2016/02/27 - 2016/03/03
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Salaamさん
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時は遡る事2016年の年明け間もない1月下旬。
手元に届いたJALのサファイアステイタスカードとJGCカードを眺めながらほくそ笑むワイフ。せっかく手に入れたステイタスなんだからちょっとお出かけしましょうか、と行く事になったバンコク。
バンコクだけであれば無理に行く必要はなかったのですが、ちょうどこの頃、ワイフの従姉がカンボジアに留学しており、そろそろ帰国する予定だったので、これを機にカンボジアへ行こう!となった次第。
カンボジアに旅行、と言うとほとんどの方がアンコールワットを考えるでしょうが、義従姉の留学先はシェムリアップではなく首都プノンペン。カンボジアの「じゃない方」観光を紹介したいと思います!
---前回までのあらすじ---
成田空港のラウンジを満喫し一路バンコクへ。
バンコクに到着した後は義実家へ行くのではなく久々の空港泊コースと言う懐かしい行動。
しかし老いは隠せぬ、悲しいかな昔のように空港のベンチでもどこでも寝れる自分ではなくなっておりましたとさ。
さて、疲れも睡眠不足も解消する事無く目指せプノンペン!
- 旅行の満足度
- 3.5
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 飛行機
- 航空会社
- JAL バンコクエアウェイズ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
空港で宿泊…と言うより、気を張ってしまったようでほとんどできず、仮眠程度でチェックインカウンターへ。
昔はインドの空港でもぐっすり寝れたのに、老いたのかな?
バンコクエアウェイズのカウンター受付開始と共にチェックインします。スワンナプーム国際空港 (BKK) 空港
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我々も係員さんもみんな眠い(笑)
バンコクエアウェイズの素晴らしい事はエコノミークラスの人でもラウンジが利用できるのがいいですね。
でも今回は時間がないのでスキップ。スワンナプーム国際空港 (BKK) 空港
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めっちゃ早朝ですけど結構人がたくさんいますねー。バンコクすげぇ。
こうゆう状況見ると、羽田にしろ成田にしろ、アジアのハブ空港レースは周回遅れ甚だしいなぁ…。スワンナプーム国際空港 (BKK) 空港
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空港の免税店も開店はしておりますが、人通りが少ないこの時間は誰もいません。冷やかし程度の方すらいない状態。
店員さんも眠そうです。スワンナプーム国際空港 (BKK) 空港
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今日の搭乗口はC2A。
数字の後にAが続くあたりでひょっとして?と思いましたが、バスゲート、沖止めですね。個人的にはバスゲートの方が飛行機が近く感じて楽しいので問題ありません。スワンナプーム国際空港 (BKK) 空港
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搭乗が既に始まっているようで、待合室はガラガラ。
ラウンジに寄らなかったので時間に余裕を持ったはずなのに、出遅れてしまったか…。スワンナプーム国際空港 (BKK) 空港
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プノンペンと書いていますが、正確にはプノム・ペンなのかな?
プノムは岡、ペンは人の名前。ペン岡…片岡…そんな感じ?スワンナプーム国際空港 (BKK) 空港
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バスに乗って真っ暗闇の沖スポットまで向かいましょう。
バスもガラガラ。我々意外にはほんの数人しか乗っていません…。スワンナプーム国際空港 (BKK) 空港
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Bangkok Air
ASIA'S BOUTIQUE AIRLINE
ブティックエアラインを自称するだけあって、エコノミークラスでもラウンジサービス提供したり、機内食に力を入れていたり、自社運営の空港を建設したりと他社との差別化にも力を入れていますね。スワンナプーム国際空港 (BKK) 空港
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バンコクエアウェイズ PG927
06:20 バンコク(スワンナプーム)発
07:30 プノンペン着
国際線なんだけどめっちゃ短い。距離的には成田関空とほぼ同じくらいの距離。あっと言う間の距離。スワンナプーム国際空港 (BKK) 空港
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定刻より少し早めに飛行機はプッシュバック。
え?他のお客様は?と聞きたくなるくらいガラガラな状態での出発でございます。
お!あそこに並んでいるのは!
