2018/02/24 - 2018/02/24
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akikoさん
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現在、京都国立近代美術館で【ゴッホ展ー巡りゆく日本の夢】が開催されています。フィンセント・ファン・ゴッホは遅くして画家になり、日本の浮世絵と出会って大きな影響を受け、独特の技法にたどり着いたといいます。
ぜひ観たいと思い、札幌、東京のあと京都で開催されるのを心待ちにしていました。悪天候などで遅くなりましたが、ようやく友人と楽しみにしていたゴッホ展を観に行くことができました。
ゴッホ展を観たあと、春を感じに、近くの平安神宮へ梅を見に行きましたが、まだ咲き始めだということで、予定変更! 以前から気になっていた明治・大正の近代建築や江戸の町家が建ち並ぶ『三条通』を巡ることに・・・。
『三条通』は、かつては東海道の終点《三条大橋》から続く通りで、レトロ感がある洋風建造物だけではなく、新しいショップやカフェなどが混在し、新旧あわせ持った独特な雰囲気を持った通りです。女性好みのおしゃれなカフェもたくさんあり、ぶらぶら三条通巡りを楽しむことにしました♪
- 旅行の満足度
- 4.5
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今回、平安神宮の近くにある『京都国立近代美術館』で行われている【ゴッホ展】は、タイトルに「巡りゆく日本の夢」とあるように、ゴッホと日本の関係に焦点をあてた展覧会です。
今まで、ゴッホといえば、力強いタッチの「ひまわり」や南仏で描かれた「夜のカフェテラス」や「ラングロワの跳ね橋」「ローヌ川の星月夜」「星月夜」などが好きで、そのような作品に目が向いていましたが・・・
日本(ジャポニズム)や浮世絵などが、ゴッホの独特な画風に影響を与えていたことを取り上げた企画展が関西でも見られると知り、楽しみにしていました。
ーゴッホ展 巡りゆく日本の夢ー
会場:京都国立近代美術館
会期:2018年1月20日(土)~ 3月4日(日) -
多くの方は既にご存知のことで、今更なのですが・・・ゴッホは27歳で画家になり、32歳のときにパリに移住。当時話題を呼んでいた印象派画家と出会い、鮮やかな色彩表現に心を奪われました。またその当時パリで流行していたジャポニスム(日本趣味)を通してゴッホは浮世絵と出会います。
ゴッホは浮世絵を模写することで、その構図、色彩感覚、平坦なタッチで描く描画技術を学んでいったそうです。そしてゴッホらしい力強い筆致が出始め、厚塗りもこの頃から目立つようになったといいます。 -
国立近代美術館の前には、開催しているゴッホ展の広告板が立てられていました。
南仏アルルで描かれた明るい色調の作品「アイリスの咲くアルル風景」や・・・ -
「寝室」などの作品が使われていました。
ゴッホは、鮮やかな浮世絵を見て、日本は明るい陽光がさす南仏アルルのような場所だと思い込んでいたそうです。そしてアルルに住まいを移したそうですが、そのことを綴った書簡がゴッホ展のパンフレットに紹介されています。
われわれは日本の画家を愛し、
その影響を受けている。
印象派の画家たちは皆そうだ。
それならなぜ日本へ、
つまり日本にあたる南仏に
行かないでいられるだろうか。
ちょっと信じがたいことですが、この書簡を見ると、ゴッホが日本を理想郷として夢見ていたのは事実のようで、とても興味深いことでした・・・。 -
ゴッホ展は、もう京都での開催期間の後半に入っているのに、大変な人気で会場内はかなり混雑していました。
展覧会では、ゴッホの作品約40点だけでなく、モチーフとして使われた浮世絵など、日本との関わりを示す作品が数多く展示されていて、とても興味深く鑑賞できました。
また、日本にある作品「水夫と恋人」とゴッホが弟のテオに送った手紙に描かれていたラングロワの橋のスケッチから、失われたゴッホの幻の作品《恋人たちのいるラングロワの橋》を日本人画家が復元するプロジェクトのコーナーもあり、空が黄色、川の水は緑、道がピンクで塗られた絵が復元されていて、これも面白かったです。 -
ゴッホ展を観たあと、せっかく平安神宮の近くまで来ていたので、久しぶりに平安神宮に立ち寄ってみることにしました。
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土曜日だというのに平安神宮は驚くほど空いていて、ちょっとびっくり!
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観光客が少なかったので、ゆっくり大極殿(外拝殿)で参拝し、
白虎楼の朱塗りの美しい建物の奥にある、
回遊式庭園『神苑』で観梅しようと入口へ。
でも受付で「梅はちらほら咲き始め状態」だと聞き、
入園するのをやめ、予定変更することにしました。
今年は梅の開花が遅れているそうですね~ -
そろそろお昼の時間だったので、友人が予約してくれていた『オ・タン・ペルデュ』( Au Temps Perdu)に向かいました。
このお店は、京都のフランス料理の名店が手がけるお総菜やスイーツ専門店なのだとか。 -
店内、外のテラス席、どちらでもどうぞということだったので、平安神宮の鳥居が眺められるテラス席で食事をすることにしました。
前には白川が流れていて、良いロケーションに気分は上々! -
ランチは、サロン・オーベピーヌの一皿料理で、「キッシュロレーヌ」「ローストビーフ」「サラダオベピーヌ」の3種から選べました。
友人はキッシュロレーヌを、私はサラダオベピーヌをオーダー。せっかくなので、運ばれてきた2皿を並べて写真をパチリ! -
私が選んだ『サラダオベピーヌ』は、アスパラガス、三度豆、アーティーチョーク、根セロリなどが入ったサラダがメインで、サーモンの冷製、ズッキーニの詰め物グラタンと一緒に盛り付けられたもの。人参のスープ、パン、飲み物がセットになっていました。
人参のポタージュスープは人参の甘さとコクが感じられ、サラダもサーモンの冷製もズッキーニのグラタンもどれも美味しく、友人とシェアしながらいただきました。 -
店内では、魅力的なお総菜やケーキなどがショーケースに並んでいて、テイクアウトできるようになっていました。
お総菜もケーキもどれも美味しそうです♪
Au Temps Perdu(オ・タン・ペルデュ)
京都市左京区岡崎円勝寺町64-1 -
場所は変わって、三条大橋まで歩いてきました。
三条大橋の西詰めのたもとに「東海道中膝栗毛」で有名な弥次さんと喜多さんの銅像が立っています。
歴史を辿ると、三条大橋は秀吉により架けられたそうで、江戸を起点にした東海道五十三次はここ三条で終わりでした。他国の人々は三条通を通って洛中に入ってくるようになり、橋の周りは大変賑わっていたそうです。この頃から三条通はメインストリートとして機能していたようです。
話によると、平安京ができた頃は、東西を貫いた三条大路では、貴族の邸宅が並び、当時の道路幅は30mもあったんだそうです。 -
三条大橋から三条通を西に進むと・・・
河原町通と交わり、河原町三条から「三条名店街」のアーケードが続きます。
このあたりには歴史を感じる建物は見当たらず、多くの商店が両側に建ち並んでいます。 -
アーケードを抜けると、三条通は寺町通と交わります。
平安京の頃、三条大路を横切る寺町通は、都の最も東の通りで、道幅32mの大路だったそうです。応仁の乱で荒廃したこの通りを再興したのは豊臣秀吉でした。
秀吉はここに寺院を集め、通りの名も「寺町通り」と改めました。
なんと80ものお寺とその塔頭がこの通りに立ち並び、江戸時代には書物や数珠、文庫、筆、薬などを商う商人や、紙や三味線などの職人たちがこの道沿いに集まり住み、現代の商店街の原形ができたのだそうです。 -
反対側を向くと、歴史を感じるお店「三嶋亭」がありました。
ここは、明治の文明開化華やかなりし頃からの、140余年にわたる伝統を守るすき焼の老舗なんだそうです。 -
京都らしい京町家造りの店構えは界隈のランドマークとなっているのだとか。
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三条通をさらに進むと、御幸町通と交差します。
