2007/11/23 - 2007/12/06
3位(同エリア18件中)
ほいみさん
日本を出て8日目、3泊4日のニジェール川下りを終えて、かつての黄金の都トンブクトゥーへ向かう。
写真は、焼き魚を売る少女。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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トンブクトゥーの外港、コリウメのレストラン。
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スープ系?
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ニジェール川の船の切符売り場。
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切符売り場2
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船を降りると、3日ぶりのクルマを見た。
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自転車だ!
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おお、これって「タウニデの岩塩」じゃないの?
サハラ砂漠の奥地にある「タウニデ」から、ラクダのキャラバンで運んで来るのだが、その過酷な過程で何百頭のラクダが死んでしまったという話を読んだことがあった。
トンブクトゥーがその集積地であったことは知っていたが、まさか港でいきなりお目に掛かれるとは!! -
すっげ~、すっげ~・・・と私一人で興奮してた。
ちょっと分けてくれないかなぁ・・・とガイドに聞いたら、トンブクトゥーのマルシェで売ってるよとのこと。 -
市内のホテルまでは30分くらいだったかな。
久しぶりにシャワーを浴びれるし、ベッドに寝れるぞ。 -
リビアの要人がこのホテルに泊まるということで、屈強((たぶん)なSPが周辺をうろうろしていた。
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市内を散歩。
夢にまで見たトンブクトゥーだが今や衰退が激しく、サハラに飲み込まれそうな街であることは知っていた。 -
ロバは現役
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確かに活気はない。
でもこの雰囲気は好きだなぁ。
トンブクトゥーはアフリカの北部を分断するサハラ砂漠の南側。北アフリカの人々やイスラム教徒がサハラを越えるやって来る交易の町として栄えた。
トンブクトゥーはサハラ以南とヨーロッパを含む、サハラ以北の人間と文化の接触点であった。金銀や象牙、サハラの岩塩などの他、奴隷の交易でも栄えた。16世紀にはその富と文化の繁栄はヨーロッパに伝わり、多くの探検家がサハラを越えてトンブクトゥーを目指した・・・ジパングみたいだ。その後西アフリカを経由する通商路が開拓され、トンブクトゥーは衰退を始める。
私は子供頃から地図を見るのが好きだったから、当然「黄金の都・トンブクトゥー」には大いに興味があったし、既に衰退して、今やサハラの砂に埋もれつつあることも知っていた。「黄金の都」から「サハラに埋もれる町」・・・旅心を誘うには最高のシュチエーションじゃないか?
インドのジャイサルメールと似てるね・・・100倍ひなびてるけど。
https://ssl.4travel.jp/tcs/t/editalbum/edit/11150412/ -
いきなり出た~・・・ジンガレベルモスク。1325年に建設されたとあるが、当時のモノがそのまま残ってるのかは知らない。いずれにしても、ヨーロッパ人には、トンブクトゥーが「サハラ砂漠の向こうにある黄金の都」と信じられていた時代だ。
当時のトンブクトゥーにはいくつかの大学と図書館があった。 -
流行りなのか? 頭
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独特な建築様式
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乾いてるね~
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木製のドアーがそれっぽい。
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14-15世紀に、命懸けでトンブクトゥーを訪れたヨーロッパの冒険家たちが滞在した家などが保存されている。
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ブリキ再利用って感じ
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でもおしゃれ
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戦場カメラマンみたいなK氏。
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戦場カメラマンは子供に優しい。
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道路工事中。
市内には舗装道路がほとんどなかったように思う。
季節が良かったのか、その割に砂埃は少なかった・・・っ、日本の我が家の100倍くらい? -
小鳥を撮ったのだけど、水道管の方が絵になった。
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空気が超乾燥してるから、素焼きのツボに水を入れておくと、気化熱を奪われて想像以上に冷たくなる。
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2007年、既に電話屋さんはあった。
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土産物は画一的で面白くない。
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そして「タウニデ岩塩」発見。
デカいの買っちゃおうかとも思ったが・・・ -
500-600gで堪忍してやった
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私は土産物は滅多に買わないが、最近、岩塩にちょっと興味がある。
右が今回買った、タウニデの岩塩。
真ん中は、ダロール(エチオピア)の岩塩。
左は、パキスタンのパハル岩塩。 -
これって、グローバルだったの?
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山羊?
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中心地以外は、ほとんどがこんな街並み。
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こういうところって、下水垂れ流しなんだよね。乾燥してるからあまり汚い感はないんだけど・・・事件は起こった。
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一番若い美女が足突っ込んだ。
こういう時のデジイチの威力は凄いよね。
きゃー・・0.5秒でパシャだもんね。
当然怒られたが、写真は喜んでもらえた。 -
近くの家で洗ってもらったが、臭いのなんのって。
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誰か、この絵の意味を教えてくれ~
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トンブクトゥーといえば、サンコレモスク。
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大したことないって・・・?
この辺りのモスクをイメージのイメージが、あのガウディに与えた影響は大きいんだってよ。 -
複雑な心境・・になる写真。
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ね~・・歩いてるだけで楽しいでしょ。
その貴重な時間を引き裂いてしまう事件は起こった。 -
こういうツアーって、とかく民族ダンスとか無理やり見せられるじゃんね。それって大嫌いなんだけど、この時はは新手だった。
ラクダに乗って砂漠の民に会いに行くツアーが付いていたのだが、30分ほどラクダに揺られていくと・・・・ -
そこは砂漠の土産物屋だった。
こういうのってさ、本当にイヤだよね。無理やりディナーショーもだけど、そんなつまんないもの見せられるよりは、町を歩くだけの方が楽しいじゃんね。
土産物屋前提の格安ツアーならともかく、秘境ツアーってものすごく高いのに、なんでこういうことでポイント落とすかなぁ・・・って毎回、帰りの飛行機の中で配られる「今回の旅行いかがでしたか」的なアンケートには必ず書いておく。 -
暗くなり始めたら、郊外のところどころに怪しい炎が見えた。
おお、トルクメニスタンの天然ガスが燃え続けているという「地獄の門」みたいなものか?