ドゥルック航空とタシ航空のブータン・コンビ!そう言えばブータン行った時も朝早かったですもんね。スワンナプーム国際空港 (BKK) 空港
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滑走路に向かう途中、鷺が編隊飛行していました。
鷺は鷺なりの苦労があるでしょうが、気持ちよさそうでいいなぁ。スワンナプーム国際空港 (BKK) 空港
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うっすらと明るくなってきたバンコクを離陸したら右方向に旋回し、東南東に向かいます。
コクピットからは美しい日の出が見えている頃なんだろうなぁ。 -
最初に配られたのがカンボジアの入国カード。
カンボジアの入国はその昔アンコールワットに行った以来の2回目。
アライバルビザの申請用紙に写真を添付する場所があるのがちょっと気になる…。写真持ってきていないよ…。 -
機内食サービスをお出し致しますで御座います。
まだまだ数列あるからゆっくり…と思っている時間はありません!
ガラガラなのであっと言う間に提供されます。 -
『パッ・ウンセン・ガイ』
鶏の春雨炒めですね。良い味がじっくりと染み込んだ春雨にマイルドなチキンのソースが絡んで美味。春雨にご飯?と侮る事なかれ、結構イケます。 -
イチオシ
ご覧ください、このガラガラ具合。
エコノミークラスは108席中、我々を含めて6人。
なんと搭乗率5%!今までたくさん飛行機乗ってきましたが、ダントツで一番搭乗率の低い飛行機。 -
私「忙しい?」
乗「忙しすぎて倒れそう(笑)」
なるほど、こりゃ忙しいわな。 -
徐々に高度を下げてきました。
朝日に照らされるあれはバサック川かな? -
たった45分のフライト時間、あっと言う間にプノンペン空港に到着。
プノンペン空港も日々拡張と設備更新を進めていますね。
ところでカンボジアと空港と言えば、シェムリアップにほど近いカンダル県に新空港を建設する事を発表したとか。しかも非公開某国の銀行から建設費を借り入れて。そこまでは良しとして、その規模が世界9位の空港を建設するというから驚き。
いやね、確かに観光面でも経済面でもカンボジアは大きなポテンシャルを持っています。でも世界9位は過剰設備。某国も恐らくあの国でしょう。私が危惧しているのはスリランカのハンバントタ港の二の舞になってしまわないかって事。プノンペン国際空港 (PNH) 空港
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航空需要も一定に伸びはするでしょうが、中長期的に考えればカンボジアの国内陸上交通網は一層整備されて便利になるでしょうし、国土の広さや形状を考えると陸路でも事足りる。
観光需要の拡大を加味してもアンコールワットは既に飽和状態にある。
近隣にはバンコク、クアラランプール、香港、シンガポールとアジアのハブ空港と言われる空港がゴロゴロあり、カンボジアには世界的ネットワークを持つ航空会社がそもそも無い。
そんな中で世界9位の空港って!
マジでカンボジア、目を覚まして!!プノンペン国際空港 (PNH) 空港
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熱く語ってしまいました。
ワイフはASEAN諸国国籍なのでビザは不要ですが、私はビザを取る必要があります。怪しい英語の看板に従いアライバルビザの申請カウンターへ進みましょう。
ビザそのものの手続きは簡単。先ほど機内で書いた書類と申請費用を渡すだけで10分もせず完了。
陽気なカンボジア人おっちゃんが手続きしてくれました。
係「何人?」
私「日本人」
係「ポーランド人かと思った」
私「え?」
係「はっはっは、ジャスト カンボジアン モーニング ジョーク」
朝からテンション高めです(笑)
和むわぁ。プノンペン国際空港 (PNH) 空港
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時間帯の問題もあるでしょうが、ガラガラの空港ターミナルで荷物を待ちます。
旅客よりも係員の方が多い…皆さん無言でニコニコしながらこっちを見ています(笑)プノンペン国際空港 (PNH) 空港
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税関も終え、外へ出ると両替やホテル、レンタカー等がズラリと並んでいますが、まだどこも営業していない…。
案内カウンターで市内までの足について聞いてみますが、誰も英語を話せないです。あの中国でさえ、片言なら英語が通じたのに、ここでは全く通じません。すごいなぁ。プノンペン国際空港 (PNH) 空港
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イチオシ
なんとか英語が通じる人を発見し、カンボジアントゥクトゥクに乗る事に。
さぁ、カンボジア旅行の幕開けでございます!プノンペン国際空港 (PNH) 空港
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この旅行記へのコメント (4)
-
- eahawkさん 2018/01/30 19:36:29
- 今年もよろしくお願いいたします!!