その角に「アートコンプレックス1928」があります。 -
このテラコッタ色の建物は、昭和3年(1928年)に建築家 武田五一の設計により建てられた「旧毎日新聞社京都支局」のビルで・・・
竣工から70年後の1998年、新聞社の移転に伴い文化的拠点としてリノベーション、「1928ビル」と改称されたそうです。 -
このビルの最上階には珍しい星型の窓が左右2つと、三階には星型に張り出したバルコニーがあります。
この「星型」は、毎日新聞社の社章をモチーフにしたものなんだそうです。
1928という数字も見えますが、竣工した年がビルの名前にもなっているんですね! -
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エントランス前に「Cafe INDEPENDANTS」という木製看板が置いてありました。
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これは、1階部分を外から見たところです。
ここに入り・・・ -
左を見ると、面白いタイル張りの階下に通じる階段がありました。
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踊り場の先にもう一つ階段があり、降りていくと・・・
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このようなレトロムード満点の地下がありました。
建築当時は2階に新聞社があり、3階には映画や演劇を上演するホールとして市民に開かれていたそうです。今でも演劇ホールは残っていて、感動エンターテイメントギア-GEAR-が上演されています。
地下は、当時、高級レストランだったそうですが、今はメインエントランス前にあった看板の「Cafe INDEPENDANTS」というお店でした。 -
お店の入口横の壁に、CAFE INDEPENDANTS(カフェアンデパンダン)の案内がありました。
「カフェアンデパンダンは、長年廃墟同然だった地階を画家大山一行と仲間のアーティストたちが創建当時の姿に復元、そこに新たなデザインを加えて1998年6月に誕生しました。
剥落した漆喰壁画や貴重な辰砂釉タイル、夜勤の新聞記者たちのシャワールームの名残の赤レンガなどは現状のまま保存され、壁側に並ぶ大きなテーブルは、毎日新聞社講堂で長年使われてきたものです。
店名のIndépendantsはフランス語で自主、独立の意。広場のようなオープンで自由な空間、新たな出会いやコラボレーション、京都らしい文化をお客さまとともに生み育てられる空間という願いがこめられています。」 -
中に入ってみましょう。
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天井は配管がむき出しのままで、レトロ感溢れる店内です。
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これが、外の説明板に書かれていた"剥落した漆喰壁画や貴重な辰砂釉タイル"なんですね!
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食事メニューが書かれたボードとキッチン
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奥には、バーコーナーがあります。
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円柱や角柱の剥落した漆喰部分は、遠目にはレトロなデザインのように見えます。
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床には宇宙をイメージしたようなモザイクタイルの模様が施されています。
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ランチを食べたばかりだったので、ここではコーヒーブレイクにしました。
美味しそうなランチやお料理が食べられるようなので、よかったらウェブサイトをご覧ください。
カフェアンデパンダン
住所 :京都市中京区三条通り御幸町東入弁慶石町56
1928ビルB1F
TEL : 075-255-4312
営業時間 : 11:30~24:00
http://www.cafe-independants.com -
三条通は近代期においても京都のメインストリートで・・・
日本銀行京都支店を初めとする金融機関やメディア関連の会社が集まり、商業・ビジネスストリートを形成していたのだそうです。
そして当時の最先端の技術を用いた近代建築も多く建てられました。
その一つの例が左側に見えてきます。 -
この洋風赤レンガの2階建ての建物は「旧 家邊徳時計店ビル」で、正面アーケードの三連アーチがとても印象的です。
明治23年(西暦1890年)に時計貴金属店を創業した家邊徳之助が建てたもので、
現存する本格的商店建築としては最も古い時代のものだそうです。 -
実際、赤レンガが歴史を感じさせ、古めかしくなっています。
大変立派な建物ですが、さらに昔は屋上に避雷針を備えた大変立派な時計台が聳えていたんだそうです。
※時計台は「京都の伝統民家と町家」のサイト http://www.kyobunka.or.jp/tradition/part_one/index.html に掲載されています。 -
現在は、アパレルメーカーの「京都ダマシンカンパニー」となっています。
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通りには、このような昔ながらの紙専門店があったり・・・
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また、こんな今風の「三条メルスリー」というショップがあったりします。
さて、このお店は何のお店でしょう? -
キャンディーショップではありません。実はビーズ(手芸パーツ)のお店なんです。
中に入ると、キャンディービーズ、メタルパーツ、セレクトパーツ、和風パーツなどのアイテムがいっぱいで、めちゃくちゃ可愛いんです!ここでピアスやネックレスなどに加工もしてもらえるそうです。
三条メルスリー
京都市中京区中之町32-1
http://www.sanjo-mercerie.com -
旧家邊徳時計店の斜め前に、町家を改造した「ポールスミス」のショップがありました。
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ポールスミス三条店のウェブサイトには、「昭和初期に建てられた奥行きのあるこの建物は、2フロアーでいくつかの小部屋と中庭を持つ、とても京都らしいつくりをそのまま生かしながらも、英国の象徴である『ジョージ・クロス』をイメージさせる白い壁面と赤い階段が配され、その先に、マルチストライプのガーデンハウスが佇み、日本と英国の文化を巧みに取り入れたインディビジュアルなスペースを作り出しています。」との説明が書かれていました。
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ポールスミスのすぐ先、三条通と富小路通の交差点に建つビルは、「旧不動貯金銀行」で三条通の銀行建築として1915年(大正4年)に建てられたそうです。
現在はSACRAビルで、いくつかテナントが入っています。 -
三条通に面したファサードは、元金融機関のかっちりした印象ですが、入口の上部が丸みを帯び、縦長の窓が並び、モスグリーンの銅版葺の屋根に大きな紋章が飾られています。
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タイタンのショップも入っているのですね~
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柳馬場通と交わるところを左に曲がると・・・
京町屋の一角にブルーのおしゃれなドアが見えてきます。 -
ニューヨークの人気チョコレート店「マリベル」(MarieBelle)京都本店でした。
和洋ミックスの素敵な店構えです♪
京都市中京区柳馬場三条下ル 槌屋町83番地 -
可愛らしい立て看板!!
