サンティアゴ・デ・コンポステーラ観光付き決定版ポルトガル８日間６日目～リスボン市内～

2018/02/10 - 2018/02/10

　2018年2月5日（月）～12日（月）阪急交通社主催
「イベリア航空利用　北スペインの聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラ観光付き決定版ポルトガル８日間」に参加しました。その１日毎の旅行記です。主な日程は下記の通りです。
1日目　２月５日（月）成田発　イベリア航空　マドリッド乗り継ぎ
　　　　　　　　　　 サンティアゴ・デ・コンポステーラ着・泊
2日目　　　６日（火）≪サンティアゴ・デ・コンポステーラ観光≫　
　　　　　 〇歓喜の丘◎カテドラル〇オブラドイロ広場　
　　　　 　≪ヴィアナ・ド・カステロ散策≫　ポルト連泊
3日目 ７日（水）≪ギマランイス観光≫◎ブラガンサ公爵館
　　　　　 ≪ポルト市内観光≫◎サンフランシスコ教会
　　　　 　 〇ドン・ルイス一世橋◎ポートワイン工場
〇サン・ベント駅◎ポルト市内自由行動　
4日目 ８日（木）≪コインブラ観光≫〇コインブラ大学〇カテドラル
　　　　　 ≪トマール市内観光≫◎キリスト教修道院
　　　　　 ≪ナザレへ≫〇シティオ地区　ナザレ泊
5日目 ９日（金）≪カルダス・ダ・ライーニャ≫〇朝市
　　　　　 ≪オビドス散策≫≪〇ロカ岬観光≫リスボンへ　
リスボン2連泊
6日目 10日（土） ≪リスボン市内観光≫〇ベレンの塔
〇発見のモニュメント〇ジェロニモス修道院
　　　　　 ≪旧市街散策≫〇ロシオ広場〇アウグスタ通り
≪自由行動≫
7日目　　　11日（日）リスボン空港へ
　　　　　　　　　　 イベリア航空利用マドリッド乗り継ぎ帰国
8日目　　　12日（月）成田へ　

エリア リスボン(ポルトガル)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 社員・団体旅行
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 鉄道 観光バス 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: 阪急交通社

　2018年2月10日（土）旅行6日目　観光最終日です。
　午前は皆でリスボン市内観光ですが、午後からはオプションで「シントラ・ペナ宮観光」に行く方もいます。３年前行ったので、今回はパス。でも自由行動というのは高いハードル。事前にマップスミーで調べ、スマホに入れてはいますが、地下鉄に乗って・・・となると、方向音痴の私には無理そう。そもそも地下鉄で方向を間違えずにホテルまで帰り着けるかさえ怪しい。近場でいいかな・・・
　水道橋をくぐります。左手には四季折々の絵画。

　遠くに見える建物までが、「川」と言うことらしいですが、私には海に見えます。

　ベレンの塔
　確かに白くて貴婦人がドレスの裾を広げている姿に見えます。
「テージョ川の貴婦人」と言われるだけあります。美しいです。マヌエル様式のテラスあり。

ベレンの塔 建造物

飛行機がありました。

　発見モニュメントの前の地面　大理石に地図が描かれています。
　「日本が発見された　1541年」
ポルトガル船がこの年に豊後に漂着した年です。
昔「いごよみがえる種子島」（1543年）
「いごよくみかけるクリスチャン」（1549年）と覚えましたっけ。
1541年に漂着なんて記憶にありませんが。

発見のモニュメント モニュメント・記念碑

　アフリカの地図
　人影が気になりますが
　某大陸の方は手で「どけ」というジェスチャーをして、皆をどかせ、写真を撮りました。せめて「excuse me」くらい言えないのかと、後で皆で言い合いました。皆さんその場で言い返せない・・・日本人です。
　今後某大陸の方ではない方が、割り込んで来たら「失礼、私達並んでます」と、英語で言おうと決めました！もっとも割り込んでくるのは某大陸の方達ですから、使う機会がないかも？

