2018/02/16 - 2018/02/17
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からみもちさん
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2018年2月の春節休みにチェコのボヘミア地方を9日間旅行。
プラハ→チェスキークルムロフ→プルゼニ→ロケット→カルロヴィ・ヴァリと巡った。
東のモラヴィア地方に行くつもりだったが、冬季は営業してない観光地が多く、ボヘミア地方のみの旅行になった。
どの町も景観が古風に整えられていてとても綺麗で、食べ物も美味しく、ビールも安くてうまい。
アジアより多少金はかかるけど、また行きたくなった。
当時の通貨レート:100コルナ=500円くらい。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩
- 航空会社
- アエロフロート・ロシア航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
11:45上海発アエロフロートで、モスクワを経由し、同日23:55プラハ着。
モスクワのシェレメーチエヴォ国際空港で、6時間半の待ち時間を過ごした。
結構歩かされるのと、椅子が少ないの以外は、そんなに悪くなかった。
写真は、案内図。D区からF区まで、10分以上歩く。 -
シェレメーチエヴォ国際空港は、鳩がそこらじゅうを歩いていた。
上海からここまで9時間かかったので、左端に見切れてるコンセントで充電中。
アジア・ヨーロッパ間のハブ空港なので、自分みたいに長い待ち時間を過ごす人が多いみたいで、コンセントの周りには携帯電話に充電する人が群がる。 -
F区。店が並び、廊下が細め。商店街みたい。
座るところが少ない。 -
せっかくロシアなので、ボルシチを飲んでみた。約720ルーブル。
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プラハ国際空港。
早速ビールをしまう箱みたいな置物がある。
チェコは1人あたりのビール消費量が世界一らしい。 -
予約した宿にタクシーの手配も頼んでいて、出口のところで運転手がちゃんと待ってくれていた。
タクシー料金は、宿まで600コルナと、日本と比べると安め。
上海と比べると大分高い。 -
泊まった宿。シングルルームで、1泊4000円くらい。
建物の中は全て暖房がきいてて、とても過ごしやすい。
修道院の敷地内にあり、建物も雰囲気がある。
朝食もついていて、コスパがよい。 -
宿の名前。読めない。
プラハの西部にあり、中心部まで路面電車で20分くらいのところにある。
交通の便は悪くないが、周囲にスーパーがないので、中心部で飲み物なんかを買ってから帰らないと、宿で高いやつを買わないといけないので、そこだけ不便。 -
敷地内には立派な教会がある。
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朝食は、ビュッフェ形式。
パンやハムやサラミやチーズがうまい。
紅茶の種類が豊富で、自分で好きな茶葉とハーブを掬ってブレンドして飲む。 -
朝食は毎日こんな感じだった。
スクランブルエッグは作ってくれる。 -
修道院の中庭。
前日に雪が降ったらしい。 -
中心部に出るには、路面電車に乗る。
12、25、32の3つの路線がある。
沢山走っていて、終電も遅いのでとても便利。
でも、道路の修理とかで結構頻繁に路線が変わるようなので、注意が必要。 -
川沿いまで乗ってきた。
川向こうの丘の上は、プラハ城。 -
ルドルフィヌムという音楽ホール。
通りがかり。 -
遠くにはカレル橋が。
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カレル橋の橋塔。
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橋前の広場。
観光客が集まる。 -
カレル橋。14世紀のカール4世の時代に作られたという。
プラハ一の観光名所。飾ってある像も全部古いらしい。
カール4世は、チェコの観光地でよく出てくる名前だ。
カール4世は、ボヘミア王国の王になった後、神聖ローマ帝国の皇帝になり、そのとき帝国の首都はプラハに置かれてたという。
この頃がチェコの黄金期で、その後すぐにフス戦争が起こり、それからは宗派の対立で国力が弱まり、17世紀に三十年戦争が起こってからは、20世紀までハプスブルク家の統治下で日陰の歴史を送ったという。 -
こういう像が橋の左右に15体ずつ並ぶ。
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周りの風景も赤い屋根の古い建物ばかりで、雰囲気がある。
春節期間中なので、中国人や韓国人がとても多い。 -
人が集まる場所で定番の似顔絵描きもいる。
物乞いの人も何人かいて、飼い犬を連れていたりする。 -
橋の門。
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シーズンオフだけど、観光客で賑わっている。
真っ直ぐ進むと、プラハ城に着く。 -
橋の近くのスーパー。
とてもいい天気だったので、外で食事しようかなと思い、パンと飲み物を購入。 -
変な看板の店があったので、入ってみた。
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売ってたのは、バームクーヘンみたいなお菓子。
なかなか賑わっている。
実は、このお菓子はチェコではメジャーで、この後至る所でこのお菓子を売ってるお店を見た。 -
中にキャラメルが入っているやつ。80コルナ。
焼き立てで外側がカリカリサクサクでとてもおいしかった。
ただ、注意しないと反対側から中身がこぼれて手がねちょねちょになる。 -
スターバックスは世界の何処にもあるな。
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スタバ店内のトイレ。
店内のトイレでも、入るのにお金がかかる。20コルナ。
チェコは公衆便所でもトイレに入るのにお金がかかり、また高い。
水を買うのと水を体から出す値段が同じくらい。
上水道料金と下水道料金が同じみたいな感覚なのか。 -
教会前の広場。
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聖ニコラス教会。70コルナ。
18世紀創建の有名な教会らしい。 -
教会の中は、とても豪華な装飾。