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出入口となる通路部分が狭く、その奥に建物がある旗竿地になっていて、細い通路を進んで入店します。
入口には、テーブルが置かれ・・・ -
こんなに可愛らしいチョコの詰め合わせ(ブルーボックス)とメニューが置いてありました。
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一粒一粒にメッセージが込められたガナッシュが詰め合わされた『シグネチャーコレクション』のブルーボックス♪ とてもアメリカンな感じです~
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お店に続くブルーで塗られた細い通路の壁
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お店の中に入ると、ミントグリーンを基調にしたおしゃれな内装で、ニューヨークのショップに来たかのような感じがしました。(写真はホームページから拝借)
ここでチョコスイーツを前々から食べたいと思っていたので、友人とイートインのスペースでティータイムにすることにしました。 -
喫茶室は、奥に蝋梅のような黄色い花が飾られた明るい坪庭があり・・・
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アンティーク調の椅子やソファが配置された素敵な空間でした。
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テーブルに置かれたグラスも素敵で・・・
格子戸風の大きな窓からは、表庭が見えていました。 -
注文したのは、期間限定の『ウインターフォンデュ(WINTER・FONDU)』。
少し待っていると、いちごやベリーとともに球体のチョコが真ん中にのったお皿が運ばれてきました。そして店員さんがそのチョコレートドームに温かいホワイトチョコレートソースをかけてくれました。
すると、とろりとチョコが溶け出し、ドームの中から真っ赤な果実とジェラートが顔を出してきたのでした。
数秒のことでしたが、動画を撮りました♪
https://www.youtube.com/watch?v=-DJekWPvPaQ -
このようなデザートに変化しました☆彡
冷たいジェラートととろけたチョコレートの絶妙な組み合わせは絶妙で、友人とシェアして美味しくいただきました♪ -
マリベルを出て、また三条通の街歩きを再開しました。
三条通と柳馬場通の交差点に立つ塔屋は、大正3年(1914年)に竣工した「旧日本生命京都三条ビル」で、建物の一部が保存されたものだそうです。辰野金吾と片岡安の設計による煉瓦造2階建なのだとか。 -
三条通を少し進むと、右手にまた女性好みのショコラ『ベルアメール 京都別邸』が現れました。
ここも是非立ち寄りたいお店ですが、今回は店構えだけ眺めて、入るのはパスし、先に進むことに・・・。 -
お隣に、今では大変珍しい足袋屋さんがありました。
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堺町通が交わるところまできました。
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この場所に、にほひ袋専門店『石黒香舗』がありました。
店先のショーウィンドウには、様々な可愛らしい匂い袋が陳列されていて、友人と「こんなものもあるよ」としばらく見て楽しんでいました。 -
このお店は安政2年(1855)に線香のお店として創業した老舗で、昭和58年に「にほひ袋」専門店に改装したのだそうです。
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お隣には、今風のアパレルショップが・・・。
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三条通をかなり進んできました。
高倉通と交わる角に、「京都文化博物館」があります。
中之島の中央公会堂に似た美しい赤レンガ建築は「旧日本銀行京都支店」だったそうで、東京駅を設計した明治時代を代表する建築家 辰野金吾が設計し1906年に建てられたということです。 -
別館エントランス部分は、赤レンガに白い花崗岩がストライプ状に配されていて、突き出した庇部分が大変凝った造りで、とても素敵なエントランスでした♪
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別館の中に入ってみました。
玄関の風除室の内部の腰板部分に大理石が使われていて、この大理石には、化石が埋め込まれているものがあるのだそうです。 -
上を見上げると、天井が高く吹き抜けになっています。
シャンデリアが吊り下げられている天井は、寄木細工でいろんなデザインが見られます。 -
ここは、銀行窓口だったのでしょうか、金属製のレースのような装飾が施されていて、豪華な造りになっています。
北側の本館では、今『ターナー展』が開催されているようでした。 -
三条通をさらに進むと、東洞院通と交わる場所に、よく似た赤レンガの立派な建物がありました。
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これは、「旧 京都郵便電信局」の建物で、現在は、なんと「中京郵便局」として今でも使われているのだとか。
調べてみると、1871年(明治4年)の郵便制度発足時に、東京、大阪と共に設けられた郵便役所を前身としていて、日本で最も歴史のある郵便局の一つなんだそうです。 -
ウェブサイトによると、この建物は「かつて改築計画が発表され、一旦は局舎の取壊しが決定したが、反対運動があり最終的には、外壁を残したままで内部のみを新築する建築手法(ファサード保存)を用いて改築された。」のだそうです。
取り壊されずに外壁だけでも残ってよかったです!! -
南北を貫く大通りの烏丸通と交わる場所までやってきました。
ここにもよく似た赤レンガの建物がありました。
これは、「みずほ銀行 京都中央支店」で、もとは「旧第一銀行 京都支店」だったそうです。 -
「旧 日本銀行京都支店」、「旧 京都郵便電信局」と似て、とても美しい赤レンガ建築の建物ですが、調べてみると、一度取り壊され、2003年に作られたレプリカなんだそうです。
それにしても、銀行がこのような建物で営業しているとは、古都・京都ならではですね! -
三条通をさらに進むと、「文椿ビルヂング」がありました。
このあたりにかつては、金座・銀座があったそうで、昔から金融街として栄えた町のようです。