- 今回も楽しく拝見させていただきました!
カンボジア実はまだ未踏の地なのです・・・
しかし、ものすごい搭乗率ですね!!
6人て・・・
いつものことなら機種変更を考えたほうが良いように思います(笑)
eahawk
- Salaamさん からの返信 2018/02/01 16:21:29
- RE: 今年もよろしくお願いいたします!!
- eahawkさん、ジャンボ!
2月になってしまいましたが、今年もよろしくお願いいたします。
旧正月期と言う事でご容赦下さい(笑)
6人しか乗っていない飛行機、びっくりですよね!
ATRのようなプロペラ機にしてもまだガラガラな便ですが、聞けば復路のプノンペン→バンコクが大変混雑しているようです。
でも復路満席と仮定して往復合算しても5割の搭乗率…うーん。
いうも混雑プレシジョンエアさんでは想像もつかない搭乗率ですね(笑)
新年はどちらにおいででしたでしょうか?
本年も楽しいアフリカ情報を心待ちにしております。
Salaam
-
- mei1110さん 2018/01/29 22:47:52
- 5%!?
- Salaamさんこんばんは!
表紙の画像、機内一番乗りで撮影されたのかと思ったら驚きの搭乗率だったのですね。
飛行機すいてると嬉しくなるけどここまで人がいないとそれはそれで怖いような。
5%でもフライトキャンセルしないでちゃんと飛ばすなんて偉い!
↑キャンセルされた経験あるので…
カンボジアに世界9位の空港予定、初めて知りました。
そりゃまた…
どう考えても…
カンボジアはそもそも中国べったりの印象が強いので驚きじゃないはずなんですが、その規模はさすがにもう。
目を覚ますというより誰か殴って起こさないと!って感じですね。
殴りかかるカンボジア人はいないのでしょうか。
いよいよプノンペンですね。
15年くらい前に一回だけ行ったときはかなり貧しさ漂う雰囲気でびっくりした記憶があります。
今は発展してるんだろうなあ。
続き楽しみにしています!
mei1110
- Salaamさん からの返信 2018/02/01 16:17:29
- RE: 5%!?
- meiさん、こんにちは!
そうなんです、多分人生で一番低い搭乗率でした(笑)
流石にここまで搭乗率が低いと欠航も視野にあるでしょうが、乗務員さんに聞いた所、折り返しのプノンペン→バンコク便がなかなかの搭乗率だったようです。
でも仮に復路が満席でも往復合算して5割の搭乗率だと厳しいような気もしますね(汗)
果たして世界9位の空港が本当に開港するかは疑問ですが、こんな記事が出ていました。
http://newsinflight.com/2018/01/19/cambodia-to-build-one-of-the-worlds-largest-airport/
なんだか露骨な援助ビジネス(悪い意味で)により新興国を食い物にする国があるのは誠に残念ですね。
恐らく殴り掛かるにも冷静な第三者は「仕方ない」の諦めムードなのではないでしょうか。次の旅行記にも書きますが、カンボジアは圧制を乗り越えた国です。そして現在も独裁となりつつある国です。残念ながら、声を上げても変わらない…的な諦めもあるように思えます。
プノンペンは初でしたが、15年前のシェムリアップと比べたら比較にならないほどの発展でしたよ!
そもそも地方都市のシェムリアップと比較する事が間違いかも知れませんが…。
meiさんのロンドン旅行も引き続き楽しみにしております!
Salaam
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