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天井には絵が描かれている。
天井を空に見立てて、神殿を描いているようだ。 -
それから道なりに、観光客の多い方をたどって行く。
プラハの町は全部石畳で、それも雰囲気がある。 -
ハートだらけのかわいい店。
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プラハ城壁下の街並み。
プラハ城が戦争用の機能を失ってから一定の歴史を経ていることを伺わせる。 -
この石段を上ると城の正門に着く。
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石段を登り切ると、見晴らしの良い景色が広がる。
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観光客も多い。
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城前の広場では、観光地で定番の光景が。
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周囲の風景もきれい。
城前広場にはベンチもあって、晴れていたので座って昼食をとることにした。 -
スーパーで買ったパンと豆乳。68コルナ。
パンは別にうまくなかった。かといって中国のローカルパンみたいにゲキまずでもなく、ちょっとパサついてるけど、雑味がない素朴な味だった。 -
広場の石畳もきれい。
若干下り坂になっていて、雪が凍ったら滑りそう。 -
プラハ城の門。入場料は250コルナ。
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プラハ城内第2庭園。
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聖ヴィート大聖堂。
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装飾が細かい。
仏教寺院と何か似てる。 -
聖ヴィート大聖堂の中。
シンプルだけど荘厳。 -
ステンドグラスが綺麗。
仏教寺院と比べて光の使い方がうまい。 -
聖ヨハネの墓?らしい。
棺桶?の装飾がにぎやか。 -
壁画。
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ミュシャが作ったというステンドグラス。
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大聖堂の全体像。
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大聖堂の側面。
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壁画。
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大聖堂の裏手。
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旧王宮のホール。
1618年に、プロテスタントの支持派がカトリック派のハプスブルク家の官僚をこの建物の2階の窓から投げ落とし、それを契機に30年戦争が始まったという。 -
イジー広場。
奥の赤壁の建物は、聖イジー教会。
プラハで2番目に古い教会らしい。 -
聖イジー教会内部。とても素朴で、壁画もはがれかけていた。
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地下には人間のミイラみたいな像がある。
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続いて、黄金小路というエリアを観光した。
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黄金小路。
元々は金細工師が住むエリアだったという。
今は、建物の中が土産物屋街になっていて、観光客が出口の手前で買い物をする場所になっている。 -
黄金小路の2階。
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中世の武具が飾ってある。
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窓には可動式の銃眼がついている。
大昔は、崖下の敵を防ぐ回廊だったことを伺わせる。 -
よく分からない像。愛嬌がある。
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黄金小路の出口。
ここを出るとすぐに城の出口になる。 -
城を出たところ。
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プラハ城からは、ヴルタヴァ川両岸の街並みが見渡せる。
伝統的な建築様式で整えられていて、高層ビルもない。 -
壁沿いを町の方へ下る。
音楽家の像の隣で演奏してる人がいる。 -
街まで降りてきた。
馬車に関する道路標識がある。何の指示かはよく分からない。 -
何かの記念碑。
このそばに、地下鉄A線のMalostranska駅があり、そこからA線に乗った。 -
降りたのは、Mustek駅。
この一帯は繁華街らしく、各種店舗やレストランが沢山あり、観光客も多い。 -
観光客相手の露店が連なる。
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こういう所で売られている土産物は、どの国でも似たり寄ったりに感じる。
剣とか旗とか人形とか。 -
装飾のやかましい建物。
人が多い。 -
観光客に混ざって、チベット仏教を信仰する集団?が大音量で行進していた。
その向こうに見える赤い建物は、観光情報センターで、そこから塔に上れる。 -
このThe Towerという建物に上る。
外観は残念ながら修繕中だった。 -
The Towerの上部。上がるには100コルナかかる。
観光客が沢山いて、チケットを買うのに並んだ。 -
塔からの風景。
正面に見えるのは、ティーン教会。 -
稜線上にプラハ城が見える。
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旧市街広場。やはり観光客が多い。
シロクマの着ぐるみがいる。 -
夕暮れ時の店からの光が石畳に反射する、という光景。
