2007/11/23 - 2007/12/06
2位(同エリア12件中)
ほいみさん
マリツアーは中盤の「ニジェール川下り」に入った・・・・油断してたら、すっげ~面白かった!! 最後に動画がありますので、ぜひご覧ください。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 交通手段
- 船
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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モプティでは船着き場があるニジェール川の近くのホテルに泊まった。治安は悪くなさそうなので夜の散歩。船着き場にはナトリウム灯が点いていて、とんでもない色合いの写真になってしまったのでモノクロ風にした。
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なにやら怪しげな雰囲気だが、ちょっと声を掛けたら、この盛り上がり。
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バマコやセグーでは、写真撮るな・・・と怒られっぱなしだったが、撮って撮って状態。
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イチオシ
いい雰囲気だね~
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イチオシ
楽しい夜の散歩だった。
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今回のメンバーの一人を紹介しておこう。
アマチュアカメラマンのS氏…70歳!
デカいフィルムカメラにデカいレンズを付けて、常に2台を持ち歩く
実はS氏とは、前年のチベットツアーで一緒になって意気投合した。「毎年、アフリカへ手配旅行をしてるんだ、来年一緒に行こう」と誘われていた。で、なぜかこのパックツアーを推薦してくれた・・・どうなった、手配旅行?
で、最初の日記に書いた様に、イエメンから戻ったら11月にもう1回休めそうな雰囲気だったので、直前になって参加を申し込んだってわけ。S氏はこのツアーの最後に離団して、ロバ車に乗って何処かに行ってしまった。
帰国して5年後に群馬県の家を訪ねたら、家の仲はアフリカよりアフリカっぽい。愛車は国際ラリーに自ら参加した時の「ガチガチハデハデ」の「まんまラリー仕様車」 尊敬すべきお年寄りだ。 -
さて、5日目・11月27日は、モプティからトンブクトゥまでの船旅。私は直前参加だったので事前説明会にも出なかったし、船旅って「普通の船旅」かと思ってったんだよね。
3泊4日で、途中はテント泊。 -
これ・・・?
船じゃなくて舟じゃん。
おいおい、本気で荷物やらビールを積み始めたよ。 -
舵取り装置。
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燃料はドラム缶から小分けにする。燃料のドラム缶は船首、エンジンは最後尾という効率の悪さ・・・まぁ、いろいろ事情があるんだろうね。
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客8人+添乗員ひとりに対して、現地スタッフは3人。手厚いサービスが受けられる・・・らしい。
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直ぐに欧米人のグループツアー会ったが、我々の舟もこんな感じでニジェール川を行く。ほとんどの舟がモプティ周辺を遊覧するだけらしく、この後の4日間で我々と同じ様な舟には合わなかった・・・気が付かなかっただけかもしれないが。
写真でも分かると思うが、こんな小さなボートにスタッフを入れて12人が1日中乗ってるのだから、決して快適な空間ではない。トイレ付とあったが、全員が一度使った切りだった・・・っていうか使えなかった。
じゃぁ、トイレはどうしたんだ?? -
え~‥これで3泊4日かよ? とビビったが、動き出してしまうと、もう~これが極楽! 360度の映画を観てる様だ。
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一幅の絵を見るようだ!・・・って、こういうの?
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30分おきくらいに、水辺の集落が登場する。
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川面から見るアフリカだ!
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連続お宅拝見。
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お宅拝見2
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真昼間から幽霊船だって現れる。
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幽霊船の船長。
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積み荷は材木かな。
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これは貨客船かな。これっくらいの船だったら楽そう。
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何が楽しいって、我々の船に、みんな手を振ってくれるんだよね。
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子供岸辺を走って追い掛けて来る。
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こっちも手を振るのに忙しい。
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女の子も・・・
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漁師かな。
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家も舟も水面スレスレ
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おお、ミニジェンネ!
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「泥のモスク」はこの辺りのモスクとしては、マリ共和国政府建設省推薦の建築様式らしく、大小さまざまなものを見た。
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これは素晴らしい!
「泥のシンデレラ城」じゃん! -
規模もかなりデカいで。
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ほぼ全員から「ここを見学したい!」というリクエストがあって、舟は岸辺に近付いたが、遠浅で無理っぽい。ちょっと離れたところに船着き場があって、そこから歩くらしいのだが、時間的に厳しいので船からの見学だけに止まった。
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イチオシ
ここでキャンプすればいいのに!
とも思ったが、キャンプはヒトが住んでない中州などが安全なんだそうだ。 -
わくわくする眺めが続く。なぜか上下をカットしないと絵にならないんだよね~・・・パノラマ写真は嫌いなのに!
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この辺りの女性って、口の周りが黒い…って化粧なんだろうけど、決して魅力度に貢献してないと思うけど。もしかしてそれが狙い?
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脱穀作業かな?
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何をしてるのでしょうか?