このビルヂングは、大正9年に建てられた珍しい木造の洋館で・・・ 当初は貿易会社の社屋として使われ、その後繊維問屋の手に渡り、戦後間もなくはアメリカの文化施設としても使われたそうです。 -
このビルのホームページを見てみると、いくつかこだわったコンセプトが書かれていて、中でも『大人が格好いいということ』という項目に目が留まりました。
「ロンドンの紳士であってもいい。パリのマダムであってもいい。欧米では、大人が格好良く、早く大人になりたいと若者達は切望するもの。大人は憧れの対象で、成熟は賞賛に値する。そろそろ、日本にもそんな空気のまちが生まれてもいいのではないかと私達は考えます。若さの輝きや柔軟さにも敬意を表しつつ、若さに迎合し、それにしがみつく自分を捨てる。独自の審美眼を持つ者の、余裕の大人文化やスタイルを提唱します。」
"大人が格好いい"、そうなりたいものです! -
エントランスを入ると、床はこのようなタイル張りになっていました。
中には、ギャラリー、インテリアショップ、ヘアサロン、レトロパブ、男性着物店、イタリア料理店、アロマショップなど、大人が楽しめるショップが多く入っているようでした。 -
入口を入ったところにイタリア料理店があって、
通路側の壁に木製の装飾用の凹み(ニッチ)があり、コルクが詰められていたり、小さな金属のイスが並んでいる、のかと思ったら・・・ワインの栓を加工したものが並んでいたのでした。 -
奥に、素敵なインテリアショップ「koha Kyoto」もありました。
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時間がたっぷりあれば、中のお店をもっと見てみたい気がしましたが、この時はちらっと覗いただけで、出てきました。
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「文椿ビルヂング」の前には、旅行記でよく紹介されている「伊右衛門サロン」がありました。
「ここもまた別の機会で訪れてみたいね~」ということで、この日の午後の三条通巡りはここで終わりにしました。
かつては京都のメインストリートだったという三条通は、今では道幅も狭くなり、目立たなくなりましたが、昔の賑やかだった頃に建てられた洋風建築・近代建築がまだ残っていて、それらを巡って歩くのが楽しいところでした。
よかったら、おしゃれなカフェもたくさんありますので訪ねてみてくださいね☆
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この旅行記へのコメント (17)
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- ドロミティさん 2018/03/03 10:33:31
- akikoさん格好いいです☆
- akikoさん、おはようございます^^
ゴッホ展と京都の三条通り巡り、とても興味深く拝見しました。
素敵なお写真とご丁寧なコメントで、恰も早春の京都を歩いたかのような
読後感です!
レンガ造りの重厚な旧銀行の建物やレトロ感たっぷりのビル、周りの景観を
損なわないで上手に洋風が取り入れられた町屋etc...
京都イコール神社仏閣と思い込んでいましたけど、お陰様で京都の新たな
見どころに注目です!
今年は久しぶりに京都を訪れてみようかなぁ~(^^♪
"大人が格好いい"私もそういう人なりたい! ドロミティ
- akikoさん からの返信 2018/03/03 21:50:45
- RE: akikoさん格好いいです☆←とんでもないことです〜〜
- ドロミティさん
イタリア旅の旅行記でお忙しいところ、書き込みありがとうございます(*^^*)
私の分は、旅行記を書くほどのものではないのですが、前から気になっていた三条通を歩いてみると、歴史的建造物だけではなく、面白いカフェがあったり、京都ならではの老舗店があったり、可愛らしいビーズ店があったりしたので、たくさん写真に収め、ゴッホ展と一緒に旅行記にしてみました。
> レンガ造りの重厚な旧銀行の建物やレトロ感たっぷりのビル、周りの景観を
> 損なわないで上手に洋風が取り入れられた町屋etc...
> 京都イコール神社仏閣と思い込んでいましたけど、お陰様で京都の新たな
> 見どころに注目です!
そうなんです〜〜 ヨーロッパの古都の旧市街は徹底的に街並みを保存していますが、京都は新しいものと古いものが混在している古都で、、、それでも、最近は街並みを壊さないように、リノベーションするなど工夫はされていて、新たな魅力を生み出しています。
> 今年は久しぶりに京都を訪れてみようかなぁ〜(^^♪
ぜひ〜(^_-)-☆ でも、いわゆる京都の有名な観光スポットはいつも混雑しているので、 観光には工夫が必要みたいです。
> "大人が格好いい"私もそういう人なりたい!
共感してもらってうれしいです^ ^ きっと私はドロミティさんよりずっと年上ですが、一緒に格好いい大人を目指しましょ!!外見だけじゃなく、内面も磨かなきゃ、ね!(笑)
akiko
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- dankeさん 2018/03/02 09:53:33
- 京都観光と東京のゴッホ展に行きました
- akikoさん、
年末年始に京都(観光)、東京に行き、ゴッホ展もみてきました。満員電車のように混んでいました。久々の日本での美術館でしたので、こんなに混んでいるのか、と思いきや母は「普通はこんなに混んでいない。」と。京都でのゴッホ展も大盛況だったのです。企画としてはいいかも、ですがあれじゃゆっくり鑑賞できません。
京都はいつでも素敵ですね。私は八年ぶりに行きましたが、やっぱり良かった~。ご飯がおいしいし、お店もカフェも可愛い。akikoさんの可愛らしい旅行記がさらに可愛さアップええすね😊
- akikoさん からの返信 2018/03/03 06:51:59
- RE: 京都観光と東京のゴッホ展に行きました
- dankeさん
dankeさんもゴッホ展に行かれたのですね!
京都会場も結構混んでいましたが、満員電車ほどまででは・・・
きっと東京では比べ物にならないほどの集客力があるのでしょうね。
せっかくの興味深い企画展なのですからゆっくり鑑賞したかったですね!
久しぶりに京都にもいらっしゃったのですね。
やはり京都は独特の雰囲気があって、どこで食事をするか決めるのも
楽しいですし、おしゃれなカフェもたくさんあって、景色だけではなく
いろんな楽しみを味わうことができますよね〜。
東京は広くて、どこに行くか、何を楽しむか、選択肢が多すぎて
迷ってしまいますが、dankeさんは何をされたのかしら?