発見のモニュメント モニュメント・記念碑

　発見のモニュメント
　こちら側からだと何かわからないでしょう？剣が彫られています。

発見のモニュメント モニュメント・記念碑

　これなら分かります。発見のモニュメント。大航海時代を切り開いた偉人達
　前から順にカラベル船の模型を持つエンリケ航海王子、膝をついてるアフリカ・ポルトガル・帝国を形成したアフォンソ５世、インド航路を開拓したヴァスコ・ダ・ガマ、ブラジルに到達したペドロ・アルヴァレス・カブラル、初の世界一周を達成したフェルナン・デ・マガリャインス（マゼラン）、後ろから２人目日本で布教活動を行ったイエズス会宣教師フランシスコ・ザビエル。

発見のモニュメント モニュメント・記念碑

　反対側は誰だかわかりません。いや言われても知らないと思います。写真同様
日陰の身です。

発見のモニュメント モニュメント・記念碑

　市電の向こうにはジェロニモス修道院。前回は中まで入りましたが、今回は外観だけ。ほんとは中が素晴らしいのに。

ジェロニモス修道院 寺院・教会

向かって左側にも建物があります。

ジェロニモス修道院 寺院・教会

一昨日見た　トマールの修道院と同じ　マヌエル様式の建物

ジェロニモス修道院 寺院・教会

　一番美しい南門
　スペイン人建築ジョアン・デ・カスティーリョによって1518年に造られ、聖母マリア像を中心に、24人の聖人や高位聖職者の像が据えられています。

ジェロニモス修道院 寺院・教会

　聖人と言われても誰が誰やら分かりません。が、レース細工のように繊細な彫刻が見事なことは分かります。ロープや珊瑚が大航海時代を象徴しています。

ジェロニモス修道院 寺院・教会

市電が走っています。

　前回は添乗員さんのご厚意でしたが、今回は阪急さんからのお約束の物。
エッグタルト「パステル・デ・ナタ」ベレンのお菓子

パステラリア パステイス デ ベレン パン屋

トイレを借りるついでに。

パステラリア パステイス デ ベレン パン屋

ケーキ類もいろいろ置いてます。

パステラリア パステイス デ ベレン パン屋

店内の様子

パステラリア パステイス デ ベレン パン屋

このお店「パスティス・デ・ベレン」

パステラリア パステイス デ ベレン パン屋

　熱々が美味しい。皮はぱりぱり、楽しみにしていました。
できればこの前のように、シナモンを振りかけたかった。
　お土産用にとは考えましたが、ぱりぱり、熱々状態が美味しいので、無理とあきらめました。

パステラリア パステイス デ ベレン パン屋

　旧市街散策
　昨日は実際に歩いて。今日は主に車窓から。
　アウグスタ通り、リスボンのシャンゼリゼ。ずらりとお店が並んでいます。後で見に行こうっと。

アウグスタ通り 散歩・街歩き

　ランチはリベイラ市場で自由食。

リベイラ市場 市場

　１階にはフードコート。タコのリゾットが食べたい！
　旅友という女性二人連れが、数日前から喧嘩中らしく、常に別行動してます。
女性一人参加は私一人なので、話しかけやすいみたいで、それぞれ別に接触してきます。

リベイラ市場 市場

　市場の地図もくれたので、見ながら、現物も見ながら探しました。タコのリゾットは別のお店で販売となったようです。お勧めはイカ墨リゾットだそうですが、頭の中に「タコリゾット」とインプットされているので、そのお店を探します。
　

リベイラ市場 市場

　喧嘩してる二人組の一人とタコリゾットとピザをシェア。しっかり割り勘。　
リゾット15ユーロ、ピザ3.5ユーロ。一人9.25ユーロ。

リベイラ市場 市場

　リゾットはちょっと辛めの味付け。女性にはそれぞれ半分こで適量でした。

リベイラ市場 市場

生ハムのお店もあります。

リベイラ市場 市場

フルーツのお店もあります。

リベイラ市場 市場

お花屋さんもあります。

リベイラ市場 市場

アズレージョもあります。

リベイラ市場 市場

トイレマークがかわいい。

リベイラ市場 市場

　ランチの後、エレベーターまではご一緒することにしました。
　彼女Ａはもう一人の彼女Ｂに「付いて来ないで」と言われたそうで、ノープランみたい。職場の友達でもなく、年は同じだけれど、前の旅行でお互い別の友達と来て知り合い、何度か食事などもしたような知り合いだそうです。