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玉ねぎを刻んでる・・・まな板って使わない。
朝・昼ご飯は、このボートの中で作って食べるんだよね。まさか、4トラにアップするなんてことは考えてもいなかったので、船内での食事の様子を写した写真は無い。 -
何がなってるんだ?
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お~鳥の巣?
こんなに目立っちゃって大丈夫? -
って、やっぱ襲われてるじゃん。
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鳥は豊富だったが、草地に紛れてるので写真には難しい・・・船は揺れるし。
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小魚を獲るのに都合がいいクチバシを持った鳥が多かった。
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ヤマセミって感じ?
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魚を獲ってるのかな。
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おお・・ペリカン便!!
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キャンプは人気の無い砂地。説明では中州ということだが、本当かどうかは分からない。川がデカい分、中州もデカいから川の中州に居る実感はない。
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テーブルや椅子も運んで来るのが「秘境パック」だ…お年寄りが多いからね。
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貴重な食事風景の写真だ!
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周辺を散歩すると、アリ塚があったりして。
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朝、鳥の大群が凄かったのだがピンボケ。
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船首に積んだドラム缶に注目・・・燃料ね。
船下り2日目。
3泊4日の船下りといっても、大きな町や天然の見ものがあるわけではないので、川辺の集落に立ち寄るくらいしかない。最初のうちは、「おお、すっげ~、アフリカに触れる旅だぜ!」なんて感動する。
お客を飽きさせないプランって大変なんだなぁ・・・と同情する。 -
生活の場にいきなり舟が入って来る・・・?
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添乗員がお金払ってる。
これで写真を撮っても、個別にチップを要求される心配はない。 -
写真は問題ない
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観光客歓迎の集落なのかな。
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何処の村にも自動車は無かった。
ニジェール川の船が交通手段なんだ。 -
家は川の土で造ってあるのかな。
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川に面した広場がメインストリートかな。
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こんな感じで村に上陸する。
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舵の点検。
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イチオシ
何処に行っても、女の子はおしゃれだ。
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お別れだよ~
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観光客が来るのは貴重な現収入だろうから、村を上げての「おもてなし教育」が行われているのか、本当に気持ちよく滞在できる。スマホ普及したり、ますます金至上主義の世の中になっていく中、このままであるわけがない・・・だろう。
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そうそう、船下りの間、私の指定席はここだ。船の屋根は上っても大丈夫な様になっているのだが、上り下りが大変だし、上はかまぼこ型で不安定。私と添乗員しか上れなかった。
落ちたら、そのままニジェール川だからね。
360度、アフリカが我が物! なんてったって横になれるから、ファーストクラス並みなのだ。船内で「変なヤツ」の自慢話を聞かされてる連中を尻目に、私のニジェール川はひたすら快適だった。
慣れると、昼寝だって出来るんだよ。 -
船長になった気分だ。
ニジェール川下りは1冊にまとめたかったのだが、あまりに思い出が多い。これを「その1」として、次回トンブクトゥー到着までを「その2」とさせて頂きます。
そんなニジェール川下りの様子を動画にまとめてみました。5分半と長いけど面白いと思うよ。
https://youtu.be/aGYqLLnyows
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この旅行記へのコメント (10)
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- M-koku1さん 2018/02/04 01:53:36
- 男の世界
- 初めまして
勝手にフォローしたら フォローして下さって 恐縮です
きっと 趣味に合わないかも
Mとしては ホイミさんのような旅行は
憧れても 実践できないから
読んでいて 面白いな
トイレ事情を 推測するだけでも
これは男の世界だと 諦めちゃう
トイレが嫌で中国にすら行かない
Mより
- ほいみさん からの返信 2018/02/04 12:57:56
- RE: 男の世界
- フォローありがとうございます。
秘境ツアーのほとんどは、参加者がリタイア組です。普通に歩ければ「秘境」と呼ばれるところに連れてってくれるので「卑怯ツアー」とも呼ばれています・・・ホント?? 旅行会社も普通の旅行に飽きた「ちょっと生活に余裕がある」お年寄りがターゲットなので懇切丁寧ですよ。
トイレは慣れしかないかな。「野」の場合は汚いことは滅多にしないから、かえって田舎町で「トイレを使わなきゃならない」時の方がイヤです。確かに中国の田舎のトイレは「圧倒的に最低」ですね。
ほいみ
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- ミータさん 2018/01/24 22:41:12
- リバークルーズ
- あの舟に12名乗って、燃料やテント、食料(ビールも?)等々詰め込んで、
重量オーバーにならないんですね。
現地スタッフたちの写真の背後に「WC」の文字が見えて、
「トイレ付きなんだ」と思ったら、ほとんど使用不能ですか。
まあ、そのまま川に垂れ流しなんでしょうけど。
- ほいみさん からの返信 2018/01/24 23:12:04
- Re: リバークルーズ
- 現地人なら3倍は乗るでしょう。波が無いので意外と快適でした。
あのトイレは汚い以前に危険でした。当然川に垂れ流しなのですが、もうちょっとうまく作れないのかなぁ。
船旅は何回かしたことがありますが、2泊3日が最長だったので、こんなところで記録を更新しました。
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- 猫大好きさん 2018/01/22 09:24:57
- 凄いツアー!添乗員もスゴイ!