また旅行記を見せてもらいますね〜〜。
メッセージどうもありがとうございました♪♪
akiko
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- りぽちゃんさん 2018/03/01 13:44:53
- ゴッホ展と京都の街並み♪
- akikoさま、こんにちは(*´∇`*)
ゴッホ展、見に行かれたんですね〜☆
実は私も昨日、トラベラーのひとぴちゃんさまと一緒にゴッホ展行ってきました!
平日だというのにすごい人で、ゴッホを見ているんだか人を見ているんだか…(笑)
ゴッホは興味深い画家ですよね☆
知れば知るほど楽しくなります。
今回は珍しく花魁の絵も来ていましたし、浮世絵もあってよりわかりやすい内容でしたよね(^_-)
そして、三条通りを散策♪
akikoさまならではの美しいお写真の数々に癒されました(*´ω`*)
それに美味しそうなスイーツのビジュアルにも心をくすぐられました!
梅はまだ咲き始めだったようですが、これからどんどん春に向かっていきますね(≧∀≦)
またステキなお花のお写真も楽しみにしております♪
りぽちゃん
- akikoさん からの返信 2018/03/01 23:41:26
- RE: ゴッホ展と京都の街並み♪
- りぽちゃん、こんばんは☆
コメントありがとうございます(*^^*)
りぽちゃんもひとぴちゃんとゴッホ展に行かれたんですね!
私が行ったのは土曜日で、混み合っていたのは頷けますが、平日でもすごい人でしたか?
駆け込みで行かれているのかな。ゆっくり鑑賞できたらよかったのにね〜
> ゴッホは興味深い画家ですよね☆
> 知れば知るほど楽しくなります。
> 今回は珍しく花魁の絵も来ていましたし、浮世絵もあってよりわかりやすい内容でしたよね(^_-)
今までゴッホの作品に浮世絵風のものがあることは知っていても、絵の構図や平坦で鮮やかな色を使った画風が日本の浮世絵が大きく影響していたなんて知らなかったですよね〜 とても勉強になりました。
> そして、三条通りを散策♪
> akikoさまならではの美しいお写真の数々に癒されました(*´ω`*)
> それに美味しそうなスイーツのビジュアルにも心をくすぐられました!
いつもうれしいコメントを書いてくれてありがとうございます(#^.^#) マリベルはとてもおしゃれなお店だったので、りぽちゃんのような方には超おすすめです♪まだ行かれていないなら、ぜひ行ってみてね!
> 梅はまだ咲き始めだったようですが、これからどんどん春に向かっていきますね(≧∀≦)
> またステキなお花のお写真も楽しみにしております♪
冬が厳しかったので、春が来るのを首を長〜くして待っていました。まだ決めていませんが、春の花を見に行きたいと思っています。また旅行記ができたら、見てね(^_-)-☆
akiko
-
- ネコパンチさん 2018/03/01 10:19:56
- 三条通♪
- akikoさんおはようございます(^^)
わあ、また京都に行かれたんですね(*'▽'*)
三条通、興味深い建物がいっぱいですね!
以前、モントレ京都に泊まった時に
「文椿ビルヂング」周辺は見学しました。
烏丸通りから河原町方面へも途中まで
(京都文化博物館あたり?)は何となく歩きましたが
その先にもいっぱい見どころがあったのですね。
いかにも京都らしい足袋やにほひ袋のお店
町家を改装したブティックや旧毎日新聞社のビルなど
一軒一軒見て歩くのがとても楽しそうです。
実は…来月、いえもう今月ですね、
1泊ですが京都に行くんですよ(#^.^#)
「東山花灯路」を見ようと祇園に宿を取ったので
昼間も祇園の路地を歩き回ろうと考えています。
京都旅行となると、今まではつい欲張って
一度にあちこち行ってしまってました。
でもそうすると一箇所の印象が薄くなってしまうんですね。
だから今回は祇園・東山だけ、
路地という路地を歩き尽くそう!っと決めていました。
でも、akikoさんの旅行記で、三条通にも
激しく心を揺さぶられてしまいましたよ~(笑)
う~ん、どないしましょ?
初志貫徹するか、浮気(!)するか…
しばし楽しく悩んでみます!
ではでは(^^)/~~~
ネコパンチ
- akikoさん からの返信 2018/03/01 23:11:05
- RE: 三条通♪
- ネコパンチさん、こんばんは〜
> わあ、また京都に行かれたんですね(*'▽'*)
は〜い。また行ってきたんですよ〜^ ^
> 三条通、興味深い建物がいっぱいですね!
今は地味めですが、もともとメインストリートだったそうで、その名残りがあるんですね。
> 以前、モントレ京都に泊まった時に
> 「文椿ビルヂング」周辺は見学しました。
そうそう、この時モントレ京都が近くにあるのを見ました!「文椿ビルヂング」の外観も素敵ですが、ネーミング "ビルヂング" って昔風でいいと思いませんか(笑)あの周りにも古い趣のある建物がたくさんありますよね〜
> 烏丸通りから河原町方面へも途中まで
> (京都文化博物館あたり?)は何となく歩きましたが
> その先にもいっぱい見どころがあったのですね。
そうなんですよ(*^^*)
> いかにも京都らしい足袋やにほひ袋のお店
> 町家を改装したブティックや旧毎日新聞社のビルなど
> 一軒一軒見て歩くのがとても楽しそうです。
三条通も見どころが多いんですが、交わる通りにも結構面白い建物があったりして、宝物探しのように散策するのは楽しいですよ♪
> 実は…来月、いえもう今月ですね、
> 1泊ですが京都に行くんですよ(#^.^#)
> 「東山花灯路」を見ようと祇園に宿を取ったので
> 昼間も祇園の路地を歩き回ろうと考えています。
いいですね!!東山花灯路は何度か行ったことがありますが、とっても素敵です☆彡
しかも祇園でお泊りになるんですね!わぁ、楽しみですね〜〜♪
> 京都旅行となると、今まではつい欲張って
> 一度にあちこち行ってしまってました。
> でもそうすると一箇所の印象が薄くなってしまうんですね。
> だから今回は祇園・東山だけ、
> 路地という路地を歩き尽くそう!っと決めていました。
祇園・東山は最も京都らしいところで、どこを見ても絵になる風景だと思います。ぜひネコパンチさんの目線で素敵な京都を歩き、写真を撮ってきてください。高野山や大阪の北浜のネコパンチさんの素敵な写真の数々を見せてもらってファンになったので、花灯路と祇園・東山もとても楽しみです(*^^*) ←プレッシャーかけています??いえいえ、そんなつもりじゃなく本心ですので・・・
> でも、akikoさんの旅行記で、三条通にも
> 激しく心を揺さぶられてしまいましたよ〜(笑)
うれしい言葉をありがとうございます。でも、初志貫徹してください!