　食後のぶらぶら歩き
　凱旋門らしきものからまっすぐ行くとロシオ広場なので、ここにまず行きました。「勝利の門」というそうです。
　リベイラ市場から道沿いにまっすぐです。
　歩きながらＡさんとおしゃべり。「また、香港かシンガポールに出稼ぎに行って旅費を稼がなきゃ」「英語が堪能なのね」「いえ、キャパクラに」

　リスボンの海の玄関口　コメルシオ広場
　ドンジョゼ１世の騎馬像後ろ姿
　
　アルコールが苦手な、昭和生まれの私には、彼女の話が良く理解できません。
「キャパクラってどんな所？今のお仕事は？」「キャパクラって、日本人相手のお店で、お酒を飲んで、お話して。今の会社は事務職、社長が理解ある人で、楽しんでおいでって。」

　反対から見た「勝利の門」
向こうに　ドンジョゼ１世の騎馬像がうっすら見えます。

「あちらでは社員寮があって生活費がかからないです。食事もお客さんが連れて行ってくれるし」「時給はどれくらい貰えるの？」「1000円ちょっとかな？」
日本では、会社以外にも中居さんとか、お水とかでお仕事しているそうです。
今まで知らなかったそんな世界があるのですね。こんな話聞いたことありましたか？初耳でした。勉強になります。

　１日パス券を朝の自由行動中にゲット。６.8ユーロ。エレベーター往復と、地下鉄に１日乗れ、お得です。10.8ユーロ出すと「後１ユーロか２ユーロ持ってないか？」と言われさらに１ユーロ出すと、５ユーロおつりをくれました。この人はちゃんと計算できる賢い方です。レストランで、2.5ユーロ支払うために、5.5ユーロ出すと、おつりは３ユーロ貰えると日本人は計算します。が、出したその0.5ユーロは返されてさらにおつりを2.5ユーロ返されることが多いのです。小銭が重くなり嫌いなのですが。思考回路が日本と違う。代金の2.5ユーロに小銭を足して行って５ユーロにしていく。学校でどうやって教えているのか知りたいです。

１日パス裏

　見つけました。サンタジュスタのエレベーター
　観光客が並んでます。結局30分も待ちました。２基あるのに１基しか動かしません。古いから？省エネ？壊れてる？
　20世紀初頭にエッフェルの弟子のフランス人建築家によって造られました。

サンタ ジュスタのエレベーター アクティビティ・乗り物体験

　高さ45m。レトロです。100年以上動いているのですね。動いていること自体がすごいです。景色が見えないと、文句を言う方が間違ってますね。でも、乗ってから係員にお金を払うせいで、こんなに待つのです。前払いにしてフル回転させてもらえませんかね？せこせこした日本人的発想ですか？
　

サンタ ジュスタのエレベーター アクティビティ・乗り物体験

　中はこんな感じ。２基あるうちの、奥のエレベーターなので、外がほとんど見えません。スカイツリー並みを期待してはいけません。100年以上動いていることがすごいと思わなければなりません。とは言ってもね、30分待ったのですから。３分しか乗れないことにも不満はあります。

サンタ ジュスタのエレベーター アクティビティ・乗り物体験

　上まで３分ほど。街が見下ろせます。バイロ・アルトに通じる連絡橋があり、カルモ教会の裏に出ます。

サンタ ジュスタのエレベーター アクティビティ・乗り物体験

　海も見えます。
　45mも登ったのに、そこにも道路があり、家があり、普通に人が歩いていて、不思議な感じでした。下りは空いてました。
　彼女とはここでお別れしました。40代だそうですが、15歳下のデンマーク人の彼氏がいて、今後あちらで一緒に住むかもとのこと。異次元の世界のお話有難う。
旅そのものが日常ではないけれど、非日常的な数時間でした。

