【イスラエル①】ドキドキの国境超え（ヨルダン→イスラエル）

2013/04/06 - 2013/04/17

ヨルダンから陸路でイスラエル入国。
パスポートにスタンプが押されちゃうと後々面倒なことになるので、最新の注意が必要。
果たして無事入国できたのか？！


【スケジュール】
2013/4/6　アンマン、ジェラシュ
2013/4/7　死海　
2013/4/8　ペトラ
2013/4/9　ワディラム
2013/4/10 アカバ
2013/4/11 アンマン
2013/4/12 ヨルダン→イスラエル入国（エルサレム）★←いまここ
2013/4/13 エレサレム、ベツレヘム
2013/4/14 テルアビブ
2013/4/15 イスラエル→ヨルダン再入国
2013/4/16 アンマン
2013/4/17 帰国

エリア エルサレム(イスラエル)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

ヨルダンから陸路でイスラエル入国！

入国したらまずは荷物検査。
荷物検査後、このようにパスポートにシールが貼られます。

このシールでイスラエル渡航履歴がバレちゃうので、敵対国へ入国する可能性がある場合は後ではがしたほうがいいのですが、かなり粘着力の強いシールなので跡が残ります。
そのはがした跡をみて、イスラエルに入国したと判断されるという噂もあるとか。

最初に透明なパスポートカバーをかけておくといいです。

いよいよ入国審査。

パスポートにスタンプを押されないように、「No stamp, please!」と伝えパスポートを提出。

色々質問されたあと、写真のツーリストカードのようなものをもらいました。どうやら別紙にスタンプを押すシステムから、このカードに変わったようです。

押されたらどうしよう、とやきもきしていたのですが心配無用でした。
パスポートもちゃんとスタンプが押されていないことを確認。

ホッ！

建物の外にでるとイスラエル国旗が目に飛び込んできました。
ついに来たーー！と実感した瞬間。

国境からエルサレムまでシェルートというバスで向かいます。

乗車券（38NIS／1182円）と荷物代（4NIS／124円）のチケット

国境周辺は砂漠地帯。荒野が続きます。

約40分くらいでエルサレムの中心地、ダマスカス門に到着。

エルサレムではホテルではなく、キリスト教会が運営する宿泊施設、ホスピスへ泊まりました。
Austrian Hospice　2泊（69ドル／7480円）

Austrian Pilgrim Hospice ホテル

カフェのオープンテラスのようでとても綺麗。
まだチェックインまでに時間があったので、荷物だけ置かせてもらい街散策へ。

旧市街散策
賑わっていますね。市場は歩いてるだけで楽しいです♪

お腹が空いたのでランチタイム。

袋がかわいい(^o^)

パイ生地にチーズ＆お肉。キッシュみたいなやつ（10NIS／304円）

旧市街散策

嘆きの壁に辿りつきました。
ユダヤ教最高の聖地です。

ユダヤ人男性は黒いスーツと帽子を着用し、もみひげを伸ばしているのが特徴。超正統派と呼ばれる人達です。

お祈り場所は男性と女性に分かれています。
写真は男性エリア

熱心にお祈りする信者

女性専用エリア

遠くからみた嘆きの壁

歩き疲れて喉が渇いたので町のジュース屋さんで休憩

ホスピスにチェックイン。
共同部屋です。

私の寝床は二段ベッドの下

ロッカーも付いています。

VIA DOLOROSA（ヴィア・ドロローサ）
イエスの歩いた悲しみの道を辿るツアーが16時から行われるということで、集合場所へやってきました。

第１留のあるエル・オマリヤ・スクールからスタート。
イエスが死刑判決を受けた場所です。

この日は金曜日とあって、フランシスコ派の修道士さんが、十字架を背負って行進します。

第３留　イエスが十字架の重みに耐えかね、最初につまづいた場所です。

鞭打たれたイエスには体力が残っておらず、ここで十字架の下に倒れ伏したと言われています。

およそ1kmの道のりをそれぞれの留でイエスのエピソードを思いながら巡礼していきます。

賛美歌を歌う修道士

第10留　イエスの衣が脱がされた場所
聖墳墓教会です。

第12留　イエスが息きを引き取った場所

第13留　十字架から降ろされたイエスの聖骸に香油を塗った場所。

イエス埋葬の様子が描かれています。

ヴィア・ドロローサ終点
第14留　イエスが墓に納められた場所

旧市街散策
イスラエルのお菓子かな？

パン屋さん

フルーツジュース屋さん
しかし、どのお店も店員いないけど、盗難とか大丈夫？(^_^;)

ホスピスの屋上からの景色
遠くに金のドームが見えますね。

夕飯は旧市街にて。
とても賑わっているお店があったので飛び込んでみました。

ファラフェル屋さんです。
ものすごい量をひっきりなしに揚げています。
人気店なのかな。

カラフルなお野菜。
ピクルス、トマトなど。

ピタパンにファラフェルを挟み、ピクルス、トマトなど野菜をトッピング。サワークリームソースをかけて（10NIS／304円）
うまい(^～^)

夕方、また嘆きの壁へ行ってみました。
午前よりもすごい人だかりです。

この日は金曜日とあってユダヤ教の安息日。
たくさんのユダヤ人が集まっていました。

嘆きの壁 史跡・遺跡

輪になって歌ったり、みなさん神への関わり方はそれぞれ。
とても神聖な場所という雰囲気が漂っていました。

遠くに見える岩のドーム（イスラム教）、嘆きの壁（ユダヤ教）、そして近くには聖墳墓教会（キリスト教）、3つの宗教が共存しています。

金曜日の日没から安息日のユダヤ教
金曜日の夕方に十字架を担いで行うヴィア・ドロローサ
金曜日は異教徒が入場することの出来ない岩のドーム

それぞれの宗教にとって金曜日は特別な日です。

そんな日にエルサレムを訪れることができてよかったです。
とても貴重な体験ができました。