もう直ぐですね!素敵な旅になりますように・・・
旅行記楽しみにしています♪
akiko
-
- あまいみかんさん 2018/03/01 07:58:06
- 京都街歩記。
- akikoさん、
おはようございます。
ゴッホ展行かれたのですね~。
今回見送ろうかな~っと考えていたけれど、平安神宮の朱色の鳥居を見たら
なんだか駆け込みで行きたくなりました~。
あの辺りは、そぞろ歩いているだけでも、心浮き浮きする風景がありますね。
白川沿いにあるランチをしたお店、春夏秋冬、透き通った川や柳の枝に風情が
あるので、静かな流れを楽しみながらお外で食べるのもいいですね。
三条通りの新旧取り混ぜての建物見て歩きの記、興味深く見せて頂きました。
じっくり歩くと名建築家の設計になる由緒ある建物が多いのですね。
赤レンガ造りの日銀や郵便局の建物、綺麗だな・・・っと思ってたんですが
きちんとリノベーションされていたのですね。
日銀のアイアンワークの窓口、綺麗で、往時の様子が眼に浮かんで来るよう~。
その脇に、いくつか、ギャラリーの小部屋があるのですが、京都で活動している
若手の作家さんの作品が展示、販売されていて、楽しいですよ。
そんな重厚な建物のある通りを進むと、英国のポール・スミスの
斬新な色合わせのお店があったり、NYのマリベルのお店があったり、
お香の店があったり、伝統と新しさがうまく同居して、面白いですね。
川端通りのマリベルの店へは行った事がありますが、三条のお店は
初めて知りました。
入口に可愛いデモンストレーションがあって、さあさ
奥へどうぞと誘ってくれて、そのカフェ、いいわ~。
チョコ・フォンダンの演出も、アッと嬉しい。
もうすぐ友人と文化博物館ターナー展にに行く予定があるので、
つい、河原町四条や錦市場に急ぐけど、三条通りも散策してみたいと
思います。
娘が置いて行った京都案内を取り出してその辺りの地図を確認してたら
その当時ビーズ手芸にはまっていた娘が書き込んだお店の名前を
発見したり、カフェ巡りが趣味と言う同級生ちゃんと行ったであろうお店などに
花丸がついていたりして、彼女も女子してたんだな~っと、なんだか
懐かしい気持ちになりました。
akikoさんの旅行記で、やっぱ京都って魅力的だな・・・っと思う次第で
あります。
どうも有難うございました。
あまいみかん
- akikoさん からの返信 2018/03/01 22:27:44
- RE: 京都街歩記。
- あまいみかんさん、こんばんは♪
ゴッホについては、大塚美術館に行った時、映画『ゴッホ 〜最期の手紙〜』が紹介されていて興味を持ち、映画を観に行ったんです。それからもっとゴッホのことが知りたいと思っていたところ、この企画展がやってくると知りとても楽しみにしていたんです。
京都での展覧会は3月4日まででもう終わってしまいますが、もし駆け込みで行けそうなら、旅行記でも書いたゴッホの幻の《恋人たちのいるラングロワの橋》の絵の復元プロジェクトも是非見てきてくださいね〜 このプロジェクトは「恋人たちのいるラングロワの橋」をネット検索してもらうと、詳しく紹介されているのでよかったらご覧になってください。
> あの辺りは、そぞろ歩いているだけでも、心浮き浮きする風景がありますね。
> 白川沿いにあるランチをしたお店、春夏秋冬、透き通った川や柳の枝に風情が
> あるので、静かな流れを楽しみながらお外で食べるのもいいですね。
そうなんです(*^^*) 白川沿いには他にもテラスで楽しめるお店がありますよね。春や秋は自然を楽しみながら食事をするのは、気持ちが良くって最高ですね! 私たちが行った『オ・タン・ペルデュ』も電話すれば予約もできるそうです。よかったら、お出かけくださいね〜
> 三条通りの新旧取り混ぜての建物見て歩きの記、興味深く見せて頂きました。
> じっくり歩くと名建築家の設計になる由緒ある建物が多いのですね。
三条通はそれほど注目されていないので、私も最近まで詳しく知らなかったのですが、最も古い商業店とされる「家邊時計店」のことを知り、調べてみると、三条通に見応えある近代建築がいくつか残っていると知りました。しかも行きたかったカフェもあったので、機会があれば訪れたいと思っていたんです。
> 赤レンガ造りの日銀や郵便局の建物、綺麗だな・・・っと思ってたんですが
> きちんとリノベーションされていたのですね。
そうなんです。取り壊し反対運動があったおかげで、建物が残ってホントによかったです。
> 日銀のアイアンワークの窓口、綺麗で、往時の様子が眼に浮かんで来るよう〜。
> その脇に、いくつか、ギャラリーの小部屋があるのですが、京都で活動している
> 若手の作家さんの作品が展示、販売されていて、楽しいですよ。
そうなんですね〜 さすが、みかんさんは博物館には何度も行かれているのですね!
> そんな重厚な建物のある通りを進むと、英国のポール・スミスの
> 斬新な色合わせのお店があったり、NYのマリベルのお店があったり、
> お香の店があったり、伝統と新しさがうまく同居して、面白いですね。
その通りです^ ^ 京都の町並みを壊さず、古い町家を改造して一流のお店が入っていて・・・そんなところがいいですよね!
> 川端通りのマリベルの店へは行った事がありますが、三条のお店は
> 初めて知りました。
川端通りのお店も見るからに可愛いお店ですよね♪
> 入口に可愛いデモンストレーションがあって、さあさ
> 奥へどうぞと誘ってくれて、そのカフェ、いいわ〜。
そうなんですよ。入口でもう心を鷲掴みにされるんです(笑)
> チョコ・フォンダンの演出も、アッと嬉しい。
> もうすぐ友人と文化博物館ターナー展にに行く予定があるので、
> つい、河原町四条や錦市場に急ぐけど、三条通りも散策してみたいと
> 思います。
『マリベル』もおしゃれですし、『ベルアメール 京都別邸』も良さそうです。三条通をぶらぶら歩くだけでも楽しいので、ぜひ!