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三輪バイクとセグウェイ似の乗り物。
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日が暮れた旧市街広場。
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ティーン教会。この界隈では一番目立つ建物。
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広場の周りは野外に席を出してるレストランが多い。
気温が零度以下なのに。
おまけに、そこに座って食事している客も結構多い。 -
広場では、先ほどいたシロクマが着ぐるみを脱ごうとしていた。
そしてそれをガン見する子供。
それから宿に戻り、食事は宿のレストランでとることにした。 -
宿のある修道院のライトアップ。
宿は旧市街広場から地下鉄A線のStaromestska駅でA線に乗り、2つ先のHradcanska駅で降り、路面電車の12又は25号線で、Brevnovsky klasterで下車する。 -
観光客なんか一人もいないのに、こんなにライトアップしてるのがすごい。
泊まってる者としては、綺麗で嬉しいけど。 -
修道院の中のこのレストランで夕食。
ここではビールも造っているということで、美味しいビールが飲めた。 -
店内の風景。
内装が雰囲気があり、いかにも中世ヨーロッパという感じを出している。 -
ドラフトビール。500mlで55コルナ。
これがとてもうまかった。後味がいい。コクがあり芳醇。
苦味、甘み、香り、の順で来て、香りが後に残る。
これでこの値段はやばい。素晴らしい飲み物だ。 -
ポークフィレと野菜のグリル。300コルナくらい。
これも値段の割にとても美味しかった。
焼き加減もちょうど良くてジューシーで、豚肉の癖のない味がビールとぶつからない。
値段も手頃で素晴らしい食事だった。
やっぱり観光地じゃないでこういう所で食事するのが正解だな、と食事中に自画自賛して、振り返っても変わらず自画自賛できる。 -
次の日は、ミュシャ美術館へ行った。
地下鉄A線Mustekで降り、200メートルほど歩く。 -
この建物の並びにひっそりとある。
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ミュシャ美術館。230コルナ。
中はそんなに広くない。東洋人の女性率が高め。
ミュシャの生涯の作品自体多くないようで、何かの公演の宣伝ポスター等の広告媒体を主な活動の場としていたらしく、縁取りのしっかりした作風も、その辺に理由があるようだった。
やはり日本の浮世絵と似た印象をどこか感じさせるのは、その辺の目的の共通性にあるのかなと思った。
自分は若い頃に三省堂で本を買うとおまけでついてくるしおりにミュシャの絵が描いてあって、その思い出が強かったから興味があったが、興味がなかったら確実に入場料が割高に感じると思う。 -
路面電車と古風な塔がある風景。
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変な看板。
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ペプシの宣伝?
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塔と教会。
この塔はプラハで10番目に古いらしい。
プラハに塔がいくつあるのか知らないが。 -
ユニークな門飾り。
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シナゴーグ。
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ユダヤ人街。
宝石商が多いみたいだ。 -
ユダヤ人博物館。
この日は土曜日だったので、ユダヤ関連のものは全て休みだった。 -
この日もカレル橋を渡った。
天気が良くない。鳥が多い。 -
何かの由来があるのか、お願い事か何かが書かれた鍵がたくさんつけられている。
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カレル橋を下から撮った。
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川沿いを歩いてると、ドラマか何かの撮影をしていた。
馬は、競馬の馬とは大分違い、背が低く足が太い。
丈夫で寒さに強そう。 -
謎のオブジェ。
おしりを沢山なでられてきたようだ。 -
カレル橋からかなり歩いてきた。
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帰ろうかと思ったら、路面電車が工事中で走ってなかった。
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路面電車の線路を直しているようだ。
石畳をどけると普通の線路になる。メンテナンス大変そう。 -
街並みがずっとこんな感じで、違う時代に来たかのよう。
遠目には聖ニコラス教会が見える。 -
道路の緩やかなカーブが映える。
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こんな所にも路面電車を通すんだ、という風景。
こんな感じで寒いなか不毛な散歩を続け、早々に宿に帰った。 -
前日と同じように、修道院のレストランで夕食をとる。
地元の客で繁盛していて、家族連れも目立つ。
一人だったのですんなり入れたが、大人数だったら予約が必要だと思う。 -
この日は、チェコの郷土料理っぽいやつを食べた。200コルナくらい。
鴨肉のグリル。鴨はやはり鴨の癖がある。悪くはないが、前日の豚の方が好みだった。
下敷きはタマネギとキャベツ。白いやつが玉ねぎで、黒いやつがキャベツ。炒めることでキャベツからは甘みが出て、玉ねぎからは酸味が出ている。
その甘みと酸味も、初めてで慣れないけど、これがチェコの郷土料理なんだろうな、ということを感じさせるような、ちゃんと手をかけたもので、鴨肉と一緒に食べると、鴨の臭みが和らぎ、フルーティなソースのように感じる。 -
そして、この日は黒の生ビールを飲んだ。値段は通常のと同じ、500mlで55コルナ。
味の違いはよく分からなかったが、同じようにうまかった。
たとえ一日がどのようなものでも、これを飲めば一日が幸せだったと思える、そんな飲み物だ。
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