2018/03/03 - 2018/03/03
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のんちゅさん
ご訪問ありがとうございます。
京都・東山のひとり旅です。
知恩院から高台寺、八坂神社のお散歩日記です。
写真をいっぱい撮ってきたので長くなりますが、ご覧頂けると嬉しいです。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
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知恩院・八坂神社のある祇園へは京都駅からはバスが便利です。いろいろな路線がありますが、今日は四条大宮の近くからスタートしたので207系統に乗って祇園で降ります。この写真は鴨川です。
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祇園で降りて八坂神社の前を通り真っ直ぐ行くと、右手に知恩院の参道があります。徒歩2分程です。
山号は華頂山
知恩教院大谷寺(おおたにでら)が正式名です。
浄土宗の総本山です。 -
知恩院新門をくぐると緩やかな登り坂になっています。
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立派な国宝 三門が見えてきました。
三門の三は、空門(くうもん)・無相門(むそうもん)・無願門(むがんもん)の悟りに至る三つの解脱の境地を表わしています。
現存する木造の二重門(上と下ともに屋根のある門)として最大級の大きさ。掲げられている「華頂山」の額の大きさは畳二畳以上もあるそう。 -
仏堂となっている楼上は特別公開の期間以外は非公開です。
一礼をして門をくぐります。 -
三門をくぐると目の前に男坂。
急な階段が続きます。一段の高さも結構あります。 -
男坂の右手には比較的緩やかな階段の女坂があります。
足の不自由な方優先で、三門前から御影堂まで無料の小型シャトルバスも通ってます。 -
女坂の途中右手に真葛庵(まくずあん)があります。
毎月3日にお茶席があるそうで、在釜(ざいふ)の案内が出ていました。
この辺り一帯を昔は真葛が原と呼んでいました。 -
知恩院鎮守堂
こちらの右手奥に真葛庵があります。 -
ノーベル平和賞受賞のケニア出身ワンガリ・マータイさん、知恩院来山記念の植樹
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まずは御水屋でお清め。
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明治43年(1910)に再建された阿弥陀堂。
今日はこちらで結婚式が行われていました。 -
元祖大師御尊像をおまつりする集会堂(しゅうえどう)を、御影堂修理工事の期間に限り「法然上人御堂」(ほうねんしょうにんみどう)と呼んでいます。
中は撮影禁止です。広い畳敷きの広間に御本尊があります。とても立派なお堂です。午前10時20分からご法話があるとのことでお参りのあとに拝聴しました。全国からお坊さんがお越しになり、今日は東京の藤井正史上人(しょうにん)がお話をしてくださいました。
心に響くお説教でした。 -
集会堂を出て右手に行くと北門、神宮通に面する黒門に続く黒門坂があります。
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こちらの奥に納骨堂があります。
常香炉(じょうこうろ)には三つ葉葵の寺紋と宗紋の月影杏葉(つきかげぎょよう)が並んでいます。 -
8年もの年月をかけての大修理です。今年度末には完了するとのこと。
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前回の修理から80年以上経っているそうで、この工事を見ることも貴重な期間です。
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経蔵の扉
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納骨堂の横にある経蔵を越えると、浄土宗の開祖 法然上人(ほうねんしょうにん)の像が建っています。
現在の岡山県久米郡に生まれ、幼名は勢至丸(せいしまる)。
徳川家康も浄土宗を熱心に信仰していたと言われます。 -
この階段を登ると御廟・勢至堂・千姫のお墓と濡髪大明神に至ります。
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御廟の入り口
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法然上人の入寂の地に勢至堂(せいしどう)が建てられました。
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一枚起請文(いちまいきしょうもん)は、1212年に法然上人がお亡くなりになる直前に、その弟子の一人である源智上人の要請によって書かれました。お念仏の意味や心構えなどについて簡潔に記されています。
浄土宗の高校に通っていたので、当時はこの起請文を覚えるくらい読んでいたことを懐かしく思います。 -
