結局無難な現地食漂うわけでもない普通の洋食を食べる。

次の日のベトナム滞在最終日の朝。
ガッスガス…( ˘ω˘ ;)

でもこの天気は、この後に行くチャンアンの景観をとても幻想的にしてくれた。

ホテルに荷物を預けてタクシーでチャンアンへ。

すんばらしい癒しの時間が過ごせました。別記事はこちら。
ベトナム北部の旅11
https://4travel.jp/travelogue/11340476

結局のところこのガスがとてもいい演出をしてくれたから、
前日ハンムアに登らなかったのを少し後悔してます。

チャンアン 洞穴・鍾乳洞

15時。タクシーを拾ってホテルに戻り、預けた荷物を受け取ると
支配人のような方がでてきて、今回の不手際を再度謝罪される。
この支配人さんと、到着時に対応してくれた女性の連絡先が書かれたカードまで渡され。
またなんと言ってるのかほとんどわからなかったのだけど、
どうもトリップアドバイザーのレビューを気にされてるようだった。

ホテル到着時と、ホテルチェックアウト時と、この時と、深々と三度も誠意を込めての謝罪にこちらが頭下がる思い。

このホテルは、結構頑張ってるようだし、設えも好みで大変好印象なのですが、忌憚のない意見は書くつもり。

ニンビン ヒドゥン チャーム ホテル アンド リゾート ホテル

さてハノイへ戻って空港へ行くとします。
タクシーを呼んでもらい、ニンビンの駅へ。若干遠回りされた感があるが、ま、いいや。

受付でハノイ行き17:27発のソフトシートを予約。98Kドン。500円ほど。

ニンビン駅 駅

1時間半ほど時間があるので、駅の向かい側にあるレストランに入ることに。

この看板が、あまりにも実際とかけ離れてるので笑いながら写真撮っていたら
通りがかった女性に気に入った?　と聞かれ。
違いすぎるでしょ!　と言うと、未来の姿かもよ～　だって。

お店の看板息子?

お孫さんがとってもかわいらしいらしい。

赤ちゃんのおじいさん。

やはり飲むのはお茶。ハザンでも見かけましたが、一人で飲む時も器をいっぱい並べるのはなぜなのだろう。お湯をいい感じに冷ますためかなぁ。

やはり米が食べたくてフライドライス。

ベトナムコーヒー。
プラ容器とはいえ冷めないご配慮はありがたい。

食べてる間の光景。

駅前の道路を、二人乗りの電気バイクが何度も何度も通る。
電気バイクに乗ってるのは中・高校生ぐらいの子達。練習してんのかな。

今度はお母さんがでてきて子供自慢。

カメラ目線でちゅね～

そろそろ時間になったのでホームに行ってみます。

ニンビン駅 駅

列車きたーー

寝台車もついてました。

乗り込むとほぼ満席状態で、なんか皆さんお疲れモード。
荷物の大きい方が多く、足下にまで置かれてる。

そしてほとんどの方がモニタのトムとジェリーに釘付け。

20時。2時間半ほどでハノイ到着。

駅に向って左側のコンビニでお土産大量購入。
チュングエンのベトナムコーヒーを番号違いで3種買いました。

ハノイ駅 駅

ハノイ駅前の86番バス乗り場。空港にダイレクトに行きます。

わりと時間どおりにバスは来ました。

ノイバイ空港到着。
WEBチェックイン済みですがJALカウンターにて帰りのチケットを受け取り
成田まで約5時間。無事に帰国しました。

ノイバイ国際空港 (HAN) 空港

北ベトナムをいろいろ回りましたが、
ハノイは日本からは近く感じたし、移動手段にもそれほど困ることなく
旅行しやすい国だった。物価も安いし。

ベトナム人は世界一ずるい人たちなんて言う人がいたけど
まったくそんなことなく。ほとんどの方は大変親切でした。

全てがいい思い出です。

これにて私の2017-2018年末旅行旅は終了。
つづ…かない～( ˘ω˘ )

この旅行記へのコメント （5）

• ねもさん 2018/04/01 21:22:46

  ベトナム人は世界一ずるい!?

  picotabiさん　お久しぶりです。
  お疲れさまでした。面白かったです。英語の通用力はどのくらいですか？　結構なまっている？(笑)
  そんなこと言われているのですか？　行ったことありませんが、私はベトナム人は偉いと思います。フランスと闘い独立を勝ち取り、アメリカと闘い統一を勝ち取った。そんな国は世界にないでしょう。
  森村誠一『青春の源流』を読んで、素直に感激しました。

  picotabiさん からの返信 2018/04/03 16:13:30

  RE: ベトナム人は世界一ずるい!?

