2016年10月 サンライズエクスプレスで行く出雲大社と三江線の旅(前編）サンライズ出雲編

2016/10/08 - 2016/10/09

「北斗星」「トワイライトエクスプレス」が引退し、国内で唯一残る寝台列車サンライズエクスプレス。なかなか乗る機会がなかったので、2018年3月に廃線となる三江線とセットでサンライズ出雲に乗車しようと計画しました。
サンライズエクスプレスは1998年に登場し、東京に住んでいた時はいつでも乗れると思っていたところ、下関に転居し乗車する機会が失っていました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　その間、下関→東京・東京→広島までサンライズゆめ号が臨時で運行していましたが、いつの間にか上りも広島→東京となり2008年を最後にサンライズゆめ号も運行されなくなってしまいました。
サンライズエクスプレスがあと何年運行されるかわかりませんが、できるだけ寝台列車の思い出を作ろう乗車する事ができました。
三江線は2018年3月31日をもって廃線となるので、廃線まじかで混雑する前に乗車しようと思っていましたが、廃線まで１年半近くあるにもかかわらず凄い人気ぶりでした。
前半は寝台特急サンライズ出雲号乗車と出雲大社に到着までです。

2016年10月8日（土）
福岡16時00分発　JL320便　羽田17時40分着
東京駅22時00分発　サンライズ出雲　車内泊
10月9日(日）
サンライズ出雲　 出雲市駅10時00分着
一畑出雲市駅　一畑電車　一畑出雲大社駅
出雲大社　路線バス　出雲市駅
出雲市駅14時01分発　3455D 快速アクアライナー　江津駅15時14分着
江津駅15時17分発　（三江線）429D　三次駅18時47分着
三次駅18時57分発　（芸備線）1879D　広島駅20時49分着
広島駅21時09分発　のぞみ53号　小倉駅21時55分着 　　　　　
小倉駅22時09分発　5240M 下関駅22時23分着

写真は出雲市駅に到着した特別急行「サンライズ出雲」

エリア 出雲市(島根)

• 旅行の満足度: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: JALグループ JR特急
• 旅行の手配内容: 個別手配

2016年10月8日（土）
福岡空港を16時00分に出発し羽田に17時40分に羽田空港に到着。羽田空港から直行して東京駅です。
東京駅丸の内駅舎が1914年の創建時の姿に復元されてから写真に収めたいと思っていたのですが、丸の内駅前広場は長期にわたる工事でいい写真が撮る事ができません。工事が終わったらまだ東京駅に来てみたいと思います。
（丸の内駅前広場の工事は2017年12月7日に完成しました）

東京駅丸の内駅舎 南ドーム内
八羽の鷲のレリーフも見えます。

丸の内永楽ビルディング （イーヨ!!） 地下にあるHot Spoon で夕食。

このグラスの冷えたビール美味しそうでしょう！

今晩はカレーライス。

サンライズ出雲時刻表
東京 10時00分発　
横浜 20時24分発　
熱海 23時23分発
沼津 23時40分発
静岡 0時20分発
浜松 1時12分発
姫路 5時25分着　
岡山 6時27分着 6時34分発　
倉敷 6時46分着
備中高梁 7時14分着　
新見 7時43分着　
米子 9時03分着　
松江 9時30分着　
宍道 9時45分着　
出雲市 9時58分着　（2016年3月時刻表より）

サンライズ出雲・瀬戸が入線してきました。　　　　　　　　　　　　　　　　　
電車寝台列車は581系・583系の新潟-大阪「きたぐに」号　青森-上野「はつかり」号以来、楽しみです。

先頭側（左）がサンライズ瀬戸号後ろ側（右）がサンライズ出雲号です。

サンライズエクスプレス

カラーはそんなに似てはいないのですが、旧国鉄時代の「特別急行」181系、485系・80系、181系に近い感じが好きです。この赤色は「モーニング・グロウ・レッド」という塗色の名前がついていますが国鉄色の「特別急行」の赤色は本当に高貴な色でした。

北斗星やトワイライトエクスプレスほどではないと思いますが、取れないと計画すべてが消えてしまうので「10時打ち」でゲットしたA寝台・シングルデラックスの切符。

乗車券　
東京都区内→東海道線-山陽線-伯備線-三江線-（広島）-山陽新幹線-山陽線→下関　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

乗車するのは後方の11号車
サンライズ出雲の編成は、8号車 9号車がB寝台シングル・シングルツイン
10号車 B寝台ソロ、11号車A寝台のシングルデラックス(上の階）B寝台のサンライズツイン、12号車が指定席ノビノビ座席 B寝台のシングル、13号車14号車がB寝台シングル・シングルツインとなってます。
（サンライズ瀬戸は１号車から7号車）