御廟の崖下、勢至堂の傍に紫雲水という小さな池があり、法然上人ご入滅の際 聖衆が来迎し紫雲が水面に現れ、芳香が漂ったという言い伝えが残っています。
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決まった日に写経のできる社務所を過ぎた奥に濡髪(ぬれがみ)大明神と千姫のお墓があります。
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御影堂ができたために住処を追われた狐が子供に化け、時の上人さまにお願いをして用意してもらった場所がここです。濡髪は、子供の姿のときに髪が濡れていたことからの由来だそう。縁結びの神さまです。
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徳川二代将軍秀忠公とお江の長女・千姫のお墓です。ひときわ立派なお墓でした。
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勢至堂から見上げると御廟があります。
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御廟には法然のご遺骨が安置されています。お香の香りがただよう、とても静かで穏やかな空間でした。
焼香の後、写真を撮らせて頂きました。 -
木魚と敷物がきれいに並べてありました。
心の落ち着く空間です。 -
豪華な桃山様式の彫刻があり、しばらく眺めていました。
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すべての場所をお参りしたので、これから初めての御朱印を頂きます。
御朱印所は男坂と女坂を登った場所にあります。
とてもお優しいご住職に、素敵な御朱印を頂けました。 -
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帰りは男坂を下りてみます。
急な角度で一段の高さもあって結構怖い…
周りからも「降りる時のほうが怖い~」の声が聞こえてきました。 -
南門を抜けると円山(まるやま)公園に続いています
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円山公園、桜の名所です。ここから清水寺までは1㎞程
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3月9日から始まるライトアップ・東山花灯路の灯籠があちらこちらに。
この灯籠、先日記事にした美山かやぶきの里のライトアップでも使われていました。 -
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東山 路傍の触れ仏さま
なでなでしてご利益を頂きます! -
今日と明日、第9回京都ツーデーウオークが開催されていました。 10,20,30㎞のウォーキングです。 沢山の方が歩いていました。
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円山公園を抜けると左手に階段が見えてきます。
ここは山のふもとなので坂や階段がいっぱい。 -
階段を上がった目の前に、霊山観音(りょうぜんかんのん)があります。戦没者の慰霊のために建立されました。拝観料300円です。
この観音さま、高さ24mもあり圧巻です。子供の時以来、久し振りです。 -
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高台寺天満宮
ねねが高台寺を創建した際、高台寺の鎮守社として建てられました。 -
禅宗の経典や僧侶の逸話から生まれた言葉を禅語といいます。
主人公・一期一会という言葉も禅から生まれました。
禅語では「夢」にどのような意味をもたせているのでしょうか。 -
摩尼車(まにぐるま)、チベット仏教では時計回りに回転させると、回転させた数だけお経を唱えるのと同じ功徳があるとされています。
私はシンギングボウルの音色が好きです。とても落ちつきます。 -
臨済宗建仁寺派
寺院につける称号・山号は鷲峰山(じゅぶさん)
正式名称・高台寿聖禅寺
高台寺・圓徳院・掌(しょう)美術館のセットで拝観料900円でした。オリジナル絵葉書4枚がついてきます。 絵葉書は四季のお庭、有名な蒔絵の写真です。 -
本尊釈迦如来坐像が安置されている方丈は撮影禁止です。
心落ち着く空間です。 -
枯山水のお庭、波心庭(はしんてい)。
9日からのプロジェクションマッピングに向けて新しいデザインを作成中だそうです。 -
小堀遠州作の庭。桃山時代を代表する庭園として有名です。
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3月9日からの春の特別拝観で披露される、バロン吉元さんと寺田克也さんによる龍をテーマにした公開制作です。
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この門の奥に開山堂(かいさんどう)があります。
中は豪華な造りで秀吉が乗った船やねねの御車の部分が天井に使われていると、お寺の方が解説をしてくださいました。 -
臥龍廊
臥龍ときくと、どーしても三国志にいってしまいます。。。
全長約60メートル、天井のゆるやかな反りが龍を想像させる廊下です。