- トンプクトゥって声に出してみたら面白い~
こんな内容のツアーを作ってしまう旅行社も
参加する8名もツワモノ揃い!
皆さん 既に変なヤツだと思うワ
ミニ泥のシンデレラ城 近くで見たかった~
それにしても女性が美しい!
皆さんモデル並みの体型
ポンギューポン!うらやましい♪
- ほいみさん からの返信 2018/01/22 10:10:10
- RE: 凄いツアー!添乗員もスゴイ!
- トンブクトゥーって昔は黄金の都として、ヨーロッパ人にとっては憧れの地だったんですよ。ジパングと似てるかな。
この添乗員は、かなり適当で一緒に酒飲んで寝ちゃうし、何処か行っちゃうし、気分が乗らないと説明しないし・・・と普通のツアーの添乗員だったら勤まらない? のですが、こういう旅ではそういう方じゃないと、かえって上手くいかないんですよね。参加者の云うこといちいち聞いてたら自滅しちゃいそう。
最後に書こうと思ってたんだけど、翌年もこの添乗員を指名してのツアーを組んで貰ったんですよ。
アフリカの女性はカッコいいです。またファッションが素晴らしく、カーテンで作ったんじゃないの?みたいな服を着こなしてます。トアレグ族の男はもっとカッコいいです。私なんてブロイラーみたいなものです。
ほいみ
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- らびたんさん 2018/01/21 23:35:05
- これぞアフリカの旅!
- ほいみさん、こんばんは^^
なんという・・・秘境パックってこんなすごいことするんですね!
まさかあの舟に4日も乗ってるとは、
キリマンジャロ以上に事前の健康診断が必須かと思われます。
幽霊船のボロっぷりもすごいし、
車なしでほんとに生活してるとか、
泥のシンデレラ城・・これは行きたかったですね。
ところで中洲のキャンプではワニなんか出ないんでしょうか。
ほいみさんの写真て4トラにUPする気で撮ったでしょ?!
と確信するくらいネタが充実してて毎度すごいです。
今回だとペリカン便とか、襲われてる鳥の巣とか。
今現在はどうなってるんでしょうね?
やっぱり2007年ていい年でしたよ~。
らびたん
- ほいみさん からの返信 2018/01/22 09:54:30
- RE: これぞアフリカの旅!
- 秘境パックって面白いです。個人で行って現地ツアーって手もありますが、欧米人が中心ですから、体力と英語力がないと難しいです・・・っていうか、もっと変なヤツが多いし。トレッキング系だと健康診断書・家族の同意書の提出、何があっても文句言わないよ〜的な同意書、過去の登山歴も問われます。事前の説明会に出席が必須、っていうのもありました。事故は保険でカバーが原則みたいですね。
ある程度のお金があって、2-4週間の休みが取れて健康体、それで普通の旅には飽きてる・・・なんていうヤツばかりなので「変なヤツ」が多いのは当たり前。それをなだめたり、煽てたりしてまとめるのが添乗員の仕事かなぁ。旅行自体は現地旅行会社に丸投げですからね。
写真は学生時代から好きだったし、この数年前からデジイチを使い始めたので写真を撮ることが面白かったです。このツアーは次から次に見どころが表れてシャッターチャンスの連続で、本そういう意味でも。当に面白かったです。
現在のニジェール川下りってどうなってるんでしょうね。ジェンネとか行けるのかなぁ。
ほいみ
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- gontaraさん 2018/01/21 20:51:51
- 船と舟?
- 今更ながら、ほいみさんの旅には憧れますね~
旅と旅行って違いが有るのかな。
泥のモスク、絵になりますね。
何もかもが絵葉書のようです。
ボートの舵取り装置は現在でもあの程度の物ですよ。
燃料タンクとエンジンを離してるって安全対策考えてるのか?
ん? 予備の船外機まで積んでるし、かなりフェールセーフを考えられた安心・安全なクルーズみたいですね。
- ほいみさん からの返信 2018/01/21 22:52:36
- RE: 船と舟?
そうですか? 行き先が楽しいということだけだと思いますが。最近はパック旅行でも十分に楽しめますよ・・・人間が出来てきた!
良く、カヌーから見る景色は地元の川でも全然違う・・・と聞きます。そんな効果なのか、見るものがみんな新鮮でした。大きな船だったらこうはいかなかったのかも。
さすが乗り物…特に船には詳しいですね。ニジェール川の船は、ほとんどがこの形でした。この辺りの都合に合わせて進化した結果なのかなぁ。全体的には貧弱なんだけど、屋根がしっかりしていて、荷物や人間も乗せられるようになってました。
な〜るほど。あの舵やドラム缶には驚きましたが、ある程度は理に適ってるってわけか。
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旅行記グループ 秘境パックで行く、マリ
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