写真も収めたのでサンライズ出雲に乗車します。

Ａ寝台のシングルデラックス（全て２階）は全部で６屋しかありません。
サンライズ瀬戸(４号車）と合わせると計12屋。

１階はサンライズツイン４室。

Ａ寝台のシングルデラックスの個室車内
ベットの上にあるのは浴衣・スリッパ・アメニティキッド

寝台の反対側は机と洗面台。サンライズエクスプレスの室内はこの木のぬくもりがいいですね。部屋の奥の壁一面の鏡は部屋を広く見せるのに一役を買ってます。

アメニュテイキッド
スケルトンブラシやシェービングクリームも付いています。
シャワーカード（下）もいいデザインで記念になりそう。

こちらはノビノビ座席、いびきが気にならなければ、特急指定席料金だけで寝台料金のいらないこの車両が一番オススメと思う。

22時00分、定刻どおり東京駅を出発。
久しぶりの寝台車、ワクワクしてたまりません。

品川駅近く。画像が流れないように撮るのはこれが限界（暗くてわからない）
車窓の景色は明日朝までお預け。

横浜駅に到着。発泡酒（グレープフルーツ味）を飲んで今日は就寝。

6時18分　おはようございます。サンライズエクスプレスは山陽本線に入り和気駅を通過した所です。

ミニサロン、まだ朝早いのでだれもいませんでした。

東岡山を通過した所、まもなく岡山駅に到着。イベントがあるので部屋着から着替えます。

6時27分岡山駅に到着。この駅でみんなの目的はひとつ。サンライズ瀬戸とサンライズ出雲の連結部に集合します！

切り離し作業はいつも鉄道ファンでいっぱい。

先発するサンライズ瀬戸を見送ります。

ここからはサンライズ瀬戸よりサンライズ出雲の方が長く乗車できるので、
出雲駅まで楽しみたいと思います。

6時46分 サンライズ出雲は倉敷駅に到着。

サンライズ出雲は、伯備線に入り高梁川沿いを走行します。

朝起きてシャワーですっきり。シャワーを流したり、止めたりすると３分も使いません。シャワーカードで６分使用可能。

東京駅で購入した日持ちしそうな幕の内弁当の朝食。

9時05分 サンライズ出雲は米子駅に到着。

青空も見えて来ました。いい感じです。

9時35分 サンライズ出雲は松江駅に到着。

松江駅を出発してすぐ宍道湖が見えてきました。サンライズ出雲に乗車したらここが車窓のハイライト。

乃木―玉造温泉間

宍道湖は東西17ｋｍもあるので長い時間この景色が楽しめます。

9時49分 サンライズ出雲は宍道駅に到着。

荘原―直江間

斐伊川を渡ります。

まもなく終着駅　出雲市駅に到着します。

10時3分終着駅の出雲市駅に到着しまました。
あっと言う間の12時間の乗車。まだ乗りたい気持ちを抑えてサンライズ出雲の旅は終わりました。

出雲市駅に到着した「サンライズ出雲」

次はサンライズ瀬戸に乗車をしたいと思います。

1998年運行を開始した「サンライズ瀬戸」「サンライズ出雲」ちょうど20年になります。2016年のニューリアルしたサンライズエクスプレスは20年の歳月を感じさせないすばらしい列車でした。

☆JR出雲市駅

旧京王電鉄のカラーに再塗装された2100系 2111号車の電車がお出迎え。　　　　　　　懐かし～い

もちろん出雲大社に行きます。

ばたでんってガイドさんも乗車しているので、途中のワイン工場とか観光案内がありました。

☆武志駅

川跡駅で出雲大社行きに乗換え。次の電車も旧京王電鉄のカラーの2100系 2101号車。

ロングシートと1+2のクロスシートの車内

出雲大社駅に到着。
この電車は向かい側のホームに停車していた元京王電鉄5000系の車両。
出雲大社号というネームがついていました。

以外に本数少ないです。

一畑電気鉄道 出雲大社前駅

スタンドグラスの光がさして明るい出雲大社駅構内

デハニ50型 52号車が展示していました。

ご存知のとおり中井貴一さん主演の映画「RAILWAYS」主役の電車。

長い長いロングシート。現役時代乗りたかったなぁ！

映画「RAILWAYS」のシーンの写真も有りました。

運転席のこのシンプルさがいいですね。昔を思い出します。
京浜東北線の茶色の電車に乗っていたので。年がばれそう！

次回は廃線間近の（廃線前までに投稿したいです）　　　　　　　　　　　　　
2016年10月 サンライズエクスプレスで行く出雲大社と三江線の旅（後編）出雲大社・三江線編に続きます。
https://4travel.jp/travelogue/11336317