現在は渡ることはできません。 -
臥龍池とその奥に臥龍廊
紅葉の季節はとても華やかな雰囲気になります。 -
ちいさな ちいさな椿の花
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霊屋。ここにある蒔絵は桃山時代を代表する工芸手法で、「高台寺蒔絵」として知られているとのこと。 向かって左手にねねの像があり、その下約2mの場所にねねが眠っています。
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先程の臥龍廊を上から見たところ。
ここもねねさんが歩いていたんですね。 -
お茶室。時雨亭から続く傘亭。
二階建ての時雨亭は展望台も兼ねているとのこと。 -
400年以上の歴史があり、ここで千利休がお茶をたてたそうです。
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雲居庵(うんごあん)でお茶が頂けます。
朝から飲まず食わずだったので一休みしよ~ -
今日はひな祭り♪
いい一日を過ごしています\(^o^)/ -
静かな空間で頂くお抹茶
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主菓子(おもがし)はおまんじゅうでした。
しっとりしていて、程よい甘さです。わらびの焼印が春を感じさせてくれますね。
一席500円でした。 -
とても静かです^^
ゆっくり見て回っても1時間弱でした。 -
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こちらは法要や講演会が開催される利生堂(りしょうどう)。
ホールの壁には涅槃(ねはん)図のデジタル複製画が貼り巡らされています。
八角形になっているのは蓮の花をイメージしているそうです。
こちらでも御朱印が頂けます^^ -
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お釈迦様の生涯を木彫りで表したものが入ってすぐのところにあります。
緻密な細工で、ぜひじっくり見てみてください^^ -
高台寺・利生堂と見て回ったので、次は圓徳院に向かいます。
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北庭。
観光客で賑やかな通りから一歩入るだけで、静けさに包まれた場所があります。 -
ねねが晩年を過ごした場所です。こちらで最後を迎えたという説もあります。
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あちらこちらに金箔が使われていて、とても厳かであり華やかな雰囲気です。
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圓徳院では用紙で御朱印が頂けますよ
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掌(しょう)美術館。抹茶パフェで人気の都路里(つじり)の横に入口があります。
小さな小さな美術館に、秀吉やねねさんゆかりの品が展示されています。
今日は知恩院と三十三間堂に行こうと思っていたけれど、このエリアだけでも見所がたくさんありました。朝10時前に知恩院に着きましたが、この時点でもう15時になってしまいました。・・・ご飯食べてないのに(^_^;) -
もう帰ろうかなとも思いましたが、高台寺から歩いて5分程の八坂神社・祇園さんに寄って帰ります~。
こちらの鳥居、自然石で造られた現存するものの中で最大級の大きさです。
高さは9.5m。 -
寺院の造りに似ている本殿に拝殿を含んだ形の「祇園造」の建築です。
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西楼門は室町時代の築造で、重要文化財に指定されています。
朱色がとてもきれいです♪ -
ひな祭りの今日、知恩院・高台寺、ここ祇園さんでも結婚式が行われていました。
末永くお幸せに(*^□^*) -
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八坂神社にはいろいろな神様が祀られているので、御朱印の種類も10種類を超えます。 祇園社の御朱印のみ手書きで頂けます^^
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美御前社(うつくしごぜんしゃ)
手水鉢には美容水が湧いています(*^_^*) 私もお肌につけてあやかり・あやかり?
こちらの御朱印は用紙で頂けます。 -
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こちらは朝10時前の様子。
いつも人・人・人の階段も、この時間ぐらいまでなら空いているんですね。 -
こちらは八坂神社で頂きました。
祇園社は手書き500円、用紙だと300円です。
用紙の御朱印を貼るためにスプレーのりを買いました。シワにならずにきれいに貼れました☆ -
大切にします(^^)/
読んでくださりありがとうございました!
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