お嬢さまも同じような場所を歩かれていたそうですね!表紙で使ったビーズのお店の名前も書き込まれていたそうで、私もなんだかうれしくなりました♪
ぼちぼち暖かくなってきましたし、京都へ行くのは楽しみですね☆彡
ターナー展楽しんできてくださいね!
akiko
- あまいみかんさん からの返信 2018/03/03 15:58:55
- 行って来ました~、ゴッホ展。
- akiko様、
あの~、いいね!押すの忘れていました~。
金、土曜日は20時まで開いていると言うので、夕方5時半位に、
なんとか滑り込み~。今回ゴッホはパスしようなんて考えてたけど、
行って良かったです。
今までのゴッホ展と違って、ゴッホの人生を映し出しているような
企画だったからです。
昨年は国芳、国貞、北斎の浮世絵展に巡り合い、とびきり素晴らしい
美人画、役者絵、漫画風スケッチ、北斎の肉筆画、構図も超現代的な
素晴らしい浮世画、木版の北斎漫画の数々に出逢いました。
想像以上の素晴らしさに、昨年は浮かれた気分でおりました~。
そ・し・て
今回のゴッホ展。
アントワープから弟テオの招きでパリに移り住んで住まった所が
画商の屋根裏部屋。そしてそこで画商のコレクションの浮世絵に
出会った~~~~。っと言う説明でした。
そして、浮世絵に魅かれて行くゴッホ。
美人画や浮世絵の風景を見て、もう日本ラヴになってしまったのね。
どこを見ても、何を見ても、日本に重ね合わせてる~。
日本を「理想郷」と考えたゴッホさん。~。
自分は、日本人の眼で、物を見れてるんだ~って手放しで
喜んでる~。
日本のセンスを自分作品に取り入れて。。。
花魁も、アルルの野原のアイリスも、モチーフは浮世絵。
明治の始め頃のフランスの日本ブームが良くわかる書籍の
展示でしたね。納得。
ゴッホのテオや友人ベルナールとの
- あまいみかんさん からの返信 2018/03/03 16:22:10
- お手紙のやり取りも、ゴッホの生きてた証。akikoさんが
- 仰ってたラングロワの橋の絵、日本の女性画家がお手紙や
残存する絵をもとに再現したものなのですね。
日曜美術館でその様子を見た事があったので、いろんな意味で感慨
深かったです。
好きな画家の一人ベルナールさんと交友が深かった・・・っと
あるのも、トテモ嬉しかったし、だからこそ、その絵も再現なったことだし。
橋本関雪さんやゴッホを愛する沢山の日本の方々がお墓参りや
縁りの地を訪れているのも、日本とフランスの芸術との相互作用が
素晴らしいなあ。。。。っと、本当に良い展覧会に出会えたことに感謝。
あんなにも日本に憧れ、日本が好きだったゴッホ。
生きておられたら、日本にご招待したい!!!!
そんなあなたに今、沢山のファンが巡礼に来ているのですよ・・・
って、つい呟いてしまいましたトサ。
akikoさんのおかげで、西洋に追いつけ、追い越せ、だけではない
すてきな昔の日本男子の姿を(浮世絵師も白樺派の方々も画家さんも
出版社の方々も・・・)沢山見れて、あ~、ほんまに良い展覧会でした。
有難うございました。
興奮のみかん(安上がりな女)
三条通りを、そうかそうか、ここがにぎやかな通りだったのねって
思いながら、激込みの四条河原町へと向かいました~。
- akikoさん からの返信 2018/03/03 22:51:07
- RE: お手紙のやり取りも、ゴッホの生きてた証。
- あまいみかんさん、こんばんは☆
ゴッホ展行って来られたんですね!!
うれしいご報告をありがとうございます。
あまいみかんさんは、大阪のみならず、京都・神戸といろんな美術館に足を運ばれて、美術や芸術をご自分の生活の中に取り入れられて、結果、幅広い知識を持ち合わせていらっしゃいます。(お世辞じゃないです!) 先ほど、ドロミティさんに「大人格好いい、そんな大人を目指そう」と書いたばかりなのですが、よく考えてみると、みかんさんが良い見本だということに気づきました!!
> 仰ってたラングロワの橋の絵、日本の女性画家がお手紙や
> 残存する絵をもとに再現したものなのですね。
> 日曜美術館でその様子を見た事があったので、いろんな意味で感慨
> 深かったです。
やはり日曜美術館でご覧になっていらしたのですね。ゴッホの厚塗りのタッチや色使いは、シンプルに見えて真似ができそうだけど、いざ真似をしようとすると、なかなか再現しづらいということでしたね。やはりゴッホは天才だったのですね!
> 好きな画家の一人ベルナールさんと交友が深かった・・・っと
> あるのも、トテモ嬉しかったし、だからこそ、その絵も再現なったことだし。
みかんさんは本当に良くご存知ですね。
> 橋本関雪さんやゴッホを愛する沢山の日本の方々がお墓参りや
> 縁りの地を訪れているのも、日本とフランスの芸術との相互作用が
> 素晴らしいなあ。。。。っと、本当に良い展覧会に出会えたことに感謝。
日本の芸術家や作家の方がゴッホの大ファンであったというのは知りませんでした。芳名録や写真などの資料は混雑していたので、飛ばし飛ばしにしか見れませんでしたが、みかんのおっしゃるように「日本とフランスの相互作用」になっていたのですね。
> あんなにも日本に憧れ、日本が好きだったゴッホ。
> 生きておられたら、日本にご招待したい!!!!