  ねもさん　ご覧いただきありがとうございます。
  
  現地の方の英会話ですが、あれはなまってるのか、スタッカート気味な感じでほとんどわからず笑
  高床式のゲストハウスのお姉さんも　ちょっとなまってましたが、まぁなんとか理解はできました。
  はっきり言って、お互い英会話なんかせずにスマホの翻訳機能を見せ合うのがいいのでしょうが
  最後のホテルは謝罪もあるのでそういうわけには行かず、まぁ御心は理解したのでいいかなと。
  若い方達はだいたい英語が理解できるようなので、ホテルも飲食店もフロントにそういう子たちを置いてる感じです。
  
  私もフランス、中国と侵略されて最後にはアメリカを撤退させた国なので、はっきり言って尊敬してるほどです。世界一ずるい人たちと言ってる方は、相当現地で嫌な思いをしたのでしょう。残念なことです。
  
  私もこれまであまり旅先で嫌な思いはしてないので、(忘れてるだけかもですが)
  これから行く旅先でそういう思いするのかなぁとか思ってしまいます。
  でもだいたいはいい思い出に変わってほしいけど。

  ねもさん からの返信 2018/04/03 19:58:11

  スマホの翻訳機能を見せ合うのがいい!?

  picotabiさん　ご返信ありがとうございます。
  そこまで言いますか(笑)　たしかにちょっと聞いただけでは英語とは思えない英語はありますね。私はカナダで、エチオピア人タクシー運転手がそうでした(20分くらい聞いているうちに彼の変な発音の｢法則｣が分かりましたが)
  私も｢尊敬｣と書こうかと思ったのですが、まじめすぎるかとためらってしまいました。picotabiさんがそう仰るなら全く同感です。

• palさん 2018/04/01 21:11:39

  お疲れ様でした。

  picotabi さん、こんにちは。
  
  楽しく読ませていただきました。
  大きな問題もなく、いい旅でしたね。
  
  
  北部は四季のある土地です。
  四季と言っても、日本の四季と違いますが。
  
  冬と言っても、日本の秋の終わりぐらいですよね。(山間部はとっても寒いと思います。)
  
  ホテルから撮った、もやに包まれた田んぼの写真は寒々ですね。冬にしか見られない風景です。
  
  稲は二毛作ですが、季節的に二回目の収穫で刈り取られた後で、水が張られていますね。。。
  テト(Tet 旧正月)までしばらくそんな風景が続きます。
  そしてテトが開けると、一斉に田植えが始まります。
  今頃は、青空が戻っています。
  苗が大きくなって、青々しているはずです。
  日本人感覚で言うと、春をあっという間に通り越して、夏になってしまいます。
  そしてずっと暑いです。。。
  
  
  青空のもと、緑の美しいニンビンもいいですよ。
  
  pal

  picotabiさん からの返信 2018/04/03 15:29:07

  RE: お疲れ様でした。

  palさん　ご覧いただきありがとうございます。
  
  > 楽しく読ませていただきました。
  > 大きな問題もなく、いい旅でしたね。
  はい、とってもよい旅でした。
  行く前のリサーチではぼったくりの情報や、田舎の方の道路に置き去りにされたとか
  行った人たちの中ではもう行きたいと思わないとかネガティブ記事ばかりが目立ったため
  あまり嫌な思いはしないように調べまくったのがよかったかもしれません。
  もちろんそれが全てではなく、出会った方達は悪い人たちではなかったです。
  記事にも書きましたが、結局一度も値段交渉しなかったのも、嫌な思いしなくてよかったのかも。
  
  > 稲は二毛作ですが、季節的に二回目の収穫で刈り取られた後で、水が張られていますね。。。
  > テト(Tet 旧正月)までしばらくそんな風景が続きます。
  > そしてテトが開けると、一斉に田植えが始まります。
  > 今頃は、青空が戻っています。
  > 苗が大きくなって、青々しているはずです。
  > 日本人感覚で言うと、春をあっという間に通り越して、夏になってしまいます。
  > そしてずっと暑いです。。。
  
  そうなんですね。
  基本的に暑いところに行くのは、海でごろごろするのはよいのですが、歩き回るのはもうだめでして。
  冬の旅行は寒すぎず、暑すぎず、、というところを選んでしまいます。
  棚田もほんとは青々と稲がなってる景色が好きなのですが
  冬飛び越えて夏ですかぁ・・もう暑いですかね?
  でも夏にバイクで走る東南アジア　ちょっと憧れです。
  
  palさんの記事、いろいろと参考になりました。やはり現地住まいのかたの情報はありがたいです。
  ミーディンバスターミナルの記事は3回ぐらい読んでしまいました。
  ハンムア登りたかったな。天気が悪すぎました。でもとってもいい思い出です。
  いろいろとありがとうございました。また面白いところありましたら記事アップしてくださいね。