サンタ ジュスタのエレベーター アクティビティ・乗り物体験

　サーカスのように楽しそうなお店
「mundo fantastico da sardinha portuguesa」
イワシの缶詰のお店。１缶7ユーロ。かわいく個包装してくれます。
ただ、たかがイワシの缶詰なのに7ユーロ（1000円）もするのかとも思います。貰った方がそれくらいの価値の物と思ってくれるかどうかも疑問です。
話題作りにはなりますね。

　ロシオ広場からシャンゼリゼ通り？を歩いて行きます。
石畳の模様が素敵。午前中に見たあのお店たちを見て歩きます。

　歩行者天国になっていました。土曜日だから？
すっかり葉を落とした立木が並んでいます。
お店を冷やかした後、Ｍ（地下鉄）のマークを見つけ、地下に下りました。

　ロシオ駅のつもりで地下道へ降りたけれど、駅名が違う。
「レスタウドーレス」駅。エッ？青いラインの駅でした。緑のラインに乗り、赤いラインに乗り換えるつもりだったのに。ここからホテルのある「オライアス」までどうやって行けばよいの？と地図をガサガサ。
　ふむふむ。サンセバスチャン駅まで行き、赤いラインに乗り継ぐのね。

　車内はこんな感じ。土曜昼だからか結構空いています。
行き先さえ間違えなければ、私でもリスボンの地下鉄には乗れるという自信がつきました。分かりやすいです。東京の地下鉄に比べるとね。
　とりあえずホテルへ戻ります。Ａさんがお勧めしてくれた「ヨーロッパ限定オレオ」を買いにスーパーに行きます。

オレオのホワイトチョコかけバージョンと、チョコかけバージョンを２つとも買いました。２個ずつ入りが６袋入った物、１箱2.79ユーロ。写真がアップできませんが。生ハム味プリングルスが今日は安売り　1.53ユーロ。昨日より安いと思うとまた買ってしまいました。
　この紅茶は頼まれたもの。娘達には事前にお土産リクエストを聞きます。それ以外に、買ったお土産いろいろの写真を送り「どれが欲しい」と尋ねると、次女が別の写メを送って来て「これが欲しい」海外生活が長いと、日本語が分からなくなるみたい。どれがと聞かれたら、普通その選択肢の中から選びますよね？改めて別の物を指定してきますか？幸い、このスーパーにはあったし、値段もさほどではないので買いましたが、私も次回からこの手を使いましょう。
　部屋でおやつに京風カップうどんを食べました。お腹に優しいし、海外では醤油味が食べたくなります。

　あれこれ買ったものを誰に上げるか決め、荷造りし、計量したら23kg。ぎりぎりではありますが、空港で計量するとオーバーと出るかも。空港で皆の前でキャリーを開けて荷物を出し入れするのは嫌です。肩掛けカバンに少し移し、荷造りし直しました。最後の洗濯をし、シャワーも浴び、夕食の19:15を待ちます。
　最後の晩餐はホテル内のレストランにて。シーフードスープ。エビの風味です。
　紅茶は3.5ユーロ。お隣のご夫婦が細かいのが重いからというので、全部両替してあげました。0.5ユーロが7枚も並びました。

Ramada by Wyndham Lisbon ホテル

　メインはチキンとポテト。１つ頂戴と言ったら、本当にチキン一つ、ポテトも１本だけ盛り付けてくれました。なかなかジョークのわかるボーイさんでした。もっとも後で、もう１本ポテトを追加し、×マークにしてくれました。彼の美意識なのかもしれませんが、×というのは否定的に思えて。せめて△か〇が良いな。美味しかったですが。

Ramada by Wyndham Lisbon ホテル

　デザートはオレンジ風味のしっとりカステラ。外側のザラザラ砂糖がしつこいです。甘いものは大すきですが、紅茶と一緒でもさすがにこれは残しました。
　ここで明朝の袋入りの朝食が配られました。
　ハムチーズフランスパン、水、ヨーグルト、リンゴ１個。液体物は手荷物にはできないので、一部お腹にしまいました。

Ramada by Wyndham Lisbon ホテル