2017/11/18 - 2017/11/30
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HOUKOUさん
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蛾眉山最終日。
早朝,伏虎寺の散策を楽しむ。
昼前のバスで峨眉山から成都へ移動。
バスのセキュリティチェックで思わぬトラブルが。
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(2017/11/25 旅行8日目)
今日は成都までの移動日であるが,朝方峨眉山の名刹伏虎寺を見学することにしている。
まだ薄暗いうちにホテルを出る。
歩いて行ってもよかったのだが,ホテルのすぐ前のバス停で様子をうかがっていたら都合よく伏虎寺行バスが来た。 -
伏虎寺は,おそらくこの旅一番の味わい深いお寺参観であった。
寺そのものも良かったが,なにより朝早かったため,静寂をつんざくような大声を出す人もなく,本来そうであるべき宗教的静寂性の中での参拝になったことが大きい。
どうも我々の旅というのは,有名な観光地のスタンプラリー的なものになりがちだ。
人ごみにもまれながら,○○人の大声に耳をふさぎたくなる思いをしながら,「今日は世界遺産○○へ行った」と満悦する。
中国の有名な観光地はだいたいどこでもそのような状況なので,お寺や自然などに対峙する場合にセッティングというものがいかに大事であるかということを忘れがちだ。
人であふれた名刹よりも,人の声ひとつない無名寺がよほど情緒があると言っていいくらいである。
そんなことを思うほど,寺は寺らしい雰囲気に包まれていた。
三笑の故事を思い出すような,きれいな渓流に架かったさびた風情の木橋を渡る。 -
聞こえるのは鳥の声だけ。
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本殿である大雄宝殿をはじめ,ほとんどの御堂はこまめに修復して大事に大事に使われていることも,有難い思いがする。
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とりわけ立派だったのは羅漢堂である。
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色鮮やかな大きなクジャクに乗った孔雀明王。
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意図的であろうが,愛嬌のある猫みたいな獅子に乗る文殊菩薩。
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僧坊には生活臭がするが人の気配がしない。
どこか別の場所で朝の勤行でもしているのであろう。
(まさか爆睡しているわけではあるまいW) -
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バスでホテルまで戻り,ホテルをチェックアウト。
長距離移動に備え,麺を食べる。
「紹子面」という初めてみる名前の面があったので,それを注文してみる。
「紹子」とは豚のひき肉炒めのようだ。 -
こうして昼前のバスで成都まで行くことにした。
ところで,バスに乗り込む際にトラブル発生。
飲みかけの白酒をスーツケースに入れておいたのだが,係のおじさんから引き留められ「バスへの持ち込みはできない」といわれる。
それは中国でも日本でもよく見かける,思い込みが激しい融通がきかなそうなおじいさんであった。
なにを馬鹿なことを言っているんだ,「これはただの白酒ではないか」と当然反論する。
これまで何十回となく,中国でバスや鉄道を利用してきたが,酒の持ち込みが問題になったことは一切なかった。
もしバスへの酒持ち込みができないとしたら,観光地での名物の地酒など買えないではないか。
どんな観点から考えてみても,このおじさんの言っていることは理不尽にしか思えない。
おじさんは頑として譲らず,なにか預かり証みたいなものを取り出し,これを書きなさいという。
もう面倒くさくなって,「あなたにあげるよ」と言ってバス乗り場へ向かう。
剪票口近くのベンチに座っていると若い女性が近づいてきて,スマホで英文を私に見せる。
「今度峨眉山へ来た際に酒は返します」とある。
遅まきながら,私が外人だということに気づいて,この女性にメッセージを頼んだのだろう。
相変わらず何かの錯誤があるとしか思えず,憮然とした表情で頷くしかなかった。
しかし,重慶・成都の地下鉄のセキュリティチェックを何回も受けているうち,これがまんざら頑固じじいの思い込みではないのではないかと思うようになった。
最近中国全土でチェックが厳しくなったのか,それともこの地方のローカルなルールなのか,液体の中身までチェックされるのである。
たとえばミネラルウォーターを持っていた場合,レーザーを当てられ,中身が本当に水かどうか検査される。
では酒はどうかと,後に成都の地下鉄で試してみた。
飲みかけではなく,買ったばかりの白酒である。
チェックの係員に白酒を手渡す。
係員は酒瓶のふたをじっと見て,未開封であることを確認して通してくれた。
少なくとも未開封の酒はOKらしい。
中国の長距離バスではそのほかにもいろいろ珍しい体験をすることがある。
このバス,途中のバスセンターで客を乗せたまま洗車ブラシをかけていた。
その峨眉山市城北バスセンターで長い時間客待ちをしてやっと出発。 -
四川省というだけあって川が多い。
しかもそれぞれが大河といっていいほどである。
これだけ内陸にありながら,これ程の川が流れているとはさすが中国である。 -
バスは13時ごろ成都「新南門汽車站」に到着。
峨眉山を早めに切り上げたのは,このバスターミナルからバスが出ている「黄龍渓古鎮」でも行こうかと考えたからだ。
しかし,今後の成都観光スケジュールを考えた場合,時間にあまり余裕がない。
それにいささか古鎮には食傷気味であるのでやめた。
「新南門汽車站」は,市中心部からアクセスが良くなく,地下鉄駅から少し遠いと聞いていた。
しかるに,すぐ近くに地下鉄の「新南門站」の表示が目に付いた。
前回のフフホト旅行から,紙の本のガイドブックは一切持ってきていなくて,基本となる資料は図書館から借りた少し古めの「地球の歩き方」をPDF化したものだ。
それでは少し資料が古すぎるのではと思い,新しそうな地下鉄路線図の画像データもダウンロードしてタブレットに入れている。
しかしその地下鉄路線図にさえ,この地下鉄駅は記載されていない。
驚くべき中国のインフラ整備の速さである。
ホテルがある「騾馬市」までは一回乗り継がなくてはいけない。
もちろん成都東駅で予め買っておいた「天府カード」を使用する。 -
今日から5泊する「成都帝盛君豪酒店(ドーセットグランド成都)」。
気持ちよく過ごせそうである。
バスタブもついており,そこから夜景も望めそうだ。
地下鉄1号線と4号線が交わる「騾馬市」駅から至近なので,市内の移動は便利なのだが,周りは繁華街という雰囲気でもなく規模の大きなスーパーや気軽に入れそうな料理屋も少なく,その点少し物足りない。 -
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