と思って近寄ってみたら・・・ -
ただのゴミ焼きだった。
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翌朝は再び外港のコリウメに行き、そこから対岸に渡る。
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?
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切符売り場
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乾燥地帯で摂れる果物って美味いんだなぁ・・・特にスイカ・メロン系。
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スイカ
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渡し板?
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怪しげな連中が時々見える。
なんだ~、この連中は・・・と思ってったら、この後着いた村には大量にいた。 -
どこまで行くんだろうね
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ロバには生まれたくない
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ランクルやトラックが順番待ちしているので、子供たちの遊び場にもなるし、村人の社交の場でもある。
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子供たちはしつこいぞ~
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子供にモノを上げる時は要注意。
https://youtu.be/e8BmUDi_pKk -
海って知ってるかなぁ?
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ランドローバーも時々見かける
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フロントウィンドウレス?
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あのフェリー・・・?
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向こう岸とを往復している。
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我々もここからはランドクルーザーに分乗して、次の目的地に向かうのだが、この渡し船がけっこう待たせる。
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順番待ち
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やっと我々の番だ。
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一度に2-3台しか乗れないので、やたら時間が掛かる。
ニジェール川の渡し船ですが、前半と後半は違う場所です。
https://youtu.be/nxaE3tR7I5A
ここからはランドクルーザーに乗り換えたので、どんな悪路が待ってるか楽しみだね!!
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この旅行記へのコメント (6)
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- ワミさん 2018/02/02 16:47:53
- 岩塩で焼肉食べたら美味しいですよ!
- 是非シホンちゃんとの旅のお供に岩塩を!
ガウディが影響受けた場所とはへぇ~
あの張り紙はここで勝手に用を足すとヘビに噛まれるか打ちますよ!かな?
ロバ働いてますね~
- ほいみさん からの返信 2018/02/02 17:14:50
- Re: 岩塩で焼肉食べたら美味しいですよ!
- 岩塩、うちまで運んできてしまうと削っちゃうのがもったいないです。タウニデ岩塩以外は削りましたけどね。塩の違いが分かるほど繊細じゃないしなぁ。
ガウディが影響うけたとありましたが、実際にここに来たわけじゃないだろうから、スケッチなんでしょうね。言われてみれば、そんな感じもする。
あのポスターに書かれた内容ですが、地元医院の宣伝みたいです。ロバは世界中でこき使われていて、こういうところを旅行してると「ロバには生まれたくないね」が合言葉の様です。
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- くろねこだりゅんさん 2018/01/30 18:09:52
- 憧れのトンブクトゥ
- なかなか行けない場所だから想像力が膨らんで旅人のあこがれの地になるのかな~
うらぶれ具合がちょうど良いのです(笑)
今の時代も現役で貿易中継基地してたら魅力なかったかも…
で、ラクダツアーの先の民族の方々はそろって青いお洋服ですね~
警察の目の届かない場所で御商売するんだったら、いっそうの事トンブクトゥの貴重な文献でも売っていれば後世に残ったのに…と思ってしまいました。闇市場?(笑)
素朴な疑問…海の塩はある程度の暑さで溶けてきますけど、岩塩は溶けださないですよね…何故なんでしょう?
表紙の魚売りの女の子が妙に色っぽいです~(*^。^*)
- ほいみさん からの返信 2018/01/30 21:36:50
- RE: 憧れのトンブクトゥ
- な〜るほど、確かにそうかもしれません。人間(旅人)はなぜか失われていくものや寂れていくものに情緒や魅力を感じちゃうんですよね。トンブクトゥーがそのまま栄え続けて、高速道路でつながり、ハイテク近代化されていたらビジネスマン以外は行きませんね・・・中国語の看板ばっかりだったりして。
この辺りに住むトアレグ人の「トアレグ」は「青い民」の意味もあって、男はやたら青い服を着てます。アフリカって、意外と買うものが無くて、一般的な土産品は大量生産された画一的なものが多く、木彫りの人形なんて、絶対工作機械で大量生産してるよな〜ってものばかり。北海道のクマ?? まぁ、一流ホテルでは本物も売ってるかも。
岩塩はモノによっては溶けます。モンゴルのヤツは知らない間に液体になっていてひどい目に遭いました。今残ってるヤツは、梅雨時に表面がべたつく程度で何とかなってます。
魚売りの女の子・・・目がドキドキしちゃいます。被写体には困りませんが、目線を貰うのは難しいです。
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- gontaraさん 2018/01/30 04:17:40
- ほいみさんが洗ってあげればいいのに!
- ほいみさんの仁徳?
面白いことが付いてきますね。
ラクダツアーの目的地が土産物屋っ判った時には勿論暴れたんですよね♪
でも、記事で読んでると楽しそう。
アフリカ、いいなぁ~
@アイスランド
- ほいみさん からの返信 2018/01/30 14:30:29
- Re: ほいみさんが洗ってあげればいいのに!
- ご婦人のためにそういうことはいとわないのですが、この時は余りにも汚かった上に、水が少なかったです・・・まぁ手伝うフリはしておきましたが。
砂漠の土産物屋、しかも厳つい砂漠の民が押し売りするんですよね。バカバカしくて買えね~や・・って態度を見透かされたらしく毒舌(たぶん)を吐かれたりしてね。
アイスランドですか!
まだ行ってなくて、しかも死ぬまでに行きたい国のひとつです・・・物価、高そう。
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