> そんなあなたに今、沢山のファンが巡礼に来ているのですよ・・・
> って、つい呟いてしまいましたトサ。
ホントにそうですね!最後は、自分の絵が理解されず、売れないし、弟テオにこれ以上迷惑をかけられないという思いが自死に追い込んでしまったのではと思うと、気の毒でたまりません。
> akikoさんのおかげで、西洋に追いつけ、追い越せ、だけではない
> すてきな昔の日本男子の姿を(浮世絵師も白樺派の方々も画家さんも
> 出版社の方々も・・・)沢山見れて、あ〜、ほんまに良い展覧会でした。
> 有難うございました。
とんでもないです!!三条通がことのほか面白かったので、調子に乗って旅行記にしただけのことだったんです。わざわざ展覧会を観に行かれたみかんさんはさすがです〜〜(モノクロの日本男子の写真は、確かに素敵でした♪)
> 三条通りを、そうかそうか、ここがにぎやかな通りだったのねって
> 思いながら、激込みの四条河原町へと向かいました〜。
言われてみないと、三条通がかつてのメインストリートだったなんてわからないですよね(笑)
うれしいご報告ありがとうございました^ ^
akiko
-
- cheriko330さん 2018/03/01 01:27:52
- ゴッホ展と早春の京都 ☆:*+
- akikoさん、こんばんは ☆彡
お天気が打って変わり弾丸低気圧が通過中です。
そちらは、いかがですか?
このところ、akikoさんのお姿をあまり、お見かけしないような
気がしていました。どうされているかと思ったら京都へお出かけで
旅行記の執筆で忙しくされていたのですね♪?
ゴッホは何故か興味もあり、好きな画家です。
浮世絵がとても気に入っていたのですよね。
ゴッホに関するテレビ番組も見ますよ。数か月前に
『ゴッホと日本の謎』をNHKでやっていました。
展覧会は4日までなのですね。
いつもながら京都のガイドブックそのもので、きれいなお写真と
共に丁寧な説明で永久保存版になりますね。
三条通はレトロだけど、オシャレなお店が多いのですね。
ゆっくり回りたいものです。
もう少ししたら桜の時期で混雑するので、丁度良い時に
行かれましたね。
また次回も楽しみにしていますね(*^_^*)
cheriko330
- akikoさん からの返信 2018/03/01 21:06:09
- RE: ゴッホ展と早春の京都 ☆:*+
- cheriko330さん、こんばんは♪
昨日は九州地方は台風並みの強風や雨で大変だったようですね!
こちらは夜間に通り過ぎたので、さほどでもなかったのですが、午前中少し強風が吹き電車などのダイヤに影響がありました。3月に台風並みの低気圧が来るなんて、困ったもんですね!!
2月は近江八幡に雛人形展を見に行ったり余呉湖へ出かけたりもしたのですが、あまり魅力的な写真も撮れなくて、旅行記にはしませんでした。友人とゴッホ展へ出かけた日、予定外でしたが三条通の街歩きをしていたら意外と見どころがたくさんあって、旅行記にしたんです^ ^
> ゴッホは何故か興味もあり、好きな画家です。
> 浮世絵がとても気に入っていたのですよね。
ゴッホが自分の画風を模索していた時に、色あざやかな浮世絵を見て「これだ」とハマったみたいですね。今回、目玉作品として出展されている『花魁』は溪斎英泉の《雲龍打掛の花魁》の絵を左右反転した絵とそっくりでした。背景の絵も日本画家の模写の寄せ集めでしたが、ゴッホの作品にとして素晴らしい作品になっていて、本物を見ることができてよかったです!
> 三条通はレトロだけど、オシャレなお店が多いのですね。
> ゆっくり回りたいものです。
おしゃれなカフェもたくさんあります♪ また関西に来られる時に、ご一緒しましょうか^ ^
> もう少ししたら桜の時期で混雑するので、丁度良い時に
> 行かれましたね。
これから京都は一段と観光客が多くなるのでしょうね〜 人があまり行かない場所を探さないと(笑)
この冬は長く寒さが厳しい日が続いたので、春が待ち遠しかったですよね。ようやく花の季節が来たので、どこに行こうか考えるのも楽しみです。
cheri家のお庭の花や木も芽吹いて、春を感じることができていることでしょうね(*^^*) またよかったら紹介してくださいね。
akiko
-
- Rolleiguyさん 2018/02/28 22:52:04
- 新鮮な魅力
- akikoさん
今晩は。日本に生まれ、住んでいるのに、akikoさんの旅行記に紹介されているような、
魅力のある街を見ていないなとつくづく思いました。
外国人がこうした街に異国情緒を感じて訪れるのが分かります。
ゴッホ展、私も見て見たかったと思います。見たいみたいと思いつつ、あの圧倒的な人混みを想像すると躊躇してしまい、いつも後になって後悔します。
引退したら時間が有り余るだろうから、何でも出来る、したい、と思っていましたが、
知人に頼まれて首を突っ込んだところ、傍で見ているのとは違う実態があり、結構楽しみつつも、忙しくもあり、100%自由時間とはなっていません。でも、本当の現役時代に比べれば負担感は軽いので、これから関西方面に行く機会を作りたいものです。
内容が豊富で多彩な、写真も美しい旅行記を楽しく拝見しました。
Rolleiguy
- akikoさん からの返信 2018/03/01 19:58:55
- RE: 新鮮な魅力
- Rolleiguyさん
こんにちは。
引退されてからもご活躍されているのを伺い、とても素敵だと思いました。
いろんな経験を国内外でされ、今、またその経験が活かされているのですね。
私も若い頃は仕事をしていて、結婚し子育てが終わるまでは、自分優先のことや自分のしたい旅ができず、ようやく10年ほど前から趣味に時間を使ったり、自分のしたかった旅ができるようになりました。4トラベルで旅行記を作成し始めたことも、旅をする良いきっかけになっていると思います。
Rolleiguyさんが「魅力のある街を見ていないなとつくづく思いました」と書いてくれましたが、私の場合、ありがたいことに、近くに京都・神戸・奈良など素敵な街があり、今自由な時間がたくさんあるので、いろんな場所を調べたり、雑誌やTVで紹介されている素敵な場所などがあればすぐ行けるようになったおかげだと思っています。Rolleiguyさんは、まだ100%自由な時間になっていないということですが、また是非関西にもいらしてくださいね。
ゴッホ展は、旅行記にも書きましたが、浮世絵を取り入れた作品の外にも、ゴッホのあの独特な画風に日本の浮世絵の色使いや構図が大きく関わっていたということがよくわかり大変興味深かったです。でもあの人混みには引いてしまうお気持ちよく分かります。昨年11月に上演された映画『ゴッホ 〜最期の手紙〜』ご覧になられたでしょうか。日本人画家も含め125名の画家たちの筆でゴッホの絵を再現しながら描かれた“動く油絵”でゴッホの人生が描かれていて、とても面白かったです。もしご覧になっていらっしゃらないなら、DVDになったら、ご覧になってくださいね。
akiko
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