【王道の旅～イタリア９日間～２０１７年３月２４日、ローマ編②～】

2017/03/17 - 2017/03/26

３月２４日

１３時
ローマ自由行動の最中です。
フォロロマーノ→パンテオン→ナヴォ―ナ広場→大統領官邸・・・いろいろ

エリア ローマ(イタリア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: タクシー 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

フォロロマーノから階段でつながっているとパラティーノの丘。
ファルネジアーニ庭園の展望テラスから、フォロロマーノが一望できる。

マクセンティウスのバシリカも良く見える。

裁判や集会所として使用された建物。
３１２年に完成したとされる。

丘の大部分を占める遺跡は、建築家ラビリウスが1世紀に建設したドムス・フラヴィア（Domus Flavia皇帝の宮殿）、ドムス・アウグスターナ（Domus Augustana皇帝の私邸）、スタディオ（Stadio競技場）の3つに大きく分けられる。

ドムス・アウグスターナ

パラティーノの丘は、かつて古代ローマの最高級住宅地で、歴代皇帝も豪華な宮殿を建設してきた、というのがうなづける。
デザイン性もなかなか優れている。

スタディオ（Stadio競技場）

大きすぎて、全貌が撮影できない。
ここで,どんな競技をしていたのだろうか。

１時間ちょっと、駆け足で散策終了。
３月下旬ともなると、ローマは暑い。半そでの人もよく見かけた。

さて、次へ行こう。

タクシーに乗車。
パンテオンへ。ここも観光客が多い。バスも横付けされている。

紀元前２７世紀に建設され、１２０年ごろにハドリアヌス帝が再建した石造りの神殿。

当時の建築技術を前面に押し出した４３．３ｍのドーム型の天井が、見る者を圧倒させる。

ヴィットリア・エマヌエレⅡ世などのローマ皇帝の墓。

ラファエロの墓。

１５２０年に亡くなった画家のラファエロはここで眠っている。墓の上にある彫刻は、石のマドンナ像。

結構観光客がうるさい。
ラファエロ、眠れないんじゃない？

入り口の突き当りに有るのが主祭壇。
紫色の縞模様の大理石が印象的。

それにしてもすごい観光客。
遠足なのか修学旅行なのか分からないけど、子どもの姿も多い。
子どもがこんなところに来て、何か感じるものがあるのか？

受胎告知

メロッツォ・ダ・フォルリによるフレスコ画。

そんなに大きくない建物だから１５分程度で鑑賞できる。

サン・ルイジ・デイ・フランチェージ教会

パンテオンのすぐ近くにある。このエリアは美術館のような教会が多いから、時間を作って絶対立ち寄った方が良いかと思う。

フランスの守護聖人を祀っている教会。
教会と言われなかったら美術館と見間違えるくらいのデザイン性に優れた建物。
当然だが、手抜きが一切見られない。
細部にまで神経質なほどにこだわりが伺える。

1518年から1589年にかけてジャコモ・デッラ・ポルタが設計しドメニコ・フォンターナが完成させた。

内装は1749年から1756年にかけて改装されている。

至る所に名画が並ぶ。
じっくりと名画と対話している観光客の姿も多い。

カラヴァッジオの"聖マタイの三部作"が見られることでも有名な教会。

ぜひ訪れて欲しい。

教会を出て少し歩くと、ナヴォ―ナ広場にぶつかる。

バロック彫刻に彩られた古代競技場の跡である。

ベルニーニによる大理石の噴水が美しい広場。
ローマ帝国時代には競技場として建築され、１７世紀にバロック建築に改築されたらしい。

ここも観光客が多い。私たちが到着したのは１５時ごろ。
このエリアの建物の１階がだいたいオープンカフェになっていて、皆さん寛いでおられる。
１杯が強気な値段なんだろうな。

このエリアにあるのが、サンタニェーゼ・イン・アゴーネ教会
噴水前にあるからすぐわかる。

ベルニーニと仲の悪かったボッロミーニが設計した教会として有名。

天井のドームの繊細な絵にうっとり。

こちらの教会は大胆なタッチの彫刻が目を引く。
結構１つの彫刻の前にずっと立っている人も多かったなぁ、

この明かり取りの窓が素敵。
どうやって作ったのかなぁという思いと同時に、掃除はどうしているのかなと、細かいデザインを見ているとよぎる。

マンホール？

これもオシャレ。

ドラム缶のクーポラと２本の鐘楼　　
ファサードが内側に湾曲（サピエンツア教会と同じ）バロック建築そのものよねー。

教会正面にはネプチューンの噴水。

１８７８年に完成。たこと格闘している男性の彫刻は、ローマ神話に登場する、海神ネプチューンがモデルと言われている。

さてコンドッティストリートを通ってそろそろ帰路に着きましょう。

コンドッティストリートは入ブランドショップが並ぶストリート。
街の隙間では、ストリートミュージシャンも芸を披露している。
ブランド品には興味はないので、とりあえず見てるだけ。
気分だけ味わいましょう。

クイリナーレ宮殿

トレビの泉でトイレ休憩をした後、ここまで歩く。大体１０分くらい？

ローマのクイリナーレ丘にあるクイリナーレ宮殿。
もう日が傾きかかっていたけど、外観だけでも拝みたかった。

イタリア共和国の中枢ともいえる、イタリア共和国大統領官邸。
最近は訪問ツアーもあるらしい。
夕方だったが、そこそこの観光客でにぎわっていた。

自由時間は、残り１時間。そろそろ待ち合わせ場所のローマ三越へ向かわなければならない。